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第三章後編『やっとついた?アストロデクス王国!』
第十六話 ライトへの手掛かり
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視点変更 ラキト→実穂
………ライトに《リンク》が繋がらない。
ライトが拒否しているんじゃなくて、単純に存在が消えたかの様な感覚だ。
「………《スコープアイ》」
私は魔法の視界を飛ばし、さらにいつもは弱めにしている、魔力の視覚化を全開にした。
すると、目の前の景色はすぐに見えなくなり、代わりに様々な色の線が渦巻いている世界が見える様になった。
ライトが消えた場所には水色と赤、そして白が入り交じった様な色の魔力が浮いていて、暴走したワープホールがあった場所からプツリと途切れている。
「実穂、私とこの子達は街に行って探してくるわ!」
「よろしくね!」
「「任せて!」」
私は正面から聞こえた声に答えてから、視界を外に飛ばした。
上空から見てみても、ライトみたいな特徴的な魔力は見当たらない。
念の為、《森羅万象》と《自衛術》を同時に使い、この街をまるごと探知してみたが、ライトらしき魔力は見付けられなかった。
「どうされたのですか? ご主人様」
「クルミ………ライトがどこか行っちゃったから探してるんだけど………《リンク》も繋がらないし、手掛かりもこれしか無いしで………どうしよう?」
私は魔法の視界を解除して、手元の小さな機械を見ながら考えた。
………ライトがこれを残したって事はこれが手掛かりになると思ってたのかな?
私が機械を覗き込んでいると、少し焦り気味の光海さんが目の前に現れた。
「実穂さん! マスターが残した端末を見せてください!」
「あっ、これ?」
私が光海さんにそれを差し出そうとすると、光海さんはその機械中へと入っていった。
………やっぱりこれ、手掛かりだったんだね!
でも何で光海さんじゃなくて私に渡したんだろう?
「………ご主人様、あちらを」
クルミが指差した方を見ると、小さなワープホールがゆっくりと開きていっていた。
………あの開き方はラキトかな?
しばらくしてワープホールが完全に開くと、中からラキトが出てきた。
「実穂、今の状況はわかってるな?」
「うん。 ライトがワープホールに吸い込まれてって行方不明になったんでしょ?」
私が今の段階でわかっている事を言うと、ラキトは頷いた。
「正確には『何者かの赤魔法によってワープホールを乗っ取られた』だがな………まぁそんな事はどうでも良い」
ラキトはそう言うと私に近付き、手の中の機械を取った。
「この端末は兄ちゃんが実穂に貸した物だ………だけど使い方がわからないよな?」
「うん。 最初は何かの手掛かりになる物かな? と思ってたけど」
「あながち間違ってない」
ラキトは端末の上に付いているボタンを押した。
すると端末はスマホへと変化し、いくつかのウィンドウが浮かんだ後に一瞬光った。
「………恐らく実穂が一番使いやすいであろう形にした」
そう言いながら私に渡してくる。
それを受け取って電源を付けてみると、通話アプリの選択画面の様な画面が現れた。
上から順に、『戦闘1 2 10』『サポート3 4 9』『殲滅5 7』『採取6 8』となっている。
「必要な時にそれを押すと、それに対応した兄ちゃんの………仲間が出てくる。 ただし一度に一隊しか維持できないからそれは注意だ」
………ライトの仲間?
あっ、ゼロシさんみたいな人がまだ沢山居るのかな?
