転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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明日の用意

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「ありがとうティア。マサーロ兄上喜んでたな」

「え!?こちらこそ…ありがとう。マサの気持が分かって良かったわ」ニコッ

「兄上も旅行に行くことを皆に伝えておくよ」

「ええ、お願いね~」

「へーい」


さて、明日から旅行だ……。

お風呂にさっさと入って用意しないと!!!


「あ!?ティア」

「ん?カリン」


「探してたの!!どこにいたの?」

「え?マサーロお兄様の所にちょっとね。どうしたの?」


「イオと行くと言うことは、国王陛下にも謁見するのか……気になって……。謁見するなら…ドレスとか…持ち物あるでしょ?」
あーー!!!確かに!!!!

すっかり…忘れてたわそれ…。

えーーーめんどくさーい!

でも…会ったことないのよね…。

「お会いするかもしれないから一応……
ドレスセット用意しておいて~」


「分かった、マジックバッグに入れておく!!ありがとうティア」

「ううん、こちらこそ。私も用意するわ!!」

あーーバタバタだぁ……。


部屋に時短のために転移で戻り、
バタバタ用意をはじめる。

んー、イオの瞳のオレンジのドレスにしよう。

宝石は…原産のアレキサンドライト
のネックレス。

髪の飾りは…シンプルにダイヤの髪飾りにしよう。

靴と、ドレス用の鞄…。
ハンカチ、ティッシュ…

よし!謁見用はオッケー!!

ここからは、旅行の!!

作った夏用アニマルパーカーと!

Tシャツスカートの上下

ワンピースに、軽めのドレス

サンダル、色々詰めていく。

もちろんマジックバッグだからまだ全然入る。

化粧品とスキンケアアイテム。

こんなもんかな~!!!

ふう~さっ!!!お風呂に入って寝なきゃ!!!!

一応今回宿泊はアニーマル王国の宿を予約してあるの!!!

テントでもいいのだけど、イオが一応宿を予約するというからね~。
任せる事にしたの!

さて…寝よう。

おやすみなさーい!!



翌朝、皆に見送られて、ティア、カリン、イオ、パン、シュウで転移で

アニーマル王国到着!!!!!

そうそう、響介とダリアはこっちで日中はお仕事しているので、夜は一緒にご飯を食べる予定!


「とりあえず、宿に行く前に街でもぶらつく?」

「陛下達に謁見はいいの?」

「あーー、実は……今回来ること言ってないから……とりあえず今日はいいや!」

!!!!!

「え!?そーなの!?なら、街をぶらつく?」

「「「「賛成」」」」

「宿はご飯はあるんだよね?」

「あるある、食事が評判のいい宿にしたんだ」

「それは楽しみ~」

「イオやる~!」

「たまにはいい事しますよね」

「楽しみだな」クスクス


「でも、夜は響介とダリアも来るんだよ?宿泊客以外でも大丈夫?」

「全然大丈夫、追加で食事の料金払えるし」

「そっか、なら安心だね!!」

「とりあえず、どの店行く?」

「んー、アニーマルは生地はもう仕入れているしなぁ」

「だよな」クスクス

「あ!どこか観光名所に行きたい!」

「観光名所か、ならヒカリゴケの洞窟に行ってみるか?」

「ああ、あそこなら綺麗ですね!」

「「「行きたい!」」」

今回は馬車にのり、移動~!

それぞれ手に持って食べれる物も屋台で買って食べながらの移動!


