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すれ違う仲間
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…ここは?
ー貴方の心
…貴方は?
ー貴方自身
…どうして?一体なにが?
ーそれは貴方が知ってる…をしなければね?
…え?何を?
ーそれは…あら…もうお迎え?早い事…
…お迎え?何?何のこと?
ーまた逢えたら…話しましょ?雷華
「…い…ら…お…」
「ん…?」
「ライ!!」
「おいラぃ」
「大丈夫すか!?」
「…?雅?チー?刃?」
「俺らも入るよ?」
「…ローにエー?皆…ごめんね…」
「それより雷…魘されてたけど…」
「ん?…あぁ…女の人が居たの」
「どんな?」
「赤髪で真紅の瞳だった…」
「!!…ライ?もう少し詳しく話せる?」
「ん、女の人が私の事を雷華って…お迎えがって」
「…雷華…」
「…ごめん皆…私まだ…」
「ん?あぁゆっくり寝てな…」
「また起こすっす!!」
「ん、またね…」
ーー
「雅樹…雷華って…」
「あぁ…ライが力を使ってる時に自分を呼ぶ名前」
「は?そうなの?」
「これは俺と狼牙しか知らない」
「俺は雷羅が切れた所に居合わせて知った」
「一瞬誰の事か分からなかったけどね…
ライが俺達の前で切れたのは5回」
「1回目が俺が見たライの両親を…」
「2回目が俺の姉…依(エリ)を守る為」
「3回目が俺の彼女…姫と間違われ攫われた時」
「4回目が俺が…不甲斐無く囲まれ気を失った時…」
「5回目が母親が俺を殺しかけた時…」
「全部ライは記憶がないんだよ…」
「しかも雷華と名乗って…」
「蜘毒さん…ラぃは二重人格何ですか?」
「可能性としては…でもトリガーが…」
「そうか…は?」
「え?」
「お前…今なんて?」
「え?トリガー?」
「雅樹…正解かもよ?」
「え?ちょっどういう意味っすか?!」
「今ので分かんねぇのか?」
「いや、狼牙さん俺もあかんない」
「はぁ…つまりライは…」
「刃物を見るとトリガーを引くことになる」
「そう…俺が始めてライの力を目にして
ライに説明させた時…包丁を…って言ったんだ」
「じ、じゃぁ!!」
「可能性としては…でも今回の暴走は?!」
「それは…」
ーーpiriririri
「ッチ…悪い」
「あぁ」
「とりあえずラーに誰か付き添えば?」
「そうだね…仕事中は俺が」
「普段は親族の俺だな」
「外出は俺と蜘毒さんっすね!!」
「狼牙は護衛を任せようか?」
「おい!!衛!!」
「なに?」
「今から俺の言うこと調べてくれ!!」
「ちょっと狼牙さん落ち着け」
「狼牙さんどうしたんですか?」
「狼牙…今の冬桜か?」
「!!何故…」
「衛ちょっと狼牙に従って…蜘毒と刃は俺に」
「「はい」」「了解」
恐らくライがこうなったのは冬桜じゃなくて…奨
あの時ライを見る目が
昔ライに向けられた目に似ていた…
「蜘毒…刃…今から榊家に行く」
「え?」
「雅樹さんもしかして…」
「俺が間違えて無かったら…ね?」
ライの伯母が榊に嫁ぎライの話をした…
欲に塗れた夜塒家は榊家に…
夜塒家は狼牙が潰してくれた筈だし…
恐らく奨は気づいちゃいねぇ…
ーpiriririri
噂をすれば…
「はい?」
「雅樹…お前分かってたんだろ!!」
「狼牙そんな怒んな…疑いがあっただけだ」
「衛が少し調べただけでどんどん出てくる」
「やっぱり…ライを着けてた奴の正体は…」
「夜塒の生き残り…今の名前は榊 宮羅」
「あのクソアマ…龍姫だけじゃねぇのかよ」
「お前の方が怖ぇよ…
組に連絡して援護任せたから好きにしろ」
「ありがと…流石狼牙だよ」
「今回ばかりはAと狂鬼の味方だよ」
「通り名で呼ぶなよ…ま、良いけど…それじゃ」
「雅樹さん…」
「試作品を試すには持ってこいだ…」
「お前ら…存分にあばれっぞ!!」
「「オォ!!」」
昔の抗争以来の大暴れ…
蜘毒は新しい機械や薬を試す
流石世紀のマッドサイエンティスト…
刃は凶器の名に恥じない暴れっぷり
俺?勿論原形なんて留めてないよ?
ライが味わった怖さや痛みはこんなものじゃ無い
俺はいくらでも暴れてやる…ライの為に…
これで片付けば良かったのに…
予想より人が少ない…まさか!?
ーpiriririri
「はい」
「雅樹!!」
「どうした?!」
「雷羅が…居ない…」
「は?…蜘毒GPSを!衛は周辺の防犯カメラを!」
「その必要は無い」
鈴の鳴く様なそれでも地を這うような声…
とても愛おしいあの子の声…
ードサッ
玄関からライが歩いて来た
ライの傍で亡骸が何体も転がっていて
亡骸はあの時のライの両親と同じ姿だった
「ラィ?」
「ラーお前…何で赤髪なんだ!?」
「今から…殺す…私の…大事なもの…奪う…」
「あ!!待て!!ライ!!」
そう言って走って行ったライ
やばい…ライが…また…
俺はライをまた傷つけるのか?!
