転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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朝ごはん

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んー、気持ちいい朝ね!

キッチンを使って、昨日アクアーリル様の生け簀で貰ったお魚を塩を振ってグリルで塩焼きにする。
後は、サラダを作って、だし巻き卵と大豆に似た豆で発酵させて作った味噌でお味噌汁を作った。
ん、和食~!!!
いつの間にかイオとパンくんも座っている…
…。なんか、野営実習じゃないみたいね。
みんなの前に和食を並べるとみんな大喜び

「美味しいな最高」

「ほんと、これなんです?これ美味しいですね」

「これは、だし巻き卵、出汁を入れて卵を溶いて巻きながら焼いていくの」

「へぇ~難しそうね」

「ティアと結婚したらちょこちょこ食べたいな」

「うわー、何それ!自慢なの?!」

「なんだよ、カリン。お前は本当ティアが好きだよな」

「ええ好きよ!!」

「なら、ティアの嫁になればどうです?」

「「「!!!!!!」」」

「なにその…衝撃発言…」

「だって、同性婚もこの国認められているし」

「……………。ちょっと考えてみる」

「えーーー!!!カリン何真面目に考えている訳!!」

「別に私は嫡子じゃないし、子供欲しい訳でもないし、嫁という肩書きがあればティアとずっと一緒にいられるならいいかなと思って


「カリン……。もう少し視野を広げてみてから…もう一度かんがえみなよ…」

「分かった…」

ポカ

「いったぁ、何するんです!イオ!」

「お前が余計な提案するからだろうが!!なんだこの雰囲気は!」

「元はと言えば、イオが自慢したからじゃないですか」

「ぐぬぬぬ」

「そんな事言って、もしカリンが嫁になってからパンくんの番って判ったらどうするの?」

「それはないですよ、私は後1日で成人なので、明日判りますし」

「え!!!明日誕生日なの?!」

「あーー、そう言えば明日お前の誕生日だったわ」

「「「…………………」」」

ジト目でイオを見つめる…。

「そういう人ですよね貴方は」

「……なんかごめん」

「クスクス、じゃぁ明日は誕生日会をしましょう」

「「「賛成!!」」」

良かった、雰囲気がかわった。

同性婚とか…まったく考えていなかったなぁ

でも、私の勘では……

「あ!やばい時間!!!」

「「「!!!ホントだ」」」

バタバタ バタバタ バタバタ

急いで用意をして集合場所に行くとまた
最後だった……。

「お前らいくらローゼリアが錬金したテントが快適だろうが時間は守れよな」

「「「「すみません!!」」」」

「じゃ、今日は洞窟散策だ。グループ事に
バラけないように動けよ。特にローゼリア!」

「あ、はい……」

何もみんなの前で言わなくても~!!!!
恥ずかしぃ……。

むむむぅ

「ほら、ティア機嫌を直せよ」

「リスみたいに頬が膨らんでますよ」クスクス

「ティア!美味しい物探そうね!」

「美味しい物!!!!!探す!!!」

あ、飴食べながら行こう、マジックバックから5個飴を取り出して、自分の口に一個
3人にも渡してあとの1つは

「先生一個飴どうぞ」
なぜか、近くにいた先生にあげた。

コロコロ コロコロ

「お、ありがとな」先生は貰った飴を口に入れると目を見開いた。

「なんだこれ!初めて食べたぞ!美味しいな」

「これは、ティアが錬金で作った飴というお菓子ですよ」コロコロ


「甘くて美味しいですよね」

「口寂しい時に最高だよな」

「叔父様もお父様も好きなのよ」

「国王陛下も公爵閣下も好きなのか…」

みんなで飴をコロコロしながら進んでいく。

「先生お気に召したのならこれをどうぞ」

小さな飴が入っている瓶をあげた。

「おおおおー!ありがとう!!」

嬉しそうに鞄にしまっている。

この先生…初日にお前を口説く発言していたけど、なんかだいぶ普通になったな。苦笑

良かった良かった。

「じゃ俺は後ろの生徒達をみてくるからまたな!!また夕飯の時に!」
凄まじい笑顔で去っていった…。え、先生また夕飯を食べにくるのですね。

「さり気なく夕飯食べるアピールしてから行ったな」苦笑

「とても爽やかにアピールしていきましたね」

「ティアの料理の前ではみんな無力よね」

「まぁ、一人くらい増えてもいいけどさ」
洞窟内は以外と明るかった。

うわぁ~土蛍かしら、青く光っていて綺麗~

ポン
ポン
ポン
ポン
ん?

「「「「ティア!!来たよ!!」」」」

「あら、シトリン、トパーズ、スピネル、ペリドット」

「遊びにきた」シトリン

「洞窟探検したいにゃ」トパーズ

「あしょぶぴよ」ペリドット

「おい、ペリドット落ちるなよ」スピネル

「ふふっ、みんな元気ね、いいわよ一緒に散策しましょ」

「「「「わーい」」」」

「賑やかになったな」苦笑

「そうですね」

「ねぇ、みんな美味しそうな物があったら持ってきてくれる?」

「「「「わかった!!」」」」
4匹はダッシュで探しに行った。

「んーこれで確実に美味しい物が手に入るかしら」クスクス

「俺の契約獣も出すか」

「私も出そうかな」

「いいですね、では私も」

3人も契約獣を出して探しに行かせた。
久しぶりに出てこれたのか嬉しそうに探しに行った。

「凄い嬉しそうに探しにいったわね、自由にさせてないの?」

「そもそも契約獣を自由にさせるってどうやるんだ?」

「そうよね、普通は契約獣でも召喚しないとこないわよ」

「ティアは規格外ですからね。ずっと契約獣を自由にさせても全然びくともしない魔力なんですから」

「あーー、魔力かぁ…私無限だからね…」

「「「……………………」」」

「使いたい放題最高~」ふふふん

「神様って…愛し子でも可愛がり方はすごいよな」

「ええ、それはそう思います」

「神様の実子なんじゃないの?」

カリンの発言で場は静まる…

「ま、まさかね」

「さすがにそれはな…」

「ティア、公爵閣下にそっくりだしな」

カリンってなんか今日すごいところをついてくるな…。

まさかね…

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