転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

文字の大きさ
197 / 705

スノーウェル

しおりを挟む
ゆっくりとした歩調でお客様の前に出ていく。

「おお、ティアナ来たか、こちらがスノーウェルから来られたお客様達だ」

お父様、お母様、お祖父様が
並んでいる。

「皆様にご挨拶申し上げます、遠い所をお越しいただきありがとうございます。わたくし、ローゼリア公爵が子 ティアナ.ロゼ.ローゼリアと申します」

カーテシーをする。
それはとても優雅で思わず
他の婚約者達もティアナに見惚れる。


「ご丁寧にありがとう存じます。私はスノーウェルから来ました、サザル.スノーウェルと申します。第一王子で、騎士団長の任についております…本日は忙しい中お時間を作って頂きありがとうございます」
頭を下げる。


「ご丁寧なご挨拶ありがとうございます」ニコッ

ティアナが微笑めばかあぁぁと
顔を染めるサザル。


侍従や護衛騎士などを沢山引き連れて…とりあえずテラスで
お茶を飲むことに。

その足元をステファニーが
ついてくる。

「失礼ですが……この猫は飼い猫ですか?とても可愛らしくて……その…触ってもいいですか?」

あら…サザル様は猫が好きなのかしら?

「殿下!!いけません!!アレルギーが出ますよ!!!」
侍従がすかさず止める

「ふふ、この猫はわたくしが
作りました魔導猫ですの、なのでアレルギーは出ませんわ」
ニコッ

「なんと!!!さすが…あのティアナ商店の…」

「まぁ、店もお知りに?ふふこの子はまだ売り出してませんの」

「そうか…残念だ……」ショボン


「殿下………落ち込みすぎですよ…」侍従が…呆れている…


「お気に召したのなら、お会いした記念にお好きな種類の魔導猫を一匹差し上げますよ」ニコッ


「!?いいのか!!」
ぱあぁぁぁっと目をキラキラさせる。

「ええ、お茶の席についたら
お選び頂いていいですよ」ニコッ

「ありがとう!!!!」

スタスタと歩き、お茶の席についた。

ペルシャ、アメショー、マンチカンを並べると

殿下はマンチカンを選んだ


「名前をつけると認識しますので、つけてあげてくださいね」

「名前か……じゃぁ……ティナ」

まぁ!?私の愛称に似ているわね……。

猫の目が光り、サザルの膝の上でゴロゴロ喉を鳴らして寝ている。


サザル殿下は、さすが騎士団長といった感じで筋肉質な体つきにおっきい手、見た目はイケメン!!端正なお顔に、髪の毛は
さらさらのティアナと同じプラチナシルバー、瞳はラピスラズリに似た青のような紺のような瞳。


「ふふ、この首輪もどうぞ」

赤、ピンク、水色、黄色

緑の首輪を並べると、サザルが選んだのは赤い首輪!

