愛言葉は放課後に

aira

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雪の中で見たモノ

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ある雪の日に男はある女に心惹かれた
ある夏の日女はある男に心惹かれた
甘く白い桃を手に互いの想いは交差する


~桃夏side~
俺は四桜 桃夏(シオウ トウカ)今年24
秋葉高校(シュウヨウ)で教師をしている
今日は仕事が休みの為久しぶりの買い物に来ている

「…これで全部か」

俺は来年度新入生の担任を受け持つ事になっている
そのための新しいノートやらの調達だ
今の季節は冬しかも雪が降っている寒いのは苦手…
少し温まろうとカフェに入る
定員に注文し喫煙席の店よりの席につく
少し周りを見渡すと
怖いぐらい綺麗な女が壁1枚隔てて座っていた
雪の様に白い肌に切れ長で琥珀色の目
長い鼻に林檎の様な赤い唇
地毛なのか一切傷んでいないプラチナブロンドのストレート
何もかも綺麗に整いすぎていた
見つめ過ぎたのか女は怪訝な顔で席を立った心做しか残念がっていると

「あの」
「?」
「私の顔に何か付いてますか?」
「は?え、いえ…」
「そうですか…なら
人の事ジロジロ見てんじゃねぇよ!!」
「!!」
「それじゃぁ」

そう言って去っていった女…
…上品で純粋な女を想像していたがそれがなんだ?
始めこそ上品だったが最後は雄々しかった…
器量は当座の花とはまさにこの事だ
俺はとりあえず飲みかけの珈琲を飲み干し外へ
すると先程の女が立っていた
また見過ぎると何か言われると思い歩きはじめるその時女から啜り泣く音が聞こえた
驚きで顔を見ると綺麗な一筋の涙が落ちていた
ここで改めて俺はこの女に一目惚れをした
女は少しすると涙を拭い歩き始めた

「ココであったのも何かの縁…か」


今後も会える気がして俺はその場を後にした
後に苦しくも愛らしい結末が待っているとは知らず
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