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神官に経験不足を指摘されました
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「あなたがブリューヴァルトの初代王妃様だったなんて、本当に驚いたわぁ」
姉である王妃オフィーリエに最後の別れの挨拶をした日、彼女は相変わらずおっとりとした調子で笑ってから、小さくため息をついた。彼女らしくない、暗い翳りすらうかがえるその表情の理由は、生き残った唯一の妹であるリーリエとの別れだけではない。
現国王グランドールの妃であるということは、つまり王子の母であるということ。そして今代の王であるグランドール様の出身は第一王家。つまりグランドール様とオフィーリエは、ソードアルト殿下の御両親、ということになる。つまりソードアルト殿下はそういう意味でもリーリエの血縁なので、攻略対象としては二重にNGだったわけだ。
十八禁の乙女ゲームであれば実の兄と結ばれるルートがあったりもするけど、『ルプクル』は全年齢の乙女ゲームで、しかも乙女ゲーム成分はかなり控えめなのでした。
といっても、オフィーリエはリーリエにとっては異母姉というやつで、血の繋がりは半分です。
「あの子が王位を継承しないことは、はじめからわかっていたの……神官が王を兼任することは前例がなかったし、アルス神の神託についてはあの子から説明されていたから。でもねぇ、だからこそ、なにか別の責務をあの子が一人で背負っている気がして、母としては心配だったのよぉ」
ソードアルト殿下が背負っていた責務、というと、リーリエを過去の時代に送り出すことだろう。殿下はさすがにその事についてはギリギリまで伏せていたらしい。
アルスの神託は広く世に知らしめられるものもあれば、秘匿され公にならないものもある。そしてその多くは後者であり、場合によってはソードアルト殿下おひとりの胸の中だけに留められる事もあるらしい。リーリエが彼の前々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々世であるロヤルシールド様の母親、つまり初代王妃であることもそのひとつだった。そして、ソードアルト殿下が、ロヤルシールド様の生まれ変わりであるということも。
「そしたら、あの子がリーリエの息子でもあっただなんて……今後のあの子との接し方についてちょっと悩んでしまうわねぇ」
オフィーリエはすぐに穏やかな顔に戻ってそう言っていたけれど、その心境は本当に複雑なものだっただろう。
結局、私とゆっくりお茶を飲んで話しているうちに吹っ切れたのか、私がおいとまする頃には、「今までどおりでいいわよねぇ」なんて言って、すっかり調子を取り戻していたけれど。
そんな姉の夢を見た。
実際にあったことだけど、目が覚めてから、少し実際と違っていたことに気付く。
オフィーリエは確かに夢と同じようなことを言っていたけれど、暗い表情は見せなかった。最初から吹っ切れたように明るく笑っていた。
姉にだって、歳の離れた妹には見せない、不安や悩みがいくつもあるだろう。
──そんな当たり前の事を考えながら辺りに目をやると、薄暗い洞窟のような場所だと知れた。
見覚えがある。ここは、原作ゲームでリーリエとエヴァが過去に送られた時の初期座標、テラスプの洞穴だ。
テラスプとは古代シュヴァルツリヒト帝国の隣にあった国の名で、霧深い山地と大きな交易都市を有していた。リーリエの時代では既に滅んだ国とされていたけど、具体的にいつ頃滅んだのかということは『ルプクル』では語られていないし、リーリエの記憶にもない。そもそも三千年も経っていれば、正確なことが伝わっていない歴史も数多くある。
この洞穴はテラスプの南側、「霧深い山地」ことエリアト山の中腹に位置していた。
耳を澄ませると、水滴が地面に落ちてぶつかったような音が、断続的に響いてくる。前にも後ろにも道が続いていて、しかもいくつも分岐しているように見え、いずれにも出口は見えない。
火元もないのに完全な暗闇に閉ざされているわけじゃないのは、頭上の所々に外に通じる小さな穴が空いているからだ。天井は目測で20メートル以上のかなり高い位置にあり、距離を考えても一つ一つの穴はさほど大きくないので、あそこから外に出られるとは考えられなかった。
ゲームではエヴァとふたりでこんな場所に放り出されたリーリエだったけれど、今回はそうではない。目を凝らすと、近くに数人倒れて...…んんん?