「ありがとう!良かったなティナ」

「にゃーん」


「こちらは、私の果汁園で朝採りの果物ですの、もし良かったらどうぞ」ニコッ

「あ、ありがとう!」

バナナを一本とり、皮を剝いて
口に入れる

「ん!!美味しい!!!!」

「ふふ、南国の果物なんです、喜んで頂けて良かったですわ」
ニコッ


「その……スノーウェルで…ひと目見てその……ローゼリア嬢を好きになってしまったんです!!!」

それ…バナナ持っていうセリフなのかしら……。

侍従は…深いため息をついた。


「殿下………その果物を持っていうセリフではなかったのではないでしょうか……」

侍従の一言にハッ!とする
サザル殿下…………。

この人………面白すぎる……

「クスクス だめ……苦しい……あはははは我慢出来ない…あはははは」

側にいたビアンカは額を押さえる……。

サザルの顔はゆでタコだ……。

「ごめ、ごめんなさい……サザル様が面白すぎて………あはは」


ようやく…笑いがおさまった…


「お受けします婚約、殿下は面白い方なので…クスクス」


「あ、ありがとう!!!!」

「殿下……選ばれた理由は…面白いからですよ…」

「いいんだ!!!どんな理由でも!!俺はローゼリア嬢を一生笑顔にする!!!」


「ふふ、それは嬉しいですわ」
ニコッ

ぞろぞろと婚約者軍団が現れる


「ようこそ、俺達の仲間に」
セドナが筆頭に自己紹介をした。


「あの……皆様が手に持っているのはなんですか?」

あーーみんな…ゲームして待ってたのね……。

「ああ、これは…」

「サザル殿下とりあえず婚約申請書に記入して成立してから説明致します」ニコ

シュウがサザル殿下をお父様の元へと連れて行った。


「ティアお疲れ様」ニコッ

「セド~」


「少し空の散歩にいきませんか?」


「え!?いいの!?行く!!」

「兄上もいいですか?」

「スオウ?もちろん」

セドとスオウが竜化して、
セドに跨り空に飛んだ。

「気持ちいい~」

「ティアナは空の旅が好きですよね」


「うん!!セドと飛ぶの好きだよ」


「私もティアナを乗せて飛ぶの好きです」

「ねぇ、どこに行くの?」

「もうすぐ着きますよ!!」

「ほら、あそこだぞ」

竜の石像みたいなのが山の頂上にある。

なにあれ!?

遺跡????

ぶわっと下りティアナを下ろすとセドもスオウも人化する。


「ここなに?」

「ここは、竜人が竜神様に愛を誓うところなんです」ニコッ


「竜神様……」
エルフの神様みたいな感じなのかしら……


「ティアナ、兄上、竜神様の前に行きますよ」

「うん」

「ああ」

三人で竜神様に挨拶をして
愛を誓った。
が何もおきなかった。

今回は何もおきないわね!!
あ、そうだお供えで果物でも置こうかしら。
竜神様の像の前にフルーツのかごを置いた…とたん…。

ぱあぁぁぁっと光り………。

目の前に像と似たような人が…立っていた。

「「竜神様!?」」

セドとスオウは…驚いて
アタフタしている……

 ⟨我にお供えしてくれるなんて何千年ぶりだろうか……我は嬉しい……お主の名は……⟩

竜神様にじぃぃぃと…見られる…

「ティアナと申しますわ、竜神様」ニコッ

⟨お、、お主は!!!!創世神様と女神様……もごもご……!?⟩


「はい、余計なことを言わない……」

「「「エヴァン!?」」」

エヴァンジェルが竜神様の口を手で押さえてる……。


「この神は回収していくよ」
ニコッ

⟨エヴァンジェル様!?あの…回収される前に…姫様にその……
忠誠を誓わせてください!!
お願い致します!!⟩

エヴァンジェルは深いため息をつくと……

「忠誠だけだぞ……早くしろ…」


竜神様に跪かれ………

⟨我は、目の前のティアナ姫様に永遠の忠誠の誓いを致します⟩

ぱあぁぁぁっ光りティアナの手の甲に紋章が浮かび消えた…

そして……セドとスオウは……
これで…口には出さなかったが
ティアナがどんな存在で…
なぜ神たちに姫様と呼ばれているのか…なんとなく悟った事を…
エヴァンジェルが見過ごすはずもなく、屋敷に戻った瞬間に
エヴァンジェルに二人揃って
回収されてバッチリ口止めされたのだった。

「ねぇ、なんだったのかしら……竜神様は…果物バスケットはきちんと持ってエヴァンに回収されたわよね……」


「ああ…」

「でも…俺はなんとなく……」

「おい!!兄上余計なことは言わない方がいい。エヴァンが口を押さえて回収したということは…言っては駄目な事だろきっと……」

「!?そ、そうだな……」

「なによ…気になるわね!!!!!!エルフの神様の時と同じじゃない!!」


むしろ…なんで気が付かないんだティアナはとセドとスオウは心の中で問いかける…。

「もぉー!まっ、帰る?」

「「おう、帰ろう…」」

また二人共竜化して、今度はスオウの背に乗り飛んだ。

「わぁ~乗り心地が違う!!!スオウは勢いがあるのね」

「おう、火竜だからな」

「違いますよ、私はティアナが乗り心地いいように心がけて飛んでいるんです!愛の深さの違いですね」

「さすが紳士のセド!!!最高!!」


「でしょ!!!もっと褒めてください!」

めちゃくちゃ嬉しそう…
たまには褒めてあげよう…。

空のお散歩最高!


しおりを挟む
感想 81

あなたにおすすめの小説

旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜

ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉 転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!? のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました…… イケメン山盛りの逆ハーレムです 前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります 小説家になろう、カクヨムに転載しています

『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』

透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。 「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」 そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが! 突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!? 気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態! けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で―― 「なんて可憐な子なんだ……!」 ……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!? これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!? ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

女の子がほとんど産まれない国に転生しました。

さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。 100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳 そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。 当面は2日に1話更新予定!

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。

真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。 狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。 私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。 なんとか生きてる。 でも、この世界で、私は最低辺の弱者。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

処理中です...