「ね、私アニーマル夏バージョン作ったから皆で着ない?」

「「「「着る!!!」」」」

馬車のカーテンをしめて順番に目を閉じながら交代で着替えた。

「か、かわいいー!!!」

パンくん大喜びである。

「ふふ、通気性も良くしたし涼しいでしょ?」

「めちゃくちゃいい!!」

「涼しいなこれ!」

「可愛いです!」

「涼しいのが一番だな!」

それて、目的地に到着


洞窟に入る。



「うわぁ~すごい!!!青く光ってて綺麗~!!!!!」

これ、前世で見たことあるなー、土ホタルよね。

幻想的で綺麗


「綺麗~」

みんな歩きながらほう~っとヒカリゴケの光を見ながら歩きを進める。

「ん?ライオネル???」

「え!?兄上!?」

まさかのイオの兄登場。

「兄上どうしてここに??」

「それは、こっちのセリフだろ?」
クスクス

「その…私は婚約者と仲間と夏季休暇の旅行で…」

「ふむふむ、私はここに普段現れないレアな獣が現れたと聞いてきたんだが、いなくてな」

「そ、そうですか」


「で、どっちがお前の婚約者なんだ?」


「初めてお目にかかります、殿下。
わたくしストーン王国筆頭公爵家のティアナ.ロゼ.ローゼリアと申します。ライオネル殿下の婚約者ですわ」

優雅なカーテシーをする。

「ほほう、そちらの姫君だったか。そなたがライオネルの番か」

「はい」

「いいなぁ………ライオネル。俺なんて…まだ番に出会えていないのに……ずるいぞ!!」

「兄上…………頑張って下さい」


「頑張ってみつかるならとっくに見つかってるわ!!」

なんか……イオの方がしっかりしているわね。。。

「クスクス、では兄上俺たちはこの先に進みますので」

「ああ、またな」





「まさか…兄上に会うとは…皆ごめん」

「え?別に平気だけど…」

「全然平気」

「相変わらずの…殿下でしたね…」

「なるほどなぁ」


「兄上は…その…ライオンじゃなくてな…。母上に似て…その…マイペースというか……」

「あまり、出来が宜しくないんですよ。だから次期王はイオだと言われていたのですが…」

「ん?第一夫じゃないなら、国王になれるんじゃない?」


「お、お前!!!!簡単に言うなよ!!俺は第一夫になりたいんだ!!!!」


「そ、そう……?」

そんなに??なんで…みんなそこに拘るのかしら……。

「イオは、ティアナと同じローゼリアをなのりたいんですよ」

「な、なるほど…」

「倍率たかいぞ~」シュウは他人事ね…

「シュウは、あまり興味なさそうだな」

「別に第一じゃなくても、夫だしな」

「まぁ…そうだけど…」

「イオのお母様はマイペースなの?」

「ああ…」


「じゃ、マリーナお母様とは真逆なのね」クスクス

「そうだな~」苦笑


「ちなみになんの動物なの?」

「父上は俺と同じライオン。代々王を継ぐものはライオンなんだ…。母上は…その 


いいずらい動物なのかしら?

「ナマケモノなんです」

イオのかわりにパンが答える

「ナマケモノって…木にぶら下がって…
1日に一回しかトイレもしないという…あのナマケモノ?」

「「そうだ」」

へぇ~ずいぶんレアな獣人ね!!

「でも、人間でいるときはオレたちと動きは同じだ」

「そうよね…」

「兄上も…ナマケモノなんだ…」

「そう」

「まっ、とりあえず第一にならなかったら国王頑張って!!」


「はぁ………他人事だよな……」

「イオ………頑張って下さい!」


「それより、この先になにかあるの?」

「ああ、この先から海が一望出来るんです」

「とても綺麗なんだ」

へ~楽しみね~!

歩いていくと、出口!!!

目の前は見渡す限りの海だった。

あちこちに赤い美しい花が咲き乱れ、
とても美しい景色だった。


「わぁ~綺麗ね!!!」

「綺麗~!!」

「だろ?」

「ここは見る価値あるな」

「ここは有名なスポットですからね」

「ね、写真撮ろう!」

「「「「「賛成」」」」」

三脚を置いて、カメラをセット、
タイマーをして、すぐ戻る!

「うつるわよ!」

ポーズ!!!パシャッパシャッ パシャッ

3回連打撮り!!

戻って確認!

「んー、綺麗に撮れてる!宿でプリントアウトするね」

「「「「「ありがとう」」」」」

「さ、じゃ転移で戻る?」

「だな、疲れたよな」クスクス

「賛成~」

「同じく」

「賛成です!」

転移魔法で宿まで戻り、チェックインをしてそれぞれ部屋に移動~!

カリンとティアナは同じ部屋


「わぁ~いい部屋ね」

「ほんと、清潔感あって、広くて素敵な部屋ね」

「お風呂は」

ガチャ

まぁ!広くて温泉だわ!!!!

「カリン!!!広くて温泉よ!!!」

「温泉って、お肌ツルツルになるやつ!?」

「そう!!!」

「わぁ~嬉しい!!!もう入る?」

「そうね!!!さっそく入ろう!」

二人はとりあえず、温泉にゆっくり浸かり……女子トークに花を咲かせる!


「あのイオのお兄様って王座を狙っているのかしら?」

「んーーー、イオとタイプが違う感じだったわよね」

「分かる、なんかこう……ね」

「言いたいことはわかるわ」苦笑

「「野心がありそうな感じ」」

キャハハハ

「やっぱりそうよね!」

「そうそう!」

「面倒くさいことに巻き込まれないようにしましょ」

「そうよね!!気をつけないと!」

「でも、この温泉最高ね~」

「ほんと、ツルツルになってる~」


「ご飯の前にもう一度お化粧だけするわ」

「私も!また寝る前に入るでしょ?」

「もちろん!!!」


イオ!!温泉付きなんて!
最高のチョイスよ!!!!

ありがとう~!

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