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第一章 社畜、パパになる
4.社畜、果実を見つける
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揺れが収まる頃には近くに森ができていた。
「あそこに行ってみるか?」
「ゴボッ!」
俺はゴボタと共に木が生えたところに向かうことにした。
もちろん相棒のスクーターに一緒に乗って移動だ。
段々と近づいていくたびに、突然の変化に驚きを隠せない。
「本当に森って感じだな」
「もり?」
「ああ、木がたくさん生えているところを森って言うんだ」
さっきまで何もなかったところに木が生えて、森になっているのだ。
ただ、そのおかげで自分達がどこにいるのかが分かりやすくなった。
精神的にもどこかほっとしている自分がいた。
ずっと同じ景色が続いているのって、それだけで精神的に不安が押し寄せてくる。
「中に入ってみようか」
スクーターを森の手前に置いて、ゆっくりと中に入っていく。
「離れないようにね」
俺はゴボタの手を強く握った。
「ゴボッ!」
それが嬉しいのか、ゴボタはニヤニヤして笑っている。
念の為に道に迷わないためにも、まっすぐ一直線に歩いていく。
「木でも種類がたくさんあるんだな」
見上げるとスギやマツなどの針葉樹だけではなく、広葉樹も混ざっていた。
広葉樹があるってことはドングリとかもあるのだろう。
食べられるきのみや果物があるのかもしれない。
「とーたん!」
「ん? なんだ?」
「ゴボッ!」
ゴボタが指をさしたところには、赤い果実が実っていた。
どこかいちごに似ているが、毒があるのかどうかもわからない。
俺は裾を出してゆっくりと赤い果実を採る。
ひょっとして毒があって、触った瞬間に腫れたりでもしたら大変だ。
幼い頃、ブルーベリーみたいな実に直接触れて手がヒリヒリしたのを覚えている。
後々聞いた話だと、ヨウシュヤマゴボウと呼ばれるブルーベリーと間違えて誤食してしまう果実だったらしい。
だから、本当に毒があると直接触れるのも危険なのだ。
「ゴボタ……タアアアア!?」
「ゴボッ?」
ゆっくりと果実を採って、ゴボタに見せるとすでに口を真っ赤に染めたゴボタがいた。
「おっ、お前食べたのか!?」
「おいちいよ!」
ゴボタは手に持っていた果実をそのままムシャムシャと食べていた。
「うっ……」
「おい、大丈夫か?」
突然ゴボタが苦しみ出した。
毒でも入っていたのだろうか。
背中を必死に叩き、果実を吐き出させる。
「ゴホッ! ゴホッ!」
ゴボタは大きく咽せると、口から果実が飛び出してきた。
「にひひ!」
「はぁー」
ゴボタは楽しそうにしていたが、俺はヒヤヒヤしていた。
どうやら毒ではなく、単純に勢いよく食べたことで果実が喉に詰まったようだ。
確かにゴボタはそんなに咀嚼しているようには見えなかった。
「ゴボタ、しっかり噛まないと危ないぞ」
ゴボタの様子からして、イチゴもどきを食べても特に問題はなさそうだ。
俺もゆっくりと口に入れてみる。
「酸っぱいな」
味は酸味が強めのイチゴのようだ。
そんなにバクバクと食べられるものではないが、ゴボタは相当お腹が減っていたのだろう。
ゆっくりと咀嚼して食べるところを見せると、ゴボタも同じように繰り返していた。
本当に物覚えが良いのか、言ったことや行動を全てマネしている。
「できるだけイチゴをたくさん収穫していこうか」
「ゴボッ!」
俺は来た道を戻って、スクーターに収納されている鞄を取りに戻った。
中身を全てスクーターに出して、鞄の中に果実を入れるつもりだ。
「とーたん!」
「どうした?」
「ゴボタ、やりゅ!」
ゴボタは鞄を指さしていた。
どうやら自分で鞄を持ちたいのだろう。
ただ、ゴボタの体格からして鞄は少し大きめだ。
歩いている最中に鞄が脚に当たってしまうだろう。
「あっ、一回腕を広げてもらってもよいか?」
「ゴボッ!」
ゴボタは大きく腕を広げたところに、鞄の持ち手を両肩にかけていく。
ゴボタなら鞄の持ち手を背負えると思ったのだ。
