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悲しむもの
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黒羊は町の羊のこの騒ぎに紛れ せっせと子供達を拐わってる。
そして屋敷では沢山のネコ達が
輪くぐりの特訓や玉のりの訓練をしている。
ひゃひゃ!さて、おいらは次の舞台までに 服と看板の修繕だなぁ!
※看板にはネコサーカスと 書かれてる。
表向きの顔は 評判のネコ・サーカス団
団長だからねん!
そして、観客の中から 良さ気な可愛いお子様を
ひっさらい!
怪しい怪しい麻薬を二重箱に隠して運ぶのが お仕事さ♪
そんな中 白いネコは寂しそうに
空のカゴと
すぐ側の壊れたカナリアのオルゴールを見ている
そのカゴに以前放りこんでいたのは
お前の兄弟ネコ
とっても仲良し兄弟だったからね!
お揃いの白いネコ!
それから 二匹で仲良く
そこの壊れる前の オルゴールを子守唄して聞いてたなああ
お前達は我がネコ・サーカス団でも人気だった~ね
ニヤニヤ笑う
ま・足を怪我して サーカスとしては
役には立なくなって
そしたら
幸い 欲しがる奴がいて高ぁく売れて良かった良かった!
白ネコをなでなでしながら ま!高く売れて良かった良かった!
お前も仲間のネコどもとも しっかり励め!
お前の兄弟ネコは
運よく優しい優しい買い手がついたが
お前も同じく優しい買い手が現れるとは限らねぇ
にんまり笑い
そんときや!可哀想な結末さね ヒヒヒ!
白いネコは
いつまでも空のカゴを見ていた。
悲しむ者のように
場面代わり こちらは別の部屋
天井にはドーム型鳥カゴが数個 ぶら下がり
どのカゴにも 小さな子供達
大きな声で泣くと
捕まえた男がやって来て
つついたり、ひどい事をするので
小さな小さな声で泣いている。
まだ床に置かれた数個の鳥カゴ
それぞれのカゴに
僕、魔法使いのワン子
ワン子の片想い(?)の憧れのお姫様のエイルさん
うぅ エイルさんの閉じ込められた鳥カゴ
二本の細い剣が刺さってますワン!今にも怪我しそうワンワン!
ひどいワン!
もうひとつの鳥カゴには
アーシュさん・こと・赤い子竜さんが入っます。
何やら悩んでます
おや口を開け、ほんの少し炎を吐く!が
ゴウン!
カゴが風圧で揺れ
後ろに倒れそうになる
そして魔法封じの力がかかり
ほとんどの炎が逆流して!鳥カゴの中に炎が!
大変!子竜さん!大丈夫ですか!
アーシュ! まっ青になり
叫ぶエイルさん
大丈夫!とうなずく 子竜さん
丈夫なウロコがあるとはいえ
ちょっと火傷
また悩む子竜さん そして 子竜さん 僕に話かけた
え!でも それ!少し危ないワン! 何?何の話 尋ねてきたエイルさん
僕が口を開くその前に
いきなり 子竜さんは自分自身の計画を実行に移した!
まるでエイルさんが心配して止めに入るのを恐れるかのよう
ゴウウン!勢いよく鳥カゴの中で炎を吐いた!
鳥カゴは火炎に包まれ
風圧とその勢いでコロコロと転がり
例のミニのギャオスならぬ
カメの入った蓋つきゴミ箱にぶつかり!
ゴミ箱は倒れ、ぱっかり蓋があき
中からカメさん(ミニ、ギャオス)が出て来た!
アーシュ!
泣き叫ぶエイルさん
火炎は収まり 火傷はしてるみたいですが とりあえず無事そうな子竜さんワン!
あ!けっこうダメージ
無茶な人だワンワン!
計画第一弾
カメさん救済終了
次は バイリンガルな僕は(別名ソロモンの指輪の持ち主)
カメさんに 子竜さんに頼まれた事を伝えたワン!
カメさんは力強くうなずくと
まず 例の魔法のスケッチブックとクレヨンを取ってきた。
僕はクレヨンを握り
書こうとする!
何これ!重い!
力が吸い込まれゆくみたい!ワン
体力消耗するワン!
なるほど、だからあの女の子倒れてるのかワン!
大丈夫かなワン。
試しに文字を書こうとするが
魔法画専用なのか 文字消えます
メッセージはかけない(汗)
そしてスケッチブックの表中紙には
愛するエリア お誕生日おめでとう!と書かれてる
なるほど!拐われる前に誕生日プレゼントで
魔法のスケッチブックをもらったんだ!
