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65.突然の変化
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冒険者ギルドがある隣街ガレインに戻った俺達は森の中でのことを確認するために冒険者ギルドに寄ることにした。
案の定俺達をチラチラ見るものはいるが、この間来たばかりだからか関わってくるものはいなかった。
「ちょっといいか?」
「はい、なんでしょうか」
エヴァンは冒険者ギルドのスタッフに声をかけた。俺が話しかけた時とは違い対応は丁寧だった。
「今魔虫の森に行ったがいつもあんなに魔物がいるもんなのか?」
魔虫の森とはさっきまでいた森のことだ。ただ単純に虫系の魔物ばかり生息する森という意味で魔虫の森と呼ばれている。
「ここ数ヶ月前から少しずつ魔物の数が増えてきていますが何かありましたか?」
俺は討伐依頼時に手に入れた討伐証明を出した。
「これはムカンデ甲羅、ソルジャーアント触角、キラーマンティスの鎌ですね」
冒険者ギルドのスタッフは討伐証明を見ると何事もないように処理を始めていた。
「すみません、よく見てもらってもいいですか?」
「ポーターの分際で我々に――」
――バンッ!
「俺の仲間を侮辱するつもりか?」
エヴァンがカウンターを強く叩くとギルドのスタッフはため息をつきながら討伐証明を見ていた。
「まさか……」
「どれも上位種なんだが何か関係しているのか?」
俺達が気になっていたのは上位種の魔物がたくさん存在していたことだ。
魔虫の森自体が元々上位種ばかり生息しているところであれば問題ないが、上位種が増えているということは魔物が進化する何かが森の中に存在しているという意味になる。
「原因はわからないですが、基本的に上位種は稀にしか遭遇しないです」
どうやら今回だけ何かが原因で魔物が増えているらしく、すぐに王都の冒険者ギルドに報告することとなった。
「じゃあ、また何か連絡があったら教えてください」
俺達はひとこと伝えて宿屋に向かった。王都の宿屋とは違い、部屋数も少ないため全員で同じ部屋を借りることとなったのだ。
「そういえば魔石は何があるんだ?」
エヴァンに魔石について聞かれたためアイテムボックスから全て取り出した。
「本当にすごい魔石ばかりですね」
全部で30体以上は魔物を倒しており、取り出すたびにエヴァンとプリシラの驚く反応がつい楽しくなっていた。
今回手に入れたのは黄土色や茶色といった土属性と思われる魔石ばかりだった。どれも普通よりは大きめの魔石だ。
「にいちゃ、これって買い取ってもらえるのかな?」
俺もそれが疑問だった。昔よりは王都の冒険者で買い取りはしてもらっているが、上位種の良質な魔石になると値段が高くなるため売れない可能性もある。
「今度俺の家に来る時に父さんに聞いてみようか? あの人魔石を集めるの好きだからな」
俺としては買い取ってもらえるか不安だったがエヴァンの父親が買い取ってくれるなら問題ない。
それにしても魔石を集めるのが趣味とは想像できないぐらいお金持ちなんだろう。
俺達はその後も語り合うといつのまにか寝ていた。
次の日、早速冒険者ギルドに呼ばれた。
「おはようございます。 早速ですが王都の冒険者ギルドから特別依頼が来ました」
王都の冒険者ギルド長のローガンから連絡が入り、勇者が魔虫の森の探索依頼として依頼が出されることになった。
なんと引き継ぎも含めてその依頼に一緒に参加して欲しいとローガンから特別依頼が俺達の合同パーティーに連絡が来たのだ。
「勇者って誰が来るんだろうな?」
「あー、あいつ意外ならいいかな」
「あいつ……あーそうだな」
俺は正直アドル以外であれば誰でもよかった。もし、アドルが来たら関わるのも嫌なぐらいだ。
それからしばらくはハクダイを中心に魔物を狩ったり薬草の採取をして過ごすことにした。
魔物は魔虫の森以外は特に上位種は存在せず、ゆったりとした生活をしていたら突然勇者が来たと冒険者ギルドのスタッフから宿屋に連絡が入った。
俺達は冒険者ギルドに向かうとそこにはあの男が俺達を待っていた。
案の定俺達をチラチラ見るものはいるが、この間来たばかりだからか関わってくるものはいなかった。
「ちょっといいか?」
「はい、なんでしょうか」
エヴァンは冒険者ギルドのスタッフに声をかけた。俺が話しかけた時とは違い対応は丁寧だった。
「今魔虫の森に行ったがいつもあんなに魔物がいるもんなのか?」
魔虫の森とはさっきまでいた森のことだ。ただ単純に虫系の魔物ばかり生息する森という意味で魔虫の森と呼ばれている。
「ここ数ヶ月前から少しずつ魔物の数が増えてきていますが何かありましたか?」
俺は討伐依頼時に手に入れた討伐証明を出した。
「これはムカンデ甲羅、ソルジャーアント触角、キラーマンティスの鎌ですね」
冒険者ギルドのスタッフは討伐証明を見ると何事もないように処理を始めていた。
「すみません、よく見てもらってもいいですか?」
「ポーターの分際で我々に――」
――バンッ!
