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第三章
71.クズばかりの図書館
俺は本を読んでいると突然声をかけられた。
「こんなところでどうしたんだ?」
その声に俺はハッとする。
急いで本を閉じて、表紙が見えないようにひっくり返した。
渡人としてバレてはいけないと思ったからだ。
この国では渡人の話は常識だ。
そんなことを調べてると思われたら、最悪俺も追われる身になるだろう。
「少し動けるようになったから勉強でもしてみようと思ってね。それにしてもニャンタこそなんで図書館にいるの?」
声をかけてきたのは、毎日聞いているニャンタの声だった。
脳筋のニャンタに図書館は全く似合わない。
まだ夕方なのに冒険者ギルドの仕事ではなく、ここにいるのも不思議だ。
「俺のことか?」
少し恥ずかしそうに頭を描いてどこかを見ていた。
「ニャンタ以外に誰がいるんだよ」
「ははは、そうだな。俺も勉強だ」
ニャンタが勉強って何か良からぬことが起きる前兆なんだろうか。
チラッと見たら、この国の法律などが書かれていそうな難しそうな本だった。
「これって……ニャンタの頭でわかるのか?」
俺の言葉を聞いたニャンタはニヤリと笑っていた。
ニャンタは俺に肩を組み、髪をぐちゃぐちゃに撫で回した。
最近なぜか髪をぐちゃぐちゃにすることが増えてきた。
特に整髪剤とかもつけてないから気にしないが、つけていたら今頃怒っていただろうな。
俺がいつももふもふさせてもらうから、きっとニャンタなりのもふもふ行為なんだろう。
仲間の毛繕いをするのと同じだと思っている。
「んんっ!?」
「んん!」
「ゴホッ!」
そんな行為に注意するかのように咳払いが聞こえてきた。
さっきよりも視線が痛く、司書からはめちゃくちゃ睨まれていた。
「ニャンタのせいで怒られたよ」
ニャンタに静かに話しかけると、またいろんなところから咳払いが聞こえてくる。
「俺は先に帰るね」
長居するのも悪いと思い、本を棚に戻して帰ることにした。
どこかニャンタは寂しそうな顔をしていたが、これ以上話していたら邪魔になってしまう。
ニャンタも勉強するために来たからな。
「ご迷惑おかけしてすみません」
「ああ、また明日も来いよ」
帰り際にニャンタのために司書に謝ると思ったよりも優しい返事がきた。
怒られると思ったが、良い人なのかもしれない。
いや、そう思っていたのはこの日だけだった。
翌日言われたように、もう一度図書館に訪れた。
「試験勉強のために本を探しているんですけど……」
「何の本だ?」
少しは優しいと思ったが、いつも俺の顔を見ようとしない。
キリッとした顔をしているため、さらに迫力が出てしまう。
普通司書なら優しそうな人か穏やかそうな人のイメージだが、知的に振り切ったような感じでどこか冷たい。
「お前が勉強して意味あるのか?」
極めつけはこんなことを露骨に言うやつだからな。
俺は日本にいた時の能力がどれくらい通用するのか確認するために探していただけなのに……。
「それで何を受けるんだ?」
「王国財務試験の本ってありますか?」
俺の言葉を聞いて司書はジーッと見つめてくる。
ただ、視線が合えばすぐに逸れてしまう。
やはり少し切長で普通にイケメンだな。
「お前が受かるのか?」
「単純に勉強しようと思っただけですよ」
確かに平民が受けるとなれば難しいレベルなんだろう。
司書は魔道具に魔力を通すと少しめんどくさそうな顔をしていた。
「あー、貴族街寄りのほうにあるけど大丈夫か? 俺が取ってくるぞ」
どうやら平民が読むべきものではないという認識なのか奥の方にあるようだ。
「いえ、運動にもなるので自分で行ってきます」
俺はせっかくだからと自分で本を取りに行くことにした。
距離としても以前迷ったところにあるらしい。
そう考えると図書館での迷子ってリスクが高いな。
「なんで俺はあんなことを言ったんだ……」
チラッと声が聞こえたが、司書は下を向いたままだった。
俺に声をかけたわけではないようだ。
言われた通りに歩いて行くと、急に身なりが整った人達が増えてきた。
貴族街に近づいたのだろう。
面倒ごとに巻き込まれる前に、すぐにこの場から離れた方が良さそうだな。
目的の場所に着くと、腕を伸ばして本を取ろうとする。
「いって……」
だが、急に後ろから押し倒され、そのまま本棚に押しつけられていた。
「へぇ、こんな可愛い子が平民なんだね」
突然、耳元で知らない声で話しかけられた。
声に少し幼さはあるが、押さえられている状況からして俺よりは体格は大きい。
「やめてもらっても……ひぃ」
辞めてもらうよう声をかけたが、男は俺の耳を舐めてきた。
急な出来事と初めての感覚に気持ち悪さを感じる。
本当に貴族って碌なやつがいないな。
「おっ、なんか楽しいことしてるじゃん」
「俺も混ぜろよ」
どうやら他にも仲間がいるのだろう。
声からして押さえつけている人以外に二人はいるのだろう。
そもそも図書館って突然襲われる場所だったのか?
