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わん子の冬の出来事・・遥か未来からのお客様
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雪道をわたわたと速足で歩いてゆく…
リリーシュちゃん大丈夫?アリサは心配そうに尋ねる
だ大丈夫あう…寒いんん
此処何処だろねアリサちゃん
亀裂がまた発生して飲み込まれて…
赤い水晶の魔法で冬服が出せなかったら…風邪か悪くて凍死かも
アシャル兄ちゃんも飲み込まれて…兄ちゃんは何処だろ?
フアリアスちゃん達ももしかしたら飲み込まれてたかも…すぐ近くだったから
ファリ兄ちゃん達もよ…
きっと大丈夫よね、黒猫アラシャちゃんやアーシュ様達にアジェンダ様がきっと迎えに来るから…
そうよね!
そんな風に話をしてたら
犬の姿で2本足で立ってて冬のローブを纏った者が話しかけてきた…
にゃんこな人達だわん!
もしかしたらリュース公様の領地の方ですか?
でも…その服装は
アシャアシャちゃん達に似てます…服が今の時代と違う…わん
まさか…アシャアシャちゃんやリアさんみたいに…遥か未来の方ですか?わん!
あ…その水色の髪に
エラみたい耳
初めて見る種族だわん!
え…あ、わん子さんだよね…
リリーシュちゃん
わん子さん生きてる…幽体じゃないわ…
それに…私の事はリュース公の領地の民と言ったわ…
大昔…にゃんこな人達の先祖はリュース公の領地の辺境に出現したの
それにアシャ様の事を遥か未来と言ったわ…
じゃあ!此処は千年以上前の時代なのね!!
どちらかかしら…
アシャル兄ちゃん(アーシュ)側?
違う世界の別のアーシュ様側?
リュース公がいるのね…
あ、アリサちゃん
大丈夫よ、アシャル兄ちゃん側だったとしても…
この時代のリュース公は兄ちゃんに対してはともかく…まだ善人だもの…
あ!そうだわ…
アシャル兄ちゃん側なら
魔法のオルゴール事件は発生してない
わん子さんは未来のアシャ様とは会った事がない
アシャル兄ちゃん側のアシャ様は瀕死の状態でこの時代にタイムワープしてすぐに死ぬもの…
違う世界のリュース公も
アーシュ様に対して罪を犯したけど…正気に戻り
天界の安息の時間では、奥方が転生して子孫の別の魔法の王になったから、
生前の恋人達と穏やかに暮らしてるって
(今は恋人だったアーシュ様の父王もいるし、娘のアル様が第二王妃だものね
でもアル様達にリュース公が生前やらかした事を知られたから、
アーシュ様が止めなかったら、怒ったアル様やティ様たちが消滅させられたかもだったらしい)
…ただアシャ様に何度か消滅させられたらしいけどね…
(アラシャお父様だけど、猫さんは結構執念深い…うん)
違う世界のバステイルが
同じ存在としてリュース公達が謝罪してたって…
こちらのテアル男爵達はそっちの趣味なくて(確か…本当は不明)
本来なら父親の罪で奴隷か処刑されたのに
免罪の上
身分を少し落とされだけの上に領地を少し取り上げられたけど…
沢山な領地に王宮出入り自由で安泰に暮らせて部下としてとても可愛がられ…
最後の戦争で戦死らしいけど…まぁアリアン王妃様の実家だから…
あの…どうしました?わん
良く聞こえなかったですが
リュース公様に…アシャ様?
あ!あのね私達も未来から来たの!
アシャアシャ様は偉大な大魔法使いになって…
わん子さん達の御話は聞いていたのよ
私たちの場合は魔法のオルゴールが発動した訳でなく
別の理由で古代の時代に跳ばされたのよ!
私たち以外にも跳ばされた人がいるの…
探さないと…多分、私たちには迎えが来ると思うけど…
そうだったですか、わん
わん子の家に迎えが来るまでいるといいですわんわん!
丁度、悪性の風邪(疫病)が流行してるので、薬師でわん子の先生ジェンさんの薬を取り
にリュース公様やアーシュ様達が王宮や城や領地の方々の為に
遊びがてら来る事になってますわんわん
リュース公様やアーシュ様に他の方々を探してもらうといいですわんわん!
あ、ありがとーわん子さん
小声でリリーシュがアリサに言う
ねぇアリサちゃん歴史に影響出ない?大丈夫かしら…
大丈夫!
アラシャお父様かアーシュ様かアシャ様が記憶操作するから
あの…今気がついたですが…目元が吊り上がってなくて優しい感じだったから…
黒猫耳の方…アーシュ様に良く似てますわん!
あぐっ!!いや…きっと偶然よ!わん子さん
はぁ…そうですよね
高い位の大貴族のアーシュさんは
確かご家族や親族は以前の戦いで皆さん亡くなられた聞いてますわん
リリーシュは小声でそっと聞く
あれ?わん子さん
アーシュ様が黒の王様って事は知らないの…
えっと…確か今の時点ではまだ知らないわ
了解よアリサちゃん
あの…お名前は?わん
黒猫耳の私はアリサよ
水色髪の私はリリーシュよん…とても遠い異国の者よんん、うふ
よろしくですわん子ですわんわん
あ!アリサちゃん
フアリアスちゃん達!
無事だったのね
えっ!!子供さん達アーシュさんに瓜二つわんわん!瞳の色は片方は違うけど…
一人は良く似てる…わん!
あれ?わん子さんも跳ばされたの!傍にはいなかったのに…
へ?
あ!あのね…未来でまた出逢うのよ!わん子さんはね…フアリアスちゃん達と…
フアリアスちゃん達
私の心を視て…事情を説明するから
あ!そうか…わかったアリサちゃん
よろしくね わん子さん!
僕はフアリアス、こちらはアレン長い髪で良く似てる方はレン
二人は病気で少ししか喋れないから
それから僕らは兄弟だよ!!
二人はにっこりと微笑む
そこに…森の奥から三人の人物が現れた
リリーシュ、アリサちゃんフアリアス達無事だったか?
此処は何処だ?すまんが誰か魔法で冬服と小さな薄い毛布を頼む…
良かった無事だったのね
まず最初にそう言った青年はシャツを脱ぎ腕に抱える長い黒髪の少年に包んでいる
浅黒い肌で青い瞳の二十才半ばぐらいのイケメン
もう一人は中性的な素晴らしい美人…黒髪に手に虹色の鱗が少し…
時折、不思議な光彩を放つ青に近い紫の瞳…
抱えてる長い黒髪の少年は無表情で人形のよう…
整っている顔立ちに片目は赤い宝石の焔色
片方は黄金色…
アシャル兄ちゃん!!とアリサ
アシャルちゃん、ファリ兄ちゃん!!とリリーシュ
オリジナル!!ファリさん!ナギさん!フアリアス達
えっ…その腕に抱えた少年さん…アーシュさんにそっくりなんですが…わん
瞳は片方違うし…髪型も?
あれ…前に見たような気がする
不思議だわん!
えっ…わん子さん
どうして此処に?私よ
ナギよ!こっちはアシャルさん…違う世界のアーシュ様じゃない
あ…あのナギさん
此処は千年以上前の古代の違う世界のアーシュ様の時代よ…
え!!
あ…ああ、そうか…
あ!あ!思い出しましたわん!
一度、もう一人のアーシュ様って…会いましたですわんわん!
良く分からないけど…幽体で時空間を跳んでる時に落ちたとか…わん!
えっ…そんな事があったの?
くしゅん!ファリがくしゃみをする
いけない…アリサが冬服を魔法で出して
フアリアス達が薄い毛布を魔法で出す…駆け寄り
アシャルに毛布をかけると猫のようにアシャルの身体にすりすりする
はいどうぞ…ファリさんナギさん…
冬服の上着を差し出す
アリサ
ファリ兄ちゃん…アシャルちゃんはどうしたの?
亀裂から落ちた時には正気だったのに…
先程、亀裂の化け物も大量に一緒に落ちてきて
俺とアシャルで倒したが…
力を使い過ぎて…また正気をなくした…さっきまでは気が狂い笑ってた
あの…違う世界のアーシュ様ですよね…わん
半月前にお会いしました
何故、アシャルと呼ばれてるですか?わんわん
それにその服はアリサさん達と同じわん!
皆が顔を見回す
ファリ兄ちゃん…アリサちゃんのお話だと…
多分迎えに来る黒猫のアラシャちゃんかアーシュ様に
わん子さんは記憶操作されるって…それから…私達が未来からきた事は知ってるわ
歴史のお話…二度目の魔法オルゴール事件で
生前してた頃のまだ幼い違う世界のあの暗黒の女王アシャちゃんにあったの…
アシャちゃん達がどんな生涯を辿ったかは…知らないけど
あ!それからアシャルちゃんが黒の王という事はまだこの時点では知らないわ
了解だ
まぁ…なら…大体の本当の事を話しても歴史に影響はないな…わかった
わん子さん
俺達はアシャ様より未来の時代から来た
俺はファリ、こっちは俺の妻のナギナジュアリ…ナギでいい…
違う種族だが水色の髪のリリーシュは俺の妹だ…
違う世界のアーシュ様は
転生して生まれ
アシャルと名前づけられた…
アリサちゃんは黒猫耳だがアシャルの実の妹…
フアリアス達は未来の科学で生まれたアシャルの分身達だ…
一時、敵に捕まえられて
その能力に驚嘆した奴らがアシャルの細胞から分身を作った
生体兵器としてフアリアス達を作ったが…フアリアスが敵を裏切り…他にも助けもあり
なんとか敵を倒した
わ、わん子の頭では難しいお話ですが…何とか理解しましたわん…
ん…わん子だ…うふふ…あはは…くすくす…お仕置き炎♪
アシャルことアーシュがそう言うと…
ぎ、ぎゃああ!そうだったわんわん!
前にもやられましたわんわん
あちち!!尻尾が盛大に燃えてますわんわんわん!!
癒しの水!
別の場所から魔法をかける声がして、わん子の尻尾の炎が消える…
二人の人物が現れた…
あ!アーシュさん
リュース公様だわん!
アーシュさん癒しの水有難うございますわん!
わん子が遅いから、また雪道で倒れたかと心配して来たんだが…
今の話だがそれは本当の話か
ん!リュース公も彼…違う世界の俺の事を知ってるな…心が見えた
ええ…しかし転生された事や妹姫に分身たちの話は初めて聞きました…
違う世界の俺は狂ってる…どうゆう事だ?
私の罪です…アーシュ様は覚えておられませんが…
黒の王国を取り戻してる頃の話です…アーシュ様が15歳の時です
人質奪回の作戦にアーシュさまは私のせいで失敗して敵に捕まえ…セルト殿に救われましたが…
こちらの違う世界のアーシュ様はアレルド殿が生きていて…
まだ敵の操り人形だったセルト殿は殺さずに捕らえ…アレルド殿も操り人形に…
セルト殿は解放出来たものの…アレルド殿は操り人形で…助けに来たセルト殿を殺したそうです
そして、巨人族の国に連れてゆかれ…
処刑は免れたものの
あの巨人族の王の弟に献上され
成長を止める薬にアヘン
足に少しティ様と同じ刺青を入れて…あの弟の乱行の話はご存知ですね
捕らわれ14年の地獄の時間を送り…時折、黒の王族の血のお陰で度々正気になり
一時的正気に戻った時に巨人族の王達や魔法使いを殺したそうです…
呪いをかけられ 姿はそのまま
アヘンなどで狂った状態などが続く…呪われた転生をしたという話は聞きましたが…
また転生されたのですね
今度の名前はアシャルと言われるのですか…
しかし…今回は良い方々に護られるようですね
リュース公
アシャル兄ちゃんと私は貧民に生まれたわ
そして…兄ちゃんはまた最低な場末の売春宿に売られたわ
最初の晩の初めての晩は
手荒い兵士達が数人一度に乱暴された…気は狂ってたけど…
その時は正気だったのよ!
成長を止める薬に欲情薬にアヘン…一年後に私も
売られたけど客を取らされる前にアシャル兄ちゃんと逃げたわ…
宿の連中の話だと…ほとんど相手は数人一度を相手をさせて、時には見張り者達まで…
にゃんこ王国の王達や違う世界のアーシュ様に救われ保護されたけど…
それでも沢山事件で兄ちゃんは乱暴されたり
とても辛い思いをしたわ
本来の運命を辿れずに
呪い刺青のせいで天界でも長い時間は狂ったままだという話よ
呪われた残酷な生涯の転生を繰り返した原因は
泣きながらアリサはリュース公を睨む
アリサ…よせ
そちらのリュース公は同じ存在でも別人だ
アシャル…正気に戻ったか?ファリが言う
アシャルちゃん
オリジナル!良かった
アシャルさん…正気に戻った良かった
ああ…心配をかけてすまないな
それから、わん子
ご褒美だ…ふふ…違う世界のもう一人の俺にも…
ボン!!
