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16.アランの事情 ①
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東の辺境伯ハインリヒ・ラーゲルレーヴの三男として生まれたアランは妾の子だった。
辺境伯には正妻との間にすでに2人の息子がいたが、溺愛する妾が男子を産んだことを喜んだ。だが、アランの実母は体が弱く早世。物心ついてからラーゲルレーヴ邸に引き取られたアランに待っていたのは地獄だった。
自分に向けられることのない愛情を一身に受けたアランの母。激しく憎悪していた正妻にとって、生き写しのようにそっくりなその息子に憐れみが向けられるわけがなく。ましてや、辺境伯家の特徴ともいえるセルリアンブルーの美しい髪を引き継いだのが、よりにもよってアランだけだったのも状況を悪化させた。
ハインリヒは妻によくよく言って聞かせた。もちろん、妻もバカではない。夫の前では貞淑な妻を装い、アランを我が子同然に育てるから心配はいらないとほほ笑み、夫に安心と信頼を植え付けたのだ。
軍の統制や遠征などで家を空けることが多いハインリヒに代わり、家を取り仕切るのは正妻だった。
父がいない間のラーゲルレーヴ邸では、正妻によって絶え間ない折檻が行われた。母親の背を見て育つ兄2人からも当然のごとく暴力を振るわれる。中でもアランの髪色は常に標的にされ、ハサミで切られる日々。短く切り揃えても気に入らないことがあるとハサミを持ち出し、アランを必要に追い回したのだ。
『おまえなんて生まれてこなければよかったのに! 死ね死ね死ね死ね!』
『なぜおまえがその髪色で生まれてきたんだ。許さない!』
──僕は生まれてきたことが罪なの? 何もしていないのに、存在することすら許されないの?
見かねた乳母がアランの髪を黒く染めることでおさまったが、息をひそめてやり過ごしたところで、兄たちのいじめは年を重ねるごとにエスカレートしていく。
幼いアランは悪意を浴びながらも耐え忍んだ。父が帰ってくるまでの辛抱だ。そう思って歯を食いしばる日々だったが、我慢強いアランに正妻がしびれを切らしてしまった。
『おまえ、私のことを睨んだわね? その反抗的な態度はしつけた乳母のせいだわ。罰として、おまえの乳母の目をくり抜いてやる。そこで見ていなさい』
両腕を軍人たちに押さえつけられる乳母。正妻はペーパーナイフを手にすると乳母の瞼を押さえるように指示をした。口に詰め物をされ、呻く乳母の瞳からは止め止めなく涙があふれていた。
『やめてっ!! お願いだからやめて! ああ、奥様、お許しください、お許しくださいっ! 僕の目をくり抜いてください……! ああ、やめて、そんな……ああああああっ!!』
──僕のせいで、僕のせいでっ!
恐怖と絶望とで気が高ぶりすぎた結果、幼いアランは意識を失ってしまう。正妻はそれを見て胸がすき、乳母を解放したのだった。自分のベッドで目を覚ましたアランの前に、号泣する乳母がいた。
『お坊ちゃま! ああ、目を覚まされてよかった。何も心配いりませんよ、お坊ちゃまは何も悪くありませんからね。私もどこも怪我をしていませんから、もう泣かないでください』
憔悴した様子の乳母はアランの涙をぬぐい、優しくほほ笑んでいた。自分のせいでひどいめに合わせてしまったと謝ろうとしたアランだったが、心因的な負担がかかり過ぎた結果、声はすでに出なくなっていた。
見かねた古参の家臣たちはアランをラーゲルレーヴ邸から出すことを決めた。留守にしているハインリヒの覚えをよくしたい思惑もあったかもしれないが、幼いアランに同情した家臣も少なからずいたのかもしれない。