異世界の図書館って危ない場所だな。
「ねぇ、平民だから俺達が何をやっても構わないよな?」
押さえつけている男は俺の首元を舐めると、次第にズボンの中に手を入れてきた。
「おおおい、やめろ!」
必死に体を動かすが、力では全く勝てそうにない。
「ははは、可愛いね」
片手だけで止められているはずなのに、俺の力ではびくともしない。
リハビリのために歩いていても、元々の体格の違いもある。
それよりも体力がない影響で、立っているのも辛くなってきた。
「おっ、大人しいってことはやってもいいのか?」
「おいおい、流石に図書館ではないだろ」
「そうか? だって俺のこいつも元気だぞ」
何かが当たっているとは思っていたが、押さえつけている人の硬くなった陰部とはな。
この世界の貴族って頭がおかしいやつばかりだ。
モブ野郎もおかしいがこいつも相当おかしい。
この国は強姦魔を認めているのだろうか。
「やめてくれ……」
次第に監禁されていた恐怖で体が震えてくる。
思い出さないようにしていたが、フラッシュバックしていた。
「こんなに震えて……俺決めた! こいつを持って帰るわ」
「えー、なら俺にもやらせろよ。こんないいやつお前だけ楽しむなんてずるいだろ」
「なら俺も参加するわ」
「うえー、お前らと一緒とか無理だわ」
俺の意見もなく物扱いされている感覚に虫唾が走る。
ひょっとしたら平民でこんな扱いなら、渡人はもっと辛い環境下で生きていくことになるのかもしれない。
それを考えていると、生きているのも辛い世の中だな。
同性愛者を隠して生きてきたのに、今度は渡人……いや、存在自体を隠して生きることになるかもしれない。
「おい、こんなところで何をしている!」
誰かが見ていたのか、声をかけてくれる人がいた。
「ちっ、めんどくさいやつがきたな」
声に反応してか俺の手を放した。
貴族として立場が上なのか、すぐに声の男に挨拶をしていた。
「それでなにをしていたんだ?」
「ただ本を取ろうとしていただけです」
「何か声が聞こえたと思ったんだがな?」
三人で俺を囲っているため、俺は体の向きを変えることができない。
向こうからも俺の姿が見えないのだろう。
「このまま静かにしていたらら気持ち良くしてあげるから待ってろよ」
今の状態で優しくできない男は碌でもないやつだろう。
なんとか手を本棚に置き、勢いよくそのまま本棚引っ張る。
「うぉ!?」
固定されていない本棚からは、本が男達の頭上を狙って落ちていく。
頭を押さえて距離をとったタイミングで、勢いよく駆け出す。
ただ、運動不足の俺はそのまま本に躓き、声をかけてくれた男の前まで転がっていく。
「助けてください!」
震える体を手で止めながら、男に頼むと驚いた顔をしていた。
「トモヤ?」
そこにいたのは昨日椅子を持ってきてくれた男だった。
「こんなところでどうしたんだ?」
その声に俺はハッとする。
急いで本を閉じて、表紙が見えないようにひっくり返した。
渡人としてバレてはいけないと思ったからだ。
この国では渡人の話は常識だ。
そんなことを調べてると思われたら、最悪俺も追われる身になるだろう。
「少し動けるようになったから勉強でもしてみようと思ってね。それにしてもニャンタこそなんで図書館にいるの?」
声をかけてきたのは、毎日聞いているニャンタの声だった。
脳筋のニャンタに図書館は全く似合わない。
まだ夕方なのに冒険者ギルドの仕事ではなく、ここにいるのも不思議だ。
「俺のことか?」
少し恥ずかしそうに頭を描いてどこかを見ていた。
