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第80話 別れ②
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城島さんは苦しんでいた。
報われない恋をして、すべてを投げ出してその想いに賭けようとしているのに、オレのせいでさらに苦しんでる。
――これ以上オレがすがりついちゃいけない。
「城島さん、もうここには来ない。連絡もしない。
だから、最後にオレを抱いて。いや、オレを犯して。
……オレに、痛みをちょうだい」
もともとそうされたかったんだ。
城島さんが言ったようにオレも、灰谷に執着する自分を罰したかったんだ。
痛い目にあって、こんなことやめなきゃいけないって思いたかったんだ。
でも出会ったのは城島さんで。
城島さんはオレを甘やかす。
灰谷へのこの想いや執着はしょうがないのだと思わせる。
城島さんのズボンのチャックに手をかける。
「ちょっと真島くん」
オレは城島さんのモノを取り出し、こする。
先をくわえて舌を這わせて吸う。
深くくわえて唾液を絡めてしゃぶる。
オレは何度も何度もくり返す。
なかなか反応しない。
城島さんはそうしているオレの髪をずっと撫でてくれていた。
「真島くん。もういいから」
くわえたまま目を上げれば城島さんが言う。
「わかったから」
その顔はとても悲しそうな顔だった。
城島さんは床に膝をついて立ち、オレの頭を股間に持ってきた。
オレが城島さんのモノをくわえると、オレの頭を持ち、グイッと腰を押しつけてきた。
喉の奥まで突っこまれる。
城島さんはオレの舌に、こすりつけるようにしながら乱暴に腰を振る。
苦しいし、顎が外れそうだし、吐きそうだった。
目から涙がポロポロと落ちた。
しばらくして、城島さんが止まった。
オレと城島さんは見つめ合う。
城島さんは「はぁ」と小さくため息をついて言った。
「後ろ、自分で用意して」
そして、目を閉じて集中するように腰を振った。
オレはパンツの間から手を入れて自分のそれをほぐす。
ニチニチニチニチ。
涙が頬を伝い、口の周りが唾液でベタベタになった。
くり返しているうちに口の中のソレが少しづつ大きく固くなってきた。
口の中から引き抜かれた。
オレのカラダはクルリと向きを返され床に手をつかさせられた。
尻をぐいっと上げさせられたと思ったら、いきなり城島さんが入ってきた。
二週間も使っておらず、開ききっていないそこは十分に広がっていない。
激しい痛みが突き上げた。
「あっ、い、痛ッ……イタッ……あ……」
痛い。
つま先から頭のてっぺんまで痺れるように痛い。
痛みで頭が真っ白になる。
痛い。痛い。痛い。
あるのはそれだけ。
一番奥まで無理やり突っこむと城島さんはオレの腰を持ち、前後に動き始めた。
また違う痛みが、かけ抜ける。
痛い。痛い。
痛みでカラダを起こそうとするオレの頭を城島さんの手が床に強く押しつける。
オレはうめき声を押し殺す。
押さえつけられる首の付け根にも痛みが走る。
痛い痛い痛い。
痛みが頂点に達した時、城島さんがイった。
城島さんはしばらくそのまま、オレの上に乗ったまま動かなかった。
はあはあと息遣いだけが部屋に響く。
オレの中から城島さんが出ていく。
また痛みが、かけ上る。
視線を感じる。
多分、城島さんがオレを見つめている。
でも痛みで目を開けることができない。
そうこうするうちに、しばらく気を失ったようだった。
目を開けるとカラダの上に布団がかけられていて、城島さんの姿はなかった。
シャワー。
とりあえずシャワーを浴びないと帰れない。
立ち上がろうとするけれど、膝がカクカクして足がプルプル震える。
オレはハイハイしたままバスルームに向かう。
腿を精液が伝った。
うしろが痛い。
もしかしたら出血しているかもしれない。
シャワーのお湯が染みる。
痛みの感覚。
生きている感覚?