で、最初に鍵を描いたけど
鳥カゴの魔法封じの魔法の為に
うまくいかなくて 今度は注意をひく為に
沢山の羊を描いたのか!ワン
でも沢山描きすぎて かえって町溢れて注意を引かなくなったワン
えっと!がんばだワン!
魔法のクレヨンで描いた物 羊達を呼ぶ角笛と
伝説の魔法の笛・・
動物達を思いのまま操る笛
カメさんことギャオスさん
伝説の魔法の笛は
エイルさんに渡してワン!
え!僕?とエイルさん
子竜さんが エイルさんなら使いこなせるから
渡してくれ とワンワン!
確かに僕の国の人達は幻獣使いも多いし
呪い歌も得意な人が多いけど
あまり使った事ないけど
大丈夫かな?
子竜さんはフラフラしてたものの
魔法のスケッチブックとクレヨンを持ったカメさんを呼び
カメさんに魔法の呪文をかける
すると!カメさんは火を吹いた!
おお!子竜さんが火炎の魔法をかけた!
パワーアップUP!
それから僕は羊を呼ぶ為に
角笛を吹いた!ワン
一斉に町にいた羊達が怒涛のように
この家になだれ込む!
そして!エイルさんは羊の群れをコントロールする為に笛を鳴らす
不思議な曲だった!
鳥カゴ中で気がつくと僕まで
楽しい気持になり足踏みしながら 軽いダンスをしてたワン!
そして今度は羊達がわんさかしてる騒ぎに紛れ
ワン子に気づかれぬように
子竜はスケッチブックを手にとり
二十歳前後の黒髪の
軽めの胸あて程度の軽装の 鎧を着た男性の姿を描く
そしてそれから男性が実体化した
男性を見つめ
鳥カゴごしに手を伸ばし
男性に触れる
呪文を唱え その男性に自分自身の意思を移す・・。 幻の男性
ろう人形のような精気のなかった瞳
が突然!その赤い瞳が輝き
立ち上がる
そして・・意思を移した為に
パタリと鳥カゴの中
倒れこむ子竜さん(アーシュさん)
そして屋敷では沢山のネコ達が
輪くぐりの特訓や玉のりの訓練をしている。
ひゃひゃ!さて、おいらは次の舞台までに 服と看板の修繕だなぁ!
※看板にはネコサーカスと 書かれてる。
表向きの顔は 評判のネコ・サーカス団
団長だからねん!
そして、観客の中から 良さ気な可愛いお子様を
ひっさらい!
怪しい怪しい麻薬を二重箱に隠して運ぶのが お仕事さ♪
そんな中 白いネコは寂しそうに
空のカゴと
すぐ側の壊れたカナリアのオルゴールを見ている
そのカゴに以前放りこんでいたのは
お前の兄弟ネコ
とっても仲良し兄弟だったからね!
お揃いの白いネコ!
それから 二匹で仲良く
そこの壊れる前の オルゴールを子守唄して聞いてたなああ
お前達は我がネコ・サーカス団でも人気だった~ね
ニヤニヤ笑う
ま・足を怪我して サーカスとしては
役には立なくなって
そしたら
幸い 欲しがる奴がいて高ぁく売れて良かった良かった!
白ネコをなでなでしながら ま!高く売れて良かった良かった!
お前も仲間のネコどもとも しっかり励め!
お前の兄弟ネコは
運よく優しい優しい買い手がついたが
お前も同じく優しい買い手が現れるとは限らねぇ
にんまり笑い
そんときや!可哀想な結末さね ヒヒヒ!
白いネコは
いつまでも空のカゴを見ていた。
悲しむ者のように
場面代わり こちらは別の部屋
天井にはドーム型鳥カゴが数個 ぶら下がり
どのカゴにも 小さな子供達
大きな声で泣くと
捕まえた男がやって来て
つついたり、ひどい事をするので
小さな小さな声で泣いている。
まだ床に置かれた数個の鳥カゴ
それぞれのカゴに
僕、魔法使いのワン子
ワン子の片想い(?)の憧れのお姫様のエイルさん
うぅ エイルさんの閉じ込められた鳥カゴ
二本の細い剣が刺さってますワン!今にも怪我しそうワンワン!
ひどいワン!