こうしていくつかの候補が上がった中、最終的に白羽の矢が立ったのがディーク・シュルテンの元だった。山奥にある彼のところなら辺境伯家の目に触れることもなくなる。 剣技を求めて人が集まる場所でもあり、軍人が多い場所だから正妻が何か仕掛けようとしてもあそこほど安心な場所はない。髪を染め偽名を使えば、力をつけるまで隠れられるだろう。
古参の家臣は正妻にはアランをうまく厄介払いしましょう、と話をつけてくれた。息をひそめるに生きていたアランは14歳になり、ようやく辺境伯家から離れられたのだ。食事も満足に与えられなかったアランは、成長期前で線が細い少年だった。
『自分を守る力を得るのですよ』
そう叱咤し送り出されたアランだったが、その目は濁り、少年らしさは影を潜めていた。深淵を覗くような欝々とした雰囲気は、すでにいくつかの戦場を渡り歩いてきた兵士のようだった。
剣術稽古には真面目に取り組んでいたが、過剰防衛気味でディークや老軍人たちも心に負った傷を心配していた。もちろん、百戦錬磨の老軍人たちがちゃんと止めるから問題はなかったが、失声症のアランはコミュニケーションが圧倒的に不足していることも否めない。皆が心配しながら見守っていた。
一方その頃、幼いシャルロッテは老軍人の“夜の森には金色の蛇がいる”という作り話を真に受け、ディークにせがんで夜の雑木林にしゃがんでいた。見つからない蛇をあきらめて帰ろうと思っていた時、ひとりの少年がふらふらと歩く姿が目に入った。泣きながら歩く少年の姿は異様だった。
「おじいちゃん、あの子どうしたのかな?」
「シャルや。話しかけてはならん。見守るんだ」
シャルロッテは泣きながら歩くアランの後をついていった。ふらふらと森を徘徊すると、寮へと戻り、ベッドの中に潜り込む少年。
布団をかぶってからもぐずぐずと泣く少年のベッドに入り込み、シャルロッテはずっと慰めた。小さな手で頭をなで、その手をぎゅっと握りしめた。
「あなたはいいこ、いいこ。何も心配しないで、ゆっくりねんねよ。大丈夫、大丈夫」
(誰……? あったかい……)
アランが落ちつく様子を見て、ディークもシャルロッテに通っていいという許可を出す。シャルロッテは毎晩のようにアランの元へ通った。
夢と現実の境界線があいまいになってきた頃、アランは自分が夢遊病であることを自覚した。夜になると自分の体を自分で見下ろしているかのような不思議な感覚があったのだ。
(あれは誰だ?)
小さな幼女が自分の後を心配そうについてくる。ベッドに入って泣いている自分をずっと慰めてくれている幼女。そのうち寝息を立てて寝てしまった。すやすやと眠る彼女は天使なんだろうか。
日中は厳しい鍛錬をこなす日々。悪夢を見ないように無我夢中で剣を振り、体術を学んだ。
毎晩来る、あの幼女が誰なのかも判明した。
シャルロッテ・シュルテン、4歳。ディーク元大佐のお孫さんでシャル、シャルと鬼軍人たちに可愛がられているマスコット的存在だ。午前中、あの子がいつも眠そうに舟をこいでいるのは俺のせいだろう。
その日も、悪夢を見て汗びっしょりで目をあけると、目の前にシャルロッテがいた。
「あっ。おにいちゃん、起きちゃった?」
「……」
言葉がのどに張り付いて出てこない。
「まだ夜だよ。いいこ、いいこ、あなたはいいこ」
ああ、こんなもみじみたいな小さい手でもあったかいんだなと思うと、アランは泣きたくなったのだ。
(14歳にもなって泣くなんて……)
情けなく思ったアランだったが、ぽろっとこぼれた涙を4歳のシャルロッテの小さな指がぬぐう。
「シャルもね、去年たくさん泣いたんだ。大丈夫、大丈夫。悲しいことはうすれていくからね」
老軍人たちに言われた言葉なんだろうか。
(そうだ、この子は去年両親を亡くしたはず……。こんな小さな子も前向きに生きているんだ。俺だって、いつまでもうじうじしているわけにはいかない)
半年が経った頃、アランはぐっすり眠れるようになっていた。幼いシャルロッテをそろそろ解放してやらないといけない。寝かしつけに来たシャルロッテに、アランは言った。