現れた…
これは…アーシュ
あ!袋の中身は凄い量のお菓子ですわんわん
あ!あの謎のお菓子もですわん!
という事はあの時のお菓子は違う世界のアーシュさんが、くれたんですね、わん
じゃあ…俺に似た雪の精霊の正体はお前だな…
くすくすと笑うアシャルことアーシュ
ファリ、すまないが歩けない…
わかっている大丈夫だ…
もう移植をしても無駄だろうな
少しなら立つ程度は可能だが
足は異常はなかったと記憶してましたが
リュース公
大事件で酷い乱暴を長い間受けた時に足の神経をやられた…
そうか…お前…もう一人の俺…可哀想に
アーシュは優しくアシャルの頬をなぜる
有難う…すまないが
迎えが来るまで大人数だが世話を頼む
ああ、構わん
料理は任せろ
楽しみにしてる…違う世界のもう一人のアーシュ
一つ聞いていいか?
お前の方のエイルやアルにリアン達はどうなった?
すると…アシャルは白の言語で話を始めた…
白の国は一度滅んだ
エイルの父親や婚約者の姫は戦で死んだ
大勢の白の王族や貴族達も死んだ
リアンの兄達も
リアンはこちらも戦で片腕になった…そして最後の白の宗主になった…
そしてリュース公の城に亡命してきた…
ああ、エイルやアルはリアンと結ばれた
だから…エイルは天寿を全うした…エイルは女の子
アルは男の子を産み、リアンとアルは俺が一年で
黒の王を退位して、二人は黒の王でなったから
アルとエイルの子供達は夫婦となり…新たな黄金期の最初の王になったよ
ナーリンは巨人族に囚われたままだったが…幸い王達は興味なし
妻のエリンシア姫と二人の子供に死なれたアーサーの妻になり…後の巨人族の王妃になった
火竜王の俺やティが囚われの身で
無敵の竜人セルトもアレルドもいない14年間
タルベリィや捕われた黒の貴族達は俺たちが助け、
領土の少しを取り返し…奪還や復興の基礎は作ったものの
黒の国もまだまだ奪還中…
アルやリュース公に少年だった片眼の黄金の先読みフィン達は奮闘してたが
黒の国の半分も
まだ王都は取り戻せなかった
白も黒も…どちらの国も荒廃して酷い有り様だった…
多くの民は巨人族に奴隷として連れてゆかれ…
重い税金に略奪を繰返されて…ボロボロだった…
リアンやアル、リュース公、彼らが
取り戻したのは元の国土の半分くらい
偉大な救世主で大昔の黒の女王であり
火焔の女王様がリュース公に豊かなシェスタの領土をくれたから…
長い戦争でも戦いぬけた
それから異母妹のティは巨人族の国で俺と二人とも囚われ
不幸な事は沢山あったが仲良く暮らした…
刺青のせいでティは痴呆になり…彼女に請われ花嫁にしたが…
狂ったティは俺を殺し、すぐに自分も死んだ
いわゆる無理心中だな
リアン達は2つの国を治め狂った俺達の世話をしてくれた
盛大な葬儀もだ…
あ…魔法使いの奴は最後の魔法で呪いの水晶で俺を貫くはずだったが…
俺を憐れんだ神達が時の番人レグルスとバスティルを俺の元に寄越して
その事を教えて回避するようにさせたが
避けきれずに危うい処を
解放して一緒に戦っていたアレルドが俺の身代わりになり…あの運命からは逃れた
エイルの実母のエリンシア姫は優しかった…
弟だけでなく俺は王や他の相手までさせられた…褒美代わりに将軍どもにも
エリンシア姫は夜伽を可哀想にと言って
何度も代わってくれた…
王達は人でなしの鬼だった
…俺が正気に戻る度に火傷を負わせたから
罰として鞭を打ち
俺が正気の状態の時に
まず再生した喉を魔法封じで焼いて…幾度も地下牢の兵士達に鎖に繋ぎ数日与えた…
時には自分や地下牢の兵士達が俺に乱暴をしてる様を
幾度も大事な妹のティに無理やり見せた…あの子は泣き叫んでいたな…
薬で狂ってた時には喜んで抱かれたから…ティには…それも見られた…
囚われた時間は14年間は…ティ達と過ごせたが…
ほとんどの時間は大量に飲まされたアヘンや欲情の薬で
狂い男を欲しがるか…解放された時間は…
五歳以下の子供と同じで積み木遊びに夢中…
多くの時間は…男達の相手
こちらの歴史はかなり変わったし、俺も呪いの転生で散々だった…
奴が俺に呪いをかけた…
最初の生涯よりも…もっと酷かった
大抵、貧民に売られ最低な売春宿で生涯を過ごし
複数の客の相手をしてる最中にショック死か病で力尽きた…
俺はただの商品で消耗品だった
最初の転生の時は…酔った兵士達の客が…
よってたかって俺を犯しながら…切り刻ざんだ…
アヘンに欲情の薬、成長を止める薬…魔法封じの首輪か喉を焼かれた
今回もそうだ…俺の今の年齢は19才だ…もうすぐ二十歳
15才で成長を止める薬を飲まされた
正気の状態で生まれた時には…奴らはわざと楽しみの為に…
しばらくはそのままにした…
あれは地獄だった
アヘンで気が狂い欲情の薬…欲情の薬の効果に
アヘン欲しさに俺は喜んで抱かれた…
アヘン屈に売られ鞭打たれたり抱かれてる処を客達の見世物にもされたし
平民に生まれた時は必ず奴隷商人に浚われた
貴族や王族に生まれた時は
どちらも庶子で…
正室の異母兄達や実の父に犯された…
実の父に犯されたのは11歳
どちらも牢にとじ込まれ…長い間、ずっと異母兄達に
兵士達に死刑囚達に…異母兄達はその有り様を見て本当に楽しそうだった…
服は取り上げられ
着てるのは…毛布だけ…
蒼白になり言葉を失うアーシュとリュース公
今度は黒の言語で話し出す
だが…今はこうして
可愛い妹や分身達に優しい者達に囲まれ…穏やかな幸せを得た…
まだちょっと問題は抱えるし、魔法の王としての力も衰えたが
ふふ…だから、そんな哀しそうな顔をするな
お前は本来の運命を辿り
死後も大きな役割がある
役割を終えたら
大きな幸せがあるから
幾度か事件もあるが…
あ…今、予知した
俺は予知は得意だ…
俺達を此処に跳ばした原因は時空間の亀裂だが…
その影響で大地震がアレトで起こる…
黒の国では5番目に大きな街で白の国の国境…
すぐ近くの白の国の街にも被害が出る…
本来の歴史にはないが…
すでに時が固定した…バスティル達は修正出来ない
後もう1つ来年は大飢饉だ…これも影響で固定した
雨が少ない…シエスタなどの大きな湖や
大河のある地域でも作物の収穫は半分以下だ…
有難う…すまないな
対策を講じる
いや…世話になる礼だ…ふふ
何気に悩殺の笑みのアシャル…
赤くなる皆さま
あ…ところで誰が迎えに来るんだ?
時の番人のバスティルやレグルスか?
ふふ…逢ったら驚くな
何せ…ふ…
ふふっ、あはは
きゃはは…誰?同じ顔
くすくす…沢山見てる…誰?きゃはは…
あ…これは?アーシュ
アシャルは…元に戻ったです…
脳に障害あるし…前世や前の転生もあり…
今回も中和したがアヘンや欲情の薬の効果は慢性化してる
今は…五歳以下の子供と一緒…とフアリが言う
アシャル兄ちゃん
泣きそうなアリサ
アシャルちゃん
アシャルさん…ナギとリリーシュこちらも哀しそうな表情
オリジナル…心配そうなフアリアス達
わんわん…こちらも心配そうなわん子
悲し気な表情を浮かべ…アーシュはアシャルこと…もう一人の自分の頬をもう一度
そっと優しくなぜた…
あらら~ん
まああ!!人間ちゃん達が大量じゃない…うふふ
いつものわん子ちゃんに
前回の金髪の美丈夫…ロマンスグレー…長い黒髪の美少年に…
うふふ…あの時の長い黒髪の子と瓜二つの羽つきの少年ちゃんじゃない…うふふ
更には…今回は水色髪の美少女に中性的な素晴らしい美人
イケメンの浅黒い肌の青い瞳の美青年…うふふ
黒猫耳の美少女
その上に黒髪の少年ちゃんに似た可愛い子供ちゃんが三匹…うふ
大量極上…、頂きまああす
うふふ
な…な…なんなの?この大きな巨人な女の人?
アリサ
でかい…本当に巨人だ
フアリ
お…大きい
ナギ
いや~ん大き過ぎ…
リリーシュ
無言のフアリアス達は
驚きのあまり瞳を大きく見開ている
またまた出たか!懲りもせずに!
このわん子の宿敵!
人食い巨人こと作者!!
な、人食い?まずい!
リュース公、悪いがアシャルを頼む!
フアリアス達は攻撃魔法を頼む!
リリーシュにアリサちゃん、ナギとわん子さんは下がってろ!
はい!フアリさん
わかったわフアリ!
うん、フアリ兄ちゃん
はい!攻撃魔法は僕らに任せ下さい
有無を言わさずにアシャルをリュース公に押し付け
フアリはレーザー剣を取り出した
な、なんだ…あの光の剣は
それに反応や判断が早い…何者だ
アーシュ
わんわん!!フアリさん
強そう!わん
わん子
リュース公は預かったアシャルを守る為に身構える
フアリは高く飛び上がり、まず近くの木の上に飛び乗り、
次に再び飛んで襲いかかる!
剣で巨人こと作者に切りつけて
腕に大きな傷を負わす
痛いい~ん!酷いわあ
巨人こと作者…
俺たちを食う気なのはそっちだ!巨人こと作者!!
フアリ
いくぞ!!僕らの攻撃魔法だ!
炎の柱!!フアリアス
風の矢!!アレン
まず二人の攻撃魔法が炸裂
癒しの魔力に優れたヘンは
3人の誰かが怪我をしたり、
防御魔法が必要な時に備えて、力を温存してる
あちち…なんてね…うふふん
え!!炎や風の矢が消えた
うふふん…魔法効果防止スプレーしたのよん…うふ
そうか…だが直接攻撃は通じたな…
あら…そう
うふふっふ…
さっと小さな虫取り網を取り出し、素早くフアリやフアリアス達を捕獲!!
スイッチオン♪
カチリと虫取り網に付いてたボタンを押す!
うわわぁ!く、ぎゃああ
フアリやフアリアス達は悲鳴を上げて倒れた!!
どうした!大丈夫か
アーシュ
大丈夫ですか!
リュース公
フアリ!!フアリアス!アレン!レン
ナギ
フアリ兄ちゃん!フアリアスちゃん達どうしたの!大丈夫!!
リリーシュ
フアリさん!フアリアスちゃん!アレンちゃん!レンちゃん!
アリサ
わんわんわん!!大変わん!!わん子
三人は完全に気を失ってる
うふふん…この虫取り網は電気ショックを与えるの…
しばらくは動けないわね
巨人は三人を網から取り出して、まず小さい巾着袋に入れ
その袋の口をヒモでしっかりと縛り
自分の手提げに入れた
きやああ!フアリ兄ちゃん!
フアリぃぃ!!フアリアスちゃん達
フアリさん!、フアリアスちゃん達
わんわんわん!!捕まった!!わん
それぞれ皆が悲鳴を上げる
えっ?電気ショック?なんの事だ!
アーシュ
あ!それは未来のテクノロジーです
違う世界のアーシュ様
雷と同じ力です!
アリサ
さぁ~貴方達は
そう言って何かのスプレー缶を取り出した、巨人こと作者!!
させるか!また眠り粉だな
アーシュはそう言って
服を少し脱ぎ黒い翼と魔法の剣を出現させた!
風の盾よ!我を包み
敵から護れ!
風が弧を描き、アーシュを包む
リュース公、何か魔法の盾を!
奴の眠りの粉から自分と彼らを護れ!
はい!
水の盾よ!我らを敵の攻撃魔法から護れ!
宙から出現した水に
皆が包まれる
あらんん!そうきたのねん
アーシュは魔法の剣に炎の魔法をかけ
炎に包まれた剣で切りつける
あちち!痛いい~かなり深く切られたわ!
腕に幾つかの深い傷
ふん、仕掛けて来たのは
お前だ!人食い巨人こと作者!!
もう!お仕置きよ!
人食い巨人こと作者は、空に浮かんだアーシュを虫取り網に捕らえた!!
しまった!
スイッチオンん!
うわわぁ!
虫取り網の中で、電気ショックで倒れてしまう
あ!アーシュ様!
