ゲームを始めたはずの私は、なぜか異世界で勇者《最弱職》になりました

R.K.

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二章 ダンジョン探索は冒険者のロマンでしょ?

喫茶店に行ったはずの私は、なぜか現魔王と会いました15(前編)

「あの、お客様......?そのような風評被害となるようなことは、控えていただきたいのですが......」

「えっ、あ、すいません......」

 私はそんなやりとりをぼんやりと見ていた。
 どこか見覚えのある人と、店員のやりとり。
 誰だったかな~、ぼんやり考えながら眺めてると、

「て、ハンディーじゃない......!」

 そんな声が、私の向かい側に座ってる席の方から聞こえてくる。
 私はそれを聞いて、もう一度確認してみると、確かにマギアの言うとおり、それは間違いなくハンディーだった。

 ハンディーは、私たちの方の気づくと、なんだか嫌な顔をしながらも、こっちに来る。

「喫茶店って、ここだったんだな」

「ハンディー、どうしてこんなところに来たの......?」

「いや、この都市に入ってから、ビリビリ感じてたから、それがなんでなのか気になってきたら、ここにたどり着いた」

 つまり、なにか嫌な感じがするから、それの元凶がなんなのかを探してたらここについたと......。

 でも、ここのお店はヒーリングスポットにするぐらいには穏やかで、落ち着く店なわけだし、ここじゃない気がする。

 いや、確かさっき魔王って......。

「あんた、さっき魔王とか言ってたけどなんなの?」
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