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「爺ちゃんとミノル」の会話(1)~2
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(6)
「自然というのはの~、悪うなるのは早いけど良くなることには時間がかかるんじゃ」
「人間の病気みたいなもの?」
「ほ~例えがええの(笑)」
「そう?(笑)」
「大雨や洪水で田畑が壊れることもあるから食糧不足は覚悟をしたほうがええの」
「世界中で水不足になったら食糧不足になるって言ってたよ」
「異常気象というのは不思議なもんじゃの~」
「食品ロスも無くそうって言ってたね」
「食べ物を無駄にしてはいけんのは誰もが知っているはずじゃ」
「それなのにいっぱい捨てているんだって」
「なぜ捨てなきゃいけないかわかるか?」
「いっぱい作り過ぎるから?」
「それもあるの~」
「他にもあるの?」
「お店の売れ残りが多いんじゃないのか?」
「テレビで見たよ売れ残りを集めて処分しているって」
「売れ残りがゼロになったらすごいと思わんか?」
「そんなこと出来るの?」
「その日のうちにすべて無料で配るんじゃ」
「タダで配るの?お爺ちゃんらしい発想だね(笑)」
(7)
「そんなことをしたらお店で買うのをやめる人が多くなるよ」
「そりゃあ困ったもんだ(笑)」
「無料になるまで我慢するよ(笑)」
「お店も儲からないと困るからの~、じゃあどうすりゃあええかわかるか?」
「わかんないよ」
「わしがいま思いついた案じゃがの、先日買い物をした人だけ同じ金額の物をタダで上げるというのはどうじゃ」
「それならタダで配るより良いかもね(笑)」
「売れ残りの廃棄処分は激減すると思うけどの~」
「そういえばリサイクルセンターの建設が増えるって聞いたよ」
「そりゃあどんなんじゃ?」
「あらゆる製品や食料の廃棄するものを集める所だって」
「なんとなくわかる」
「え?わかるの?」
「循環システムって知っちょるか?」
「なんとなく」
「資源を無駄なく使おうってことなんよ」
「なるほどね~」
「リサイクルセンターってパソコンで検索してみてくれんか?」
「わかった、チョット待ってね」
「近ごろは子どもでもパソコンを使うんじゃからすごいの~」
(8)
「出たよ大規模リサイクルセンターというのがおもしろそう」
「大規模リサイクルセンター」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5033/
「ほ~♪なかなかよく出来たシステムじゃのう」
「これなら資源が無駄にならないみたいだね」
「こういうのが今の社会に出来れば良いんじゃがのう」
「出来るんじゃないの?」
「これが出来たら経済活動に支障が起きるじゃろう」
「どうして?」
「資本主義社会じゃあ儲けにならんことはせんじゃろうが」
「でも良いことはやって欲しいよ」
「そうじゃのう、儲ける必要のない社会ならええんじゃがのう」
「仙人みたいな暮らしをしている爺ちゃんが考えそうな話だね(笑)」
「温暖化の原因は経済活動じゃからの。経済活動はお金を流通することなんじゃ」
「それで儲かる必要のない社会が良いってことだね」
「みんなが必要とするものを必要な量だけ作って循環させりゃあ良いんじゃ」
「何となくわかったよ」
(9)
「ねえ、お爺ちゃん山の中で暮らしていて寂しくないの?」
「ほ~しばらく考えたことがないの~。ところで寂しいってなんじゃ?」
「寂しいって知らないの?」
「寂しいという意味は知っちょるがの~、寂しいと思うことがわからんのじゃ」
「僕は友だちといる時は楽しいよ。一人ぽっちでいる時は寂しいね」
「そっか~、一人でゲームをしている時はどうじゃ?」
「寂しくないかも」
「そうじゃろう?楽しい時間は寂しゅうはないじゃろうが」
「そうだね(笑)」
「お爺ちゃんも楽しい時間が寂しくないんじゃ」
「山の中では楽しいの?」
「山の中だけじゃないど、自分が健康でいろんなことが出来ることが楽しんじゃ」
「何でだろう?」
「それはな・・・そのうちわかるじゃろう(笑)」
「教えてよ(笑)」
「いっぱい勉強していっぱい経験してそれをどうやったら楽しめるか知恵を出すんじゃ」
「ふんふん・・勉強しなきゃいけないんだね」
「知識は道具なんじゃ、いっぱい道具を持っちょるといろんなことが出来るんじゃ」
(10)
「そっか~いろんなことが出来るって楽しいよね」
「それだけじゃないぞ。とくに山の中は命がいっぱいなんじゃ」
「命がいっぱいって?」
「すべてが生きちょるんじゃ」
「動物や昆虫とか?」
「それだけじゃないぞ、木も草も川も鳥もすべてじゃ」
「みんな生きてるんだね」
「そうなんじゃ。わかったか?」
「うん」
「学校で勉強する意味がすこしわかったか?」
「うん、勉強もチョット頑張ってみる」
「チョットだけか?(笑)」
「なあミノルよ。今年は小学生最後の年じゃろう?」
「うん、そうだよ」
「近ごろの小学生の夢は何だ?」
「僕の友だちはプロ野球とかお医者さんとかいるよ」
「ほ~良いことじゃないか」
「社会の役に立ちたいと思ってる友だちは多いよ」
「ほ~感心じゃのう。ほんでミノルはどうなんじゃ?」
「僕?サラリーマンが良いよ」
「なんでじゃ?」
「あまり頑張らなくても毎月給料がもらえるから」