アーシュさんわわ、わん
きゃああ大変、アーシュ様あ
ああ!そんなああ
なんて事なの!!フアリ達だけでなくアーシュ様まで
ささっとまたしても、巾着袋に今度は気を失ったアーシュをほおり込む
あ!そうだわ、また魔法で暴れられたら厄介よねん…ふふん
魔法防止スプレーかけちゃお~
これで魔法は使えない…無効ね
あ!さっきのレーザー剣も回収、取り上げてぇ♪y
気を失ったフアリの手からレーザー剣を取り上げ、そのまま手提げにポイ
んふふ…
バシャンと魔法の水の盾を
手で壊すなり
真っ先に魔法防止のスプレーをリュース公に吹きかける
げほほ…顔をしかめるリュース公
これで…止めよん、一網打尽
次に強力眠り粉スプレーを
リュース公も含め、残りの者達に吹きかけた
ごほほ、う…
う~んん、眠むううん
バタリとリリーシュ
駄目…ね…む…アリサ
あ…ナギ
わ!わわ、わん…バタリ
わん子
かくして一網打尽に皆さま
人食い巨人こと作者に捕まるのだった…
が…しかしアシャルこと、もう一人のアーシュは
防護にとリュース公に毛布に包まれていたので、スプレーの直撃攻撃からは、免れていた…
巨人こと作者は上機嫌♪
お~ほほ♪大量、大量
こんなに沢山極上の人肉ちゃん達
美形ばかりだから…うふふ
凍らせてぇえ♪カルパッチョか
お刺身の盛り合わせかなんん…うふふ
ゼリーで固める料理かお菓子も良いかも…
ケーキのデコレーションに並べて…なんてナイス…うふふっ
わん子ちゃんは煮込み料理でいいわね…くすっ
カレーにビーフシチューかクリームシチュー…
あ!パエリアも悪くないわぁ
ではっは…最新の魔法防止付きの冷蔵庫の冷凍庫に…入れてと…
万が一、壊れてもまだ購入したてで取り替え大丈夫だし、
家財保険にも入れたから…うふふん
ポイポイと皆さまを冷凍庫にほおりこむ
く、くしゅん!
なに、ここは?寒いわ
アリサ
寒い寒い寒いいいん!
あ!大きなハート型チョコ発見
手作りみたい…げ!チョコの中に人骨がトッピングで入ってるぅぅ
いや~ん!
あうあう…寒いいん
リリーシュ
震えるリリーシュにフアリが自分の上着をかける
あ、フアリ兄ちゃん
リリーシュは元々、亜熱帯の水の惑星の子孫だからな…
それに故郷の砂漠の星も暑い場所だから
風邪どころか肺炎になる
でもぉフアリ兄ちゃんが…
俺は頑丈だから大丈夫だ
他の皆は…
あ、レーザー剣を捕られた、くそっ
アシャル、ナギ
あ、気を失ってるな…
他の皆は大丈夫か?
フアリ…
ナギ!大丈夫か?
ええ、私は大丈夫よ
あ!アーシュ様そこにおられたのですね
ああ…ファりだったな
ここは…一体何処だ?
氷室の様に寒いな
アーシュ
何でも…前にも捕まった時に同じ様な場所に閉じ込められて…
もう一人のアーシュ様、アシャル様が言うには、
冷蔵庫とかいう機械の氷室だそうです
そうなのか…リュース公
わかった…とにかく、此処から脱出だ!
ついでに…あの人食い巨人こと作者にきっいいお仕置きだな
僕らも手伝います!アーシュ様
フアリアス達
よし!頼むぞ…あ、わん子起きたな
はいです!わんわん!!
もう一人のアーシュさん、アシャルさんもぼんやりしてますが、起きましたわん!!
わかった…じゃ…お前は、悪いが寝てろ!わん子
へっ!わん!
わん子に左手をかざすアーシュ
わん!何ですか?わん
え、魔法が…効いてない?
フアリアス達も手をかざしてみるが、わん子はきょとんとしたまま
しばし考え込み、試しに魔法の呪文を唱えるアーシュ
炎の柱!
しかし、何も起こらない…
フアリアス達も試してみる
風の矢
氷の槍!!
風のかまいたち!
これは…そういば、魔法防止スプレーとやらを
あの人食い巨人に私にもかけられました…試しに…
白き幻獣ケルベロスよ
我の呼び掛けに答えよ!
しかし…何も起こらない…
レーザー剣があれば…
あの壁を焼いて、出られるんだが…
フアリ
しばらくは…魔法が使えないようだな…
使えるようになるまで、とりあえず寒さをしのぎ
待つしかない
アーシュ
いや…俺は毛布に包まれてたので、魔法は使える…
今は俺はしばしの間は正気のようだ
指先から小さな炎を出すアシャルことアーシュ
だが…黄金の力で見たら、壁には強力な魔法防止の力が働いてる…
しかない…
あ!駄目ですオリジナル!
暗黒の魔法を使う気ですね!身体の負担が大き過ぎます!!
このままでは凍え死ぬ
手はない…後は頼むぞ
暗黒の力?何の事だ?
魔法の王達を凌ぐ、巨大な魔力です!アーシュ様
未来で異変が起こります
その為にアシャ様は出現しました!
暗黒の力を持つ暗黒の女王として覚醒します
こちらの世界は...アシャ様達は王女として生まれました
そしてアシャ様が五歳で殺され…リアや他の家族も…
彼らを殺した敵の王にナジュ王女が浚われ
敵の王に乱暴され、妊娠して、代わりに暗黒の王、
男の子を産みました…黒猫のアラシャです…
姿は黒猫耳としっぼ付きで17歳で成長は止まりました
彼が僕らやアリサちゃん、オリジナル…アシャル様を保護して守ってます
俺の保護者か…俺やレンに対する扱いは玩具だが…
アシャルことアーシュ
は?
アーシュ
その、アラシャお父様はアシャル兄ちゃんを熱愛してるです…
その、あの夜の事が..扱いがちょっと
アリサ
なるほど…問題があるとはそういう意味か…気の毒に
あの幼いアシャがそんな大きな運命と魔力があったとは
なるほどな…時の番人レグルスが特別扱いをする訳だな…
アーシュ
俺は本来はそちらと同じくノーマルなんだがな…ふう
だが…夜の交わりや幾度なく長く受けた彼の癒しの魔法で…
本来は世界には一人しか存在しない
暗黒の力を少し吸収した…
ため息をつきながら
左手を壁に向かってかざすアシャルことアーシュ
あの…アーシュ様…
アラシャに逢いましたが
姿は天使の様なナジュナジュに良く似てますが…
実の父親は…
アーシュ様…貴方様の祖父…残酷な狂王となられたジェライア王が転生した者です…
アラシャ、彼の表情に少し、狂暴な狂気が感じられました…
え…なっ…
瞳を開き青くなるアーシュ
いくぞ!後は頼むぞ
火焔の王、火竜王、最後の黄金の竜の王にして
最後の黒の王アーシュランが命を下す
そして暗黒の女王アシャアシャと暗黒の王アラシャの力と名を借り受ける!
暗黒の力よ!我に立ち塞がる壁を砕け!
アシャルの呪文で目の前の壁は砕け散る
え!!えっ!!最後の黒の王!!わんわん
なんですって、わん!
黒の王様…アーシュさんがあぁ、わんわんわん!
騒ぐわん子
いかん…忘れた…
わん子に手をかざす
アシャル
わ…わん
バタリと倒れるわん子
ん…魔法の力が戻った
アーシュ
こちらもです!薬の効果が切れたようです
それに魔法封じの壁も壊れたから!
フアリアス
ぐらりと倒れるアシャル…
アシャル!フアリが抱き抱える
アシャル兄ちゃん!アリサ
アシャルちゃん
リリーシュ
アシャルさん
ナギ
お…オリジナル!
あ!大変だ…息をしてない心臓が…フアリ
どけ!蘇生させる
アーシュ
私も手伝います
リュース公
あ…駄目だ…
蒼白になるアーシュ
大丈夫です!レンがいます
レンは救世主の火焔の女王の孫の一人…
伝説の黄金の癒しの力を持った黒の王子の生まれ変わり、転生した者です!
あの…エイル様の呪い料理に打ち勝ちました!!
えっ…あのエイルの呪われた料理に…打ち勝った…嘘
あり得えない…奇跡だ
ていうか…千年以上の未来でエイルの料理とは、どうゆう意味だ?
それはいずれ解りますアーシュ様…
レンが手をかざすと虹色や白い光や金色の光の玉が現れて
アシャルの身体に吸い込れてゆく…
はぁーと大きく息を吐くアシャルことアーシュ
ゆっくりと瞳を開く
大丈夫か?
ぼんやりとして人形の様な状態のアシャル
力を使い果たし…また狂気の状態に…すまん
もう一人の俺…アーシュ
あ…アシャル兄ちゃん
アシャルちゃん
アシャルさん…
ぎゃああ!!また冷蔵庫を壊して!
なんて事するのぉ!!
知るか!この人食い巨人こと作者!覚悟しろ!!
アーシュ
フアリさん!魔法で取り返しました
レーザー剣です
フアリアス
有難うフアリアス!
では俺も…ナギ!リュース公
アシャルを頼む
レンは治癒と回復の呪文を…!
フアリがジャンプして斬りかかる
痛いいいん!
また腕を切られた…ひどいわああ!
ひどいのはお前だ!!
人食い巨人こと作者!
炎の柱!
アーシュの攻撃魔法
あちちち!!あじぃぃん!!
僕らもゆくぞぉ!!
風の矢
炎の槍
痛いいん!!あちち!!
なんて事すんのよぉ
きさま…我が孫のレンに
アシャル…アーシュ殿
他の者達も危害を加えるとは
許さん!この火焔の女王ヴァルジニテが罰を加える!!
漆黒の翼をはためかせる
長いウェーブの黒髪の鎧姿の美しい女性…瞳は赤い火焔の色…
え…救世主の…
三代目リュース公に特別な秘密の命を下し、
豊かなシェスタの領地を与えた…俺の先祖!?
アーシュ
ま、まさか…そんな
リュース公
こくこくと頷くレン
それに続く他の者達
業火の炎の竜よ…
我が呼び掛けに答えよ 火焔の女王…火竜王
黒の女王、火焔の女王、火竜王が命を下す!!我が敵を焼き尽くせ!
巨大な炎竜が雄叫びを上げながら出現して、炎を吐く
うぎああっ!
あの…作者なんですが…
私のアリサやアシャル…アーシュ殿に皆にも
よくも…許さん!
漆黒の翼の黒髪の少年…
こちらは肩より少し長めの髪を赤い細い布で縛っている
瞳の色は火焔色…顔はアーシュに良く似てる
アジェンダ様!!
アリサが頬を赤く染めて嬉しそうに叫ぶ
え…あ…アジェンダ様?
俺より前の火焔の世代
300年前の俺の先祖か!
火竜王、火焔の王…
戦上手で、あの悲劇の王…そして癒しの神殿の創設者!!
どうゆう事だ?
伝説の王が二人も現れた…アーシュ
炎の大蛇!出現せよ!
我が前にいる敵を焼き尽くせ!
もう1つ…風のかまいたち風の矢 !!
あちちいぃ~あちい熱い
痛いいいん!ひぃ
あのぉ~作者なんですが…
またやってくれたね!!
このデカぶつ人食い巨人こと作者!
僕の愛するアーシュ様(アシャル)やレンに
養女のアリサに…同士のリリーシュちやん、フアリアス…他の者まで…
許さないから!
暗黒の王アラシャが命を下したよ!!
暗黒の炎の海!敵を焼くがいい!!
ぎゃひひん!あじちちっ!あちあちあち…あうあうう!!
また黒い炎の攻撃よお~ひいい
あのぉ~作者なんですが…
まったくぅ~懲りない
人食い巨人こと作者よねん…
しかも今回は生身の私のアーシュ様まで…アシャも許さないわよ…
熱いのよね…今回も極寒地獄よ!!
暗黒の女王アシャが命を下した!
暗黒の凍える冷たき水!
我が敵に極寒地獄を味わせて!!
ぎゃああ~
黒い氷に包まる巨人こと作者
あのぉぉ~作者なんですが…いたわって…あうっ
あれが…アラシャか…
それから…あの幼い女の子だったアシャアシャか…
あ…アシャは生きてない…
あれは幽体だ
アーシュ
はい…アーシュ様…
リュース公
アラシャお父様!
うふ、皆で迎えに来たよ
僕のアリサ、アーシュ様、レン
リリーシュちゃん達も無事で良かった…うふ
あ!黒猫のアラシャ!
フアリアスとレン
黒猫のアラシャちゃん有難うぉ~
リリーシュ
また…黒猫扱いなの…
僕、これでも、にゃんこ王国と隣国を治める
にゃんこ王で…現世の守護者の暗黒の王なのに…くすん
黒猫で十分
キッパリと言い切るレン
3人も頷く
レンちゃん…ひどい…くすん
うふふん…生身の大昔のアーシュ様
アシャ
そうか…生涯を既に終えたか…幸せだったか?
今は…どうだ?
