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第八章 魔人決戦篇
EP226 宿命に出会った日
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「花は怪我人の治療を頼む。僕は人命救助と瓦礫の撤去だ。」
「大丈夫?まだ疲れてるんじゃ・・・。」
「君のおかげで、元気100倍だよ。ありがとう。」
「うん、分かった。気を付けてね・・・。」
征夜は花と別れて、城の崩落に巻き込まれてしまった人を探して、瓦礫の山に踏み込んだ。
「誰かぁ!居ないのかぁ!」
限界を超えた疲労を耐えながら、征夜は声を張り上げた。だが、遥か彼方まで響き渡る彼の声に、応える者は居なかった。
「・・・居ない・・・か。」
足場の悪い瓦礫の上を、トボトボと歩いて行く征夜。
突き出した鉄骨や粉砕された煉瓦を掻き分けながら、崩れ去った夢の跡を進んで行く。
「・・・うっ。」
生きている人が既に救助された後なら、残されているのは"生きていない人"か"助けられない人"だ。
奥に進めば進むほど、凄惨な光景が増えて行く。潰され、燃やされ、弾け飛んだ肉片が、辺り一面に広がっていた。
「くっ・・・うぅっ・・・クソぉッ!!!」
救えなかった命の痕跡を避けながら、征夜は進む。
どれほど凄惨な光景でも、目を背ける訳にはいかない。この現実を直視する事が、彼に出来る唯一の罪滅ぼしだ。
「だ・・・誰も・・・居ない・・・んだな・・・!」
どうしようもなく酷い現実に、征夜は耐えられなかった。跪き、四つん這いになって、瓦礫の上に滴り落ちる涙を見下ろす事しか出来ない。
<た・・・て・・・。>
「・・・ん?」
何処からか、微かな声が聞こえて来た。
死と絶望に包まれた征夜の視界に、鮮烈な"希望の光"が差し込んだ。
<助けて・・・。>
「だ、誰か居るのか!居るんだな!?おぉーいっ!!!」
助けを求める声だと分かっていても、征夜は興奮を抑えられなかった。
(生きてる!生きてる!生きてる!まだ生きてるんだ!生きてる人が居るんだ!!!)
危機に陥ってはいるが、まだ救える命がある。助けられる命があるのだ。そう思うだけで、踊り出したいほどに嬉しかった。
そして信じられない事に、希望は更なる"奇跡"を呼び寄せた――。
<少・・・将・・・!>
「み、ミサラ!?ミサラなのか!?やっぱり生きてたのか!ミサラぁッ!!!」
この声はミサラだ。間違いなく、ミサラだった。
彼女は生きていた。死んでなどいなかった。しっかりと、脱出できていた。
"見殺し"になど、されていなかった――。
「ミサラあぁぁぁぁぁッッッ!!!!!」
征夜は半狂乱の叫びを上げながら、瓦礫の上を駆け出した。
(生きてたんだ!やっぱりミサラは!生きてたんだッ!!!ありがとう!ありがとう!ありがとう!ありがとうミサラ・・・生きててくれて!!!)
歓喜と感謝だけが征夜の肉体を迸り、全ての疲労を消し飛ばした。
民間人を犠牲にした事実は変わらないが、ミサラを救う事が出来れば、"バッドエンド"から"ビターエンド"に変えられる。
絶望の中で終わる一つの旅が、僅かな希望を得られるのだ。征夜はもう、それだけで十分だった。
「こっちに居るんだな!ミサラぁッ!!!」
邪険に扱ったり、無理をさせたり、勘違いで振り回したり、思い返せば彼女には酷い事ばかりしてきた。
だが、今度こそ彼女を守れる。大切な仲間を、大切な部下を、大切な後輩を、その手で守る事が出来るのだ。
もう本当に、それだけで十分だった――。
(あと少しだ!この先!この瓦礫の先に!!!)