「ハハハハ現実的じゃのう」
「自然というのはの~、悪うなるのは早いけど良くなることには時間がかかるんじゃ」
「人間の病気みたいなもの?」
「ほ~例えがええの(笑)」
「そう?(笑)」
「大雨や洪水で田畑が壊れることもあるから食糧不足は覚悟をしたほうがええの」
「世界中で水不足になったら食糧不足になるって言ってたよ」
「異常気象というのは不思議なもんじゃの~」
「食品ロスも無くそうって言ってたね」
「食べ物を無駄にしてはいけんのは誰もが知っているはずじゃ」
「それなのにいっぱい捨てているんだって」
「なぜ捨てなきゃいけないかわかるか?」
「いっぱい作り過ぎるから?」
「それもあるの~」
「他にもあるの?」
「お店の売れ残りが多いんじゃないのか?」
「テレビで見たよ売れ残りを集めて処分しているって」
「売れ残りがゼロになったらすごいと思わんか?」
「そんなこと出来るの?」
「その日のうちにすべて無料で配るんじゃ」
「タダで配るの?お爺ちゃんらしい発想だね(笑)」
(7)
「そんなことをしたらお店で買うのをやめる人が多くなるよ」
「そりゃあ困ったもんだ(笑)」
「無料になるまで我慢するよ(笑)」
「お店も儲からないと困るからの~、じゃあどうすりゃあええかわかるか?」
「わかんないよ」
「わしがいま思いついた案じゃがの、先日買い物をした人だけ同じ金額の物をタダで上げるというのはどうじゃ」
「それならタダで配るより良いかもね(笑)」
「売れ残りの廃棄処分は激減すると思うけどの~」
「そういえばリサイクルセンターの建設が増えるって聞いたよ」
「そりゃあどんなんじゃ?」
「あらゆる製品や食料の廃棄するものを集める所だって」
「なんとなくわかる」
「え?わかるの?」
「循環システムって知っちょるか?」
「なんとなく」
「資源を無駄なく使おうってことなんよ」
「なるほどね~」
「リサイクルセンターってパソコンで検索してみてくれんか?」
「わかった、チョット待ってね」
「近ごろは子どもでもパソコンを使うんじゃからすごいの~」
(8)
「出たよ大規模リサイクルセンターというのがおもしろそう」
「大規模リサイクルセンター」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5033/
「ほ~♪なかなかよく出来たシステムじゃのう」
「これなら資源が無駄にならないみたいだね」
「こういうのが今の社会に出来れば良いんじゃがのう」
「出来るんじゃないの?」
「これが出来たら経済活動に支障が起きるじゃろう」
「どうして?」
「資本主義社会じゃあ儲けにならんことはせんじゃろうが」
「でも良いことはやって欲しいよ」
「そうじゃのう、儲ける必要のない社会ならええんじゃがのう」
「仙人みたいな暮らしをしている爺ちゃんが考えそうな話だね(笑)」
「温暖化の原因は経済活動じゃからの。経済活動はお金を流通することなんじゃ」
「それで儲かる必要のない社会が良いってことだね」
「みんなが必要とするものを必要な量だけ作って循環させりゃあ良いんじゃ」
「何となくわかったよ」
(9)
「ねえ、お爺ちゃん山の中で暮らしていて寂しくないの?」
「ほ~しばらく考えたことがないの~。ところで寂しいってなんじゃ?」
「寂しいって知らないの?」
「寂しいという意味は知っちょるがの~、寂しいと思うことがわからんのじゃ」
「僕は友だちといる時は楽しいよ。一人ぽっちでいる時は寂しいね」
「そっか~、一人でゲームをしている時はどうじゃ?」
「寂しくないかも」
「そうじゃろう?楽しい時間は寂しゅうはないじゃろうが」
「そうだね(笑)」
「お爺ちゃんも楽しい時間が寂しくないんじゃ」
「山の中では楽しいの?」
「山の中だけじゃないど、自分が健康でいろんなことが出来ることが楽しんじゃ」
「何でだろう?」
「それはな・・・そのうちわかるじゃろう(笑)」
「教えてよ(笑)」
「いっぱい勉強していっぱい経験してそれをどうやったら楽しめるか知恵を出すんじゃ」
「ふんふん・・勉強しなきゃいけないんだね」
「知識は道具なんじゃ、いっぱい道具を持っちょるといろんなことが出来るんじゃ」
(10)
「そっか~いろんなことが出来るって楽しいよね」
「それだけじゃないぞ。とくに山の中は命がいっぱいなんじゃ」
「命がいっぱいって?」
「すべてが生きちょるんじゃ」
「動物や昆虫とか?」
「それだけじゃないぞ、木も草も川も鳥もすべてじゃ」
「みんな生きてるんだね」
「そうなんじゃ。わかったか?」
「うん」
「学校で勉強する意味がすこしわかったか?」
「うん、勉強もチョット頑張ってみる」
「チョットだけか?(笑)」
「なあミノルよ。今年は小学生最後の年じゃろう?」
「うん、そうだよ」
「近ごろの小学生の夢は何だ?」
「僕の友だちはプロ野球とかお医者さんとかいるよ」
「ほ~良いことじゃないか」
「社会の役に立ちたいと思ってる友だちは多いよ」
「ほ~感心じゃのう。ほんでミノルはどうなんじゃ?」
「僕?サラリーマンが良いよ」
「なんでじゃ?」
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「ハハハハ現実的じゃのう」
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