転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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王宮舞踏会

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そこには以前街で会ったことのあったナターシア嬢がいた。


「姫様!!!本日のドレスもジュエリーも姫様にとてもお似合いで素敵でございますわね」
ニコッ


「ありがとう、ナターシア嬢」
ニコッ


「まあぁぁぁ、わたくしの名前を覚えて下さっていたなんて!!とても光栄ですわ」ニコッ


「ティア~」


ん?


「あ、カリン」


「あっちで何か食べようよ~」


「あ、うん!!じゃナターシア嬢また」
ティアナ

一応カリンもぺこっと頭を下げてティアナとその場を離れる。



「なんですの?あの女……わたくしが姫様とお話しているのに割って入ってきて連れ去るなんて………無粋な女。姫様にふさわしい教養がないのかしら」

ナターシアは、学園にはいってはいないものの、とても賢く学力もさることながら裁縫や多彩な事にも努力をおしまない子だ。なぜならとても小さな頃に一度だけティアナと会ったことが実はあった。まだ小さいながらにティアナは聡明かつ天才的な才能を開花していたので、ナターシアは幼少の頃からティアナに憧れて努力をしてきたのである。だからあの街での偶然の出会いは本当に嬉しくて嬉しくて夜も眠れないくらいだった。

わたくしは……姫様のお側に相応しくなろうと色々努力いたしましたのに……あの方努力しているのかしら??学園はSクラスらしいですけど。勉強だけでは賢いといえないですのよ????

内心腹の中がグツグツとマグマの如く燃えているナターシアを横目にナターシアの婚約者であるナターシアの兄はハラハラしていたのである。


「シア??落ち着こうね??ここは…王宮だしさ。それにティアナ様は王族だからね?」


「分かってるけど?」ギロッ

わたくし本当にこの兄でいいのかしら?わたくしの方が賢く教養があるのに。わたくしは、わたくしよりも賢く教養がある男の人がいいわ。 でもナターシアの婚約者は兄5人…。今さらかえられないのは分かっている。そういうじれんまもあり、
さらにナターシアはティアナに憧れるのである。


「ティアナ様……素敵よねぇ…。はぁ……」


「本当シアは姫様が好きだよね」


「好き??好きなんて言葉じゃ軽いわね兄様。わたくしは姫様に心酔しているのよ」フンッ


「……………」


「こうはしていられないわ!!わたくしも姫様のところに再び行ってきます!!兄様は自由にしてらして」

パタパタ パタパタ


「本当に…このまま5人シアと婚約してていいのだろうか。シアはティアナ様のことしか頭にないのになぁ……ティアナ様と同じ場所で働くためにあんなに幼少の頃から努力してたもなぁ」





「姫様~」
遠目から手を振り走ってくる

「うわっ、来た……」コソッ
カリン


「カリン、どうして仲良くできないの?悪い子じゃないわよ?」


「あの女は絶対裏表がある……私の第六感がいってるの。それにあの女は絶対ティアの事を独占したいくらいのやばい女!!」


裏表かぁ……それは面倒くさいかな~。でも貴族令嬢にとって社交とかでは裏表は必須だし…
自分を守るためにね

カリンは直情型だからナターシア嬢が側にいてもいいと思うんだけど……こればっかりは相性だしね~うーん。


「ティア、私は裏表ない人が好きなの!!春もそうだし」


「うん、分かったよ」ニコッ


パタパタ パタパタ



「でも、この先色んな人と出会うし嫌いだからといって完璧に付き合わないなんて無理よ?特に私は……筆頭公爵家嫡子だし」


「……………頑張る」


ティアナはカリンの肩にポンと手を置きナターシアに手を振ってからカリンと少しその場を離れる事にした。

やれやれ……手がかかる。


ナターシアにはセドからちょっと人酔いしたから休憩に言ったと伝言してもらうことにした。


「カリン、少しゆっくりしましょ?」


「ティア……ありがとう」


純粋培養のカリンを守らないとね!!

と誰よりも純粋培養な事に気が付かない……ティアナなのだった。

婚約者メンバーファイト!!



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