ついに彼は、彼女の声が聞こえる場所の直前まで来た。
最後に立ちはだかる巨大な壁、城の外壁の残骸を飛び越せば、再び彼女に会えるのだ。
そして征夜は、最後の壁を飛び越えた。
「待たせてごめん!もう大丈夫!僕が助けに来たから!もう安心・・・し・・・て・・・・・・。」
第一に感じたのは、鼻腔をつん裂くような"悍ましい死臭"だった。
第二に感じたのは、鼓膜をすり抜けて脳内に響く"悍ましい咀嚼音"。
第三に感じたのは、目を覆いたくなるほどの"悍ましい光景"。
そこには、"黒翼の怪物"が居た――。
<だず・・・げで・・・。>
「・・・え?」
ミサラの声は、"人肉"を貪り食う怪物の口内から聞こえて来た。
周囲には引きちぎられ、無惨にも食い散らかされた遺体が散乱し、他とは次元の違う"地獄絵図"と化している。
そして怪物の鉤爪の先には、"ミサラの服の残骸"が握られており――。
「・・・食ったのか?」
征夜はその時、"身を引き裂くほどの怒り"が、魂の底から湧き上がるのを感じた。
ラースやアランに対する、"人間的な怒り"とは違う。本能と衝動が、「目の前に居る怪物を殺せ」と囁いている。
「ミサラを・・・食ったんだな!!!」
許せなかった。絶対に、許せないと思った。
思考の全てが殺意と憎悪で満ち、永征眼は瞬時に"修羅の直前"にまで到達した。
「貴様あ"ぁ"ぁ"ーーーッ!!!」
「ぎゃ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ずッッッ!!!!!」
刀を振り上げて切り掛かった征夜が狙うは、怪物の首だけだ。
絶対に殺す。何があっても殺す。この怪物を、このバケモノを、絶対に逃してはいけないのだ。
征夜は直感で分かった。
目の前に居る"黒の翼竜"は、必ず自分を不幸にする。遠くない将来で、自分に降り掛かる"厄災"になる。
何故だか分からないが、彼には分かったのだ。
自分は、"この怪物を殺すために、この世に生を受けた"のだと――。
「死ねえ"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
天を割くほどの憎悪が、積年の恨みが、未来から届く怨嗟の声が、"魂の咆哮"となって木霊した。
人生最大の絶叫が、衝撃波となって怪物に直撃する。しかし、怪物には効かなかった。
「ぎゃあ"ぁ"ぁ"ぁ"っ!!!」
「くぅっ!」
懐に飛び込んだ征夜の元に、鉤爪の付いた前足が繰り出される。
どうやら怪物は、翼の他に"前後の4つ足"を持っていたようだ。征夜の攻撃は容易く弾かれ、全身全霊の一撃は無に帰した。
「喰らえ"ぇ"ぇ"ーーーッ!!!気導だぁ"・・・はっ?」
「ぎゃあ"ぁ"ぁ"ぁ"ぃ"っ・・・!」
更なる乱撃を繰り出そうと、気導弾を構えた征夜。
ところが、怪物は彼と戦う気が無いようで――。
「お、おい!待て!貴様ぁッ!逃げるなぁッ!!!ぶっ殺してやるッ!!!降りて来いッ!!!俺と!戦えぇッ!!!」
巨大な黒翼を開いて飛び立った翼竜。
慌てふためくような、それでいて彼を嘲笑うようにも聞こえる奇声を上げながら、空の彼方へと浮上する。
「待てよ!おい!待てぇッ!!!逃げるな!貴様ぁッ!!!」
<<<螺旋気導弾!!!>>>
手の内に構えたテニスポール大の球は、収縮して指先より撃ち出された。
それも一発ではない。二発も、三発も、四発も、力の続く限り延々と、マシンガンのように撃ち出される。
だが、怪物は完全に雲海の中へ潜り込んでしまい、征夜は奴を見失ってしまった――。
「く、クソ・・・クソ野郎があ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!!!」
