嫌われ者達の御来訪・アリサのぼやき

のの(まゆたん)

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子供達の涙

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散々、壁にぶつけられて 更には 炎の魔法で殺さないまでも
なぶられるように焼かれ 黄金の王であるアージェントは動けずに呻いてる

「・・・少しは懲りたか?アージェント」
アジェンダは怒りをまだ鎮められずに
赤い瞳は暗い光を放ってる

「・・大丈夫か?私のアリサ」そっと黒猫耳の少女に声をかける

「・・あ、はいアジェンダさま」瞳に涙が浮かぶアリサ

アリサをそっと抱きしめた後 心配そうに倒れてるアシャルを
抱き上げて ベットに寝かせる

「ママああ!アジェンダお父様あ!」
泣きながら小さい二人の子供がアジェンダ達の下に駈け寄る

「・・大丈夫」優しく微笑むアジェンダ 
そして 安心させるように子供達を交互に抱き締める

・・なんだと?幽体である我らはこうして肉体に近い状態は保つ事は
その魔力により可能だが・・

言わばエネルギー体に過ぎない

とうの昔、遥か古代の時間に 我らの肉体は滅び去ったのだ

口もとから血を流しながらアージェントは思った

だが・・あの子らは・・あのエルフのように耳は・・
母親である猫娘と違い 我ら古代の種族と同じではないか

・・それにドアの傍にいる子供らは・・あの顔は・・

まるで アーシュの子供時代そのものではないか?
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