限界社畜OLがロリになれる身体を手に入れたので、とりあえずショタを監禁する夢を果たすことにします。

若椿 柳阿(わかつばき りゅうあ)

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導入編

第三話 まじで完璧すぎるプラン。やべー、誰だよこの天才は?

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 一度思いつくと、生でショタと関わりたいという気持ちが強くなってくる。今までは限界社畜としてやっていたからショタと関わる機会なんて完全になかったし、誰かと恋人になって子供を産んでショタを育てる、という幸福な機会にさえ恵まれなかった。

 けれど、この少女の体があったら合法的にショタと関われてしまう。それがあまりにも強すぎる事実。これを逃してしまえばまじで一生私は独身のまま孤独死するんじゃないか、そんな想像も難くない。

 だから戸籍の作り方とか学校への通い方とかを調べてみる。……こういうのを見てると、うちの亡き両親もこういう手続きをやってたんだなー、と少し感動を覚える。

 ちなみに両親は私が中学生の頃、結婚記念日でお出かけしている時に交通事故で亡くなった。それから私は両親から受け継いだこの実家で暮らしているんだけど、そのためにそういった手続きとか諸々をよく知らない。聞くことも出来やしない。

 どうせなら孤児院に送る? とかも手かなとか思ったけれど、そうすればさらに厄介になることは確実、だいいち起こせば大人の私と入れ替わる状況でそんなことをやったら生活なんて送れるわけがない。

「うぅ、うぅ……、でも生ショタと遊びたいよォ……」

 そんな邪すぎる心からの願望が口から出る。出来る状況なんていくつでも作れそうなのに、それでも出来ないこの状態がなんとももどかしい。

「──あっ」

 そこで思いついてしまう天才的なアイディア、もしくは奇策、鬼策? まあ、ともかくとして名案すぎること。

 

 ──せっかく子供の体があるんだから、犯罪に手を染めても問題ないよねっ。



 そんな悪魔じみているとしか自覚できない案を、私は早速編み出してしまったのである。





 言い訳にはなるけれど、もともとは合法的な手段を使おうとは思っていました。そりゃもちろんそうですよ、現代社会で生きる大人としてはルールなんて絶対ですし、それを守ってこその大人ですから。はい。

 でも、世界がそれを許してくれないんですよ。まともに義務教育とか受けさせようとしても、なかなか難しそうだし面倒くさそう(割とここが一番かも)。だから、もう非合法な手段に頼るしかないのです、はい。私は何も悪くはありません。なにせ、少女なんで。子供なんで。

 そうして非合法へと手を染めることに決めたわけだけれど、すると一気に視界が開けたように浮かぶものだよね、アイディア。ルールに縛られている人間には思いつかないような、そんな天才的な策が思い浮かんで仕方ないよね、うん。

 というわけで真っ先に頭に浮かんだのはレイプという手段である。イヤイヤ言うショタを無理やり手篭めにして犯す、という手段ではあるけれど、正直嫌がる子を無理やりに犯す、というのはメンタル的にしんどいのでこれは却下。というか子供同士の体であっても、男の子の力でやり返されたら負けるかもしれないからね。だからこれはなし。

 あくまでも目指すのは和姦ですよ、和姦。ショタとイチャイチャラブラブしたいだけなので、そのためにはどうすればいいか。

 それだったら、とりあえずショタと仲良くなることが必然ではある。学校という公共機関を使わずとも、仲良くなれる方法はなんでもある。例えば公園とかで遊んでいるショタに声をかけたりとか、もしくは「うちこない? スイッチ2あるよ!」と完璧な誘い文句を使うことで、なんとかショタたちと仲良くする。

 大人の体でやったら事案まっしぐら、すぐにお縄にかかってしまうこういでしかないけれど、こんな美少女がやったら犯罪に問われることはない。なんせ子供だし、美少女だし。

 ……でも、その後に仲良くなったらどうすればいいんだろう?

 な、仲良くなってぇ、それで恋人になって……、いやいやそれってどれだけ時間がかかるんだろう。ショタなんか性知識なんてないも同然なんだから、関係を紡いでえっちをすることになったとしても中学生くらいになってしまう。そもそも中学生は私の対象外だ。いけすかないし。

 ま、まあ? 仲良くなるまではいいとしよう。そこからどうやってえっちにつなげていくか。恋人、というふうにならなくとも、よくある(?)お医者さんごっこをやって、ゆくゆくはSEXというのも悪くはないかもしれない。……でも、やる場所は? ショタの家とかだったら、大半は母親とかがいるかもしれないし、その上でえっちなことなんてできるのだろうか。

 はは、なんてね。冗談ですよ冗談。私には大人の体があるわけで、両親が私に残してくれた立派な実家があるんですよ。別にセックスくらい余裕でできるもんね。

 ……あ、そうだ。しかも地下室とかもあったはずだ。すっかり忘れていた。ぶっちゃけ独りだと使う当てもないから、この中学からこの歳になるまで一、二回ほどしか覗いたことはないけれど、地下室ってめちゃくちゃ便利なのではは?

 ……うん、わかった。よくわかった。完璧にプラン、できちゃったわこれ。

 第一に男の子と仲良くなる。

 第二に男の子を家に招待する。

 そして第三に、──地下室に男の子を監禁する!
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