自分が何故これほど怒っているのか、征夜自身にも分からなかった。
"ミサラを食われた怒り"より遥かに強い、"理由の無い憎悪"が、全身の細胞から溢れ出して来たのだ。
吹雪征夜はこの日を、"あの怪物に初めて出会った日"を、その生涯で一度たりとも忘れなかったと言う。
"呪われた宿命"に出会った日、彼の人生は"地獄を示す羅針盤"へと、引き摺り込まれたのだ――。
「大丈夫?まだ疲れてるんじゃ・・・。」
「君のおかげで、元気100倍だよ。ありがとう。」
「うん、分かった。気を付けてね・・・。」
征夜は花と別れて、城の崩落に巻き込まれてしまった人を探して、瓦礫の山に踏み込んだ。
「誰かぁ!居ないのかぁ!」
限界を超えた疲労を耐えながら、征夜は声を張り上げた。だが、遥か彼方まで響き渡る彼の声に、応える者は居なかった。
「・・・居ない・・・か。」
足場の悪い瓦礫の上を、トボトボと歩いて行く征夜。
突き出した鉄骨や粉砕された煉瓦を掻き分けながら、崩れ去った夢の跡を進んで行く。
「・・・うっ。」
生きている人が既に救助された後なら、残されているのは"生きていない人"か"助けられない人"だ。
奥に進めば進むほど、凄惨な光景が増えて行く。潰され、燃やされ、弾け飛んだ肉片が、辺り一面に広がっていた。
「くっ・・・うぅっ・・・クソぉッ!!!」
救えなかった命の痕跡を避けながら、征夜は進む。
どれほど凄惨な光景でも、目を背ける訳にはいかない。この現実を直視する事が、彼に出来る唯一の罪滅ぼしだ。
「だ・・・誰も・・・居ない・・・んだな・・・!」
どうしようもなく酷い現実に、征夜は耐えられなかった。跪き、四つん這いになって、瓦礫の上に滴り落ちる涙を見下ろす事しか出来ない。
<た・・・て・・・。>
「・・・ん?」
何処からか、微かな声が聞こえて来た。
死と絶望に包まれた征夜の視界に、鮮烈な"希望の光"が差し込んだ。
<助けて・・・。>
「だ、誰か居るのか!居るんだな!?おぉーいっ!!!」
助けを求める声だと分かっていても、征夜は興奮を抑えられなかった。
(生きてる!生きてる!生きてる!まだ生きてるんだ!生きてる人が居るんだ!!!)
危機に陥ってはいるが、まだ救える命がある。助けられる命があるのだ。そう思うだけで、踊り出したいほどに嬉しかった。
そして信じられない事に、希望は更なる"奇跡"を呼び寄せた――。
<少・・・将・・・!>
「み、ミサラ!?ミサラなのか!?やっぱり生きてたのか!ミサラぁッ!!!」
この声はミサラだ。間違いなく、ミサラだった。
彼女は生きていた。死んでなどいなかった。しっかりと、脱出できていた。
"見殺し"になど、されていなかった――。
「ミサラあぁぁぁぁぁッッッ!!!!!」
征夜は半狂乱の叫びを上げながら、瓦礫の上を駆け出した。
(生きてたんだ!やっぱりミサラは!生きてたんだッ!!!ありがとう!ありがとう!ありがとう!ありがとうミサラ・・・生きててくれて!!!)
歓喜と感謝だけが征夜の肉体を迸り、全ての疲労を消し飛ばした。
民間人を犠牲にした事実は変わらないが、ミサラを救う事が出来れば、"バッドエンド"から"ビターエンド"に変えられる。
絶望の中で終わる一つの旅が、僅かな希望を得られるのだ。征夜はもう、それだけで十分だった。
「こっちに居るんだな!ミサラぁッ!!!」
邪険に扱ったり、無理をさせたり、勘違いで振り回したり、思い返せば彼女には酷い事ばかりしてきた。
だが、今度こそ彼女を守れる。大切な仲間を、大切な部下を、大切な後輩を、その手で守る事が出来るのだ。
もう本当に、それだけで十分だった――。
(あと少しだ!この先!この瓦礫の先に!!!)