「ありがとう。明日から自分のベッドで寝てね」
言葉を発したのは7年ぶりのことだった。
辺境伯には正妻との間にすでに2人の息子がいたが、溺愛する妾が男子を産んだことを喜んだ。だが、アランの実母は体が弱く早世。物心ついてからラーゲルレーヴ邸に引き取られたアランに待っていたのは地獄だった。
自分に向けられることのない愛情を一身に受けたアランの母。激しく憎悪していた正妻にとって、生き写しのようにそっくりなその息子に憐れみが向けられるわけがなく。ましてや、辺境伯家の特徴ともいえるセルリアンブルーの美しい髪を引き継いだのが、よりにもよってアランだけだったのも状況を悪化させた。
ハインリヒは妻によくよく言って聞かせた。もちろん、妻もバカではない。夫の前では貞淑な妻を装い、アランを我が子同然に育てるから心配はいらないとほほ笑み、夫に安心と信頼を植え付けたのだ。
軍の統制や遠征などで家を空けることが多いハインリヒに代わり、家を取り仕切るのは正妻だった。
父がいない間のラーゲルレーヴ邸では、正妻によって絶え間ない折檻が行われた。母親の背を見て育つ兄2人からも当然のごとく暴力を振るわれる。中でもアランの髪色は常に標的にされ、ハサミで切られる日々。短く切り揃えても気に入らないことがあるとハサミを持ち出し、アランを必要に追い回したのだ。
『おまえなんて生まれてこなければよかったのに! 死ね死ね死ね死ね!』
『なぜおまえがその髪色で生まれてきたんだ。許さない!』
──僕は生まれてきたことが罪なの? 何もしていないのに、存在することすら許されないの?
見かねた乳母がアランの髪を黒く染めることでおさまったが、息をひそめてやり過ごしたところで、兄たちのいじめは年を重ねるごとにエスカレートしていく。
幼いアランは悪意を浴びながらも耐え忍んだ。父が帰ってくるまでの辛抱だ。そう思って歯を食いしばる日々だったが、我慢強いアランに正妻がしびれを切らしてしまった。
『おまえ、私のことを睨んだわね? その反抗的な態度はしつけた乳母のせいだわ。罰として、おまえの乳母の目をくり抜いてやる。そこで見ていなさい』
両腕を軍人たちに押さえつけられる乳母。正妻はペーパーナイフを手にすると乳母の瞼を押さえるように指示をした。口に詰め物をされ、呻く乳母の瞳からは止め止めなく涙があふれていた。
『やめてっ!! お願いだからやめて! ああ、奥様、お許しください、お許しくださいっ! 僕の目をくり抜いてください……! ああ、やめて、そんな……ああああああっ!!』
──僕のせいで、僕のせいでっ!
恐怖と絶望とで気が高ぶりすぎた結果、幼いアランは意識を失ってしまう。正妻はそれを見て胸がすき、乳母を解放したのだった。自分のベッドで目を覚ましたアランの前に、号泣する乳母がいた。
『お坊ちゃま! ああ、目を覚まされてよかった。何も心配いりませんよ、お坊ちゃまは何も悪くありませんからね。私もどこも怪我をしていませんから、もう泣かないでください』
憔悴した様子の乳母はアランの涙をぬぐい、優しくほほ笑んでいた。自分のせいでひどいめに合わせてしまったと謝ろうとしたアランだったが、心因的な負担がかかり過ぎた結果、声はすでに出なくなっていた。
見かねた古参の家臣たちはアランをラーゲルレーヴ邸から出すことを決めた。留守にしているハインリヒの覚えをよくしたい思惑もあったかもしれないが、幼いアランに同情した家臣も少なからずいたのかもしれない。
こうしていくつかの候補が上がった中、最終的に白羽の矢が立ったのがディーク・シュルテンの元だった。山奥にある彼のところなら辺境伯家の目に触れることもなくなる。 剣技を求めて人が集まる場所でもあり、軍人が多い場所だから正妻が何か仕掛けようとしてもあそこほど安心な場所はない。髪を染め偽名を使えば、力をつけるまで隠れられるだろう。
