63 / 154
第63話 ヨゴレて行く。。
しおりを挟む一度してからは会う度に結衣ちゃんと寝た。
デートして、最後はセックス。
その流れに持っていくのに最初は少し工夫がいった。
女は(っていうかこの場合は結衣ちゃんだけど)別にセックスなしでもキスとかハグのスキンシップでもかなり満たされるみたいだ。
まあ、オレもいいっちゃいいんだけど。
でも、どうせなら色んなことしてみたいってのはあって。
性的な欲求。
自分が女でどれくらい出来るのかという興味。
デートは当たり前として、スキンシップというか、「こんなに求められている。好きだからしてあげたい」と思わせる感を演出するというか。
幸い、結衣ちゃんの方がオレの事を好きだから、そんなに難しくなかった。
結衣ちゃんを後ろから突く。
「あっ……んっ……んっ……真島くん恥ずかしい……なんか、動物になったみたい……」
結衣ちゃんはそう言って顔を真っ赤にする。
「そう?でも人間だって動物じゃん」
「そうだけど……あっ……」
「ここ?いい?」
「あっ……あっ……イヤ……」
「気持ちいい?気持よくて恥ずかしい?」
「……うん……んっ……んっ」
「恥ずかしがってる結衣ちゃん見てオレ、たまんないよ。好きだよ結衣ちゃん」
エロオヤジか!
オレは心でツッコミを入れる。
でも好きだよの言葉と舌を入れたキスで結衣ちゃんはトロケそうな顔をする。
好きはカワイイに続くマジックワードだ。
……好きじゃないから全然言える。
オレの好きは軽くて安い。
でも、結衣ちゃんは気づかない。
「そこ……ん……うまい……いい……いいよ…」
オレの股間に顔を埋める結衣ちゃんの髪を撫でる。
はじめは恥ずかしがっていた結衣ちゃんだったけど、その実、好奇心旺盛で積極的だった。
フェラにも挑戦してくれる。
まあオレがこの前、同じようなことしたから、そのお返しって事でもあるんだろうけど。
……いや、わかってる。
オレの事が好きだから。オレが喜ぶだろうときっと必死でしてくれるんだと思う。
サイテーなのはオレだ。
「結衣ちゃん、もう、いいよ」
え?もう?みたいな顔で見上げる結衣ちゃんの顔はカワイかった。
ゴムの袋を破り、装着する。
結衣ちゃんがオレの股間を凝視する。
「何?」
「ん?すごいなあって。角度が変わるから。神様、よく作ったよね」
「だね」
カワイイことを言う結衣ちゃんを押し倒して挿入した。
ホント、凸とか凹とか、男と女とか。
よく作ったよね神様。
ついでに、本当に好きな相手としかできないように作ってくれたらよかったのにね。
それじゃあ、繁殖しないか。
もともと生殖行為だからなセックスって。
「あっ……あ……あ……真島く……」
しがみついてくる結衣ちゃんの中でオレは抜き挿しをくり返す。
「好きだよ」
耳元でささやいたり、小さくキスを落としたりしながら。
味わう。
そのやわらかいカラダを。
女の高く甘い声を。
できるんじゃんオレ。女とも。
ゲイってわけでもないのかな。
つうか、カラダはちゃんとできるんだわ。
でも……足りない。
城島さんに抱かれた時のような、あの、相手にすべてを投げ出して、さらけ出して得られるような快感はなかった。
男に抱かれるのと女を抱くのはまるで違う。
結衣ちゃんと寝て改めてわかったことがある。
今までは自分の本当の欲望に目を逸らしていたけど。
オレは灰谷に抱かれたい。
そしてカラダごと心ごとオレのものにしたい。
認めたからって何がどうなるわけでもないけど。
でも、それはムリだから。
こうやって何かで埋めていくしかない。
女と寝る。
これは灰谷もしていることなんだ。
言い訳か。言い訳だ。
「あ……イク……結衣ちゃ……」
「あっ…あっ……真島く……真島く……好き……好きっ……」
「オレも……んっ……」
またヨゴレて行くな。
ヨゴレてヨゴレてヨゴレて行く。
そして結衣ちゃんをヨゴしてヨゴしてヨゴして行く。
0
あなたにおすすめの小説
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
はじまりの朝
さくら乃
BL
子どもの頃は仲が良かった幼なじみ。
ある出来事をきっかけに離れてしまう。
中学は別の学校へ、そして、高校で再会するが、あの頃の彼とはいろいろ違いすぎて……。
これから始まる恋物語の、それは、“はじまりの朝”。
✳『番外編〜はじまりの裏側で』
『はじまりの朝』はナナ目線。しかし、その裏側では他キャラもいろいろ思っているはず。そんな彼ら目線のエピソード。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
女子にモテる極上のイケメンな幼馴染(男)は、ずっと俺に片思いしてたらしいです。
山法師
BL
南野奏夜(みなみの そうや)、総合大学の一年生。彼には同じ大学に通う同い年の幼馴染がいる。橘圭介(たちばな けいすけ)というイケメンの権化のような幼馴染は、イケメンの権化ゆえに女子にモテ、いつも彼女がいる……が、なぜか彼女と長続きしない男だった。
彼女ができて、付き合って、数ヶ月しないで彼女と別れて泣く圭介を、奏夜が慰める。そして、モテる幼馴染である圭介なので、彼にはまた彼女ができる。
そんな日々の中で、今日もまた「別れた」と連絡を寄越してきた圭介に会いに行くと、こう言われた。
「そーちゃん、キスさせて」
その日を境に、奏夜と圭介の関係は変化していく。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる