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aira

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怒りの矛先

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ん?
なんか…身体重たい…

「…ん…雅…?」
「ほらやっぱりライは俺を求めてるんだよ」
「ちげーよお前は保護者だろ?」
「雷?大丈夫?」
「…雅もローもうるさい…エーは何でいるの?」
「え?雷昨日のこと覚えてない?」
「昨日…あぁ…」
「そう、雷はあの後スグ寝ちゃったからね」
「そうだった…データあれで良かった?」
「充分だよ、ありがとう
それよりね…雷…
いじけて鬱陶しい2人をどうにかして」
「…雅お腹空いた…ロー仕事は?」
「ライ!!すぐ用意するね!!」
「雷羅の為にすぐ片付けた」
「…だって」
「狼牙も雅樹も雷にはかたなしかよ…」
「「お前もな!!」」
「3人ともうるさい…」

そう言うと静かになる3人
その間私は着替えたりご飯を食べたりしていた
しばらく放置すると

「ライ!!」「雷!!」「雷羅!!」
ープチッ
「うるせぇってんだろ!!」

いつもの声とは打って変わってドスの効いた
とても低い声…そう…寝起きの私は最悪なのだ
低血圧に加え力を使うと疲れる為か余計に
それを分かっていながら騒ぐ3人にブチ切れた
「雅樹!!」
「はい!!」
「雅樹は私と何年一緒に住んでんの?」
「え?えーっと…」
「10年だよ!!いい加減にしろ!!」
「狼牙!!」
「!!」
「狼牙は今何してんの?」
「は?えーっと…」
「大神組組長だろ?もっとしっかりしろや!!」
「衛!!」
「はい!!」
「衛は元?」
「情報屋?」
「だったら私の情報しってんだろ!!
お前ら私が大事なのはわかるけど
人の気にもなれや?あ"ぁ"!!」
「「「す、すいません…でした」」」
「分かればいい…」

そう言い切り歩くとッフっと力が抜けた
すかさず雅が支えにくる
「…ま…さ…?」
「ん、お疲れ様さっきはごめんね」
「雷羅…悪かったなゆっくり休め」
「雷?明日今回のお礼にケーキ買ってくるね?」
「…みんな…ごめ…」

そのまま意識を失った

ー雅樹sideー

みんなごめんそう言うと前に意識が途切れたライ
ライは普段大人しく無関心
起きた後とか仕事終わりに不機嫌で
こうして怒ることがしばしばある
怒るとライの目は青紫になって
喧嘩後とか興奮すると赤紫になる
それは狼牙も衛も勿論蜘毒も刃も分かってる
だからたまにこうして怒らせて発散させたりする

「今日はやたら雄々しかったね」
「雅樹の育て方が悪いんじゃね?
何なら俺の家に…」
「いや、狼牙の家の方が口悪くなるよ?」
「衛の言う通りだし、狼牙の家にいて無事?」
「いや、保証出来ねぇ…」
「飢えた男の園だもんね…」

その通り…さてライは寝たし
俺達の仕事をするか…
  
「「雅樹…」」
「ん、このままライはここで寝ててもらうよ」
「これからは僕達の仕事だね」
「そういうこと…相手さんについては?」
「雅樹、組員から情報が上がってる」
「なんて?」
「現役龍姫…風見組のお嬢が探してる」
「そう…衛?」
「えーっとね…風見 美咲(カザミ ミサキ)16
俺らが行ってた黒龍高に通ってる」
「出会いは?」
「恐らくこの間の集会」

この間ライを連れて集会に参加した時か…
ん?でもあの時俺らや後輩に囲まれて
ほぼほぼ表に出てない筈…

俺らは初代の龍神の為孤高の龍神とも呼ばれた
未だかつて俺たちに勝てる奴は居ない
龍姫かよ…笑わせる
前からの胸騒ぎがこの事だったらいいのだけど…
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