ずいぶんと大きくなった…綺麗な美少女だ
胸もいい…胸も大きくなった…
アーシュ
いやん!!胸はミルクを沢山飲んだから、大きくなりました…ぐふ
幸せでしたよ…今も
うふふ…
ピクピクと身動きして
身体の一部を外に出す作者
あ!しぶといなー!!
僕らの魔法攻撃をあれだけ受て…
さすが人食い巨人こと作者!
アラシャ
後は俺がやる…まったく
また俺の大切な双子のような弟(妹?)に…
大事な身内達にも危害を加えたな…許さん!
あ…あ…あれは俺…
あ!幽体か!
では…千年以上未来の俺があそこにいる
だから、エイルもいるのか・・
さては呪われた料理を作り…多分、エイルが事件を起こしたか…
こくこくと頷く…未来からの皆さま
きょとんとした孫の転生者レンに
頬づりしながら抱きしめる女王…嬉しそう
さり気にアジェダはアリサを抱きしめてキスをしてる…
あ…
それを見て点々なお目目になるアーシュとリュース公
あ、あのですね…
異変とかで天界…安息の時間で死後の世界から
魔法の王の皆さまが
現世へ降臨されるようになり、
こちら側は黒猫のアラシャの別荘が基地となり滞在されるようになりました…
貴方様の方は魔法ギルドの屋敷や時の神殿だと伺いました
それから…アジェンダ様と貴方様アーシュ様は天界で少年の姿になりました…
オリジナル・・アシャルは15歳で年齢が止まりましたから…
その姿で最初の魔法の王の生涯を終えたので…
アジェンダ様の妻の方の魂はどちらの世界も行方不明です
アリサちゃんの場合は
オリジナル
アシャル…もう一人のアーシュ様が呪われた転生したのを
発見し保護した黒猫アラシャの処に
アジェンダ様が見舞いに来られ…
その時にアジェンダ様が
一緒に保護された妹のアリサちゃんを好きになり、今は…
二人は式も上げ祝福されて新婚ホヤホヤです…
フアリアスの解説
そ…そう
口元を歪ませるアーシュ
ただ驚き瞳を見開いてるリュース公
で…千年以上未来の幽体のお怒りモードのアーシュの方は
人食い巨人こと作者を睨み付けてる
鬼瓦の瞳を更に吊り上げ
手には炎を纏わせてる
業火よ…炎の竜よ
出現せよ…
我は火竜王、最後の黄金の王
我が命に従え…我が敵を焼き尽くせ!
風の竜よ
汝の力により、敵を切り裂け!!
大地の巨人よ…敵を踏み潰せ!
三連発の大攻撃魔法炸裂!!
うんぎやああ!!あちち!!
痛いい!ひぃいいん!
あ…ふ…私より大きな岩や土の塊の巨人に踏まれそう…
うぎゃあ!!
何気に手を合わせるリリーシュ…
あのぉ~作者なんですが…しくしく
うふふ…僕のアーシュ様…レンちゃん
アラシャは嬉しそうに黒い尻尾ぴんと立てピコピコさせながら
フアリの手からサッとアシャルを奪い取り
デープキスをする
ああ!やめんか!!
この暗黒の黒猫が!アシャルに、もう一人の可哀想な俺に何をする!
可哀想に玩具にしやがって
と言ってアラシャからアシャルを奪い取る生身の現・黒の王アーシュ
え…だってぇ~現在はファリ達の国の同性結婚の法を取り入れて
同性婚も重婚も、僕のにゃんこ王国では可能でぇ・・うふん
でもアーシュ様…暗黒の黒猫って…あんまり
いっ!!まさか…おい!ファリ
すみません…俺達は教える気もなく、まさか悪用?されるとは
思わなかったですが…
事後承諾で勝手に黒猫のアラシャが…第一王妃にアシャルを…
第二王妃にレンを…
冷や汗たらたらのアーシュにリュース公
ど…どこまで…こんな酷い目に
…可哀想なもう一人の俺…
本人は、ちょっと問題が…と言ったが…
ちょっと程度じゃない!大問題じゃないか…
アーシュの瞳に涙が浮かぶ
ちょっとぉ~もう!
僕のアーシュ様を返して下さいね!!
今度はアラシャが取り返す
そこにサッと未来の幽体のアーシュがアラシャから
アシャルを取り上げてお姫様抱っこする
まったくだ…夜の扱いは何度も
俺達がきついお仕置きしても、あまり変わらず乱暴だし…
アシャルの身体は弱ってる…レンは許可するが…
アシャル…もう一人の俺のアーシュは
しばらくはお前の夜の相手は禁止だ!
キッパリと言いきる
えぇ~またあ~くすん
泣いちゃう…
アラシャ
アシャルの処にファリアス、アレンにレンが来て嬉しそうに
身体をすりすりと合わせたりなでなでしたり
頬にキスをする
あんたが悪いのよ!!アラシャ
無理ばかりさせて!少し反省しなさい
アシャ
幽体のアーシュが慌て
今度はレンに言う
あ!レン、お前もだ!
添い寝はいいが…ファリアスとアレンがいない時に
アシャルを襲うな!
…道具を使って襲うのも…
せめて…しばらくアシャルが回復するまでは禁止!
回復と癒しの呪文は頼んだからな…
レンが口元を歪ませ泣き顔になる…
こくこくと頷くファリアスとアレンとリリーシュ
その事実を知らなかった
ファリとナギは真っ青になり
冷や汗たらたらり~ん
そして絶句してる…
い!!なっ!…まだそんな問題が!
…まだ幼さがある年下に…同じ王妃に襲われてるのか
…どこまでそんな…そんな…しかも道具だと!!
涙目に冷や汗に口元歪ませ青くなるアーシュ
違う世界とはいえ…自分の大切な主…発情期で罪を犯したが…
そして、その事が原因で
転落の違う運命に…始まりはリュース公のせい
最初に会った時に恨み事を言いたくなるのも当然
妹のアリサが恨み事を言うのも…
あまりの衝撃的な事実の数々に
絶句して、蒼白になり気を失いそうになるリュース公
幽体の遥か未来のアーシュが言う
さてと…人食い巨人こと作者は一応はトドメを刺した…
本来なら歴史が変わるから
すぐにでも…記憶を消すが
アシャル…もう一人の俺のアーシュが
新たに発生した大災害を2つ予知して伝えた…
大災害の後始末が終わるまで…記憶はそのままだ…
…わん子の方は操作して消すが
お前はしないと思うが…
日記に書けば文字は消える…人に話しても…彼らも忘れてしまう
まだ生きて…魔法の王の生涯の途中の俺…
俺から見れば、遥か過去の時間だが…
ああ…瞳はもう片方は黄金色か…そうか…哀しいな
もう全てを悟り受け入れた
傷も痛むだろう…
抗った結果だが…俺もまだ完全には癒えない
この姿になったのも…
俺の場合は、そのせい
ティも…俺のせいで
あの子には呪いの刺青もある
傷や刺青を抱え治療の癒しは必要だが…幸せに元気に過ごしてる
ズボンを脱がして
アシャルの足の刺青を見せるアーシュ
もう一人の俺…アーシュ
アシャルにも足に少し呪い刺青を刻まれた…
そのせいで、天界…安息の時間でも
彼の身体を狂った状態から戻せない
アシャルの方のティの痴呆も…だから父王アージェントが眠らせたままだ
伝説の癒しの幼き黒の王子
その転生したレンでも駄目だった
だが…過去の俺…お前は
彼…アシャルより
ずっと幸福だ
彼アシャルは…あの連獄からは逃れたが…
最初の魔法の王の囚われの14年に
その後の誘拐事件では…数日乱暴され、右指を3本切られ…
二本は無理やり飲み込まされた…
え!?指を…そんな事が…
蒼白なるアーシュ
ああ…指は科学技術と適合者のお陰で…
長期は持たないが今回の生存中は取り戻した…
死んだ後はどうなるかは不明だ…また欠けるだろうな
幸いなのは…利き手が左手
再生能力を無くしたので
ずっと欠けたまま
転生しても…そのまま
翼も失われた…奴の呪いだ
その上
両目を異変の時に奴に潰され
その影響で盲目だった…
こちらも移植した
黄金の力で見る事は支障なく可能だったが…
こちらの歴史ではなかった
幾つもの内乱や大災害にも悩まされ
こちらにはない、猛毒の宗教まで発生した…
あの呪われた神…
これから…過去の俺…
お前が殺す魔法使いを神と崇める連中だ
沢山…大きな問題を起こした
内乱の黒幕だった事もある
こちらではなかった
未来の時代の戦争の数々も…黒幕だったり、
アラシャの実の父…あのジェライアも熱心な信者だった
奴のせいで…ジェライアは転生した
彼は…療養が必要な身体にも関わらず…
レグルス達が一時的正気に戻し
それでも幾度もまた狂気に…
そうして時に狂気の状態になりながら…
善政をして、多くの助けもあったが…
俺の方より酷い状態だった黒の国を
僅か一年で国を復興したのにも関わらず…
14年の囚われの時間の事で悪評が後を立たずに…
性格は俺と違う…とても優しい、だから耐える事を選んだ
救いはリアン達がいた事
彼を支え、助け続けた・・
彼に同情した時の番人レグルスも…
それに彼を慕う白や黒の大貴族、貴族
白の王族に…兵士達がいた事だな
それに彼を心配する歴代の偉大な魔法の王達が降臨された…
まだ生涯の途中
大きな内乱の最中だ
アジェンダ様に救世主の女王様に…
女王様の父君の風の王、始まりの白の宗主フェアアイン様…他にも
俺達も偶然知り合い…こうして、此処にいる
俺の弟ようなものだ・・
とても大事もの…
それから…今日の出来事はいずれ…お前は忘れるだろうが
エイルだけでなく、アルも夜の時間の事は、しっかりな…くすくす
拗ねるぞ…アルが…ふふ
じゃあ…帰還する
また未来で彼らに会えるから
優しく微笑みを浮かべる
遥か未来の幽体のアーシュ
アーシュ様…うふ
アシャが抱き、幽体のアーシュにキスをする
うふふ…未来で四番の妻になりました…ぐふ!
アシャ
い!!四番目ぇえ!?
三番は・・ティ
死んだ後だがな…ふふ
ああ…リアンやアルに酒をプレゼントだ…置いておく
えぇ!あ!
目の前が暗転して気を失う…
気が付けば、心配そうにエイルやアルテイシアにリアンが見詰めてる
大丈夫なの?アーシュ
リュース公とわん子さんは
二人はまだ目を覚まさない…
お父様
心配そうなアルテイシア
手をかざすリアン…
大丈夫…二人とも、しばらくすれば、起きますよ…姫
そうですか…有難うございますリアン様…
いえ…ふふ
あ、それから近くにこの袋が落ちてましたよ…
中身は沢山の美味しそうなお菓子ですね
あら、お酒の箱が…
見た事ないお酒が数種類…
こちらは甘いお酒ですね
ラベルにそう書いてあります
こちらは…かなり強い酒と…
あ!これは…なかなか手には入らない名酒だ!
一体これは…
雪の精霊の贈り物だ…
受け取っておけばいい…
ついでに…雪の精霊の予知を預かった…
大災害が2つあるそうだ
一つは白の国の国境付近の大きな街…近くの白の国の街にも影響がある
場所はアルト
来年は飢饉だ…雨が少ない…他国は大丈夫だろうか…
それは言ってなかったが…
本当ですかアーシュ殿!!
ああ…
深いため息をつき
微かに瞳に涙が浮かぶ
アーシュ様…どうされたのですか?
アーシュ?
アーシュ殿?
…その優しい雪の精霊が
あまりにも…憐れな身の上だったから
彼らの仲間達が…その精霊の救いだな
良ければ詳しく話して下さい
何か出来る事は
酒とお菓子のお礼もしなくては…
アルとリアン
いや…彼らは遠くに去った
少し俺も混乱しててな…
いつか…な…
今日はわん子の家で食事だ…俺が料理する
菓子はこれだけあるから必要ないな…酒も
あ!疫病の薬の件があったな…
わん子の家にある薬を魔法の伝書鳩で送るか
そうですね
今晩は今の疫病対策と…
その予知の対策の件の御話ですね…
アル
私も白の国に知らせないと…
あ!雪が降って来たよ
飛び竜を呼ぼうよ…お酒の箱に、二人ともまだ目を覚まさないから
そうね…エイル
アル
そんな…彼らの様子を伺う…
ボロボロで包帯まみれの巨人こと作者!
ふ…くじけないわ…
黒髪羽つきの少年に…
黒髪の美少女
金髪オッドアイの美少女
金髪美丈夫のロマンスグレー
淡い金髪の羽つき美青年に…
必ずいるいる
わん子ちゃん…
他は皆、いないわね…
さてと…
眠り粉スプレーに魔法防止スプレーに…電気ショック付きの虫取り網
ふふふのふ…今晩のご馳走ちゃん達…うふっ
全然懲りてない…巨人こと作者
いい加減に…いや無理か
そんなこんなあんな感じの…雪が降るある日の出来事
FIN
リリーシュちゃん大丈夫?アリサは心配そうに尋ねる
だ大丈夫あう…寒いんん
此処何処だろねアリサちゃん
亀裂がまた発生して飲み込まれて…
赤い水晶の魔法で冬服が出せなかったら…風邪か悪くて凍死かも
アシャル兄ちゃんも飲み込まれて…兄ちゃんは何処だろ?