ー貴方の心
…貴方は?
ー貴方自身
…どうして?一体なにが?
ーそれは貴方が知ってる…をしなければね?
…え?何を?
ーそれは…あら…もうお迎え?早い事…
…お迎え?何?何のこと?
ーまた逢えたら…話しましょ?雷華
「…い…ら…お…」
「ん…?」
「ライ!!」
「おいラぃ」
「大丈夫すか!?」
「…?雅?チー?刃?」
「俺らも入るよ?」
「…ローにエー?皆…ごめんね…」
「それより雷…魘されてたけど…」
「ん?…あぁ…女の人が居たの」
「どんな?」
「赤髪で真紅の瞳だった…」
「!!…ライ?もう少し詳しく話せる?」
「ん、女の人が私の事を雷華って…お迎えがって」
「…雷華…」
「…ごめん皆…私まだ…」
「ん?あぁゆっくり寝てな…」
「また起こすっす!!」
「ん、またね…」
ーー
「雅樹…雷華って…」
「あぁ…ライが力を使ってる時に自分を呼ぶ名前」
「は?そうなの?」
「これは俺と狼牙しか知らない」
「俺は雷羅が切れた所に居合わせて知った」
「一瞬誰の事か分からなかったけどね…
ライが俺達の前で切れたのは5回」
「1回目が俺が見たライの両親を…」
「2回目が俺の姉…依(エリ)を守る為」
「3回目が俺の彼女…姫と間違われ攫われた時」
「4回目が俺が…不甲斐無く囲まれ気を失った時…」
「5回目が母親が俺を殺しかけた時…」
「全部ライは記憶がないんだよ…」
「しかも雷華と名乗って…」
「蜘毒さん…ラぃは二重人格何ですか?」
「可能性としては…でもトリガーが…」
「そうか…は?」
「え?」
「お前…今なんて?」
「え?トリガー?」
「雅樹…正解かもよ?」
「え?ちょっどういう意味っすか?!」
「今ので分かんねぇのか?」
「いや、狼牙さん俺もあかんない」
「はぁ…つまりライは…」
「刃物を見るとトリガーを引くことになる」
「そう…俺が始めてライの力を目にして
ライに説明させた時…包丁を…って言ったんだ」
「じ、じゃぁ!!」
「可能性としては…でも今回の暴走は?!」
「それは…」
ーーpiriririri
「ッチ…悪い」
「あぁ」
「とりあえずラーに誰か付き添えば?」
「そうだね…仕事中は俺が」
「普段は親族の俺だな」
「外出は俺と蜘毒さんっすね!!」
「狼牙は護衛を任せようか?」
「おい!!衛!!」
「なに?」
「今から俺の言うこと調べてくれ!!」
「ちょっと狼牙さん落ち着け」
「狼牙さんどうしたんですか?」
「狼牙…今の冬桜か?」
「!!何故…」
「衛ちょっと狼牙に従って…蜘毒と刃は俺に」
「「はい」」「了解」
恐らくライがこうなったのは冬桜じゃなくて…奨
あの時ライを見る目が
昔ライに向けられた目に似ていた…
「蜘毒…刃…今から榊家に行く」
「え?」
「雅樹さんもしかして…」
「俺が間違えて無かったら…ね?」
ライの伯母が榊に嫁ぎライの話をした…
欲に塗れた夜塒家は榊家に…
夜塒家は狼牙が潰してくれた筈だし…
恐らく奨は気づいちゃいねぇ…
ーpiriririri
噂をすれば…
「はい?」
「雅樹…お前分かってたんだろ!!」
「狼牙そんな怒んな…疑いがあっただけだ」
「衛が少し調べただけでどんどん出てくる」
「やっぱり…ライを着けてた奴の正体は…」
「夜塒の生き残り…今の名前は榊 宮羅」
「あのクソアマ…龍姫だけじゃねぇのかよ」
「お前の方が怖ぇよ…
組に連絡して援護任せたから好きにしろ」
「ありがと…流石狼牙だよ」
「今回ばかりはAと狂鬼の味方だよ」
「通り名で呼ぶなよ…ま、良いけど…それじゃ」
「雅樹さん…」
「試作品を試すには持ってこいだ…」
「お前ら…存分にあばれっぞ!!」
「「オォ!!」」
昔の抗争以来の大暴れ…
蜘毒は新しい機械や薬を試す
流石世紀のマッドサイエンティスト…
刃は凶器の名に恥じない暴れっぷり
俺?勿論原形なんて留めてないよ?
ライが味わった怖さや痛みはこんなものじゃ無い
俺はいくらでも暴れてやる…ライの為に…
これで片付けば良かったのに…
予想より人が少ない…まさか!?
ーpiriririri
「はい」
「雅樹!!」
「どうした?!」
「雷羅が…居ない…」
「は?…蜘毒GPSを!衛は周辺の防犯カメラを!」
「その必要は無い」
鈴の鳴く様なそれでも地を這うような声…
とても愛おしいあの子の声…
ードサッ
玄関からライが歩いて来た
ライの傍で亡骸が何体も転がっていて
亡骸はあの時のライの両親と同じ姿だった
「ラィ?」
「ラーお前…何で赤髪なんだ!?」
「今から…殺す…私の…大事なもの…奪う…」
「あ!!待て!!ライ!!」
そう言って走って行ったライ
やばい…ライが…また…
俺はライをまた傷つけるのか?!
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