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アップルパイ
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食堂でメイドにお茶と食器やカトラリーを頼みアップルパイをホールごと出すと………
「あ!?ティアナ何をたべるんです?」
「本当だ、俺達にもくれー」
「セドとスオウもアップルパイ食べる?」
「「食べる!!」」
人数分切り分けて席に付きそれぞれ食べだすと今度は……
「あ、ティア!ケーキ俺も食べたい!!」
「しかもアップルパイか!?」
「あら、ライとユニはお話終わったの?なら食べる?」
「「食べる!!」」
んーー、なんさ追加でぞろぞろ増えそうね。
とりあえずアップルパイのホールを3個取り出してセルフで食べてもらう事にした。
そのうちイオ、パン、カイル、
カルロ、リンサー、アラン、
チェリー、ムーンが来て嬉しそうにアップルパイを食べていた。
「チェリーとムーンはなんだか久しぶりよね?」
「確かに……ティア忙し過ぎるんだよ」
「ほんと……寂しかったよ」
「ごめんね、学園が冬の長期休暇にもう時期はいるだろうからそしたらどこか旅行でもいく?」
「「行く!!!」」
なんだか…ここにいる全員が頷いているのは気の所為だと思いたい。
「ところで、ユニは国とどうなったの?」
さっきお父様と話していたのよね?
「それが……第一王子を危うく殺されたかけたことを国王陛下が知り……王妃は生涯西の塔に幽閉になりました」
ライが説明してくれる。
「第二王子は?」
「殿下は…その王族が受け継ぐ象徴がありませんので…臣籍降下するかということになりそうですね 」
あーーーもしかして国王の子じゃないのかしら?
「多分……ティアが頭で考えていることが正解かと」
あら…ライ私の頭の中が見えたの?苦笑
「じゃぁ…ユニが王太子にきまったのね?」
「はい」
「そう、ならユニは第二夫以降の夫になるわね」
「「!?」」
「ん?知らなかった??第一夫はこのローゼリア家の婿になるの」
「な、なるほど」
「そうなのか…」
「でもまぁ~ツリーハウスに皆でそれぞれ住んでいるしあんまり関係ないのかも?」
「関係ないとか言わないで下さい……私はティアナの第一夫になりたいんですから」
ん?
「セドは第一夫になりたいの?」
「ええ、それに兄上も…イオも他の婚約者達も同じだと思いますよ」
え!?皆そんなに第一夫になりたいの???なんで????
「俺は別にこだわってないけどね」
「え!?イオそうなのですか!?」
セドが目を見開いてとても驚いた表情をしている。
「ん?だって俺とティアは運命の番だと思ってるし」ニコッ
それを聞くなり…セドの顔から笑みが消えた。
「私だって…ティアナと運命の番だと思っていますが?」
「ん?そうなのか?まーどうせ真偽は分かんないしお互い己を信じてればそれで良くないか?」
「し、しかし!!」
「あーーーーね?今そんな話って必要なの?」
なんなの…この空気。耐えられないんだけど
「いや…別にその…」
「まだティアは11だし必要ないな」苦笑
「そうよね?ならこの重たい空気なんとかしてくれない?」
「「ごめん」」
「だいたい……運命の番だとか第一夫だとか……そういうのって大切なの?私はただ皆と幸せになれたらそれでいいんだけど」
「「…………」」
「ティア、その辺にしておいてやってくれ」
ポンとスオウがティアナの肩に手を置く
「ん、カリン!お茶タイム終わりして行こっ」
「うん!」
パタパタと二人でその場を後にする。
「なんかせっかくのお茶だったのにテンション下がったなぁ~」
「あーーでもさ好きなら独占したいから少し気持ちは分からなくもないかな~」
「カリン気持ち分かるの?」
「んーーー、少しかな。私は唯一のティアの親友だから独占出来てるけどね」ふふ