フアリアスちゃん達ももしかしたら飲み込まれてたかも…すぐ近くだったから
ファリ兄ちゃん達もよ…
きっと大丈夫よね、黒猫アラシャちゃんやアーシュ様達にアジェンダ様がきっと迎えに来るから…
そうよね!
そんな風に話をしてたら
犬の姿で2本足で立ってて冬のローブを纏った者が話しかけてきた…
にゃんこな人達だわん!
もしかしたらリュース公様の領地の方ですか?
でも…その服装は
アシャアシャちゃん達に似てます…服が今の時代と違う…わん
まさか…アシャアシャちゃんやリアさんみたいに…遥か未来の方ですか?わん!
あ…その水色の髪に
エラみたい耳
初めて見る種族だわん!
え…あ、わん子さんだよね…
リリーシュちゃん
わん子さん生きてる…幽体じゃないわ…
それに…私の事はリュース公の領地の民と言ったわ…
大昔…にゃんこな人達の先祖はリュース公の領地の辺境に出現したの
それにアシャ様の事を遥か未来と言ったわ…
じゃあ!此処は千年以上前の時代なのね!!
どちらかかしら…
アシャル兄ちゃん(アーシュ)側?
違う世界の別のアーシュ様側?
リュース公がいるのね…
あ、アリサちゃん
大丈夫よ、アシャル兄ちゃん側だったとしても…
この時代のリュース公は兄ちゃんに対してはともかく…まだ善人だもの…
あ!そうだわ…
アシャル兄ちゃん側なら
魔法のオルゴール事件は発生してない
わん子さんは未来のアシャ様とは会った事がない
アシャル兄ちゃん側のアシャ様は瀕死の状態でこの時代にタイムワープしてすぐに死ぬもの…
違う世界のリュース公も
アーシュ様に対して罪を犯したけど…正気に戻り
天界の安息の時間では、奥方が転生して子孫の別の魔法の王になったから、
生前の恋人達と穏やかに暮らしてるって
(今は恋人だったアーシュ様の父王もいるし、娘のアル様が第二王妃だものね
でもアル様達にリュース公が生前やらかした事を知られたから、
アーシュ様が止めなかったら、怒ったアル様やティ様たちが消滅させられたかもだったらしい)
…ただアシャ様に何度か消滅させられたらしいけどね…
(アラシャお父様だけど、猫さんは結構執念深い…うん)
違う世界のバステイルが
同じ存在としてリュース公達が謝罪してたって…
こちらのテアル男爵達はそっちの趣味なくて(確か…本当は不明)
本来なら父親の罪で奴隷か処刑されたのに
免罪の上
身分を少し落とされだけの上に領地を少し取り上げられたけど…
沢山な領地に王宮出入り自由で安泰に暮らせて部下としてとても可愛がられ…
最後の戦争で戦死らしいけど…まぁアリアン王妃様の実家だから…
あの…どうしました?わん
良く聞こえなかったですが
リュース公様に…アシャ様?
あ!あのね私達も未来から来たの!
アシャアシャ様は偉大な大魔法使いになって…
わん子さん達の御話は聞いていたのよ
私たちの場合は魔法のオルゴールが発動した訳でなく
別の理由で古代の時代に跳ばされたのよ!
私たち以外にも跳ばされた人がいるの…
探さないと…多分、私たちには迎えが来ると思うけど…
そうだったですか、わん
わん子の家に迎えが来るまでいるといいですわんわん!
丁度、悪性の風邪(疫病)が流行してるので、薬師でわん子の先生ジェンさんの薬を取り
にリュース公様やアーシュ様達が王宮や城や領地の方々の為に
遊びがてら来る事になってますわんわん
リュース公様やアーシュ様に他の方々を探してもらうといいですわんわん!
あ、ありがとーわん子さん
小声でリリーシュがアリサに言う
ねぇアリサちゃん歴史に影響出ない?大丈夫かしら…
大丈夫!
アラシャお父様かアーシュ様かアシャ様が記憶操作するから
あの…今気がついたですが…目元が吊り上がってなくて優しい感じだったから…
黒猫耳の方…アーシュ様に良く似てますわん!
あぐっ!!いや…きっと偶然よ!わん子さん
はぁ…そうですよね
高い位の大貴族のアーシュさんは
確かご家族や親族は以前の戦いで皆さん亡くなられた聞いてますわん
リリーシュは小声でそっと聞く
あれ?わん子さん
アーシュ様が黒の王様って事は知らないの…
えっと…確か今の時点ではまだ知らないわ
了解よアリサちゃん
あの…お名前は?わん
黒猫耳の私はアリサよ
水色髪の私はリリーシュよん…とても遠い異国の者よんん、うふ
よろしくですわん子ですわんわん
あ!アリサちゃん
フアリアスちゃん達!
無事だったのね
えっ!!子供さん達アーシュさんに瓜二つわんわん!瞳の色は片方は違うけど…
一人は良く似てる…わん!
あれ?わん子さんも跳ばされたの!傍にはいなかったのに…
へ?
あ!あのね…未来でまた出逢うのよ!わん子さんはね…フアリアスちゃん達と…
フアリアスちゃん達
私の心を視て…事情を説明するから
あ!そうか…わかったアリサちゃん
よろしくね わん子さん!
僕はフアリアス、こちらはアレン長い髪で良く似てる方はレン
二人は病気で少ししか喋れないから
それから僕らは兄弟だよ!!
二人はにっこりと微笑む
そこに…森の奥から三人の人物が現れた
リリーシュ、アリサちゃんフアリアス達無事だったか?
此処は何処だ?すまんが誰か魔法で冬服と小さな薄い毛布を頼む…
良かった無事だったのね
まず最初にそう言った青年はシャツを脱ぎ腕に抱える長い黒髪の少年に包んでいる
浅黒い肌で青い瞳の二十才半ばぐらいのイケメン
もう一人は中性的な素晴らしい美人…黒髪に手に虹色の鱗が少し…
時折、不思議な光彩を放つ青に近い紫の瞳…
抱えてる長い黒髪の少年は無表情で人形のよう…
整っている顔立ちに片目は赤い宝石の焔色
片方は黄金色…
アシャル兄ちゃん!!とアリサ
アシャルちゃん、ファリ兄ちゃん!!とリリーシュ
オリジナル!!ファリさん!ナギさん!フアリアス達
えっ…その腕に抱えた少年さん…アーシュさんにそっくりなんですが…わん
瞳は片方違うし…髪型も?
あれ…前に見たような気がする
不思議だわん!
えっ…わん子さん
どうして此処に?私よ
ナギよ!こっちはアシャルさん…違う世界のアーシュ様じゃない
あ…あのナギさん
此処は千年以上前の古代の違う世界のアーシュ様の時代よ…
え!!
あ…ああ、そうか…
あ!あ!思い出しましたわん!
一度、もう一人のアーシュ様って…会いましたですわんわん!
良く分からないけど…幽体で時空間を跳んでる時に落ちたとか…わん!
えっ…そんな事があったの?
くしゅん!ファリがくしゃみをする
いけない…アリサが冬服を魔法で出して
フアリアス達が薄い毛布を魔法で出す…駆け寄り
アシャルに毛布をかけると猫のようにアシャルの身体にすりすりする
はいどうぞ…ファリさんナギさん…
冬服の上着を差し出す
アリサ
ファリ兄ちゃん…アシャルちゃんはどうしたの?
亀裂から落ちた時には正気だったのに…
先程、亀裂の化け物も大量に一緒に落ちてきて
俺とアシャルで倒したが…
力を使い過ぎて…また正気をなくした…さっきまでは気が狂い笑ってた
あの…違う世界のアーシュ様ですよね…わん
半月前にお会いしました
何故、アシャルと呼ばれてるですか?わんわん
それにその服はアリサさん達と同じわん!
皆が顔を見回す
ファリ兄ちゃん…アリサちゃんのお話だと…
多分迎えに来る黒猫のアラシャちゃんかアーシュ様に
わん子さんは記憶操作されるって…それから…私達が未来からきた事は知ってるわ
歴史のお話…二度目の魔法オルゴール事件で
生前してた頃のまだ幼い違う世界のあの暗黒の女王アシャちゃんにあったの…
アシャちゃん達がどんな生涯を辿ったかは…知らないけど
あ!それからアシャルちゃんが黒の王という事はまだこの時点では知らないわ
了解だ
まぁ…なら…大体の本当の事を話しても歴史に影響はないな…わかった
わん子さん
俺達はアシャ様より未来の時代から来た
俺はファリ、こっちは俺の妻のナギナジュアリ…ナギでいい…
違う種族だが水色の髪のリリーシュは俺の妹だ…
違う世界のアーシュ様は
転生して生まれ
アシャルと名前づけられた…
アリサちゃんは黒猫耳だがアシャルの実の妹…
フアリアス達は未来の科学で生まれたアシャルの分身達だ…
一時、敵に捕まえられて
その能力に驚嘆した奴らがアシャルの細胞から分身を作った
生体兵器としてフアリアス達を作ったが…フアリアスが敵を裏切り…他にも助けもあり
なんとか敵を倒した
わ、わん子の頭では難しいお話ですが…何とか理解しましたわん…
ん…わん子だ…うふふ…あはは…くすくす…お仕置き炎♪
アシャルことアーシュがそう言うと…
ぎ、ぎゃああ!そうだったわんわん!
前にもやられましたわんわん
あちち!!尻尾が盛大に燃えてますわんわんわん!!
癒しの水!
別の場所から魔法をかける声がして、わん子の尻尾の炎が消える…
二人の人物が現れた…
あ!アーシュさん
リュース公様だわん!
アーシュさん癒しの水有難うございますわん!
わん子が遅いから、また雪道で倒れたかと心配して来たんだが…
今の話だがそれは本当の話か
ん!リュース公も彼…違う世界の俺の事を知ってるな…心が見えた
ええ…しかし転生された事や妹姫に分身たちの話は初めて聞きました…
違う世界の俺は狂ってる…どうゆう事だ?
私の罪です…アーシュ様は覚えておられませんが…
黒の王国を取り戻してる頃の話です…アーシュ様が15歳の時です
人質奪回の作戦にアーシュさまは私のせいで失敗して敵に捕まえ…セルト殿に救われましたが…
こちらの違う世界のアーシュ様はアレルド殿が生きていて…
まだ敵の操り人形だったセルト殿は殺さずに捕らえ…アレルド殿も操り人形に…
セルト殿は解放出来たものの…アレルド殿は操り人形で…助けに来たセルト殿を殺したそうです
そして、巨人族の国に連れてゆかれ…
処刑は免れたものの
あの巨人族の王の弟に献上され
成長を止める薬にアヘン
足に少しティ様と同じ刺青を入れて…あの弟の乱行の話はご存知ですね
捕らわれ14年の地獄の時間を送り…時折、黒の王族の血のお陰で度々正気になり
一時的正気に戻った時に巨人族の王達や魔法使いを殺したそうです…
呪いをかけられ 姿はそのまま
アヘンなどで狂った状態などが続く…呪われた転生をしたという話は聞きましたが…
また転生されたのですね
今度の名前はアシャルと言われるのですか…
しかし…今回は良い方々に護られるようですね
リュース公
アシャル兄ちゃんと私は貧民に生まれたわ
そして…兄ちゃんはまた最低な場末の売春宿に売られたわ
最初の晩の初めての晩は
手荒い兵士達が数人一度に乱暴された…気は狂ってたけど…
その時は正気だったのよ!
成長を止める薬に欲情薬にアヘン…一年後に私も
売られたけど客を取らされる前にアシャル兄ちゃんと逃げたわ…
宿の連中の話だと…ほとんど相手は数人一度を相手をさせて、時には見張り者達まで…
にゃんこ王国の王達や違う世界のアーシュ様に救われ保護されたけど…
それでも沢山事件で兄ちゃんは乱暴されたり
とても辛い思いをしたわ
本来の運命を辿れずに
呪い刺青のせいで天界でも長い時間は狂ったままだという話よ
呪われた残酷な生涯の転生を繰り返した原因は
泣きながらアリサはリュース公を睨む
アリサ…よせ
そちらのリュース公は同じ存在でも別人だ
アシャル…正気に戻ったか?ファリが言う
アシャルちゃん
オリジナル!良かった
アシャルさん…正気に戻った良かった
ああ…心配をかけてすまないな
それから、わん子
ご褒美だ…ふふ…違う世界のもう一人の俺にも…
ボン!!
