転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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いつも通り

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あ~図書館最高ね!!

3冊とも楽しかったわ!!!

図書館から戻りみんなで晩餐を食べ、

いつも通り…婚約者達はみんなゲームタイムに。

カリンと私は女子トークに花を咲かせた
!主に食べ物の話題だけどね。苦笑

それと宝石とかドレスとか服とか
そんな話をね。

明日は学校!!
テストも終わり、今週を終えれば!!
夏休みなの!!!!!!!

めちゃくちゃ楽しみ~!!!
ひゃっほーー!

アニーマルに3泊4日

その後は、転生組で水に浮いてる街に旅行!!!!

また色んな素材や生地や、宝石が買えそうだよね~うふふ、楽しみ!!!


んーー、夏バージョンの薄い生地で
半袖アニマルフードパーカーを作ろう!

「私は~うさぎ!」ふふふんふん~

でーきた!!
薄いピンクの生地でうさ耳フード付き半袖ロングパーカーワンピース!!!

これにサンダル履く!


カリンは、猫バージョン!!

イオは、ライオン!

パンくんは、クロヒョウ耳

シュウは……キツネバージョンにしてみました!!!

サイフォンは、犬バージョン!

可愛い~~うふふふ。
これを着てアニーマルに行こっと!!

さ、お風呂に入って、寝よう!明日は
学校だ~!!!


翌朝、イツメンとラミリスとステファンと共に転移で学校に戻った。

あ、そうだ…ラミリスもアニーマル行くよね。

「ね、夏休みイオの国に三泊四日で遊びに行くのだけどラミリスも行く?」

「行ってもいいんですか!!!行きたいですッ!」

「行こうぜ~ラミリス」

「行きましょ~ラミリス」

「ステファンは…夏休み補習組の勉強担当なんでしょ……?」

「ええ………」
ガックリ肩を落とすステファン……。

「それっていつ終わるの?」

「私の担当期間は一週間です…その後は別の先生にかわります」

「なら、その後転生者組で旅行行くんだけど、ステファンも行く?」


「行く!!!行きたい!!!!」


「了解!!じゃそれを励みに頑張ってね」

「はい!!!!」

キラキラ目を輝かせて先に学校に入っていった。

「ティアがいないの…寂しぃ~」

ん?カリン?