ついに彼は、彼女の声が聞こえる場所の直前まで来た。
最後に立ちはだかる巨大な壁、城の外壁の残骸を飛び越せば、再び彼女に会えるのだ。
そして征夜は、最後の壁を飛び越えた。
「待たせてごめん!もう大丈夫!僕が助けに来たから!もう安心・・・し・・・て・・・・・・。」
第一に感じたのは、鼻腔をつん裂くような"悍ましい死臭"だった。
第二に感じたのは、鼓膜をすり抜けて脳内に響く"悍ましい咀嚼音"。
第三に感じたのは、目を覆いたくなるほどの"悍ましい光景"。
そこには、"黒翼の怪物"が居た――。
<だず・・・げで・・・。>
「・・・え?」
ミサラの声は、"人肉"を貪り食う怪物の口内から聞こえて来た。
周囲には引きちぎられ、無惨にも食い散らかされた遺体が散乱し、他とは次元の違う"地獄絵図"と化している。
そして怪物の鉤爪の先には、"ミサラの服の残骸"が握られており――。
「・・・食ったのか?」
征夜はその時、"身を引き裂くほどの怒り"が、魂の底から湧き上がるのを感じた。
ラースやアランに対する、"人間的な怒り"とは違う。本能と衝動が、「目の前に居る怪物を殺せ」と囁いている。
「ミサラを・・・食ったんだな!!!」
許せなかった。絶対に、許せないと思った。
思考の全てが殺意と憎悪で満ち、永征眼は瞬時に"修羅の直前"にまで到達した。
「貴様あ"ぁ"ぁ"ーーーッ!!!」
「ぎゃ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ずッッッ!!!!!」
刀を振り上げて切り掛かった征夜が狙うは、怪物の首だけだ。
絶対に殺す。何があっても殺す。この怪物を、このバケモノを、絶対に逃してはいけないのだ。
征夜は直感で分かった。
目の前に居る"黒の翼竜"は、必ず自分を不幸にする。遠くない将来で、自分に降り掛かる"厄災"になる。
何故だか分からないが、彼には分かったのだ。
自分は、"この怪物を殺すために、この世に生を受けた"のだと――。
「死ねえ"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"え"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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人生最大の絶叫が、衝撃波となって怪物に直撃する。しかし、怪物には効かなかった。
「ぎゃあ"ぁ"ぁ"ぁ"っ!!!」
「くぅっ!」
懐に飛び込んだ征夜の元に、鉤爪の付いた前足が繰り出される。
どうやら怪物は、翼の他に"前後の4つ足"を持っていたようだ。征夜の攻撃は容易く弾かれ、全身全霊の一撃は無に帰した。
「喰らえ"ぇ"ぇ"ーーーッ!!!気導だぁ"・・・はっ?」
「ぎゃあ"ぁ"ぁ"ぁ"ぃ"っ・・・!」
更なる乱撃を繰り出そうと、気導弾を構えた征夜。
ところが、怪物は彼と戦う気が無いようで――。
「お、おい!待て!貴様ぁッ!逃げるなぁッ!!!ぶっ殺してやるッ!!!降りて来いッ!!!俺と!戦えぇッ!!!」
巨大な黒翼を開いて飛び立った翼竜。
慌てふためくような、それでいて彼を嘲笑うようにも聞こえる奇声を上げながら、空の彼方へと浮上する。
「待てよ!おい!待てぇッ!!!逃げるな!貴様ぁッ!!!」
<<<螺旋気導弾!!!>>>
手の内に構えたテニスポール大の球は、収縮して指先より撃ち出された。
それも一発ではない。二発も、三発も、四発も、力の続く限り延々と、マシンガンのように撃ち出される。
だが、怪物は完全に雲海の中へ潜り込んでしまい、征夜は奴を見失ってしまった――。
「く、クソ・・・クソ野郎があ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!!!」
自分が何故これほど怒っているのか、征夜自身にも分からなかった。
"ミサラを食われた怒り"より遥かに強い、"理由の無い憎悪"が、全身の細胞から溢れ出して来たのだ。
吹雪征夜はこの日を、"あの怪物に初めて出会った日"を、その生涯で一度たりとも忘れなかったと言う。
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