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第40話 情事~灰谷の訪問
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バイトの合間を縫って城島さんとは会い続けていた。
一つだけ変わったのは、城島さんの部屋ではなくホテルを使うようになった事。
ひんやりした清潔でパリパリのシーツに程よく効いた空調。
オレのカラダを撫でる城島さんのぬるい手。
押し開かれて、舐められて、しごかれて、しゃぶられて、羞恥心をアオられる。
それなのに気持ちよくて。
「んっ……んっ……んっ……あっ……」
「ここ……好きだよね」
「ん……んうっ……あぁっ……ん……ん……」
はじめは気分を変えたいと言ってオレが誘った。
でも本当のところはあの部屋が怖かったから。
城島さんはオレのわがままに付き合ってくれた。
いや、きっと城島さんもあの部屋で他の男としたくなかったんだと思う。
あの部屋より、オレはリラックスして城島さんにカラダを開くことができた。
「ふわぁ……あっ……」
城島さんのカラダにしがみつく。
「もっと……奥……んぅ……ああッ……や……」
ハッキリ言って、城島さんと寝るのは気持ちいい。
こういうのをカラダの相性がいいっていうのかもしれないけど、城島さんとしか寝たことがないオレにはわからない。
「はあ……んっ……んっ……んっ……んっ……」
つながったまま突かれながらキスするのは……イイ。
「あ……あっ……あっ……んっ……んっ」
突かれる度に声が出てしまう。
日に日に城島さんにイイ所を暴かれる。
「声、我慢しなくていいよ」
城島さんがオレの髪を撫でる。
優しい、でもオスの顔。
そう、他人に撫でられるのって気持ちいい。
「ああ……ああ……ん……ん……イク……」
「いいよ。イッて」
オレは知ってしまった。
他人の手の、カラダの、暖かさを、気持ちよさを。
「ん……んん~」
甘いカラダと陶酔を。
「いっぱい出たね」
城島さんが額にキスをする。
……恥ずかしい。
「なんで?」
「ん?」
「額にキス」
「ああ。カワイイから」
「カワイくない……」
「カワイイよ」
少し、心配になる。
「城島さん」
「ん?」
「オレ……イイ?」
「どうしたの?」
「いや、オレばっか気持ちいいんじゃないかって」
「そんなことないよ。ちゃんと気持ちいいよ」
「いっつもオレばっかイッてるし。つうかイカせてもらってるし」
「若いからね。大丈夫。気にしないで。でもゴメン。オレも……限界」
「あっ……強っ……あっ……あっ……ん~」
バイト代はホテル代に消えていった。
城島さんは毎回払うと言ってくれるけれど、さすがにそうそう甘えてばかりもいられない。
三回に一回は払わせて貰った。
多分一人でいられないのはオレの方で城島さんは付き合ってくれているだけだから。
きっと過去の自分を抱きしめてやっているみたいな感じなんだろう。
そしてそれはけっしてラクな事じゃないと思うから。
一人でいられなかった。
灰谷を想う孤独に耐えられなかった。
何かで埋めておきたかった。
でもさすがに自分でもわかる。
会いすぎだった。
……恋人でもないのに。
城島さん、明日も仕事だろうに……。
甘え過ぎだろオレ。
時間を持て余すと、つい連絡してしまう。
* * *
足取りも重く家に帰ると玄関に見慣れた靴。
「ただいま~」
「信~、灰谷くん来てるわよ」
母ちゃんが台所から出てきた。
あいつ、今日遅番じゃなかったっけ。
「ごはんは?」
「食った」
「なんか持ってく?」
「んにゃ~いらねえ」
オレは階段を上る。
「最近帰り遅いわよ。未成年なんだからね」
「わかってるって」
「今は男だって危ないんだから」
「はいはい」
「信ってば」
「大丈夫」
部屋のドアを開ければ灰谷がいる。
「来てたの」
「ああ」
灰谷はベッドに寝転がってハイキューの新刊を読んでいる。
「あっ、それ、まだ読んでねえのに」
「いいじゃねえか、ケチ」
「いいけど」
ドサリとイスに腰掛ける。
あ~腰ダル~。
「まだ暑いな?オマエ今日泊まる?」
「ん?ん~」
「バイト帰りか」
「ん~」
「にしちゃあ遅くねえ?バイト帰りのデート帰りか?」
「ん~」
聞いてねえな。
何?そんなに新展開あったっけ?
