爺ちゃんとミノルの会話

マー坊

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「爺ちゃんとミノル」の会話(2)~4

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(50)
 
 
「国民がみんなで考えたら日本の政治家も真剣に考えるよね」
「それが本当の国民主権かもしれんの~(笑)」
「テレビ局にお願いしてみたらどうだろう?」
「インターネットを使うてミノルがやってみんか?」
「え~っ!」
「お爺ちゃんが文章を考えるけ~、ミノルがやってみんか?」
「それなら出来るかも?」
 
「メディアにお願い投稿」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5024/
 
 
「どのくらい効果があるかわからんけどやらんよりやったほうがええの」
「そうだね。行動するっていろんなやり方があるんだね」
「そうじゃ。せっかくあるパソコンも役に立つ使い方をせんにゃあの~」
「子供でも世界を変えることだって出来るかもしれないね(笑)」
「国会議員も動かすことが出来るかもしれんど(笑)」
「国会議員にも送ってみようか?お爺ちゃん文章を考えて」
 
「国会議員さんにお願い投稿」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5025/
 
 
「やれるだけのことをやりゃあ気持ちがええの~(笑)」
 
 
 
(51)
 
 
「なんだか楽しいね♪」
「そうか~?」
「だってどんな未来を作るか考えるって楽しいよ」
「そうじゃのう。政府の批判やら愚痴を言う大人が多いからのう。子供たちもそういう大人を見ると希望を持たん子供も多いんじゃろうのう」
「だからテレビの娯楽番組で憂さ晴らしする人が多いんだね」
「未来に希望の持てる話題が増えりゃあええんじゃがの~」
 
 
「お爺ちゃん!また地震のニュースが出たよ」
「今度はどこじゃ?」
「東京だって」
「そりゃあ大変じゃ」
「震度5強だって」
「けっこう大きいじゃないか」
「首都直下地震じゃないのかな~?」
「被害が少ないとええがの~」
 
 
「ねえ、前から気になっていたんだけどね」
「なんじゃ?」
「地震対策って学校でも習ったんだけどね、地震が多い国だって誰もが知っているのにどうして地震の少ない所で住まないの?」
「避難場所やら避難方法とか非常持ち出し袋の用意とかそんなことばかりじゃのう」
 
 
 
(52)
 
 
「死者もいっぱい出るって予測しているのにどうして安全な場所に住まないんだろう?」
「そりゃあお爺ちゃんも考えたことがあるど」
「お爺ちゃんはどんなことを考えたの?」
 
 
「自然と共存すりゃあええのにって」
「自然と共存って?」
「自然の都合に合わせて生活することなんじゃ」
「自然の都合に合わせるって?」
「人間が安全に暮らせる場所は自然の変化で自由に変えることなんじゃ」
「いまは違うの?」
「人間は自然を管理しようとしているんじゃ」
「人間の住みやすい環境を作ることを言ってるの?」
「そういうことじゃの~」
「それのどこが悪いの?」
 
 
「自然を人間の都合の良いように変えようとすることもいけんがの、危険な場所から離れられんこともじゃ」
「自然の都合に逆らわないことって自然破壊をしちゃあいけないってことだよね」
「そうじゃの~。例えばじゃ、川の流れが変わりゃあ家の場所も変わるし、山が崩れりゃあ山から離れて暮らすじゃろう」
 
 
 
(53)
 
 
「むりやり人間の都合で自然を変えてはいけないってことなんだね」
「そういうことじゃのう。自然には最低限のマナーが必要ということなんじゃ」
「でも危険な場所から離れられないってどうして出来ないの?」
「このあいだ話した所有権と使用権の話は覚えちょるか?」
「うん覚えてるよ。所有権をなくして使っている間だけ自由に使える使用権だけで良いって言う話だよね?」
「そうじゃ」
「それとどういう関係があるの?」
「この地球上じゃあのう、どこの土地も誰かの物なんじゃ」
「所有者がいるってことなんだね」
「じゃからの、よその土地に勝手に入っちゃいけんし勝手に家を作ってもいけんのんじゃ」
「そういうことなんだ~」
 
 
「ゴミ屋敷も崩壊寸前の空き家も所有者以外が勝手に処分できんのんじゃ」
「その話は聞いたね」
「この所有権さえなけりゃあ移住も簡単に出来るんじゃがの~」
「でも自然を壊さない程度でしょ?」
「そりゃあそうじゃ」
「こういう話はやっぱりテレビ番組で話題にして欲しいね」
「ミノルも学校の中で話し合うのも効果があるかもしれんど」
「そうだよね。僕も友だちとこんな話をしてみるよ」
 
 
 
(54)
 
 
「インターネットで未来が明るうなる話もすりゃあええんじゃないか?」
「そうだね。ツイッターなんか良いかもしれないね」
「どんな方法でもええから世界が明るうなることがええの~」
「うん。ちっちゃなことでも出来ることからやってみるよ」
「ええことじゃ。頼むど(笑)」
 
 
「あ!そうだ。いろんな人から平和について質問されて困ったことがあるんだ」
「そりゃあそうじゃろうの~(笑)」
「大きな話になると僕にはわかりませんとしか言えないよ」
「わからん時ゃあわかりませんって言うちょきゃあええ(笑)」
「そうだよね大人がわからないことが子供にわかるわけないもの(笑)」
「世界平和も明るい未来も今の大人が作らんにゃあいけんのんじゃけぇどの~」
「そうだよね。大人がこの社会を作っているんだもんね」
「大きな話になったけど身近な話は何かあるかいの~?」
「そういえば子供の自殺が増えたって。どうしてなんだろう?」


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