「ニャンタ以外に誰がいるんだよ」
「ははは、そうだな。俺も勉強だ」
ニャンタが勉強って何か良からぬことが起きる前兆なんだろうか。
チラッと見たら、この国の法律などが書かれていそうな難しそうな本だった。
「これって……ニャンタの頭でわかるのか?」
俺の言葉を聞いたニャンタはニヤリと笑っていた。
ニャンタは俺に肩を組み、髪をぐちゃぐちゃに撫で回した。
最近なぜか髪をぐちゃぐちゃにすることが増えてきた。
特に整髪剤とかもつけてないから気にしないが、つけていたら今頃怒っていただろうな。
俺がいつももふもふさせてもらうから、きっとニャンタなりのもふもふ行為なんだろう。
仲間の毛繕いをするのと同じだと思っている。
「んんっ!?」
「んん!」
「ゴホッ!」
そんな行為に注意するかのように咳払いが聞こえてきた。
さっきよりも視線が痛く、司書からはめちゃくちゃ睨まれていた。
「ニャンタのせいで怒られたよ」
ニャンタに静かに話しかけると、またいろんなところから咳払いが聞こえてくる。
「俺は先に帰るね」
長居するのも悪いと思い、本を棚に戻して帰ることにした。
どこかニャンタは寂しそうな顔をしていたが、これ以上話していたら邪魔になってしまう。
ニャンタも勉強するために来たからな。
「ご迷惑おかけしてすみません」
「ああ、また明日も来いよ」
帰り際にニャンタのために司書に謝ると思ったよりも優しい返事がきた。
怒られると思ったが、良い人なのかもしれない。
いや、そう思っていたのはこの日だけだった。
翌日言われたように、もう一度図書館に訪れた。
「試験勉強のために本を探しているんですけど……」
「何の本だ?」
少しは優しいと思ったが、いつも俺の顔を見ようとしない。
キリッとした顔をしているため、さらに迫力が出てしまう。
普通司書なら優しそうな人か穏やかそうな人のイメージだが、知的に振り切ったような感じでどこか冷たい。
「お前が勉強して意味あるのか?」
極めつけはこんなことを露骨に言うやつだからな。
俺は日本にいた時の能力がどれくらい通用するのか確認するために探していただけなのに……。
「それで何を受けるんだ?」
「王国財務試験の本ってありますか?」
俺の言葉を聞いて司書はジーッと見つめてくる。
ただ、視線が合えばすぐに逸れてしまう。
やはり少し切長で普通にイケメンだな。
「お前が受かるのか?」
「単純に勉強しようと思っただけですよ」
確かに平民が受けるとなれば難しいレベルなんだろう。
司書は魔道具に魔力を通すと少しめんどくさそうな顔をしていた。
「あー、貴族街寄りのほうにあるけど大丈夫か? 俺が取ってくるぞ」
どうやら平民が読むべきものではないという認識なのか奥の方にあるようだ。
「いえ、運動にもなるので自分で行ってきます」
俺はせっかくだからと自分で本を取りに行くことにした。
距離としても以前迷ったところにあるらしい。
そう考えると図書館での迷子ってリスクが高いな。
「なんで俺はあんなことを言ったんだ……」
チラッと声が聞こえたが、司書は下を向いたままだった。
俺に声をかけたわけではないようだ。
言われた通りに歩いて行くと、急に身なりが整った人達が増えてきた。
貴族街に近づいたのだろう。
面倒ごとに巻き込まれる前に、すぐにこの場から離れた方が良さそうだな。
目的の場所に着くと、腕を伸ばして本を取ろうとする。
「いって……」
だが、急に後ろから押し倒され、そのまま本棚に押しつけられていた。
「へぇ、こんな可愛い子が平民なんだね」
