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side 未優
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僕の目の前に信じられない光景が広がっている。いつも真紀と勉強している図書室の自習室に朝比奈くんと関根くんがいるんだ。
「真紀、これはどう言う事?」
小声で真紀に聞いても『大丈夫。大丈夫』って小声て返事があるだけ。
真紀の『大丈夫』は信じているけど、その言葉には安心しちゃう僕がいるんだけどどうしてこうなったの~。
ドキドキがひどい。
「橘、いきなりごめんな。悪い、ここの問題を教えてくれないか?」
「あ、うん、えっとどの問題?」
「これ」
「あっとね、この問題は、ここの公式を当てはめて、そしたらここに3が出て来るから、そして……」
「あ、分かった。なるほどな。それはこれにも当てはまるか?」
「そうそう。そうだよ」
「了解!」
伝わった。良かった~。
僕が朝比奈くんの役に立てた。なんだか自然と話をすることが出来た。嬉しい~。あんなに話せないと思っていたのにこんなに自然に話せるなんて、これも真紀のおかげかもしれない。
真紀の方を見ても同じように関根くんの勉強を見てあげているのが見えた。
よく考えてみたらこの聖高峰学園のテスト前5日から全クラブは活動停止になるのだった。自分がクラブに所属していなかったから忘れていた。
それから2時間みっちりと勉強をして気がついたら下校の時間になっていた。
「ありがとうな、森末、橘。あと、4日よろしく頼む」
「いえいえ、2人ともまた明日ね~!」
「突然だったけど、橘ありがとうな。すごく分かりやすかった。ありがとう」
「ど、ど、どう、いたしまして」
「また明日、よろしくな」
「うん」
どんどん恥ずかしくなってしまった。勉強中は平気かもって思ったのに。それでも、進歩したって思っても良いよね?とにかく真紀に話そう。
そもそもなんで、こうなったのか聞かなければいけない。教えてくれるよね。ね、真紀。
「真紀、これはどう言う事?」
小声で真紀に聞いても『大丈夫。大丈夫』って小声て返事があるだけ。
真紀の『大丈夫』は信じているけど、その言葉には安心しちゃう僕がいるんだけどどうしてこうなったの~。
ドキドキがひどい。
「橘、いきなりごめんな。悪い、ここの問題を教えてくれないか?」
「あ、うん、えっとどの問題?」
「これ」
「あっとね、この問題は、ここの公式を当てはめて、そしたらここに3が出て来るから、そして……」
「あ、分かった。なるほどな。それはこれにも当てはまるか?」
「そうそう。そうだよ」
「了解!」
伝わった。良かった~。
僕が朝比奈くんの役に立てた。なんだか自然と話をすることが出来た。嬉しい~。あんなに話せないと思っていたのにこんなに自然に話せるなんて、これも真紀のおかげかもしれない。
真紀の方を見ても同じように関根くんの勉強を見てあげているのが見えた。
よく考えてみたらこの聖高峰学園のテスト前5日から全クラブは活動停止になるのだった。自分がクラブに所属していなかったから忘れていた。
それから2時間みっちりと勉強をして気がついたら下校の時間になっていた。
「ありがとうな、森末、橘。あと、4日よろしく頼む」
「いえいえ、2人ともまた明日ね~!」
「突然だったけど、橘ありがとうな。すごく分かりやすかった。ありがとう」
「ど、ど、どう、いたしまして」
「また明日、よろしくな」
「うん」
どんどん恥ずかしくなってしまった。勉強中は平気かもって思ったのに。それでも、進歩したって思っても良いよね?とにかく真紀に話そう。
そもそもなんで、こうなったのか聞かなければいけない。教えてくれるよね。ね、真紀。
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