もうひとつの鳥カゴには
アーシュさん・こと・赤い子竜さんが入っます。
何やら悩んでます
おや口を開け、ほんの少し炎を吐く!が
ゴウン!
カゴが風圧で揺れ
後ろに倒れそうになる
そして魔法封じの力がかかり
ほとんどの炎が逆流して!鳥カゴの中に炎が!
大変!子竜さん!大丈夫ですか!
アーシュ! まっ青になり
叫ぶエイルさん
大丈夫!とうなずく 子竜さん
丈夫なウロコがあるとはいえ
ちょっと火傷
また悩む子竜さん そして 子竜さん 僕に話かけた
え!でも それ!少し危ないワン! 何?何の話 尋ねてきたエイルさん
僕が口を開くその前に
いきなり 子竜さんは自分自身の計画を実行に移した!
まるでエイルさんが心配して止めに入るのを恐れるかのよう
ゴウウン!勢いよく鳥カゴの中で炎を吐いた!
鳥カゴは火炎に包まれ
風圧とその勢いでコロコロと転がり
例のミニのギャオスならぬ
カメの入った蓋つきゴミ箱にぶつかり!
ゴミ箱は倒れ、ぱっかり蓋があき
中からカメさん(ミニ、ギャオス)が出て来た!
アーシュ!
泣き叫ぶエイルさん
火炎は収まり 火傷はしてるみたいですが とりあえず無事そうな子竜さんワン!
あ!けっこうダメージ
無茶な人だワンワン!
計画第一弾
カメさん救済終了
次は バイリンガルな僕は(別名ソロモンの指輪の持ち主)
カメさんに 子竜さんに頼まれた事を伝えたワン!
カメさんは力強くうなずくと
まず 例の魔法のスケッチブックとクレヨンを取ってきた。
僕はクレヨンを握り
書こうとする!
何これ!重い!
力が吸い込まれゆくみたい!ワン
体力消耗するワン!
なるほど、だからあの女の子倒れてるのかワン!
大丈夫かなワン。
試しに文字を書こうとするが
魔法画専用なのか 文字消えます
メッセージはかけない(汗)
そしてスケッチブックの表中紙には
愛するエリア お誕生日おめでとう!と書かれてる
なるほど!拐われる前に誕生日プレゼントで
魔法のスケッチブックをもらったんだ!
で、最初に鍵を描いたけど
鳥カゴの魔法封じの魔法の為に
うまくいかなくて 今度は注意をひく為に
沢山の羊を描いたのか!ワン
でも沢山描きすぎて かえって町溢れて注意を引かなくなったワン
えっと!がんばだワン!
魔法のクレヨンで描いた物 羊達を呼ぶ角笛と
伝説の魔法の笛・・
動物達を思いのまま操る笛
カメさんことギャオスさん
伝説の魔法の笛は
エイルさんに渡してワン!
え!僕?とエイルさん
子竜さんが エイルさんなら使いこなせるから
渡してくれ とワンワン!
確かに僕の国の人達は幻獣使いも多いし
呪い歌も得意な人が多いけど
あまり使った事ないけど
大丈夫かな?
子竜さんはフラフラしてたものの
魔法のスケッチブックとクレヨンを持ったカメさんを呼び
カメさんに魔法の呪文をかける
すると!カメさんは火を吹いた!
おお!子竜さんが火炎の魔法をかけた!
パワーアップUP!
それから僕は羊を呼ぶ為に
角笛を吹いた!ワン
一斉に町にいた羊達が怒涛のように
この家になだれ込む!
そして!エイルさんは羊の群れをコントロールする為に笛を鳴らす
不思議な曲だった!
鳥カゴ中で気がつくと僕まで
楽しい気持になり足踏みしながら 軽いダンスをしてたワン!
そして今度は羊達がわんさかしてる騒ぎに紛れ
ワン子に気づかれぬように
子竜はスケッチブックを手にとり
二十歳前後の黒髪の
軽めの胸あて程度の軽装の 鎧を着た男性の姿を描く
そしてそれから男性が実体化した
男性を見つめ
鳥カゴごしに手を伸ばし
男性に触れる
呪文を唱え その男性に自分自身の意思を移す・・。 幻の男性
ろう人形のような精気のなかった瞳
が突然!その赤い瞳が輝き
立ち上がる
そして・・意思を移した為に
パタリと鳥カゴの中
倒れこむ子竜さん(アーシュさん)
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