乱暴にされてはじめて、今までどんなに大事に扱ってもらっていたかを知る。
城島さんはオレが嫌がることを一度もしなかった。
いつでもじっくり時間をかけてカラダを開いてくれた。
なんとかシャワーを浴びて出てくると机の上に水のペットボトルと軟膏のチューブと痛み止めだろう、錠剤が置いてあるのに気がついた。
城島さんが用意してくれたのだろう。
オレは薬を飲んで、軟膏を塗った。
城島さんは優しかった。
それなのに、最後にヒドイ事をさせてしまった。
でも、こうでもしないと、オレも城島さんも、きっとお互いから離れられない。
そんな気がした。
オレは泣いた。
そして思った。
城島さんの想いが、どんな形であれ、成就しますように。
城島さんが心から笑える日が。
あの人、本物の城島さんが言ったように、生きてることが愛しいと思える日が来ますように。
オレは初めて、他人のために心から、本当に心から祈った。
報われない恋をして、すべてを投げ出してその想いに賭けようとしているのに、オレのせいでさらに苦しんでる。
――これ以上オレがすがりついちゃいけない。
「城島さん、もうここには来ない。連絡もしない。
だから、最後にオレを抱いて。いや、オレを犯して。
……オレに、痛みをちょうだい」
もともとそうされたかったんだ。
城島さんが言ったようにオレも、灰谷に執着する自分を罰したかったんだ。
痛い目にあって、こんなことやめなきゃいけないって思いたかったんだ。
でも出会ったのは城島さんで。
城島さんはオレを甘やかす。
灰谷へのこの想いや執着はしょうがないのだと思わせる。
城島さんのズボンのチャックに手をかける。
「ちょっと真島くん」
オレは城島さんのモノを取り出し、こする。
先をくわえて舌を這わせて吸う。
深くくわえて唾液を絡めてしゃぶる。
オレは何度も何度もくり返す。
なかなか反応しない。
城島さんはそうしているオレの髪をずっと撫でてくれていた。
「真島くん。もういいから」
くわえたまま目を上げれば城島さんが言う。
「わかったから」
その顔はとても悲しそうな顔だった。
城島さんは床に膝をついて立ち、オレの頭を股間に持ってきた。
オレが城島さんのモノをくわえると、オレの頭を持ち、グイッと腰を押しつけてきた。
喉の奥まで突っこまれる。
城島さんはオレの舌に、こすりつけるようにしながら乱暴に腰を振る。
苦しいし、顎が外れそうだし、吐きそうだった。
目から涙がポロポロと落ちた。
しばらくして、城島さんが止まった。
オレと城島さんは見つめ合う。
城島さんは「はぁ」と小さくため息をついて言った。
「後ろ、自分で用意して」
そして、目を閉じて集中するように腰を振った。
オレはパンツの間から手を入れて自分のそれをほぐす。
ニチニチニチニチ。
涙が頬を伝い、口の周りが唾液でベタベタになった。
くり返しているうちに口の中のソレが少しづつ大きく固くなってきた。
口の中から引き抜かれた。
オレのカラダはクルリと向きを返され床に手をつかさせられた。
尻をぐいっと上げさせられたと思ったら、いきなり城島さんが入ってきた。
二週間も使っておらず、開ききっていないそこは十分に広がっていない。
激しい痛みが突き上げた。
「あっ、い、痛ッ……イタッ……あ……」
痛い。
つま先から頭のてっぺんまで痺れるように痛い。
痛みで頭が真っ白になる。
痛い。痛い。痛い。
あるのはそれだけ。
一番奥まで無理やり突っこむと城島さんはオレの腰を持ち、前後に動き始めた。
また違う痛みが、かけ抜ける。
痛い。痛い。
痛みでカラダを起こそうとするオレの頭を城島さんの手が床に強く押しつける。
オレはうめき声を押し殺す。
押さえつけられる首の付け根にも痛みが走る。
痛い痛い痛い。
痛みが頂点に達した時、城島さんがイった。
城島さんはしばらくそのまま、オレの上に乗ったまま動かなかった。
はあはあと息遣いだけが部屋に響く。
オレの中から城島さんが出ていく。
また痛みが、かけ上る。
視線を感じる。
多分、城島さんがオレを見つめている。
でも痛みで目を開けることができない。
そうこうするうちに、しばらく気を失ったようだった。
目を開けるとカラダの上に布団がかけられていて、城島さんの姿はなかった。
シャワー。
とりあえずシャワーを浴びないと帰れない。
立ち上がろうとするけれど、膝がカクカクして足がプルプル震える。
オレはハイハイしたままバスルームに向かう。
腿を精液が伝った。
うしろが痛い。
もしかしたら出血しているかもしれない。
シャワーのお湯が染みる。
痛みの感覚。
生きている感覚?
乱暴にされてはじめて、今までどんなに大事に扱ってもらっていたかを知る。
城島さんはオレが嫌がることを一度もしなかった。
いつでもじっくり時間をかけてカラダを開いてくれた。
なんとかシャワーを浴びて出てくると机の上に水のペットボトルと軟膏のチューブと痛み止めだろう、錠剤が置いてあるのに気がついた。
城島さんが用意してくれたのだろう。
オレは薬を飲んで、軟膏を塗った。
城島さんは優しかった。
それなのに、最後にヒドイ事をさせてしまった。
でも、こうでもしないと、オレも城島さんも、きっとお互いから離れられない。
そんな気がした。
オレは泣いた。
そして思った。
城島さんの想いが、どんな形であれ、成就しますように。
城島さんが心から笑える日が。
あの人、本物の城島さんが言ったように、生きてることが愛しいと思える日が来ますように。
オレは初めて、他人のために心から、本当に心から祈った。
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