雪花祭り☆

のの(まゆたん)

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空・・

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それからしばらく後

アムネジアは許可をもらい 魔法画の二匹を外へと
連れ出した

巨人族の王宮を出るなり 
アムネジアは背中に身体に身体にしまっている漆黒の翼を広げ 
飛び立つ

赤い子竜は両腕で抱きしめて 肩には大きな袋をかけていた

白い白鳥は 自分の四枚の羽を使って アムネジアと並んで飛び立つ
  
「エリンシア姫とアーサーの屋敷に行くわよ 赤い子竜ちゃんと白鳥さん
きっと子供達が喜ぶわ 皆で遊ぼうね
 
袋の中身は ひさしぶりに手に入った黒と白の食材と果実・・アムネジア

上空から見上げれば あたり一面は雪 雪は夜に降り 今は空に青く雲が少し

胸に抱きしめた 赤い子竜は甘えて また胸を揉み揉み

顔をアムネジアの胸の中に埋めてる・・うっとり
 アムネジアの胸は俺様席
「相変わらずよね この子たら・・」

軽く 半目とちょっと冷や汗

「名前 付けた方がいいかな エリンシア姫と相談しましょうね」
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