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第67話 でも、そういうとこが……
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「おじゃましま~す」
「どうぞ~」
ワイワイガヤガヤ。
買い物を終えて大人数がオレんちの居間に流れこむ。
ちょくちょく遊びに来ている男子たちは自分の家みたいな感じだけど女子たちはキョロキョロ。
「真島くん、お部屋キレイだね」
結衣ちゃんが言う。
「そう?いつもこんなんだけど」
「お母さんキレイ好きなんだね」
「あ~いつもなんか、せっせとやってる」
「節子だけに?」
「つまんねえよ佐藤。つうかオマエ、お菓子フライング」
「うっせ」
買ってきたスナック菓子の袋を開けてボリボリ食べていた佐藤がオレの口にも突っこむ。
「つうか結衣ちゃん、結婚でもしたら大変なんじゃない。『んま~結衣さん、窓枠にホコリが~』みたいな」
「うちの母ちゃん女の子好きだから大丈夫。それに同居とかしねえし」
「しねえの?」
「結婚したら二人でラブラブイチャイチャしてえじゃん。だから、安心してね結衣ちゃん」
と、結衣ちゃんのほっぺをつつく。
「う……うん……」
結衣ちゃんがまた赤くなった。
ウブイ……。
この赤くなるの見たくてチョッカイ出してるとこあるな、オレ。
「台所広ーい。キレー。マジー、お母さん料理上手でしょ」
「え~まあ、まずくはないけど」
「絶対美味しいはず。この台所は料理好きな人の台所。ね、桜子」
妹の桜子ちゃんがコクンとうなづいた。
さすが見る所が食堂の娘、な杏子ちゃんだった。
「あ~真島の母ちゃんの料理上手いよ。オレぶっちゃけミートソースとかうちのより好き。な、中田」
「あ~オレはカレーが好き」
中田は背負っていたリュックから小さなスピーカーを出した。
「何それ?」
「BGM作ってきた。中田’ズセレクト」
「お~ブルートゥース。いいねえ~」
「は~い。じゃあエプロン持ってきたからどうぞ~」
杏子ちゃんがテーブルに色とりどりのエプロンを広げる。
「おっ!エプロン!桜子ちゃ~ん。写真撮らせて~」
そこからは撮影大会。
オレは結衣ちゃんを後ろからハグしてスマホのシャッターを押す。
その間、灰谷が何をしているかと言えば、はしゃぐオレと佐藤を尻目に買ってきた食材をビニール袋からテーブルに出し、飲み物を冷蔵庫にしまっている。
つくづくマメな男だよ。
明日美ちゃんのエプロン姿も抜群にカワイイのに。
「明日美ちゃん結衣ちゃん、イエー」
くっついてニッコリ笑った二人の姿を写す。
「あ、カーワイ~。見ろよ灰谷。カワイイぜ、オレらの彼女」
スマホの画面を灰谷の顔に近づける。
「ああ」
ろくに見もしないで灰谷が答える。
なんなのコイツ。
ポーカーフェイス~。
でも、そういうところがもう本当に……ってオレ!
杏子ちゃんの熱血指導の元、サクサクと作業は進み、準備万端整って肉も野菜もジュージューいい始めた。
部屋の中に肉の焼けるいいニオイがたちこめる。
煙もかなりスゴイけど。
窓開け放して、換気扇を回す。
あ~ウメェ。
やっぱ肉だよ肉。牛だ牛。
肉、白米、最強。
ガツガツと喰らう。
「あ~佐藤、オレがせっかく育てた肉を~」
「中田は焼きすぎなんだって」
「オレは焼きすぎたぐらいがいいんだよ」
「いただき!」
「杏子、オマエも~」
「あれ?桜子ちゃんは肉食べないの?」
ワイワイガヤガヤのにぎやかな焼肉パーティー。
いいねえ~。
ん?灰谷?
灰谷は右手に箸を持ち、左手に白米の入った茶碗を持ち、鉄板の上の肉を見つめている。
え?何やってんの?