どこか昔流行った高校生のスクールバッグの持ち方と似ている。
「おお、ゴボタ似合っているぞ!」
「にひひ!」
ゴボタは嬉しそうに鞄を背負って再び森の中に入っていった。
♢
「おーい、ゴボタ大丈夫か?」
「ゴボッ!」
ゴボタは木の上を軽々と登っている。
歩いている時に思ったが、ゴボタは俺よりも身体能力が高かった。
走るのも速いし、木を簡単に登ってしまう。
単純に俺が普段から運動していないだけなのかもしれない。
それでもうちのゴボタは他の子よりは優秀な気がした。
「ゆっくり落としてね」
俺はシャツを脱いで袖を腰に結ぶと、裾を持って大きく広げた。
「ゴボッ!」
ゴボタは木の上から果実を落とした。
それを俺がシャツを使ってキャッチしている。
実はこの方法を見つけるまでは、手で直接果実を受け取っていた。
ただ、手に当たった瞬間に果実が破裂してしまうため、食べ物にはならないし、俺は段々と汚れていく。
ゴボタはそんな俺を見て楽しそうだったが、流石に水がないこの状況で、今はあまり汚れたくはない。
顔に落ちてきた時なんて、いまだに顔がベタベタしているからな。
俺が果実を鞄に入れていると、ゴボタは木からスルスルと降りてきた。
「集めるのもこれぐらいで良いかな?」
一応数種類の果実を集めた。
ほとんどがゴボタが勝手に食べて毒味をしていたため、毎回俺はヒヤヒヤとしていた。
たまに毒が入っている果実をみつけたが、ゴボタはすぐに危ないと気づき俺の手を止めてくれた。
きっと俺にはわからない何かを感じているのだろう。
それで集まったのはイチゴもどき、マンゴーもどき、バナナもどき、キウイもどきだった。
ほとんどが知っている果実に似ているが、全く別のものだ。
大きさも様々で見た時は驚いたぐらいだ。
バナナもどきなんて人差し指サイズだったからな。
サイズが違うだけでなぜか食べたらダメな気持ちになったが、ゴボタは美味しそうに齧っていた。
どこか俺の股間はヒュンとしたが、実際に食べたらバナナもどきは濃厚で美味しかった。
「よし、帰ろうか!」
「ゴボッ!」
ゴボタは鞄を背負うと、しっかりした足取りで歩いていた。
子どもはたくさん動いても元気なようだ。
無限にある体力を俺も見習いたい。
俺達はスクーターが置いてあるところに戻ることにした。
「あそこに行ってみるか?」
「ゴボッ!」
俺はゴボタと共に木が生えたところに向かうことにした。
もちろん相棒のスクーターに一緒に乗って移動だ。
段々と近づいていくたびに、突然の変化に驚きを隠せない。
「本当に森って感じだな」
「もり?」
「ああ、木がたくさん生えているところを森って言うんだ」
さっきまで何もなかったところに木が生えて、森になっているのだ。
ただ、そのおかげで自分達がどこにいるのかが分かりやすくなった。
精神的にもどこかほっとしている自分がいた。
ずっと同じ景色が続いているのって、それだけで精神的に不安が押し寄せてくる。
「中に入ってみようか」
スクーターを森の手前に置いて、ゆっくりと中に入っていく。
「離れないようにね」
俺はゴボタの手を強く握った。
「ゴボッ!」
それが嬉しいのか、ゴボタはニヤニヤして笑っている。
念の為に道に迷わないためにも、まっすぐ一直線に歩いていく。
「木でも種類がたくさんあるんだな」
見上げるとスギやマツなどの針葉樹だけではなく、広葉樹も混ざっていた。
広葉樹があるってことはドングリとかもあるのだろう。
食べられるきのみや果物があるのかもしれない。
「とーたん!」
「ん? なんだ?」
「ゴボッ!」
ゴボタが指をさしたところには、赤い果実が実っていた。
どこかいちごに似ているが、毒があるのかどうかもわからない。
俺は裾を出してゆっくりと赤い果実を採る。
ひょっとして毒があって、触った瞬間に腫れたりでもしたら大変だ。
幼い頃、ブルーベリーみたいな実に直接触れて手がヒリヒリしたのを覚えている。
後々聞いた話だと、ヨウシュヤマゴボウと呼ばれるブルーベリーと間違えて誤食してしまう果実だったらしい。
だから、本当に毒があると直接触れるのも危険なのだ。
「ゴボタ……タアアアア!?」
「ゴボッ?」