現れた…
これは…アーシュ
あ!袋の中身は凄い量のお菓子ですわんわん
あ!あの謎のお菓子もですわん!
という事はあの時のお菓子は違う世界のアーシュさんが、くれたんですね、わん
じゃあ…俺に似た雪の精霊の正体はお前だな…
くすくすと笑うアシャルことアーシュ
ファリ、すまないが歩けない…
わかっている大丈夫だ…
もう移植をしても無駄だろうな
少しなら立つ程度は可能だが
足は異常はなかったと記憶してましたが
リュース公
大事件で酷い乱暴を長い間受けた時に足の神経をやられた…
そうか…お前…もう一人の俺…可哀想に
アーシュは優しくアシャルの頬をなぜる
有難う…すまないが
迎えが来るまで大人数だが世話を頼む
ああ、構わん
料理は任せろ
楽しみにしてる…違う世界のもう一人のアーシュ
一つ聞いていいか?
お前の方のエイルやアルにリアン達はどうなった?
すると…アシャルは白の言語で話を始めた…
白の国は一度滅んだ
エイルの父親や婚約者の姫は戦で死んだ
大勢の白の王族や貴族達も死んだ
リアンの兄達も
リアンはこちらも戦で片腕になった…そして最後の白の宗主になった…
そしてリュース公の城に亡命してきた…
ああ、エイルやアルはリアンと結ばれた
だから…エイルは天寿を全うした…エイルは女の子
アルは男の子を産み、リアンとアルは俺が一年で
黒の王を退位して、二人は黒の王でなったから
アルとエイルの子供達は夫婦となり…新たな黄金期の最初の王になったよ
ナーリンは巨人族に囚われたままだったが…幸い王達は興味なし
妻のエリンシア姫と二人の子供に死なれたアーサーの妻になり…後の巨人族の王妃になった
火竜王の俺やティが囚われの身で
無敵の竜人セルトもアレルドもいない14年間
タルベリィや捕われた黒の貴族達は俺たちが助け、
領土の少しを取り返し…奪還や復興の基礎は作ったものの
黒の国もまだまだ奪還中…
アルやリュース公に少年だった片眼の黄金の先読みフィン達は奮闘してたが
黒の国の半分も
まだ王都は取り戻せなかった
白も黒も…どちらの国も荒廃して酷い有り様だった…
多くの民は巨人族に奴隷として連れてゆかれ…
重い税金に略奪を繰返されて…ボロボロだった…
リアンやアル、リュース公、彼らが
取り戻したのは元の国土の半分くらい
偉大な救世主で大昔の黒の女王であり
火焔の女王様がリュース公に豊かなシェスタの領土をくれたから…
長い戦争でも戦いぬけた
それから異母妹のティは巨人族の国で俺と二人とも囚われ
不幸な事は沢山あったが仲良く暮らした…
刺青のせいでティは痴呆になり…彼女に請われ花嫁にしたが…
狂ったティは俺を殺し、すぐに自分も死んだ
いわゆる無理心中だな
リアン達は2つの国を治め狂った俺達の世話をしてくれた
盛大な葬儀もだ…
あ…魔法使いの奴は最後の魔法で呪いの水晶で俺を貫くはずだったが…
俺を憐れんだ神達が時の番人レグルスとバスティルを俺の元に寄越して
その事を教えて回避するようにさせたが
避けきれずに危うい処を
解放して一緒に戦っていたアレルドが俺の身代わりになり…あの運命からは逃れた
エイルの実母のエリンシア姫は優しかった…
弟だけでなく俺は王や他の相手までさせられた…褒美代わりに将軍どもにも
エリンシア姫は夜伽を可哀想にと言って
何度も代わってくれた…
王達は人でなしの鬼だった
…俺が正気に戻る度に火傷を負わせたから
罰として鞭を打ち
俺が正気の状態の時に
まず再生した喉を魔法封じで焼いて…幾度も地下牢の兵士達に鎖に繋ぎ数日与えた…
時には自分や地下牢の兵士達が俺に乱暴をしてる様を
幾度も大事な妹のティに無理やり見せた…あの子は泣き叫んでいたな…
薬で狂ってた時には喜んで抱かれたから…ティには…それも見られた…
囚われた時間は14年間は…ティ達と過ごせたが…
ほとんどの時間は大量に飲まされたアヘンや欲情の薬で
狂い男を欲しがるか…解放された時間は…
五歳以下の子供と同じで積み木遊びに夢中…
多くの時間は…男達の相手
こちらの歴史はかなり変わったし、俺も呪いの転生で散々だった…
奴が俺に呪いをかけた…
最初の生涯よりも…もっと酷かった
大抵、貧民に売られ最低な売春宿で生涯を過ごし
複数の客の相手をしてる最中にショック死か病で力尽きた…
俺はただの商品で消耗品だった
最初の転生の時は…酔った兵士達の客が…
よってたかって俺を犯しながら…切り刻ざんだ…
アヘンに欲情の薬、成長を止める薬…魔法封じの首輪か喉を焼かれた
今回もそうだ…俺の今の年齢は19才だ…もうすぐ二十歳
15才で成長を止める薬を飲まされた
正気の状態で生まれた時には…奴らはわざと楽しみの為に…
しばらくはそのままにした…
あれは地獄だった
アヘンで気が狂い欲情の薬…欲情の薬の効果に
アヘン欲しさに俺は喜んで抱かれた…
アヘン屈に売られ鞭打たれたり抱かれてる処を客達の見世物にもされたし
平民に生まれた時は必ず奴隷商人に浚われた
貴族や王族に生まれた時は
どちらも庶子で…
正室の異母兄達や実の父に犯された…
実の父に犯されたのは11歳
どちらも牢にとじ込まれ…長い間、ずっと異母兄達に
兵士達に死刑囚達に…異母兄達はその有り様を見て本当に楽しそうだった…
服は取り上げられ
着てるのは…毛布だけ…
蒼白になり言葉を失うアーシュとリュース公
今度は黒の言語で話し出す
だが…今はこうして
可愛い妹や分身達に優しい者達に囲まれ…穏やかな幸せを得た…
まだちょっと問題は抱えるし、魔法の王としての力も衰えたが
ふふ…だから、そんな哀しそうな顔をするな
お前は本来の運命を辿り
死後も大きな役割がある
役割を終えたら
大きな幸せがあるから
幾度か事件もあるが…
あ…今、予知した
俺は予知は得意だ…
俺達を此処に跳ばした原因は時空間の亀裂だが…
その影響で大地震がアレトで起こる…
黒の国では5番目に大きな街で白の国の国境…
すぐ近くの白の国の街にも被害が出る…
本来の歴史にはないが…
すでに時が固定した…バスティル達は修正出来ない
後もう1つ来年は大飢饉だ…これも影響で固定した
雨が少ない…シエスタなどの大きな湖や
大河のある地域でも作物の収穫は半分以下だ…
有難う…すまないな
対策を講じる
いや…世話になる礼だ…ふふ
何気に悩殺の笑みのアシャル…
赤くなる皆さま
あ…ところで誰が迎えに来るんだ?
時の番人のバスティルやレグルスか?
ふふ…逢ったら驚くな
何せ…ふ…
ふふっ、あはは
きゃはは…誰?同じ顔
くすくす…沢山見てる…誰?きゃはは…
あ…これは?アーシュ
アシャルは…元に戻ったです…
脳に障害あるし…前世や前の転生もあり…
今回も中和したがアヘンや欲情の薬の効果は慢性化してる
今は…五歳以下の子供と一緒…とフアリが言う
アシャル兄ちゃん
泣きそうなアリサ
アシャルちゃん
アシャルさん…ナギとリリーシュこちらも哀しそうな表情
オリジナル…心配そうなフアリアス達
わんわん…こちらも心配そうなわん子
悲し気な表情を浮かべ…アーシュはアシャルこと…もう一人の自分の頬をもう一度
そっと優しくなぜた…
あらら~ん
まああ!!人間ちゃん達が大量じゃない…うふふ
いつものわん子ちゃんに
前回の金髪の美丈夫…ロマンスグレー…長い黒髪の美少年に…
うふふ…あの時の長い黒髪の子と瓜二つの羽つきの少年ちゃんじゃない…うふふ
更には…今回は水色髪の美少女に中性的な素晴らしい美人
イケメンの浅黒い肌の青い瞳の美青年…うふふ
黒猫耳の美少女
その上に黒髪の少年ちゃんに似た可愛い子供ちゃんが三匹…うふ
大量極上…、頂きまああす
うふふ
な…な…なんなの?この大きな巨人な女の人?
アリサ
でかい…本当に巨人だ
フアリ
お…大きい
ナギ
いや~ん大き過ぎ…
リリーシュ
無言のフアリアス達は
驚きのあまり瞳を大きく見開ている
またまた出たか!懲りもせずに!
このわん子の宿敵!
人食い巨人こと作者!!
な、人食い?まずい!
リュース公、悪いがアシャルを頼む!
フアリアス達は攻撃魔法を頼む!
リリーシュにアリサちゃん、ナギとわん子さんは下がってろ!
はい!フアリさん
わかったわフアリ!
うん、フアリ兄ちゃん
はい!攻撃魔法は僕らに任せ下さい
有無を言わさずにアシャルをリュース公に押し付け
フアリはレーザー剣を取り出した
な、なんだ…あの光の剣は
それに反応や判断が早い…何者だ
アーシュ
わんわん!!フアリさん
強そう!わん
わん子
リュース公は預かったアシャルを守る為に身構える
フアリは高く飛び上がり、まず近くの木の上に飛び乗り、
次に再び飛んで襲いかかる!
剣で巨人こと作者に切りつけて
腕に大きな傷を負わす
痛いい~ん!酷いわあ
巨人こと作者…
俺たちを食う気なのはそっちだ!巨人こと作者!!
フアリ
いくぞ!!僕らの攻撃魔法だ!
炎の柱!!フアリアス
風の矢!!アレン
まず二人の攻撃魔法が炸裂
癒しの魔力に優れたヘンは
3人の誰かが怪我をしたり、
防御魔法が必要な時に備えて、力を温存してる
あちち…なんてね…うふふん
え!!炎や風の矢が消えた
うふふん…魔法効果防止スプレーしたのよん…うふ
そうか…だが直接攻撃は通じたな…
あら…そう
うふふっふ…
さっと小さな虫取り網を取り出し、素早くフアリやフアリアス達を捕獲!!
スイッチオン♪
カチリと虫取り網に付いてたボタンを押す!
うわわぁ!く、ぎゃああ
フアリやフアリアス達は悲鳴を上げて倒れた!!
どうした!大丈夫か
アーシュ
大丈夫ですか!
リュース公
フアリ!!フアリアス!アレン!レン
ナギ
フアリ兄ちゃん!フアリアスちゃん達どうしたの!大丈夫!!
リリーシュ
フアリさん!フアリアスちゃん!アレンちゃん!レンちゃん!
アリサ
わんわんわん!!大変わん!!わん子
三人は完全に気を失ってる
うふふん…この虫取り網は電気ショックを与えるの…
しばらくは動けないわね
巨人は三人を網から取り出して、まず小さい巾着袋に入れ
その袋の口をヒモでしっかりと縛り
自分の手提げに入れた
きやああ!フアリ兄ちゃん!
フアリぃぃ!!フアリアスちゃん達
フアリさん!、フアリアスちゃん達
わんわんわん!!捕まった!!わん
それぞれ皆が悲鳴を上げる
えっ?電気ショック?なんの事だ!
アーシュ
あ!それは未来のテクノロジーです
違う世界のアーシュ様
雷と同じ力です!
アリサ
さぁ~貴方達は
そう言って何かのスプレー缶を取り出した、巨人こと作者!!
させるか!また眠り粉だな
アーシュはそう言って
服を少し脱ぎ黒い翼と魔法の剣を出現させた!
風の盾よ!我を包み
敵から護れ!
風が弧を描き、アーシュを包む
リュース公、何か魔法の盾を!
奴の眠りの粉から自分と彼らを護れ!
はい!
水の盾よ!我らを敵の攻撃魔法から護れ!
宙から出現した水に
皆が包まれる
あらんん!そうきたのねん
アーシュは魔法の剣に炎の魔法をかけ
炎に包まれた剣で切りつける
あちち!痛いい~かなり深く切られたわ!
腕に幾つかの深い傷
ふん、仕掛けて来たのは
お前だ!人食い巨人こと作者!!
もう!お仕置きよ!
人食い巨人こと作者は、空に浮かんだアーシュを虫取り網に捕らえた!!
しまった!
スイッチオンん!
うわわぁ!
虫取り網の中で、電気ショックで倒れてしまう
あ!アーシュ様!