私がそう一人で納得していると、端末から光海さんが飛び出してきた。
………ボロボロの姿で。
「………やられました」
光海さんは悔しそうに呟く。
「マスターの居場所は特定しました。 既にその位置も、マスターの無事も確認済みです」
光海さんは私達にそう報告してから、微妙な顔をした。
「しかし確認後に赤魔法による追撃を受けてしまい、実体を維持する為の魔力が足りなくなってしまいました」
そう報告する光海さんの手や足、服の袖等は所々光の粒子が漏れていた。
「………まさか赤魔法に魔力回路に潜伏してる存在を攻撃する手段があるとは………予想外だったな………ご苦労だった」
「光海さんお疲れ様! 居場所がわかったなら大丈夫! 私達が絶対にライトを救出するから!」
「そうです。 ご主人様は絶対にライト様をの救を成功します! だってご主人様ですから!」
光海さんは少し考え込んでから労うラキトと、素直にライトの救出を約束する私達に一礼をしてから端末へと吸収された。
それと同時に端末からどこかの地図の様なウィンドウが出現した。
「ここは………魔王国内か」
「王国にも近いね」
ラキトはその地図を見て、その場所の近くにワープホールを作り出す為に精神を集中した。
………ライト! 必ず助けるからね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
視点変更 実穂→ライト スターダスト
………参ったなぁ………まさか短時間で見破られるなんて思ってなかったよ。
そう思いながら、無理なワープホールの乗っ取りで起きた衝撃による気絶中に着せられたであろうボロボロの服を見ながら内心嘆いていた。
………スキル無しの僕の耐久力って凄いんだよね………毒とかは効いて苦しいけど、我慢できるし他の薬も我慢できる。 直接攻撃じゃダメージを与えられない………それに気が付くのはもう少し待って欲しかったんだけどね………。
どうやら僕は人が一人入る程度の広さしか無い箱に入れられながら引き摺られている様で、たまに石か何かでガタンッ! となる。
………やっぱりこの感じ、あれだよね?
殺せないなら生け贄にしてしまえ! って奴だよね?
しかもあいつらの服装を見るに邪神信者っぽいし………邪神に捧げられるのかぁ………捧げられる前に自殺できるかな?
とは考えたが、今は何も武器を持っていないし、舌を噛みきろうにも何かの毒が効いていて自由に口を動かせない。
これは所謂絶望的ってやつだろう。
………さっき光海の存在を少しだけ感じたから居場所はわかってると思うけど………その後攻撃を受けてたから心配だ………。
僕が光海の心配をしていると、急にガタガタ鳴っていた箱は止まり、勢い良く箱が立てられた。
その衝撃で、僕は箱から叩き出された。
勿論力は入らないので顔面から地面に着地する………まぁ体力の関係で傷すら付かないけど………。
僕は一人の男に引き摺られて、地下に作られた円形の石造りの階段を降りた。
そしてその中心にある台に乗せられ、手と足を鎖で固定された。
………このタイプの儀式だと一日も掛からない筈………ラキト達、間に合ってくれるかな?
僕は一向に戻らない体の感覚の違和感を無視しながら、そう願うのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ!」
シルフィ「どうも皆さんこんにちは、ライトの代理のシルフィーユよ」
ディメン「今回はライトへの手掛かりを見付けたな!」
シルフィ「こういうのってこんな簡単に見つからないでしょ………いくらなんでも早すぎない?」
ディメン「それはミステリーのお約束だろ? あいつの場合、早くしないと人類滅亡もありえるからな」
シルフィ「………確かにライト並の器の持ち主なら、邪神の生け贄としては一人で事足りるわね」
ディメン「そういう事だ………今回のステータスだぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 8 38/40
・握力 5
・HP 37
・MP 120
・AT 24
・DE 28
・IN 30
・MD 28
・AG 23
・EX 15
スキル
・支援魔法支配 Lv 2
・聞き耳 Lv 3
・合成魔法 Lv 5
・読み聞かせLv 4
パッシブスキル
・異世界言語
・§高?の?護
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1
・森羅万象(一部封印中)
加護 呪い
称号
・異世界人
・§高?の?護
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・強者
・生者
・死者
・支援の支配者
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「というかライト、薬とかで体が不味い事になってるのに良くあんな冷静で居られるな」
シルフィ「多分スキルが使える様になったらすぐに元に戻るからじゃないかしら? それか単純に死ぬのが怖くないからかしら?」