古参の家臣は正妻にはアランをうまく厄介払いしましょう、と話をつけてくれた。息をひそめるに生きていたアランは14歳になり、ようやく辺境伯家から離れられたのだ。食事も満足に与えられなかったアランは、成長期前で線が細い少年だった。
『自分を守る力を得るのですよ』
そう叱咤し送り出されたアランだったが、その目は濁り、少年らしさは影を潜めていた。深淵を覗くような欝々とした雰囲気は、すでにいくつかの戦場を渡り歩いてきた兵士のようだった。
剣術稽古には真面目に取り組んでいたが、過剰防衛気味でディークや老軍人たちも心に負った傷を心配していた。もちろん、百戦錬磨の老軍人たちがちゃんと止めるから問題はなかったが、失声症のアランはコミュニケーションが圧倒的に不足していることも否めない。皆が心配しながら見守っていた。
一方その頃、幼いシャルロッテは老軍人の“夜の森には金色の蛇がいる”という作り話を真に受け、ディークにせがんで夜の雑木林にしゃがんでいた。見つからない蛇をあきらめて帰ろうと思っていた時、ひとりの少年がふらふらと歩く姿が目に入った。泣きながら歩く少年の姿は異様だった。
「おじいちゃん、あの子どうしたのかな?」
「シャルや。話しかけてはならん。見守るんだ」
シャルロッテは泣きながら歩くアランの後をついていった。ふらふらと森を徘徊すると、寮へと戻り、ベッドの中に潜り込む少年。
布団をかぶってからもぐずぐずと泣く少年のベッドに入り込み、シャルロッテはずっと慰めた。小さな手で頭をなで、その手をぎゅっと握りしめた。
「あなたはいいこ、いいこ。何も心配しないで、ゆっくりねんねよ。大丈夫、大丈夫」
(誰……? あったかい……)
アランが落ちつく様子を見て、ディークもシャルロッテに通っていいという許可を出す。シャルロッテは毎晩のようにアランの元へ通った。
夢と現実の境界線があいまいになってきた頃、アランは自分が夢遊病であることを自覚した。夜になると自分の体を自分で見下ろしているかのような不思議な感覚があったのだ。
(あれは誰だ?)
小さな幼女が自分の後を心配そうについてくる。ベッドに入って泣いている自分をずっと慰めてくれている幼女。そのうち寝息を立てて寝てしまった。すやすやと眠る彼女は天使なんだろうか。
日中は厳しい鍛錬をこなす日々。悪夢を見ないように無我夢中で剣を振り、体術を学んだ。
毎晩来る、あの幼女が誰なのかも判明した。
シャルロッテ・シュルテン、4歳。ディーク元大佐のお孫さんでシャル、シャルと鬼軍人たちに可愛がられているマスコット的存在だ。午前中、あの子がいつも眠そうに舟をこいでいるのは俺のせいだろう。
その日も、悪夢を見て汗びっしょりで目をあけると、目の前にシャルロッテがいた。
「あっ。おにいちゃん、起きちゃった?」
「……」
言葉がのどに張り付いて出てこない。
「まだ夜だよ。いいこ、いいこ、あなたはいいこ」
ああ、こんなもみじみたいな小さい手でもあったかいんだなと思うと、アランは泣きたくなったのだ。
(14歳にもなって泣くなんて……)
情けなく思ったアランだったが、ぽろっとこぼれた涙を4歳のシャルロッテの小さな指がぬぐう。
「シャルもね、去年たくさん泣いたんだ。大丈夫、大丈夫。悲しいことはうすれていくからね」
老軍人たちに言われた言葉なんだろうか。
(そうだ、この子は去年両親を亡くしたはず……。こんな小さな子も前向きに生きているんだ。俺だって、いつまでもうじうじしているわけにはいかない)
半年が経った頃、アランはぐっすり眠れるようになっていた。幼いシャルロッテをそろそろ解放してやらないといけない。寝かしつけに来たシャルロッテに、アランは言った。
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