突然、耳元で知らない声で話しかけられた。
声に少し幼さはあるが、押さえられている状況からして俺よりは体格は大きい。
「やめてもらっても……ひぃ」
辞めてもらうよう声をかけたが、男は俺の耳を舐めてきた。
急な出来事と初めての感覚に気持ち悪さを感じる。
本当に貴族って碌なやつがいないな。
「おっ、なんか楽しいことしてるじゃん」
「俺も混ぜろよ」
どうやら他にも仲間がいるのだろう。
声からして押さえつけている人以外に二人はいるのだろう。
そもそも図書館って突然襲われる場所だったのか?
異世界の図書館って危ない場所だな。
「ねぇ、平民だから俺達が何をやっても構わないよな?」
押さえつけている男は俺の首元を舐めると、次第にズボンの中に手を入れてきた。
「おおおい、やめろ!」
必死に体を動かすが、力では全く勝てそうにない。
「ははは、可愛いね」
片手だけで止められているはずなのに、俺の力ではびくともしない。
リハビリのために歩いていても、元々の体格の違いもある。
それよりも体力がない影響で、立っているのも辛くなってきた。
「おっ、大人しいってことはやってもいいのか?」
「おいおい、流石に図書館ではないだろ」
「そうか? だって俺のこいつも元気だぞ」
何かが当たっているとは思っていたが、押さえつけている人の硬くなった陰部とはな。
この世界の貴族って頭がおかしいやつばかりだ。
モブ野郎もおかしいがこいつも相当おかしい。
この国は強姦魔を認めているのだろうか。
「やめてくれ……」
次第に監禁されていた恐怖で体が震えてくる。
思い出さないようにしていたが、フラッシュバックしていた。
「こんなに震えて……俺決めた! こいつを持って帰るわ」
「えー、なら俺にもやらせろよ。こんないいやつお前だけ楽しむなんてずるいだろ」
「なら俺も参加するわ」
「うえー、お前らと一緒とか無理だわ」
俺の意見もなく物扱いされている感覚に虫唾が走る。
ひょっとしたら平民でこんな扱いなら、渡人はもっと辛い環境下で生きていくことになるのかもしれない。
それを考えていると、生きているのも辛い世の中だな。
同性愛者を隠して生きてきたのに、今度は渡人……いや、存在自体を隠して生きることになるかもしれない。
「おい、こんなところで何をしている!」
誰かが見ていたのか、声をかけてくれる人がいた。
「ちっ、めんどくさいやつがきたな」
声に反応してか俺の手を放した。
貴族として立場が上なのか、すぐに声の男に挨拶をしていた。
「それでなにをしていたんだ?」
「ただ本を取ろうとしていただけです」
「何か声が聞こえたと思ったんだがな?」
三人で俺を囲っているため、俺は体の向きを変えることができない。
向こうからも俺の姿が見えないのだろう。
「このまま静かにしていたらら気持ち良くしてあげるから待ってろよ」
今の状態で優しくできない男は碌でもないやつだろう。
なんとか手を本棚に置き、勢いよくそのまま本棚引っ張る。
「うぉ!?」
固定されていない本棚からは、本が男達の頭上を狙って落ちていく。
頭を押さえて距離をとったタイミングで、勢いよく駆け出す。
ただ、運動不足の俺はそのまま本に躓き、声をかけてくれた男の前まで転がっていく。
「助けてください!」
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「トモヤ?」
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