ディメン「あいつの場合、後者な気がするなぁ………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
シルフィ「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いするわね」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&シルフィ「さようなら」
………ライトに《リンク》が繋がらない。
ライトが拒否しているんじゃなくて、単純に存在が消えたかの様な感覚だ。
「………《スコープアイ》」
私は魔法の視界を飛ばし、さらにいつもは弱めにしている、魔力の視覚化を全開にした。
すると、目の前の景色はすぐに見えなくなり、代わりに様々な色の線が渦巻いている世界が見える様になった。
ライトが消えた場所には水色と赤、そして白が入り交じった様な色の魔力が浮いていて、暴走したワープホールがあった場所からプツリと途切れている。
「実穂、私とこの子達は街に行って探してくるわ!」
「よろしくね!」
「「任せて!」」
私は正面から聞こえた声に答えてから、視界を外に飛ばした。
上空から見てみても、ライトみたいな特徴的な魔力は見当たらない。
念の為、《森羅万象》と《自衛術》を同時に使い、この街をまるごと探知してみたが、ライトらしき魔力は見付けられなかった。
「どうされたのですか? ご主人様」
「クルミ………ライトがどこか行っちゃったから探してるんだけど………《リンク》も繋がらないし、手掛かりもこれしか無いしで………どうしよう?」
私は魔法の視界を解除して、手元の小さな機械を見ながら考えた。
………ライトがこれを残したって事はこれが手掛かりになると思ってたのかな?
私が機械を覗き込んでいると、少し焦り気味の光海さんが目の前に現れた。
「実穂さん! マスターが残した端末を見せてください!」
「あっ、これ?」
私が光海さんにそれを差し出そうとすると、光海さんはその機械中へと入っていった。
………やっぱりこれ、手掛かりだったんだね!
でも何で光海さんじゃなくて私に渡したんだろう?
「………ご主人様、あちらを」
クルミが指差した方を見ると、小さなワープホールがゆっくりと開きていっていた。
………あの開き方はラキトかな?
しばらくしてワープホールが完全に開くと、中からラキトが出てきた。
「実穂、今の状況はわかってるな?」
「うん。 ライトがワープホールに吸い込まれてって行方不明になったんでしょ?」
私が今の段階でわかっている事を言うと、ラキトは頷いた。
「正確には『何者かの赤魔法によってワープホールを乗っ取られた』だがな………まぁそんな事はどうでも良い」
ラキトはそう言うと私に近付き、手の中の機械を取った。
「この端末は兄ちゃんが実穂に貸した物だ………だけど使い方がわからないよな?」
「うん。 最初は何かの手掛かりになる物かな? と思ってたけど」
「あながち間違ってない」
ラキトは端末の上に付いているボタンを押した。
すると端末はスマホへと変化し、いくつかのウィンドウが浮かんだ後に一瞬光った。
「………恐らく実穂が一番使いやすいであろう形にした」
そう言いながら私に渡してくる。
それを受け取って電源を付けてみると、通話アプリの選択画面の様な画面が現れた。
上から順に、『戦闘1 2 10』『サポート3 4 9』『殲滅5 7』『採取6 8』となっている。
「必要な時にそれを押すと、それに対応した兄ちゃんの………仲間が出てくる。 ただし一度に一隊しか維持できないからそれは注意だ」
………ライトの仲間?
あっ、ゼロシさんみたいな人がまだ沢山居るのかな?
私がそう一人で納得していると、端末から光海さんが飛び出してきた。
………ボロボロの姿で。
「………やられました」
光海さんは悔しそうに呟く。
「マスターの居場所は特定しました。 既にその位置も、マスターの無事も確認済みです」
光海さんは私達にそう報告してから、微妙な顔をした。
「しかし確認後に赤魔法による追撃を受けてしまい、実体を維持する為の魔力が足りなくなってしまいました」
そう報告する光海さんの手や足、服の袖等は所々光の粒子が漏れていた。
「………まさか赤魔法に魔力回路に潜伏してる存在を攻撃する手段があるとは………予想外だったな………ご苦労だった」
「光海さんお疲れ様! 居場所がわかったなら大丈夫! 私達が絶対にライトを救出するから!」
「そうです。 ご主人様は絶対にライト様をの救を成功します! だってご主人様ですから!」
光海さんは少し考え込んでから労うラキトと、素直にライトの救出を約束する私達に一礼をしてから端末へと吸収された。
それと同時に端末からどこかの地図の様なウィンドウが出現した。
「ここは………魔王国内か」
「王国にも近いね」
ラキトはその地図を見て、その場所の近くにワープホールを作り出す為に精神を集中した。
………ライト! 必ず助けるからね!