アーシュさんわわ、わん
きゃああ大変、アーシュ様あ
ああ!そんなああ
なんて事なの!!フアリ達だけでなくアーシュ様まで
ささっとまたしても、巾着袋に今度は気を失ったアーシュをほおり込む
あ!そうだわ、また魔法で暴れられたら厄介よねん…ふふん
魔法防止スプレーかけちゃお~
これで魔法は使えない…無効ね
あ!さっきのレーザー剣も回収、取り上げてぇ♪y
気を失ったフアリの手からレーザー剣を取り上げ、そのまま手提げにポイ
んふふ…
バシャンと魔法の水の盾を
手で壊すなり
真っ先に魔法防止のスプレーをリュース公に吹きかける
げほほ…顔をしかめるリュース公
これで…止めよん、一網打尽
次に強力眠り粉スプレーを
リュース公も含め、残りの者達に吹きかけた
ごほほ、う…
う~んん、眠むううん
バタリとリリーシュ
駄目…ね…む…アリサ
あ…ナギ
わ!わわ、わん…バタリ
わん子
かくして一網打尽に皆さま
人食い巨人こと作者に捕まるのだった…
が…しかしアシャルこと、もう一人のアーシュは
防護にとリュース公に毛布に包まれていたので、スプレーの直撃攻撃からは、免れていた…
巨人こと作者は上機嫌♪
お~ほほ♪大量、大量
こんなに沢山極上の人肉ちゃん達
美形ばかりだから…うふふ
凍らせてぇえ♪カルパッチョか
お刺身の盛り合わせかなんん…うふふ
ゼリーで固める料理かお菓子も良いかも…
ケーキのデコレーションに並べて…なんてナイス…うふふっ
わん子ちゃんは煮込み料理でいいわね…くすっ
カレーにビーフシチューかクリームシチュー…
あ!パエリアも悪くないわぁ
ではっは…最新の魔法防止付きの冷蔵庫の冷凍庫に…入れてと…
万が一、壊れてもまだ購入したてで取り替え大丈夫だし、
家財保険にも入れたから…うふふん
ポイポイと皆さまを冷凍庫にほおりこむ
く、くしゅん!
なに、ここは?寒いわ
アリサ
寒い寒い寒いいいん!
あ!大きなハート型チョコ発見
手作りみたい…げ!チョコの中に人骨がトッピングで入ってるぅぅ
いや~ん!
あうあう…寒いいん
リリーシュ
震えるリリーシュにフアリが自分の上着をかける
あ、フアリ兄ちゃん
リリーシュは元々、亜熱帯の水の惑星の子孫だからな…
それに故郷の砂漠の星も暑い場所だから
風邪どころか肺炎になる
でもぉフアリ兄ちゃんが…
俺は頑丈だから大丈夫だ
他の皆は…
あ、レーザー剣を捕られた、くそっ
アシャル、ナギ
あ、気を失ってるな…
他の皆は大丈夫か?
フアリ…
ナギ!大丈夫か?
ええ、私は大丈夫よ
あ!アーシュ様そこにおられたのですね
ああ…ファりだったな
ここは…一体何処だ?
氷室の様に寒いな
アーシュ
何でも…前にも捕まった時に同じ様な場所に閉じ込められて…
もう一人のアーシュ様、アシャル様が言うには、
冷蔵庫とかいう機械の氷室だそうです
そうなのか…リュース公
わかった…とにかく、此処から脱出だ!
ついでに…あの人食い巨人こと作者にきっいいお仕置きだな
僕らも手伝います!アーシュ様
フアリアス達
よし!頼むぞ…あ、わん子起きたな
はいです!わんわん!!
もう一人のアーシュさん、アシャルさんもぼんやりしてますが、起きましたわん!!
わかった…じゃ…お前は、悪いが寝てろ!わん子
へっ!わん!
わん子に左手をかざすアーシュ
わん!何ですか?わん
え、魔法が…効いてない?
フアリアス達も手をかざしてみるが、わん子はきょとんとしたまま
しばし考え込み、試しに魔法の呪文を唱えるアーシュ
炎の柱!
しかし、何も起こらない…
フアリアス達も試してみる
風の矢
氷の槍!!
風のかまいたち!
これは…そういば、魔法防止スプレーとやらを
あの人食い巨人に私にもかけられました…試しに…
白き幻獣ケルベロスよ
我の呼び掛けに答えよ!
しかし…何も起こらない…
レーザー剣があれば…
あの壁を焼いて、出られるんだが…
フアリ
しばらくは…魔法が使えないようだな…
使えるようになるまで、とりあえず寒さをしのぎ
待つしかない
アーシュ
いや…俺は毛布に包まれてたので、魔法は使える…
今は俺はしばしの間は正気のようだ
指先から小さな炎を出すアシャルことアーシュ
だが…黄金の力で見たら、壁には強力な魔法防止の力が働いてる…
しかない…
あ!駄目ですオリジナル!
暗黒の魔法を使う気ですね!身体の負担が大き過ぎます!!
このままでは凍え死ぬ
手はない…後は頼むぞ
暗黒の力?何の事だ?
魔法の王達を凌ぐ、巨大な魔力です!アーシュ様
未来で異変が起こります
その為にアシャ様は出現しました!
暗黒の力を持つ暗黒の女王として覚醒します
こちらの世界は...アシャ様達は王女として生まれました
そしてアシャ様が五歳で殺され…リアや他の家族も…
彼らを殺した敵の王にナジュ王女が浚われ
敵の王に乱暴され、妊娠して、代わりに暗黒の王、
男の子を産みました…黒猫のアラシャです…
姿は黒猫耳としっぼ付きで17歳で成長は止まりました
彼が僕らやアリサちゃん、オリジナル…アシャル様を保護して守ってます
俺の保護者か…俺やレンに対する扱いは玩具だが…
アシャルことアーシュ
は?
アーシュ
その、アラシャお父様はアシャル兄ちゃんを熱愛してるです…
その、あの夜の事が..扱いがちょっと
アリサ
なるほど…問題があるとはそういう意味か…気の毒に
あの幼いアシャがそんな大きな運命と魔力があったとは
なるほどな…時の番人レグルスが特別扱いをする訳だな…
アーシュ
俺は本来はそちらと同じくノーマルなんだがな…ふう
だが…夜の交わりや幾度なく長く受けた彼の癒しの魔法で…
本来は世界には一人しか存在しない
暗黒の力を少し吸収した…
ため息をつきながら
左手を壁に向かってかざすアシャルことアーシュ
あの…アーシュ様…
アラシャに逢いましたが
姿は天使の様なナジュナジュに良く似てますが…
実の父親は…
アーシュ様…貴方様の祖父…残酷な狂王となられたジェライア王が転生した者です…
アラシャ、彼の表情に少し、狂暴な狂気が感じられました…
え…なっ…
瞳を開き青くなるアーシュ
いくぞ!後は頼むぞ
火焔の王、火竜王、最後の黄金の竜の王にして
最後の黒の王アーシュランが命を下す
そして暗黒の女王アシャアシャと暗黒の王アラシャの力と名を借り受ける!
暗黒の力よ!我に立ち塞がる壁を砕け!
アシャルの呪文で目の前の壁は砕け散る
え!!えっ!!最後の黒の王!!わんわん
なんですって、わん!
黒の王様…アーシュさんがあぁ、わんわんわん!
騒ぐわん子
いかん…忘れた…
わん子に手をかざす
アシャル
わ…わん
バタリと倒れるわん子
ん…魔法の力が戻った
アーシュ
こちらもです!薬の効果が切れたようです
それに魔法封じの壁も壊れたから!
フアリアス
ぐらりと倒れるアシャル…
アシャル!フアリが抱き抱える
アシャル兄ちゃん!アリサ
アシャルちゃん
リリーシュ
アシャルさん
ナギ
お…オリジナル!
あ!大変だ…息をしてない心臓が…フアリ
どけ!蘇生させる
アーシュ
私も手伝います
リュース公
あ…駄目だ…
蒼白になるアーシュ
大丈夫です!レンがいます
レンは救世主の火焔の女王の孫の一人…
伝説の黄金の癒しの力を持った黒の王子の生まれ変わり、転生した者です!
あの…エイル様の呪い料理に打ち勝ちました!!
えっ…あのエイルの呪われた料理に…打ち勝った…嘘
あり得えない…奇跡だ
ていうか…千年以上の未来でエイルの料理とは、どうゆう意味だ?
それはいずれ解りますアーシュ様…
レンが手をかざすと虹色や白い光や金色の光の玉が現れて
アシャルの身体に吸い込れてゆく…
はぁーと大きく息を吐くアシャルことアーシュ
ゆっくりと瞳を開く
大丈夫か?
ぼんやりとして人形の様な状態のアシャル
力を使い果たし…また狂気の状態に…すまん
もう一人の俺…アーシュ
あ…アシャル兄ちゃん
アシャルちゃん
アシャルさん…
ぎゃああ!!また冷蔵庫を壊して!
なんて事するのぉ!!
知るか!この人食い巨人こと作者!覚悟しろ!!
アーシュ
フアリさん!魔法で取り返しました
レーザー剣です
フアリアス
有難うフアリアス!
では俺も…ナギ!リュース公
アシャルを頼む
レンは治癒と回復の呪文を…!
フアリがジャンプして斬りかかる
痛いいいん!
また腕を切られた…ひどいわああ!
ひどいのはお前だ!!
人食い巨人こと作者!
炎の柱!
アーシュの攻撃魔法
あちちち!!あじぃぃん!!
僕らもゆくぞぉ!!
風の矢
炎の槍
痛いいん!!あちち!!
なんて事すんのよぉ
きさま…我が孫のレンに
アシャル…アーシュ殿
他の者達も危害を加えるとは
許さん!この火焔の女王ヴァルジニテが罰を加える!!
漆黒の翼をはためかせる
長いウェーブの黒髪の鎧姿の美しい女性…瞳は赤い火焔の色…
え…救世主の…
三代目リュース公に特別な秘密の命を下し、
豊かなシェスタの領地を与えた…俺の先祖!?
アーシュ
ま、まさか…そんな
リュース公
こくこくと頷くレン
それに続く他の者達
業火の炎の竜よ…
我が呼び掛けに答えよ 火焔の女王…火竜王
黒の女王、火焔の女王、火竜王が命を下す!!我が敵を焼き尽くせ!
巨大な炎竜が雄叫びを上げながら出現して、炎を吐く
うぎああっ!
あの…作者なんですが…
私のアリサやアシャル…アーシュ殿に皆にも
よくも…許さん!
漆黒の翼の黒髪の少年…
こちらは肩より少し長めの髪を赤い細い布で縛っている
瞳の色は火焔色…顔はアーシュに良く似てる
アジェンダ様!!
アリサが頬を赤く染めて嬉しそうに叫ぶ
え…あ…アジェンダ様?
俺より前の火焔の世代
300年前の俺の先祖か!
火竜王、火焔の王…
戦上手で、あの悲劇の王…そして癒しの神殿の創設者!!
どうゆう事だ?
伝説の王が二人も現れた…アーシュ
炎の大蛇!出現せよ!
我が前にいる敵を焼き尽くせ!
もう1つ…風のかまいたち風の矢 !!
あちちいぃ~あちい熱い
痛いいいん!ひぃ
あのぉ~作者なんですが…
またやってくれたね!!
このデカぶつ人食い巨人こと作者!
僕の愛するアーシュ様(アシャル)やレンに
養女のアリサに…同士のリリーシュちやん、フアリアス…他の者まで…
許さないから!
暗黒の王アラシャが命を下したよ!!
暗黒の炎の海!敵を焼くがいい!!
ぎゃひひん!あじちちっ!あちあちあち…あうあうう!!
また黒い炎の攻撃よお~ひいい
あのぉ~作者なんですが…
まったくぅ~懲りない
人食い巨人こと作者よねん…
しかも今回は生身の私のアーシュ様まで…アシャも許さないわよ…
熱いのよね…今回も極寒地獄よ!!
暗黒の女王アシャが命を下した!
暗黒の凍える冷たき水!
我が敵に極寒地獄を味わせて!!
ぎゃああ~
黒い氷に包まる巨人こと作者
あのぉぉ~作者なんですが…いたわって…あうっ
あれが…アラシャか…
それから…あの幼い女の子だったアシャアシャか…
あ…アシャは生きてない…
あれは幽体だ
アーシュ
はい…アーシュ様…
リュース公
アラシャお父様!
うふ、皆で迎えに来たよ
僕のアリサ、アーシュ様、レン
リリーシュちゃん達も無事で良かった…うふ
あ!黒猫のアラシャ!
フアリアスとレン
黒猫のアラシャちゃん有難うぉ~
リリーシュ
また…黒猫扱いなの…
僕、これでも、にゃんこ王国と隣国を治める
にゃんこ王で…現世の守護者の暗黒の王なのに…くすん
黒猫で十分
キッパリと言い切るレン
3人も頷く
レンちゃん…ひどい…くすん
うふふん…生身の大昔のアーシュ様
アシャ
そうか…生涯を既に終えたか…幸せだったか?
今は…どうだ?
