転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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ティアナ戻る

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翌日帰ることを告げるとなぜか早朝から野営場所に戻ることになった。


「「「ただいま」」」
ティアナ、イオ、ステファン

3人の声がすると部屋からバタバタと大きな音が…


「「「ティア!!!」」」
カリン、パン、シュウ



「………ただいま」
ティアナ


「ティア~寂しかったよぉ」
カリン

カリンはティアナに抱きつく

その後ろでパン君が半泣きの顔で…

「ティア…そのごめん」
パン



「あーー。わたしこそなんかイライラしてて…ごめんね」
ティアナ


「ティアナお帰り~」
シュウ


シュウは何も小言を言うことなく温かくティアナを迎えてくれた。

その時……ぐうぅぅぅと音が。


「だ、だめだ……お腹が」
カリン


「朝食作るね」クスクス
ティアナ



「やったあぁぁ」
カリン



ティアナはそそくさとキッチンに向かいちゃちゃっと作り、焼きおにぎりと卵焼き、ソーセージをテーブルに並べていく。


「うわーー、いい匂い」
カリン


「ティアの手料理…久しぶりに感じますね」
パン


「ふふ、召し上がれ」ニコッ
ティアナ


ティアナとイオとステファンはもう向こうで朝食済みだ。


「うまっ!!!ティアナこれうまいな!!」
シュウ


「焼きおにぎり美味しいよね」
ティアナ


「ん~~美味しい~!!しあわせ」
ティアナ


 
「生き返るようですね…美味しい」
パン


「3人は何を食べてたの?」
ティアナ


「ん~パン屋のパンとか、焼いただけの肉とか」
カリン


焼いただけの肉……焼き肉かしら…


「ティア……無味の焼いた肉ですよ……」
パン


「へっ!?なんで無味!?塩コショウくらいすればいいのに…キッチンにあったはず」
ティアナ



「味付けするの忘れててさ」
カリン



「ええ……」
パン


味付けなしの肉かぁ……まぁ肉本来の美味しさがあるもんね。


「ん~~美味しい」
カリン


「お昼も作るから」
ティアナ


「「「ありがとう!!!」」」
カリン、パン、シュウ


よっぽどここ数日の食事が辛かったようね。。
街で食べれば良かったのに……

さて……


「クリーン」
ティアナ


テント中が光り綺麗になった

もちろんベットのシーツ達も


「シュウ…魔法使えるんだから掃除くらいしてよ」
ティアナ


「すまん……すっかり忘れてた」
シュウ


今は魔法で綺麗にしたけど…

でも自動クリーン魔法つけてた記憶あるのになんで????
汚れるはずないのに。チラッと
テントにつけてある魔石を見ればもう残りわずかな魔力になっていた。あぁ…電池切れみたいなものね…

ティアナは魔石に魔力をMaxまで入れると自動空調機能もまた働きだした。



「ね~今日は何する?」
カリン


「今日は昨日買った布類でちょっと色々作る予定」
ティアナ


「私も昨日布類買ったよ!!」
カリン


カリンも街に行ったのね



「じゃ、二人でまったりお裁縫しよっか」
ティアナ


「うん!!!!」
カリン


二人はお茶を片手に部屋に戻っていった。

部屋に入ったのを確認してから男一同安堵のため息をつくのだった。

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