「私もカリンを独占できて最高に毎日楽しい!!」
キャッキャッ キャッキャッ
「あ!?ティアナ何をたべるんです?」
「本当だ、俺達にもくれー」
「セドとスオウもアップルパイ食べる?」
「「食べる!!」」
人数分切り分けて席に付きそれぞれ食べだすと今度は……
「あ、ティア!ケーキ俺も食べたい!!」
「しかもアップルパイか!?」
「あら、ライとユニはお話終わったの?なら食べる?」
「「食べる!!」」
んーー、なんさ追加でぞろぞろ増えそうね。
とりあえずアップルパイのホールを3個取り出してセルフで食べてもらう事にした。
そのうちイオ、パン、カイル、
カルロ、リンサー、アラン、
チェリー、ムーンが来て嬉しそうにアップルパイを食べていた。
「チェリーとムーンはなんだか久しぶりよね?」
「確かに……ティア忙し過ぎるんだよ」
「ほんと……寂しかったよ」
「ごめんね、学園が冬の長期休暇にもう時期はいるだろうからそしたらどこか旅行でもいく?」
「「行く!!!」」
なんだか…ここにいる全員が頷いているのは気の所為だと思いたい。
「ところで、ユニは国とどうなったの?」
さっきお父様と話していたのよね?
「それが……第一王子を危うく殺されたかけたことを国王陛下が知り……王妃は生涯西の塔に幽閉になりました」
ライが説明してくれる。
「第二王子は?」
「殿下は…その王族が受け継ぐ象徴がありませんので…臣籍降下するかということになりそうですね 」
あーーーもしかして国王の子じゃないのかしら?
「多分……ティアが頭で考えていることが正解かと」
あら…ライ私の頭の中が見えたの?苦笑
「じゃぁ…ユニが王太子にきまったのね?」
「はい」
「そう、ならユニは第二夫以降の夫になるわね」
「「!?」」
「ん?知らなかった??第一夫はこのローゼリア家の婿になるの」
「な、なるほど」
「そうなのか…」
「でもまぁ~ツリーハウスに皆でそれぞれ住んでいるしあんまり関係ないのかも?」
「関係ないとか言わないで下さい……私はティアナの第一夫になりたいんですから」
ん?
「セドは第一夫になりたいの?」
「ええ、それに兄上も…イオも他の婚約者達も同じだと思いますよ」
え!?皆そんなに第一夫になりたいの???なんで????
「俺は別にこだわってないけどね」
「え!?イオそうなのですか!?」
セドが目を見開いてとても驚いた表情をしている。
「ん?だって俺とティアは運命の番だと思ってるし」ニコッ
それを聞くなり…セドの顔から笑みが消えた。
「私だって…ティアナと運命の番だと思っていますが?」
「ん?そうなのか?まーどうせ真偽は分かんないしお互い己を信じてればそれで良くないか?」
「し、しかし!!」
「あーーーーね?今そんな話って必要なの?」
なんなの…この空気。耐えられないんだけど
「いや…別にその…」
「まだティアは11だし必要ないな」苦笑
「そうよね?ならこの重たい空気なんとかしてくれない?」
「「ごめん」」
「だいたい……運命の番だとか第一夫だとか……そういうのって大切なの?私はただ皆と幸せになれたらそれでいいんだけど」
「「…………」」
「ティア、その辺にしておいてやってくれ」
ポンとスオウがティアナの肩に手を置く
「ん、カリン!お茶タイム終わりして行こっ」
「うん!」
パタパタと二人でその場を後にする。
「なんかせっかくのお茶だったのにテンション下がったなぁ~」
「あーーでもさ好きなら独占したいから少し気持ちは分からなくもないかな~」
「カリン気持ち分かるの?」
「んーーー、少しかな。私は唯一のティアの親友だから独占出来てるけどね」ふふ
「私もカリンを独占できて最高に毎日楽しい!!」
キャッキャッ キャッキャッ
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