ずいぶんと大きくなった…綺麗な美少女だ
胸もいい…胸も大きくなった…
アーシュ
いやん!!胸はミルクを沢山飲んだから、大きくなりました…ぐふ
幸せでしたよ…今も
うふふ…
ピクピクと身動きして
身体の一部を外に出す作者
あ!しぶといなー!!
僕らの魔法攻撃をあれだけ受て…
さすが人食い巨人こと作者!
アラシャ
後は俺がやる…まったく
また俺の大切な双子のような弟(妹?)に…
大事な身内達にも危害を加えたな…許さん!
あ…あ…あれは俺…
あ!幽体か!
では…千年以上未来の俺があそこにいる
だから、エイルもいるのか・・
さては呪われた料理を作り…多分、エイルが事件を起こしたか…
こくこくと頷く…未来からの皆さま
きょとんとした孫の転生者レンに
頬づりしながら抱きしめる女王…嬉しそう
さり気にアジェダはアリサを抱きしめてキスをしてる…
あ…
それを見て点々なお目目になるアーシュとリュース公
あ、あのですね…
異変とかで天界…安息の時間で死後の世界から
魔法の王の皆さまが
現世へ降臨されるようになり、
こちら側は黒猫のアラシャの別荘が基地となり滞在されるようになりました…
貴方様の方は魔法ギルドの屋敷や時の神殿だと伺いました
それから…アジェンダ様と貴方様アーシュ様は天界で少年の姿になりました…
オリジナル・・アシャルは15歳で年齢が止まりましたから…
その姿で最初の魔法の王の生涯を終えたので…
アジェンダ様の妻の方の魂はどちらの世界も行方不明です
アリサちゃんの場合は
オリジナル
アシャル…もう一人のアーシュ様が呪われた転生したのを
発見し保護した黒猫アラシャの処に
アジェンダ様が見舞いに来られ…
その時にアジェンダ様が
一緒に保護された妹のアリサちゃんを好きになり、今は…
二人は式も上げ祝福されて新婚ホヤホヤです…
フアリアスの解説
そ…そう
口元を歪ませるアーシュ
ただ驚き瞳を見開いてるリュース公
で…千年以上未来の幽体のお怒りモードのアーシュの方は
人食い巨人こと作者を睨み付けてる
鬼瓦の瞳を更に吊り上げ
手には炎を纏わせてる
業火よ…炎の竜よ
出現せよ…
我は火竜王、最後の黄金の王
我が命に従え…我が敵を焼き尽くせ!
風の竜よ
汝の力により、敵を切り裂け!!
大地の巨人よ…敵を踏み潰せ!
三連発の大攻撃魔法炸裂!!
うんぎやああ!!あちち!!
痛いい!ひぃいいん!
あ…ふ…私より大きな岩や土の塊の巨人に踏まれそう…
うぎゃあ!!
何気に手を合わせるリリーシュ…
あのぉ~作者なんですが…しくしく
うふふ…僕のアーシュ様…レンちゃん
アラシャは嬉しそうに黒い尻尾ぴんと立てピコピコさせながら
フアリの手からサッとアシャルを奪い取り
デープキスをする
ああ!やめんか!!
この暗黒の黒猫が!アシャルに、もう一人の可哀想な俺に何をする!
可哀想に玩具にしやがって
と言ってアラシャからアシャルを奪い取る生身の現・黒の王アーシュ
え…だってぇ~現在はファリ達の国の同性結婚の法を取り入れて
同性婚も重婚も、僕のにゃんこ王国では可能でぇ・・うふん
でもアーシュ様…暗黒の黒猫って…あんまり
いっ!!まさか…おい!ファリ
すみません…俺達は教える気もなく、まさか悪用?されるとは
思わなかったですが…
事後承諾で勝手に黒猫のアラシャが…第一王妃にアシャルを…
第二王妃にレンを…
冷や汗たらたらのアーシュにリュース公
ど…どこまで…こんな酷い目に
…可哀想なもう一人の俺…
本人は、ちょっと問題が…と言ったが…
ちょっと程度じゃない!大問題じゃないか…
アーシュの瞳に涙が浮かぶ
ちょっとぉ~もう!
僕のアーシュ様を返して下さいね!!
今度はアラシャが取り返す
そこにサッと未来の幽体のアーシュがアラシャから
アシャルを取り上げてお姫様抱っこする
まったくだ…夜の扱いは何度も
俺達がきついお仕置きしても、あまり変わらず乱暴だし…
アシャルの身体は弱ってる…レンは許可するが…
アシャル…もう一人の俺のアーシュは
しばらくはお前の夜の相手は禁止だ!
キッパリと言いきる
えぇ~またあ~くすん
泣いちゃう…
アラシャ
アシャルの処にファリアス、アレンにレンが来て嬉しそうに
身体をすりすりと合わせたりなでなでしたり
頬にキスをする
あんたが悪いのよ!!アラシャ
無理ばかりさせて!少し反省しなさい
アシャ
幽体のアーシュが慌て
今度はレンに言う
あ!レン、お前もだ!
添い寝はいいが…ファリアスとアレンがいない時に
アシャルを襲うな!
…道具を使って襲うのも…
せめて…しばらくアシャルが回復するまでは禁止!
回復と癒しの呪文は頼んだからな…
レンが口元を歪ませ泣き顔になる…
こくこくと頷くファリアスとアレンとリリーシュ
その事実を知らなかった
ファリとナギは真っ青になり
冷や汗たらたらり~ん
そして絶句してる…
い!!なっ!…まだそんな問題が!
…まだ幼さがある年下に…同じ王妃に襲われてるのか
…どこまでそんな…そんな…しかも道具だと!!
涙目に冷や汗に口元歪ませ青くなるアーシュ
違う世界とはいえ…自分の大切な主…発情期で罪を犯したが…
そして、その事が原因で
転落の違う運命に…始まりはリュース公のせい
最初に会った時に恨み事を言いたくなるのも当然
妹のアリサが恨み事を言うのも…
あまりの衝撃的な事実の数々に
絶句して、蒼白になり気を失いそうになるリュース公
幽体の遥か未来のアーシュが言う
さてと…人食い巨人こと作者は一応はトドメを刺した…
本来なら歴史が変わるから
すぐにでも…記憶を消すが
アシャル…もう一人の俺のアーシュが
新たに発生した大災害を2つ予知して伝えた…
大災害の後始末が終わるまで…記憶はそのままだ…
…わん子の方は操作して消すが
お前はしないと思うが…
日記に書けば文字は消える…人に話しても…彼らも忘れてしまう
まだ生きて…魔法の王の生涯の途中の俺…
俺から見れば、遥か過去の時間だが…
ああ…瞳はもう片方は黄金色か…そうか…哀しいな
もう全てを悟り受け入れた
傷も痛むだろう…
抗った結果だが…俺もまだ完全には癒えない
この姿になったのも…
俺の場合は、そのせい
ティも…俺のせいで
あの子には呪いの刺青もある
傷や刺青を抱え治療の癒しは必要だが…幸せに元気に過ごしてる
ズボンを脱がして
アシャルの足の刺青を見せるアーシュ
もう一人の俺…アーシュ
アシャルにも足に少し呪い刺青を刻まれた…
そのせいで、天界…安息の時間でも
彼の身体を狂った状態から戻せない
アシャルの方のティの痴呆も…だから父王アージェントが眠らせたままだ
伝説の癒しの幼き黒の王子
その転生したレンでも駄目だった
だが…過去の俺…お前は
彼…アシャルより
ずっと幸福だ
彼アシャルは…あの連獄からは逃れたが…
最初の魔法の王の囚われの14年に
その後の誘拐事件では…数日乱暴され、右指を3本切られ…
二本は無理やり飲み込まされた…
え!?指を…そんな事が…
蒼白なるアーシュ
ああ…指は科学技術と適合者のお陰で…
長期は持たないが今回の生存中は取り戻した…
死んだ後はどうなるかは不明だ…また欠けるだろうな
幸いなのは…利き手が左手
再生能力を無くしたので
ずっと欠けたまま
転生しても…そのまま
翼も失われた…奴の呪いだ
その上
両目を異変の時に奴に潰され
その影響で盲目だった…
こちらも移植した
黄金の力で見る事は支障なく可能だったが…
こちらの歴史ではなかった
幾つもの内乱や大災害にも悩まされ
こちらにはない、猛毒の宗教まで発生した…
あの呪われた神…
これから…過去の俺…
お前が殺す魔法使いを神と崇める連中だ
沢山…大きな問題を起こした
内乱の黒幕だった事もある
こちらではなかった
未来の時代の戦争の数々も…黒幕だったり、
アラシャの実の父…あのジェライアも熱心な信者だった
奴のせいで…ジェライアは転生した
彼は…療養が必要な身体にも関わらず…
レグルス達が一時的正気に戻し
それでも幾度もまた狂気に…
そうして時に狂気の状態になりながら…
善政をして、多くの助けもあったが…
俺の方より酷い状態だった黒の国を
僅か一年で国を復興したのにも関わらず…
14年の囚われの時間の事で悪評が後を立たずに…
性格は俺と違う…とても優しい、だから耐える事を選んだ
救いはリアン達がいた事
彼を支え、助け続けた・・
彼に同情した時の番人レグルスも…
それに彼を慕う白や黒の大貴族、貴族
白の王族に…兵士達がいた事だな
それに彼を心配する歴代の偉大な魔法の王達が降臨された…
まだ生涯の途中
大きな内乱の最中だ
アジェンダ様に救世主の女王様に…
女王様の父君の風の王、始まりの白の宗主フェアアイン様…他にも
俺達も偶然知り合い…こうして、此処にいる
俺の弟ようなものだ・・
とても大事もの…
それから…今日の出来事はいずれ…お前は忘れるだろうが
エイルだけでなく、アルも夜の時間の事は、しっかりな…くすくす
拗ねるぞ…アルが…ふふ
じゃあ…帰還する
また未来で彼らに会えるから
優しく微笑みを浮かべる
遥か未来の幽体のアーシュ
アーシュ様…うふ
アシャが抱き、幽体のアーシュにキスをする
うふふ…未来で四番の妻になりました…ぐふ!
アシャ
い!!四番目ぇえ!?
三番は・・ティ
死んだ後だがな…ふふ
ああ…リアンやアルに酒をプレゼントだ…置いておく
えぇ!あ!
目の前が暗転して気を失う…
気が付けば、心配そうにエイルやアルテイシアにリアンが見詰めてる
大丈夫なの?アーシュ
リュース公とわん子さんは
二人はまだ目を覚まさない…
お父様
心配そうなアルテイシア
手をかざすリアン…
大丈夫…二人とも、しばらくすれば、起きますよ…姫
そうですか…有難うございますリアン様…
いえ…ふふ
あ、それから近くにこの袋が落ちてましたよ…
中身は沢山の美味しそうなお菓子ですね
あら、お酒の箱が…
見た事ないお酒が数種類…
こちらは甘いお酒ですね
ラベルにそう書いてあります
こちらは…かなり強い酒と…
あ!これは…なかなか手には入らない名酒だ!
一体これは…
雪の精霊の贈り物だ…
受け取っておけばいい…
ついでに…雪の精霊の予知を預かった…
大災害が2つあるそうだ
一つは白の国の国境付近の大きな街…近くの白の国の街にも影響がある
場所はアルト
来年は飢饉だ…雨が少ない…他国は大丈夫だろうか…
それは言ってなかったが…
本当ですかアーシュ殿!!
ああ…
深いため息をつき
微かに瞳に涙が浮かぶ
アーシュ様…どうされたのですか?
アーシュ?
アーシュ殿?
…その優しい雪の精霊が
あまりにも…憐れな身の上だったから
彼らの仲間達が…その精霊の救いだな
良ければ詳しく話して下さい
何か出来る事は
酒とお菓子のお礼もしなくては…
アルとリアン
いや…彼らは遠くに去った
少し俺も混乱しててな…
いつか…な…
今日はわん子の家で食事だ…俺が料理する
菓子はこれだけあるから必要ないな…酒も
あ!疫病の薬の件があったな…
わん子の家にある薬を魔法の伝書鳩で送るか
そうですね
今晩は今の疫病対策と…
その予知の対策の件の御話ですね…
アル
私も白の国に知らせないと…
あ!雪が降って来たよ
飛び竜を呼ぼうよ…お酒の箱に、二人ともまだ目を覚まさないから
そうね…エイル
アル
そんな…彼らの様子を伺う…
ボロボロで包帯まみれの巨人こと作者!
ふ…くじけないわ…
黒髪羽つきの少年に…
黒髪の美少女
金髪オッドアイの美少女
金髪美丈夫のロマンスグレー
淡い金髪の羽つき美青年に…
必ずいるいる
わん子ちゃん…
他は皆、いないわね…
さてと…
眠り粉スプレーに魔法防止スプレーに…電気ショック付きの虫取り網
ふふふのふ…今晩のご馳走ちゃん達…うふっ
全然懲りてない…巨人こと作者
いい加減に…いや無理か
そんなこんなあんな感じの…雪が降るある日の出来事
FIN
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