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aira

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心からの叫び

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結構痛い…そりゃ腕が完全に粉砕されてるからな…
ライ…もう少し手加減してよ…
それでも俺は知っている…
今まで誰でも構わず攻撃的なライ
今回はちゃんとセーブしてた
俺相手に左腕を潰したのも
奨の首を掴みながら命は奪わなかったのも
全部ライの中に俺達が居た証拠で声が届いてた
隣では奨が眠っている…
俺はてっきり破裂に破壊のみと思っていたが
傷を作ったりも出来るみたいだな…

「雅樹さん…」
「蜘毒…悪かったな」
「いえ…ラー大丈夫ですかね?」

力を使った後暫く眠るからな…

「また入院して点滴だな…起きたら説教だ」

笑ってそう言うと蜘毒も笑った
そんな話をしてると
ーガラッ

「雅樹調子はどうだ?」
「失礼します」
「おぉ、狼牙に冬桜」
「その様子だと大丈夫だな…蜘毒…奨は?」
「峠は超えました…何日かしたら目覚める」
「ありがとうございます」
「いや、今回は俺達も悪かった」
「冬桜…雷羅を蜘毒に預けて少し話を聞け」
「はい…」

そうしてライは治療の為担架に乗って別の部屋に
狼牙が今回の事の発端をはなしてくれた…
夜塒 宮羅アイツが榊に取り入り
ライを使ったら金が入るとそうけしかけた…
それが世界一の情報屋であるライの所に入り
ライは奨をキッカケに暴走した
そして暴走したライは今回龍姫にも
狼牙が潰す筈だった風見組にも手を出していた
その風見組を壊滅させたのは紛れもなくライ
組員に見張らせていたら突然現れ
門から入るや否や呻き叫び声が響き
数分後頭と姫を抱え大神組に持って言ったらしい…
いや、どんな力だよ…

「凄いな…」

それが率直な感想だった
それには狼牙も冬桜も同感の様だ

「結局その組長と姫は?」
「あぁ…俺の組で牢屋行き」
「大親父…美咲は…」
「お前にまだ気持ちがあるのなら迎えに来いよ」
「いや…そうじゃなくて…」
「ん?」
「雷羅に何かしたんですか?」
「あー雅樹…」
「それは俺から話すよ…」

そう姫さんはライにしてはいけないことをした
尾行や嫌がらせだけならライは許すだろう…
でも俺や狼牙にまで嫌がらせして
あまつさえライの仕事を手こずらせた
その話をすると微かに肩を震わせる冬桜

「アイツ…」
「雅樹…コイツ雷羅にゾッコンでな?
さっきの雷華見てより惚れたらしい」
「冬桜…」
「な、大親父!!」
「そう照れるなよ」
「て!!照れて!!」
「冬桜…この話を聞いてもそんなこと言えるか?」

俺がそう言うと流石若頭…
それなりに覚悟し顔つきが変わった
そうして俺がライの過去話をしはじめた
暫くして

「そんな事… 」
「それがあるんだよ」
「大親父…」
「それにライは俺達だから普通だが…」
「知らん奴には怖いな…」
「隠し事も出来ないし?」
「怒らせると怖いし?」
「おふた方は…雷羅が怖い?」
「そんな理由ねぇだろ?」
「ライは俺達の」
「「可愛い妹(娘)だよ」」
「…息ぴったりっすね」
「まぁ付き合い長いだしな?」
「狼牙とは中学からの知り合いだし?」
「あの時色々あったな…」
「好きな女の子取りあったり
先輩相手に容赦なく喧嘩吹っ掛けたり」
「そうそう」
「あの時は楽しかったね…」
「「ん?」」

この場に居ないはずのライの声に
俺と狼牙は驚き冬桜は扉を見て固まっていた
頬が赤いのは気に食わないが…

「チーありがと…この2人締めるね」
「雷羅!!」
「ライ!!身体はもう大丈夫なのか?!」
「うん…でももう忘れないよ?」

ライのいつも綺麗な七色の目が今は真紅の赤…
まだ治ってないんじゃ?

「ううん治ってるよ?」
「は?ライ?俺の…」
「声聞こえてるよ?」
「雅樹さん…恐らくラーは覚醒しました…」
「覚醒?!」
「だから…」

ライ曰く七色の目ではあるが
今まで無意識に発動してた力は
抑えられて使えるが
今までの様な力は使えない
千里眼は常に発動する様だ…抑えることも可能とか
因みに今の目は蒼白の青…

「今は…」
「声が聞こえる」
「抑えると?」
「ん…」

あ、黄色だ…普段の色
つまり…途端に切れる事は無くなった訳か…

「雷羅…」
「…私は許さない」

あ、怒ってる…赤紫って事は

「ライ…おいで?」
「ん…」

嬉しそうな顔に橙の目…やっぱり綺麗で愛らしい
そのままライを膝上に乗せ頭を撫でる
さっきまで赤髪だったのが綺麗な金髪に変わる

「べったりなんすね…」
「あ?あぁ…10年間こんな感じだし」
「雅は常に甘々だしな?俺もだけどな?
まぁそう妬くなよ ククク」
「妬いてないっす…」
「雷羅み…「大親父!!」
「もう遅いよ?」
「!!」
 
あー照れてる照れてる…
顔真っ赤って…お前は純粋か!!
認めたくないが…ライと冬桜の絡みは面白い…
くっつくのは時間の問題か?
お兄ちゃんは認めませんよ?!
さぁライはどうするつもりなんだろうね…
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