「俺の仲間を侮辱するつもりか?」
エヴァンがカウンターを強く叩くとギルドのスタッフはため息をつきながら討伐証明を見ていた。
「まさか……」
「どれも上位種なんだが何か関係しているのか?」
俺達が気になっていたのは上位種の魔物がたくさん存在していたことだ。
魔虫の森自体が元々上位種ばかり生息しているところであれば問題ないが、上位種が増えているということは魔物が進化する何かが森の中に存在しているという意味になる。
「原因はわからないですが、基本的に上位種は稀にしか遭遇しないです」
どうやら今回だけ何かが原因で魔物が増えているらしく、すぐに王都の冒険者ギルドに報告することとなった。
「じゃあ、また何か連絡があったら教えてください」
俺達はひとこと伝えて宿屋に向かった。王都の宿屋とは違い、部屋数も少ないため全員で同じ部屋を借りることとなったのだ。
「そういえば魔石は何があるんだ?」
エヴァンに魔石について聞かれたためアイテムボックスから全て取り出した。
「本当にすごい魔石ばかりですね」
全部で30体以上は魔物を倒しており、取り出すたびにエヴァンとプリシラの驚く反応がつい楽しくなっていた。
今回手に入れたのは黄土色や茶色といった土属性と思われる魔石ばかりだった。どれも普通よりは大きめの魔石だ。
「にいちゃ、これって買い取ってもらえるのかな?」
俺もそれが疑問だった。昔よりは王都の冒険者で買い取りはしてもらっているが、上位種の良質な魔石になると値段が高くなるため売れない可能性もある。
「今度俺の家に来る時に父さんに聞いてみようか? あの人魔石を集めるの好きだからな」
俺としては買い取ってもらえるか不安だったがエヴァンの父親が買い取ってくれるなら問題ない。
それにしても魔石を集めるのが趣味とは想像できないぐらいお金持ちなんだろう。
俺達はその後も語り合うといつのまにか寝ていた。
次の日、早速冒険者ギルドに呼ばれた。
「おはようございます。 早速ですが王都の冒険者ギルドから特別依頼が来ました」
王都の冒険者ギルド長のローガンから連絡が入り、勇者が魔虫の森の探索依頼として依頼が出されることになった。
なんと引き継ぎも含めてその依頼に一緒に参加して欲しいとローガンから特別依頼が俺達の合同パーティーに連絡が来たのだ。
「勇者って誰が来るんだろうな?」
「あー、あいつ意外ならいいかな」
「あいつ……あーそうだな」
俺は正直アドル以外であれば誰でもよかった。もし、アドルが来たら関わるのも嫌なぐらいだ。
それからしばらくはハクダイを中心に魔物を狩ったり薬草の採取をして過ごすことにした。
魔物は魔虫の森以外は特に上位種は存在せず、ゆったりとした生活をしていたら突然勇者が来たと冒険者ギルドのスタッフから宿屋に連絡が入った。
俺達は冒険者ギルドに向かうとそこにはあの男が俺達を待っていた。
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