ゆっくりと果実を採って、ゴボタに見せるとすでに口を真っ赤に染めたゴボタがいた。
「おっ、お前食べたのか!?」
「おいちいよ!」
ゴボタは手に持っていた果実をそのままムシャムシャと食べていた。
「うっ……」
「おい、大丈夫か?」
突然ゴボタが苦しみ出した。
毒でも入っていたのだろうか。
背中を必死に叩き、果実を吐き出させる。
「ゴホッ! ゴホッ!」
ゴボタは大きく咽せると、口から果実が飛び出してきた。
「にひひ!」
「はぁー」
ゴボタは楽しそうにしていたが、俺はヒヤヒヤしていた。
どうやら毒ではなく、単純に勢いよく食べたことで果実が喉に詰まったようだ。
確かにゴボタはそんなに咀嚼しているようには見えなかった。
「ゴボタ、しっかり噛まないと危ないぞ」
ゴボタの様子からして、イチゴもどきを食べても特に問題はなさそうだ。
俺もゆっくりと口に入れてみる。
「酸っぱいな」
味は酸味が強めのイチゴのようだ。
そんなにバクバクと食べられるものではないが、ゴボタは相当お腹が減っていたのだろう。
ゆっくりと咀嚼して食べるところを見せると、ゴボタも同じように繰り返していた。
本当に物覚えが良いのか、言ったことや行動を全てマネしている。
「できるだけイチゴをたくさん収穫していこうか」
「ゴボッ!」
俺は来た道を戻って、スクーターに収納されている鞄を取りに戻った。
中身を全てスクーターに出して、鞄の中に果実を入れるつもりだ。
「とーたん!」
「どうした?」
「ゴボタ、やりゅ!」
ゴボタは鞄を指さしていた。
どうやら自分で鞄を持ちたいのだろう。
ただ、ゴボタの体格からして鞄は少し大きめだ。
歩いている最中に鞄が脚に当たってしまうだろう。
「あっ、一回腕を広げてもらってもよいか?」
「ゴボッ!」
ゴボタは大きく腕を広げたところに、鞄の持ち手を両肩にかけていく。
ゴボタなら鞄の持ち手を背負えると思ったのだ。
どこか昔流行った高校生のスクールバッグの持ち方と似ている。
「おお、ゴボタ似合っているぞ!」
「にひひ!」
ゴボタは嬉しそうに鞄を背負って再び森の中に入っていった。
♢
「おーい、ゴボタ大丈夫か?」
「ゴボッ!」
ゴボタは木の上を軽々と登っている。
歩いている時に思ったが、ゴボタは俺よりも身体能力が高かった。
走るのも速いし、木を簡単に登ってしまう。
単純に俺が普段から運動していないだけなのかもしれない。
それでもうちのゴボタは他の子よりは優秀な気がした。
「ゆっくり落としてね」
俺はシャツを脱いで袖を腰に結ぶと、裾を持って大きく広げた。
「ゴボッ!」
ゴボタは木の上から果実を落とした。
それを俺がシャツを使ってキャッチしている。
実はこの方法を見つけるまでは、手で直接果実を受け取っていた。
ただ、手に当たった瞬間に果実が破裂してしまうため、食べ物にはならないし、俺は段々と汚れていく。
ゴボタはそんな俺を見て楽しそうだったが、流石に水がないこの状況で、今はあまり汚れたくはない。
顔に落ちてきた時なんて、いまだに顔がベタベタしているからな。
俺が果実を鞄に入れていると、ゴボタは木からスルスルと降りてきた。
「集めるのもこれぐらいで良いかな?」
一応数種類の果実を集めた。
ほとんどがゴボタが勝手に食べて毒味をしていたため、毎回俺はヒヤヒヤとしていた。
たまに毒が入っている果実をみつけたが、ゴボタはすぐに危ないと気づき俺の手を止めてくれた。
きっと俺にはわからない何かを感じているのだろう。
それで集まったのはイチゴもどき、マンゴーもどき、バナナもどき、キウイもどきだった。
ほとんどが知っている果実に似ているが、全く別のものだ。
大きさも様々で見た時は驚いたぐらいだ。
バナナもどきなんて人差し指サイズだったからな。
サイズが違うだけでなぜか食べたらダメな気持ちになったが、ゴボタは美味しそうに齧っていた。
どこか俺の股間はヒュンとしたが、実際に食べたらバナナもどきは濃厚で美味しかった。
「よし、帰ろうか!」
「ゴボッ!」
ゴボタは鞄を背負うと、しっかりした足取りで歩いていた。
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