「な、な、なんでいるんですか!?」
倒れていない人が、ひとりいた。
しかもその人は、ここに来るはずのない人だった。
「『母上』のことが心配だったのでね」
「ソードアルト殿下……」
ゲームではないのだからそういうこともあるのだろう。というか、ゲートルード様やティアーナ様が一緒に来てもいいのなら、ソードアルト殿下が一緒に来てはいけない理由こそない。
とはいえなにか釈然としないものを感じます。
「もしかして、人をからかうのが趣味なんですか?」
「違うよ。ああ、いや、多少それもあるけど」
あるんかい。
ちょっとつっこむ気力もないので、心の中で言う。
「『きみ』たちが遊んだという遊戯の世界では、『母上』は『攻略対象』の人数分、同じ一年を繰り返し、そうして繰り返しただけの経験値を引き継いだ状態でこの時代に訪れる」
「アルスの神託ってそんなことまでわかるんですか!?」
「我が主、我が神アルスに知らぬことはなし。御手は万物に届き、御眼は千里無限を見渡す。全知全能なる全ての父、アルスの神業をたたえよ。アルスなき世に栄えなし、と言うだろう?」
「存じておりましたが限度がありませんか?」
「もちろん、アルスにも限度はある。例えば、ゲートルードを含めた『攻略対象』七人分の一年、つまり七年分の経験値を、今の皇女殿下はまったく積んでいない。無い経験は備わらない」
「ああ……」
なんとなく、ソードアルト殿下の言わんとすること、というか、殿下がこの時代についてきた理由がわかった。
「この時代……古代は過酷だ。ぬるま湯のような時代の十五歳の小娘が、七年分の経験値というチートなしで生き残れるほど易しい時代ではない。皇女殿下の従者殿は有能で、『父上』も『私』が知る限り『最強』の武人であり智者であるが、ティアーナの魔術やゲートルードの剣術の助けがあっても、皇女殿下自身に力がないことには、ね」
「それは……貴方ならそれを補える、と」
「そういうことですよ、『母上』」
でも、それを事前に説明しないままついてきたのは、完全に趣味なのでしょう。本当にいい性格をしていらっしゃる。
『ルプクル』は乙女ゲームだけど、ジャンルとしてはRPGに当たる。ヒロインであるリーリエに限るけど、育成要素もバッチリあって、それが攻略にも影響している。攻略対象によっては、ステータスが足りないと出会うことすらできない人物もいる。
メタな話ではあるけれど、『ルプクル』におけるソードアルト殿下、そして創造主アルスが他の攻略対象とリーリエが結ばれるフラグをへし折らなかったのは、これが理由かもしれない。
経験が浅いリーリエに、建国王ダイアルート陛下の妃は務まらない。
姉である王妃オフィーリエに最後の別れの挨拶をした日、彼女は相変わらずおっとりとした調子で笑ってから、小さくため息をついた。彼女らしくない、暗い翳りすらうかがえるその表情の理由は、生き残った唯一の妹であるリーリエとの別れだけではない。
現国王グランドールの妃であるということは、つまり王子の母であるということ。そして今代の王であるグランドール様の出身は第一王家。つまりグランドール様とオフィーリエは、ソードアルト殿下の御両親、ということになる。つまりソードアルト殿下はそういう意味でもリーリエの血縁なので、攻略対象としては二重にNGだったわけだ。
十八禁の乙女ゲームであれば実の兄と結ばれるルートがあったりもするけど、『ルプクル』は全年齢の乙女ゲームで、しかも乙女ゲーム成分はかなり控えめなのでした。
といっても、オフィーリエはリーリエにとっては異母姉というやつで、血の繋がりは半分です。
「あの子が王位を継承しないことは、はじめからわかっていたの……神官が王を兼任することは前例がなかったし、アルス神の神託についてはあの子から説明されていたから。でもねぇ、だからこそ、なにか別の責務をあの子が一人で背負っている気がして、母としては心配だったのよぉ」
ソードアルト殿下が背負っていた責務、というと、リーリエを過去の時代に送り出すことだろう。殿下はさすがにその事についてはギリギリまで伏せていたらしい。
アルスの神託は広く世に知らしめられるものもあれば、秘匿され公にならないものもある。そしてその多くは後者であり、場合によってはソードアルト殿下おひとりの胸の中だけに留められる事もあるらしい。リーリエが彼の前々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々世であるロヤルシールド様の母親、つまり初代王妃であることもそのひとつだった。そして、ソードアルト殿下が、ロヤルシールド様の生まれ変わりであるということも。
「そしたら、あの子がリーリエの息子でもあっただなんて……今後のあの子との接し方についてちょっと悩んでしまうわねぇ」