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視点変更 実穂→ライト スターダスト
………参ったなぁ………まさか短時間で見破られるなんて思ってなかったよ。
そう思いながら、無理なワープホールの乗っ取りで起きた衝撃による気絶中に着せられたであろうボロボロの服を見ながら内心嘆いていた。
………スキル無しの僕の耐久力って凄いんだよね………毒とかは効いて苦しいけど、我慢できるし他の薬も我慢できる。 直接攻撃じゃダメージを与えられない………それに気が付くのはもう少し待って欲しかったんだけどね………。
どうやら僕は人が一人入る程度の広さしか無い箱に入れられながら引き摺られている様で、たまに石か何かでガタンッ! となる。
………やっぱりこの感じ、あれだよね?
殺せないなら生け贄にしてしまえ! って奴だよね?
しかもあいつらの服装を見るに邪神信者っぽいし………邪神に捧げられるのかぁ………捧げられる前に自殺できるかな?
とは考えたが、今は何も武器を持っていないし、舌を噛みきろうにも何かの毒が効いていて自由に口を動かせない。
これは所謂絶望的ってやつだろう。
………さっき光海の存在を少しだけ感じたから居場所はわかってると思うけど………その後攻撃を受けてたから心配だ………。
僕が光海の心配をしていると、急にガタガタ鳴っていた箱は止まり、勢い良く箱が立てられた。
その衝撃で、僕は箱から叩き出された。
勿論力は入らないので顔面から地面に着地する………まぁ体力の関係で傷すら付かないけど………。
僕は一人の男に引き摺られて、地下に作られた円形の石造りの階段を降りた。
そしてその中心にある台に乗せられ、手と足を鎖で固定された。
………このタイプの儀式だと一日も掛からない筈………ラキト達、間に合ってくれるかな?
僕は一向に戻らない体の感覚の違和感を無視しながら、そう願うのだった。
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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ!」
シルフィ「どうも皆さんこんにちは、ライトの代理のシルフィーユよ」
ディメン「今回はライトへの手掛かりを見付けたな!」
シルフィ「こういうのってこんな簡単に見つからないでしょ………いくらなんでも早すぎない?」
ディメン「それはミステリーのお約束だろ? あいつの場合、早くしないと人類滅亡もありえるからな」
シルフィ「………確かにライト並の器の持ち主なら、邪神の生け贄としては一人で事足りるわね」
ディメン「そういう事だ………今回のステータスだぜ」
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・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 8 38/40
・握力 5
・HP 37
・MP 120
・AT 24
・DE 28
・IN 30
・MD 28
・AG 23
・EX 15
スキル
・支援魔法支配 Lv 2
・聞き耳 Lv 3
・合成魔法 Lv 5
・読み聞かせLv 4
パッシブスキル
・異世界言語
・§高?の?護
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1
・森羅万象(一部封印中)
加護 呪い
称号
・異世界人
・§高?の?護
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・強者
・生者
・死者
・支援の支配者
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ディメン「というかライト、薬とかで体が不味い事になってるのに良くあんな冷静で居られるな」
シルフィ「多分スキルが使える様になったらすぐに元に戻るからじゃないかしら? それか単純に死ぬのが怖くないからかしら?」
ディメン「あいつの場合、後者な気がするなぁ………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
シルフィ「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いするわね」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&シルフィ「さようなら」
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