「カリンも行く?」

「いいの!?」

「もちろん、行こう」ニコッ

「わぁぁぁい!!!」

「イオとパンはラミリスを宜しくね」
ニコッ

「わ、分かった!!留守番してる」

「はい、ラミリスは任せて下さい」

まだ、うちの屋敷に慣れてないからね。

「とりあえず、今週乗り切れば、アニーマルに旅行だし!がんばろー」

「「「「おー!!」」」」

そう言えば……マサーロ兄様は…旅行とかいいのかしら……。

うーーーーん。。
今度ラサムに聞いてみようかしら。


一週間あっという間に終わり、明日からアニーマルに旅行なので、金曜日授業が
終わってから一旦みんなで屋敷に帰ってきた。

トントン

「はい?ってティアどーした?」

「ラサム、あのさ。マサーロ兄様は…旅行とか誘わなくていいのかしら…気になって」

ラサムの顔が青くなっていく………

「兄上のことすっかり…忘れてた」

「でしょ……全然こっちにも来ないし…マサーロ兄様って本当に私が好きなのかしら?」

「そ、それは!!!絶対!!好きだよ!!とてつもなく!!」

「そ…そう……」

「ちょっと……ダッシュで騎士団本部まで行ってくる…」

「は?これから?」

「だって……兄上拗らせてそうだし…」

「はぁ……なら私が転移で一緒に行くわよ」

「絶対…ティアの新商品とか…貰ってないから拗ねてるんだよ…」

「うわ……めんどくさッ」

「マサーロ兄上は……繊細なんだ…ティアの事に関してだけな…」

「………………」

「さ、頼むよ…」

「分かったわよ…」

パッ


「うわっ、って…ラサム?とティア??」

あ、マサーロ兄様…


「マサーロ兄様、どうして全然屋敷に来ないの??」

「…………それは」

「ティア!?ちょっともう少し優しく…」

「うるさいわね、ラサム。私との婚約を後悔しているなら解消しても宜しいのよ??」

「そ、そんな訳あるわけないだろ!!」

「なら…なぜ全然会いに来ないのです?」ギロッ


もじもじしながら…ようやくマサーロが
口を開いた。


「だってな……他の婚約者軍団が…仲が良くなりすぎて……俺が入れる気がしないんだ……」

ああ……出来上がったグループに入りづらいっていうやつか……。
それなら…気持ちは分かる。
なるほどね。。


「マサーロ兄様…こちらの配慮が足らず責めてしまい…ごめんなさい。気持ちは分かります」

「ほ、ほんとか!!」

「ええ…とても。しかし…婚約継続するよですよね?」

「もちろん!!!!」


「なら…このゲームを差し上げます。
一つはブロックをはめ込むゲーム、もう一つはティアナ姫の育成ゲームです」

「こ、これが…今流行りの!?ん?このブロックゲームは知らないぞ」

「これは…友人や、家族、王家、婚約者のみの非売品になります」

「そ、そうなのか!!」


「販売は考えていないので、お一人の時か婚約者軍団と一緒に対戦をすることをオススメします」

「わ、分かった」


「あと、来週からラサムを含めた婚約者数人と旅行に行くのですが、マサーロ兄様はどうします?」


「え!?行ってもいいのか!?」


「もちろんです…」

「ありがとう!!行きたい!!あと…もうマサ兄様とは…呼んでくれないのかい?ラサムは呼び捨てなのに……」

「んー、なら婚約者なので、マサと呼んでもいい?」

「もちろん!!!!!」

凄い笑顔ね  

「マサはいつ騎士団休みなの?」

「俺は有休があまり過ぎてて…休めと言われているから!?いつでも休めるぞ!」


「………なにその過労死見える感じ」

「ん?過労死??」

「おい…ティア」


「ハッ!なら旅行は来週からだから1日早くお休みを取って屋敷に来てね」


「分かった!!!!うわぁ~楽しみだ」

「ふふ、なら良かった」

「兄上……くれぐれも怪我などしないように…浮かれて」

「そ、そうだな…気をつける」

「ふふ、怪我したらティアナ印特製ポーションがあるわよ」ニコッ

「ティア……洒落にならないから…」


「!?なんだそのポーション!!!」

おや??

「その名の通り私が作ってるポーションだけど……ちょっと効果高めの」

「ちょっと……じゃないだろ?」

「ラサム…うるさいわよ…」

「あ、はい…」

「その…ポーション少しだけ分けてもらえないか??」

「ん?いいけどどうしたの??」

「俺の同僚が…怪我で騎士団をやめる話になっていて…他のポーションは効かなかったんだ」

「まぁ…それは…なら。そのポーションよりも効果高めのポーションを渡しておくわ!はいこれ」

2本渡した


「あ、ありがとう!!!!ティア」

「ふふ、治るといいわね」

「ああ……すぐ持っていく!!」

「ティア……ティアも行ったほうが良くないか?」

「んー、効かない場合他のが必要だものね~」

「なら、ラサムとティアも一緒に来てくれるか!?」

「「もちろん」」

マサーロに案内されて、その騎士の部屋の前に着いた。

トントン

「はい、どうぞ」

「ファイル、俺の婚約者で妹のティアナと弟のラサムだ」


「!?これは、ティアナ姫様…こんなむさ苦しい所に……すみません」

「ふふ、大丈夫よ。怪我はどう?」

「それが……もう剣は握れなさそうです。力が入らないのです……」

「私が作った特製ポーションをかけてみて」ニコッ


「これだ、1本腕にかけてみろ」

マサーロがファイルに1本渡す

「ティアナ姫様が??ありがとうございます!!!かけてみます!!」

ファイルが腕から手に向けてポーションをかけていくと…腕が光った。

「どうかしら??」

手を動かしたり握るファイル

次の瞬間瞳からポロポロと大粒の涙が流れた。

「治った………ティアナ姫様の奇跡だ……ありがとうございます!!!!」


「さすが、ティアだな。ありがとう」

「ふふ、お役に立てて良かったわ」ニコッ


突然、ファイルがひざまずく

「私、ファイル.ファブルはティアナ.ロゼ.ローゼリア姫に生涯の忠誠を誓います」

こ、これ…騎士の誓い……

生涯破ることが出来ない騎士にとって
とても大切な誓い

チラッとマサを見ると頷いている。

両手で差し出した剣を受け取り…

剣をファイルに、むけて

「貴方の誓いを受け入れます」

これで、誓いは結ばれた。

剣は光り忠誠が刻まれた。

剣をファイルに返す。

「受けて頂き、有り難き幸せ」


「ふふ、宜しくねファイル」ニコッ


「はい!!!!」

ファイルの顔がかあぁぁと赤くなる。


「さて、明日から私旅行なのよ…屋敷に帰るわね」

「ああ、来週の旅行楽しみしているよ」

「ふふ、マサまたね~!ラサム行くわよ手を繋いで」

「オッケー」

パッ


「い、今のは転移か!?」


「ああ、ティアは規格外の天才だ」クスクス


「お前!?その持っているやつ!?ティアナ姫ゲーム!?どうやって手に入れたんだ!?売り切れで買えないんだぞ!」


「ん?さっきティアから貰った…」

さっと…ブロックゲームをポケットに、しまった。
ナイショの商品ぽいからな…


「えーーー!!!ずるいぞ!!俺もほしい!!!!!」

そ、そんなに……か?


「なら……今度ティアに…聞いてやるよ」


「本当か、本当だな!!!」顔をぐいぐい近づいてくる…ファイル。

「本当だ!!!!今からゲームするが…お前も一緒にやるか?」


「え!?いいのか!?やる!!!!」


こうして……ティアナ帰宅後…

またここにティアナ姫ゲームにハマるものが現れたのだった。










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