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第一章 外れスキル
195.魔法士団の後輩指導
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俺達の模擬戦を見ていたセヴィオンは拍手しながら近づいてきた。
「君達流石だね」
セヴィオンは気持ち悪いほどニヤニヤとしていた。
「いや、それほどでもないです」
俺はとりあえず相手がセヴィオンのため、謙遜すると衝撃的な発言が聞こえた。
「なら、次は俺と勝負しようか」
「えっ……」
「そんなに謙遜するなら俺と模擬戦するのはどうかな?」
まさかの発言に俺達は固まって声も出ないでいた。そもそもセヴィオンと戦いたくなくて新人魔法士団と戦ったはずなのに……。
「セヴィオン様はまず模擬戦より彼等の治療と新人魔法士達への指導をお願いします」
「そうか……」
セヴィオンは悲しそうに新人魔法士のところへ向かって行った。
彼も実力があるため己を鍛える相手が欲しいのだろうか。
「治療隊回復をお願いします」
「あっ、大丈夫ですよ」
副団長は魔法士団の治療隊に治療を依頼するが俺は断った。これぐらいの怪我なら自分で治せるからな。
「えっ? ひょっとしてドM――」
「違います!」
子どもにドMか聞こうとするこの人も少し頭がおかしいのだろう。
ドM認定される前に俺自身とラルフの治療を済ませた。
「おい、君の力って賢者か?」
俺が治療をしていることに驚いているのだろう。賢者って魔法がいくつも使える人が持つスキルだったはず。
そもそも俺は魔法使いでもないからな。
「いえ……」
「あの回復力の速さなのにか!?」
副団長は治療したことよりも治療速度に驚いていたらしい。
「本当に外れスキルだとは思わないよな」
セヴィオンの声に副団長は急いで振り返った。
「外れスキルなんですか? あれだけの魔力量と魔法持ちながら……」
「ああ、彼等は外れスキルと言われた教会でも発動方法がわかっていないスキル持ちだ」
「だから少し不思議な感じがするんですね。魔法使いとは違う独特な……それにしてもセヴィオン様は何をされたんですか」
セヴィオンの後ろには顔が腫れている新人魔法士三人の姿があった。
俺もどちらかというとそっちに気がとられていた。
「ざっきばずまないことをじた」
「……」
何を言っているのかわからないがとりあえず謝りたいのだろう。ラルフを侮辱した魔法士のゴードンが頭を下げた。
それに続き前衛にいた二人の魔法士も続けて頭を下げている。
「いえ、オラ達は手合わせできたのでよかったです」
「こでがらばながまどしてよろじく」
ゴードンは手を出して握手を求めた。ラルフはそれに応えるように手を握った。
「さぁ! これで彼等の実力も認められたということだな。じゃあ、俺と模擬戦をしようーー」
やはりセヴィオンも脳筋なんだろうか。マルヴェイン同様戦うことしか頭にない。
いや、脳筋より戦闘狂とかの分類に近い気もする……。
「今日は魔力が尽きたのでやめておきます」
今度はラルフがセヴィオンが言い終わる前に断っていた。
「ああ、そうか。じゃあ、今日はゆっくり見学していくといい」
セヴィオンは落ち込んでいたが、その後は魔法士団vsセヴィオンの模擬戦で圧勝していた。
やはりあの人はめちゃくちゃ強い人だった。
「君達流石だね」
セヴィオンは気持ち悪いほどニヤニヤとしていた。
「いや、それほどでもないです」
俺はとりあえず相手がセヴィオンのため、謙遜すると衝撃的な発言が聞こえた。
「なら、次は俺と勝負しようか」
「えっ……」
「そんなに謙遜するなら俺と模擬戦するのはどうかな?」
まさかの発言に俺達は固まって声も出ないでいた。そもそもセヴィオンと戦いたくなくて新人魔法士団と戦ったはずなのに……。
「セヴィオン様はまず模擬戦より彼等の治療と新人魔法士達への指導をお願いします」
「そうか……」
セヴィオンは悲しそうに新人魔法士のところへ向かって行った。
彼も実力があるため己を鍛える相手が欲しいのだろうか。
「治療隊回復をお願いします」
「あっ、大丈夫ですよ」
副団長は魔法士団の治療隊に治療を依頼するが俺は断った。これぐらいの怪我なら自分で治せるからな。
「えっ? ひょっとしてドM――」
「違います!」
子どもにドMか聞こうとするこの人も少し頭がおかしいのだろう。
ドM認定される前に俺自身とラルフの治療を済ませた。
「おい、君の力って賢者か?」
俺が治療をしていることに驚いているのだろう。賢者って魔法がいくつも使える人が持つスキルだったはず。
そもそも俺は魔法使いでもないからな。
「いえ……」
「あの回復力の速さなのにか!?」
副団長は治療したことよりも治療速度に驚いていたらしい。
「本当に外れスキルだとは思わないよな」
セヴィオンの声に副団長は急いで振り返った。
「外れスキルなんですか? あれだけの魔力量と魔法持ちながら……」
「ああ、彼等は外れスキルと言われた教会でも発動方法がわかっていないスキル持ちだ」
「だから少し不思議な感じがするんですね。魔法使いとは違う独特な……それにしてもセヴィオン様は何をされたんですか」
セヴィオンの後ろには顔が腫れている新人魔法士三人の姿があった。
俺もどちらかというとそっちに気がとられていた。
「ざっきばずまないことをじた」
「……」
何を言っているのかわからないがとりあえず謝りたいのだろう。ラルフを侮辱した魔法士のゴードンが頭を下げた。
それに続き前衛にいた二人の魔法士も続けて頭を下げている。
「いえ、オラ達は手合わせできたのでよかったです」
「こでがらばながまどしてよろじく」
ゴードンは手を出して握手を求めた。ラルフはそれに応えるように手を握った。
「さぁ! これで彼等の実力も認められたということだな。じゃあ、俺と模擬戦をしようーー」
やはりセヴィオンも脳筋なんだろうか。マルヴェイン同様戦うことしか頭にない。
いや、脳筋より戦闘狂とかの分類に近い気もする……。
「今日は魔力が尽きたのでやめておきます」
今度はラルフがセヴィオンが言い終わる前に断っていた。
「ああ、そうか。じゃあ、今日はゆっくり見学していくといい」
セヴィオンは落ち込んでいたが、その後は魔法士団vsセヴィオンの模擬戦で圧勝していた。
やはりあの人はめちゃくちゃ強い人だった。
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