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人質たち
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別部屋にいるエイルにも そのナーリンの悲鳴は聞こえた
「ナーリン! お前達 ナーリンに何をした!!」
綱で腕を巻かれたエイルは叫ぶ
「ふん、それどころじゃないだろう?自分の事を心配する事だ!」
ランデイは言う それに頷く仲間の男達
取り囲む男達を睨むエイル
そしてランデイは 身動きの出来ないエイルを鞭打つ
「っつ!」エイル
「ほら どうした?さっきの勢いは?」
エイルを何度か鞭打つランデイ
唇を噛み締め エイルを悲鳴を上げまいとする
「気が強いな」ランデイ
睨みつけるエイル
部屋の中の牢屋のドアを開け エイルをそこに押し込む
「いい子にしてるんだ お前は巨人族の王への貢ぎ物だ」笑うランデイ
「巨人族!」
「・・僕をここから出せ!」エイル
「両生体で 元は子供時分は 男とは聞いていたが
口の悪いお姫様だ」
エイルにはとりあわず 見張りを残し 部屋から出るランデイ達
一方 ナーリンは 水晶玉に魔法で封じ込まれ
その水晶玉のなかで 泣きながらバンバンと手をたたき続けていた
何かを叫び続けている
「すぐにまた 眠くなる・・それまでは
しばらくその水晶玉の中で、もがいているがいい!」
魔法使いの男は笑う
「では、また眠り姫ナーリン」
魔法使いの男は 部屋を出ていく
「・・さて 私は あの黒の王の相手をせねば」
呪文を唱え その姿は消え
アーシュが訪れる廃墟の神殿へと魔法の力で移動した
「ナーリン! お前達 ナーリンに何をした!!」
綱で腕を巻かれたエイルは叫ぶ
「ふん、それどころじゃないだろう?自分の事を心配する事だ!」
ランデイは言う それに頷く仲間の男達
取り囲む男達を睨むエイル
そしてランデイは 身動きの出来ないエイルを鞭打つ
「っつ!」エイル
「ほら どうした?さっきの勢いは?」
エイルを何度か鞭打つランデイ
唇を噛み締め エイルを悲鳴を上げまいとする
「気が強いな」ランデイ
睨みつけるエイル
部屋の中の牢屋のドアを開け エイルをそこに押し込む
「いい子にしてるんだ お前は巨人族の王への貢ぎ物だ」笑うランデイ
「巨人族!」
「・・僕をここから出せ!」エイル
「両生体で 元は子供時分は 男とは聞いていたが
口の悪いお姫様だ」
エイルにはとりあわず 見張りを残し 部屋から出るランデイ達
一方 ナーリンは 水晶玉に魔法で封じ込まれ
その水晶玉のなかで 泣きながらバンバンと手をたたき続けていた
何かを叫び続けている
「すぐにまた 眠くなる・・それまでは
しばらくその水晶玉の中で、もがいているがいい!」
魔法使いの男は笑う
「では、また眠り姫ナーリン」
魔法使いの男は 部屋を出ていく
「・・さて 私は あの黒の王の相手をせねば」
呪文を唱え その姿は消え
アーシュが訪れる廃墟の神殿へと魔法の力で移動した
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