ホテルでシャワー浴びたし、部屋着に着替えるか。
「オマエも着替える?Tシャツいる?」
「ん~」
テキトーに選んでベッドに放り投げると着ていたTシャツを脱ぐ。
「真島、オマエ、夕方どこにいた」
「は?なんで?だからオマエはオレの母ちゃんかって」
新しいTシャツに袖を通す。
ん?節子じゃねえよって言わねえのか。
まあいいけど。
「佐藤がさ、今日オマエ見たって」
「佐藤?どこで?声かけてくれればよかったのに」
「ホテル街で」
一つだけ変わったのは、城島さんの部屋ではなくホテルを使うようになった事。
ひんやりした清潔でパリパリのシーツに程よく効いた空調。
オレのカラダを撫でる城島さんのぬるい手。
押し開かれて、舐められて、しごかれて、しゃぶられて、羞恥心をアオられる。
それなのに気持ちよくて。
「んっ……んっ……んっ……あっ……」
「ここ……好きだよね」
「ん……んうっ……あぁっ……ん……ん……」
はじめは気分を変えたいと言ってオレが誘った。
でも本当のところはあの部屋が怖かったから。
城島さんはオレのわがままに付き合ってくれた。
いや、きっと城島さんもあの部屋で他の男としたくなかったんだと思う。
あの部屋より、オレはリラックスして城島さんにカラダを開くことができた。
「ふわぁ……あっ……」
城島さんのカラダにしがみつく。
「もっと……奥……んぅ……ああッ……や……」
ハッキリ言って、城島さんと寝るのは気持ちいい。
こういうのをカラダの相性がいいっていうのかもしれないけど、城島さんとしか寝たことがないオレにはわからない。
「はあ……んっ……んっ……んっ……んっ……」
つながったまま突かれながらキスするのは……イイ。
「あ……あっ……あっ……んっ……んっ」
突かれる度に声が出てしまう。
日に日に城島さんにイイ所を暴かれる。
「声、我慢しなくていいよ」
城島さんがオレの髪を撫でる。
優しい、でもオスの顔。
そう、他人に撫でられるのって気持ちいい。
「ああ……ああ……ん……ん……イク……」
「いいよ。イッて」
オレは知ってしまった。
他人の手の、カラダの、暖かさを、気持ちよさを。
「ん……んん~」
甘いカラダと陶酔を。
「いっぱい出たね」
城島さんが額にキスをする。
……恥ずかしい。
「なんで?」
「ん?」
「額にキス」
「ああ。カワイイから」
「カワイくない……」
「カワイイよ」
少し、心配になる。
「城島さん」
「ん?」
「オレ……イイ?」
「どうしたの?」
「いや、オレばっか気持ちいいんじゃないかって」
「そんなことないよ。ちゃんと気持ちいいよ」
「いっつもオレばっかイッてるし。つうかイカせてもらってるし」
「若いからね。大丈夫。気にしないで。でもゴメン。オレも……限界」
「あっ……強っ……あっ……あっ……ん~」
バイト代はホテル代に消えていった。
城島さんは毎回払うと言ってくれるけれど、さすがにそうそう甘えてばかりもいられない。
三回に一回は払わせて貰った。
多分一人でいられないのはオレの方で城島さんは付き合ってくれているだけだから。
きっと過去の自分を抱きしめてやっているみたいな感じなんだろう。
そしてそれはけっしてラクな事じゃないと思うから。
一人でいられなかった。
灰谷を想う孤独に耐えられなかった。
何かで埋めておきたかった。
でもさすがに自分でもわかる。
会いすぎだった。
……恋人でもないのに。
城島さん、明日も仕事だろうに……。
甘え過ぎだろオレ。
時間を持て余すと、つい連絡してしまう。
* * *
足取りも重く家に帰ると玄関に見慣れた靴。
「ただいま~」
「信~、灰谷くん来てるわよ」
母ちゃんが台所から出てきた。
あいつ、今日遅番じゃなかったっけ。
「ごはんは?」
「食った」
「なんか持ってく?」
「んにゃ~いらねえ」
オレは階段を上る。
「最近帰り遅いわよ。未成年なんだからね」
「わかってるって」
「今は男だって危ないんだから」
「はいはい」
「信ってば」
「大丈夫」
部屋のドアを開ければ灰谷がいる。
「来てたの」
「ああ」
灰谷はベッドに寝転がってハイキューの新刊を読んでいる。
「あっ、それ、まだ読んでねえのに」
「いいじゃねえか、ケチ」
「いいけど」
ドサリとイスに腰掛ける。
あ~腰ダル~。
「まだ暑いな?オマエ今日泊まる?」
「ん?ん~」
「バイト帰りか」
「ん~」
「にしちゃあ遅くねえ?バイト帰りのデート帰りか?」
「ん~」
聞いてねえな。
何?そんなに新展開あったっけ?
ホテルでシャワー浴びたし、部屋着に着替えるか。
「オマエも着替える?Tシャツいる?」
「ん~」
テキトーに選んでベッドに放り投げると着ていたTシャツを脱ぐ。
「真島、オマエ、夕方どこにいた」
「は?なんで?だからオマエはオレの母ちゃんかって」
新しいTシャツに袖を通す。
ん?節子じゃねえよって言わねえのか。
まあいいけど。
「佐藤がさ、今日オマエ見たって」
「佐藤?どこで?声かけてくれればよかったのに」
「ホテル街で」
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