オフィーリエはすぐに穏やかな顔に戻ってそう言っていたけれど、その心境は本当に複雑なものだっただろう。
結局、私とゆっくりお茶を飲んで話しているうちに吹っ切れたのか、私がおいとまする頃には、「今までどおりでいいわよねぇ」なんて言って、すっかり調子を取り戻していたけれど。
そんな姉の夢を見た。
実際にあったことだけど、目が覚めてから、少し実際と違っていたことに気付く。
オフィーリエは確かに夢と同じようなことを言っていたけれど、暗い表情は見せなかった。最初から吹っ切れたように明るく笑っていた。
姉にだって、歳の離れた妹には見せない、不安や悩みがいくつもあるだろう。
──そんな当たり前の事を考えながら辺りに目をやると、薄暗い洞窟のような場所だと知れた。
見覚えがある。ここは、原作ゲームでリーリエとエヴァが過去に送られた時の初期座標、テラスプの洞穴だ。
テラスプとは古代シュヴァルツリヒト帝国の隣にあった国の名で、霧深い山地と大きな交易都市を有していた。リーリエの時代では既に滅んだ国とされていたけど、具体的にいつ頃滅んだのかということは『ルプクル』では語られていないし、リーリエの記憶にもない。そもそも三千年も経っていれば、正確なことが伝わっていない歴史も数多くある。
この洞穴はテラスプの南側、「霧深い山地」ことエリアト山の中腹に位置していた。
耳を澄ませると、水滴が地面に落ちてぶつかったような音が、断続的に響いてくる。前にも後ろにも道が続いていて、しかもいくつも分岐しているように見え、いずれにも出口は見えない。
火元もないのに完全な暗闇に閉ざされているわけじゃないのは、頭上の所々に外に通じる小さな穴が空いているからだ。天井は目測で20メートル以上のかなり高い位置にあり、距離を考えても一つ一つの穴はさほど大きくないので、あそこから外に出られるとは考えられなかった。
ゲームではエヴァとふたりでこんな場所に放り出されたリーリエだったけれど、今回はそうではない。目を凝らすと、近くに数人倒れて...…んんん?
「な、な、なんでいるんですか!?」
倒れていない人が、ひとりいた。
しかもその人は、ここに来るはずのない人だった。
「『母上』のことが心配だったのでね」
「ソードアルト殿下……」
ゲームではないのだからそういうこともあるのだろう。というか、ゲートルード様やティアーナ様が一緒に来てもいいのなら、ソードアルト殿下が一緒に来てはいけない理由こそない。
とはいえなにか釈然としないものを感じます。
「もしかして、人をからかうのが趣味なんですか?」
「違うよ。ああ、いや、多少それもあるけど」
あるんかい。
ちょっとつっこむ気力もないので、心の中で言う。
「『きみ』たちが遊んだという遊戯の世界では、『母上』は『攻略対象』の人数分、同じ一年を繰り返し、そうして繰り返しただけの経験値を引き継いだ状態でこの時代に訪れる」
「アルスの神託ってそんなことまでわかるんですか!?」
「我が主、我が神アルスに知らぬことはなし。御手は万物に届き、御眼は千里無限を見渡す。全知全能なる全ての父、アルスの神業をたたえよ。アルスなき世に栄えなし、と言うだろう?」
「存じておりましたが限度がありませんか?」
「もちろん、アルスにも限度はある。例えば、ゲートルードを含めた『攻略対象』七人分の一年、つまり七年分の経験値を、今の皇女殿下はまったく積んでいない。無い経験は備わらない」
「ああ……」
なんとなく、ソードアルト殿下の言わんとすること、というか、殿下がこの時代についてきた理由がわかった。
「この時代……古代は過酷だ。ぬるま湯のような時代の十五歳の小娘が、七年分の経験値というチートなしで生き残れるほど易しい時代ではない。皇女殿下の従者殿は有能で、『父上』も『私』が知る限り『最強』の武人であり智者であるが、ティアーナの魔術やゲートルードの剣術の助けがあっても、皇女殿下自身に力がないことには、ね」
「それは……貴方ならそれを補える、と」
「そういうことですよ、『母上』」
でも、それを事前に説明しないままついてきたのは、完全に趣味なのでしょう。本当にいい性格をしていらっしゃる。
『ルプクル』は乙女ゲームだけど、ジャンルとしてはRPGに当たる。ヒロインであるリーリエに限るけど、育成要素もバッチリあって、それが攻略にも影響している。攻略対象によっては、ステータスが足りないと出会うことすらできない人物もいる。
メタな話ではあるけれど、『ルプクル』におけるソードアルト殿下、そして創造主アルスが他の攻略対象とリーリエが結ばれるフラグをへし折らなかったのは、これが理由かもしれない。
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