「どうぞ~」
ワイワイガヤガヤ。
買い物を終えて大人数がオレんちの居間に流れこむ。
ちょくちょく遊びに来ている男子たちは自分の家みたいな感じだけど女子たちはキョロキョロ。
「真島くん、お部屋キレイだね」
結衣ちゃんが言う。
「そう?いつもこんなんだけど」
「お母さんキレイ好きなんだね」
「あ~いつもなんか、せっせとやってる」
「節子だけに?」
「つまんねえよ佐藤。つうかオマエ、お菓子フライング」
「うっせ」
買ってきたスナック菓子の袋を開けてボリボリ食べていた佐藤がオレの口にも突っこむ。
「つうか結衣ちゃん、結婚でもしたら大変なんじゃない。『んま~結衣さん、窓枠にホコリが~』みたいな」
「うちの母ちゃん女の子好きだから大丈夫。それに同居とかしねえし」
「しねえの?」
「結婚したら二人でラブラブイチャイチャしてえじゃん。だから、安心してね結衣ちゃん」
と、結衣ちゃんのほっぺをつつく。
「う……うん……」
結衣ちゃんがまた赤くなった。
ウブイ……。
この赤くなるの見たくてチョッカイ出してるとこあるな、オレ。
「台所広ーい。キレー。マジー、お母さん料理上手でしょ」
「え~まあ、まずくはないけど」
「絶対美味しいはず。この台所は料理好きな人の台所。ね、桜子」
妹の桜子ちゃんがコクンとうなづいた。
さすが見る所が食堂の娘、な杏子ちゃんだった。
「あ~真島の母ちゃんの料理上手いよ。オレぶっちゃけミートソースとかうちのより好き。な、中田」
「あ~オレはカレーが好き」
中田は背負っていたリュックから小さなスピーカーを出した。
「何それ?」
「BGM作ってきた。中田’ズセレクト」
「お~ブルートゥース。いいねえ~」
「は~い。じゃあエプロン持ってきたからどうぞ~」
杏子ちゃんがテーブルに色とりどりのエプロンを広げる。
「おっ!エプロン!桜子ちゃ~ん。写真撮らせて~」
そこからは撮影大会。
オレは結衣ちゃんを後ろからハグしてスマホのシャッターを押す。
その間、灰谷が何をしているかと言えば、はしゃぐオレと佐藤を尻目に買ってきた食材をビニール袋からテーブルに出し、飲み物を冷蔵庫にしまっている。
つくづくマメな男だよ。
明日美ちゃんのエプロン姿も抜群にカワイイのに。
「明日美ちゃん結衣ちゃん、イエー」
くっついてニッコリ笑った二人の姿を写す。
「あ、カーワイ~。見ろよ灰谷。カワイイぜ、オレらの彼女」
スマホの画面を灰谷の顔に近づける。
「ああ」
ろくに見もしないで灰谷が答える。
なんなのコイツ。
ポーカーフェイス~。
でも、そういうところがもう本当に……ってオレ!
杏子ちゃんの熱血指導の元、サクサクと作業は進み、準備万端整って肉も野菜もジュージューいい始めた。
部屋の中に肉の焼けるいいニオイがたちこめる。
煙もかなりスゴイけど。
窓開け放して、換気扇を回す。
あ~ウメェ。
やっぱ肉だよ肉。牛だ牛。
肉、白米、最強。
ガツガツと喰らう。
「あ~佐藤、オレがせっかく育てた肉を~」
「中田は焼きすぎなんだって」
「オレは焼きすぎたぐらいがいいんだよ」
「いただき!」
「杏子、オマエも~」
「あれ?桜子ちゃんは肉食べないの?」
ワイワイガヤガヤのにぎやかな焼肉パーティー。
いいねえ~。
ん?灰谷?
灰谷は右手に箸を持ち、左手に白米の入った茶碗を持ち、鉄板の上の肉を見つめている。
え?何やってんの?
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