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Second Chapter...7/20
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ズキリと、頭が痛む。
その痛みで、飛びかけていた意識が戻って来た。
睡眠不足だから、頭痛なんてするのかもしれない。
夢現の中で、鬼の唸り声を聞いたような気すらする。
まさか……鼾じゃないよね。
朝も話に出たように、盈虧園の夏休みは少し遅い。今日までが通常の授業で、来週から期末テストだ。その為、授業はテストに出る内容の復習ばかりになっている。大事なのだけど、集中力が続かない。
好きな本ならいくらでも読めるのになあ……と独り言が出かけて、慌てて抑える。一応まだ、授業中だ。
隣を見れば、虎牙は僕と違って、僅かな躊躇いもない、堂々とした熟睡ぶりを見せつけている。その前の龍美は、既に内容が頭に入っているせいもあって、教科書だけを開いたまま、つまらなさそうに双太さんの方を見ている。一番真面目なのは、真剣に黒板を見ている満雀ちゃんで間違いないな。
……月曜日から、期末試験か。直前に迫って来ると、やっぱり不安になるな。
「ノート……自分でとるしかないしなあ」
寝惚けていて写せていないところだけ、後で龍美に聞いておくか。
チャイムが鳴る。これで一日の授業はようやく終わりだ。五時間目までしかない学校なので、他の学校よりかは早く帰れる、というのはいいところか。ただ、この時間割のせいで、午後に気が抜けて五時間目が眠くなるという弊害がある気もするのだが、どうだろう。
「皆、今日も一日おつかれさま。ほらほら、虎牙くん。もう終わりだから起きて」
「おーっす……オハヨウゴザイマス」
うん、虎牙は平常運転だ。
「それじゃあ、来週から期末テストだから、皆頑張ってね。試験の日程は、この前配ったプリントの通り。掲示板にも貼ってるから、失くした人はそれを見ればいいよ。というわけで、日直さん」
呼ばれた日直が、大きな声で、起立の号令をかける。それに合わせて、全員が立ち上がり、礼の号令で頭を下げて、解散していった。
「ふー、頭痛がすらぁ」
「あはは、寝てた人に言われても……」
「眠いんだから仕方ないだろ。……んじゃ、帰るわ」
気だるそうに言う虎牙の目は、そういえば隈が出来ているようにも見える。夜更かししてるせいじゃないのだろうか、それは。
「佐曽利 さんの手伝い?」
「まあな。今日はメシ作る以外にもやんねえと」
「大変だね。頑張って」
「そんなでもねーよ」
虎牙は鞄を引っ付かんで背に提げ、帰ろうとする。そこで僕は思い出して、
「あ、そうそう。覚えてるならいいんだけど。……明日、昼から集合だからね」
「忘れてねーよ。んじゃな」
「ん、じゃあね」
背を向けたまま手を振り、虎牙は教室を出ていった。
……さて。
「龍美は……もういないし。あの子が仕切るから、忘れちゃいない筈だけど」
まあいいかと諦めて、僕は隣の職員室へ向かった。双太さんの所に行かないといけない。
職員室の扉を開けようとして、ふと、その扉の向こうから声がするのが耳に入って来た。龍美のようだ。帰ったと思っていたけれど、こんなところにまだいたのか。
話はもう終わりかけのようで、双太さんが、気をつけて帰ってね、と声を掛けているようだった。
扉が開いて、出て来た龍美と目が合う。当然予想外のことで、龍美はきゃあ、と可愛らしい悲鳴を上げた。
「の、覗きだー!」
「いやいや……僕、双太さんと行かないといけない日だから」
「あ。……ああ、そう。ちょ、ちょっとびっくりしただけだからね。じゃ、私帰るわ」
「えと、龍美。明日の昼、集合ね」
「忘れてないわよ! じゃあね」
……ううん、去り際の台詞、虎牙にそっくりだ。いいコンビだよなあ、とまた思う。
とりあえず、伝えることは伝えたから安心だ。
開いたままの扉から、僕は職員室に入る。室内には、双太さんと満雀ちゃんが向かい合うように椅子に座っていた。
「すいません、お待たせしました」
「ああ、玄人くん。龍美ちゃんが来てたから、全然待ってないよ」
「龍美、なんか話でも?」
「龍美ちゃん、お化けっているのかなって言ってたよ。ほら、ここへ来てからオカルトチックなこと、興味持ち始めたって前に話してたけど。それでかな?」
「あー、そんなことは言ってたけど……それにしても、このタイミングで、お化けがいるかって……」
「怖い夢でも見たんじゃないかなあ」
「龍美が? ううん、想像出来ない」
「こらこら玄人くん、龍美ちゃんも普通の女の子だよ」
それはそうなんだけど。
「昔、何とか邸ってとこで起きた事件のこととかもニュースで見て気になったって言ってたし、何かそういうネタを見ちゃったから夢に出ちゃったんだよ、きっと」
「悪夢で怖がる龍美か……」
何だか、さっきの可愛らしい悲鳴を思い出してしまった。……まあ、有り得るのかも。
「よし。それじゃあそろそろ病院に行こうか。あんまり遅れると怒られちゃうんだよ、怖い怖い」
「あ、了解です。行きますか」
そう言うと僕らは席を立ち、職員室を抜ける。双太さんは扉に鍵を掛け――テストを盗む子がいないとも限らないからね、と笑いながら――、そして、三人揃って学校を出た。
舗道された、広い道路をゆっくりとしたペースで歩いていく。車はあまり通らないので、堂々と真ん中を歩く人が殆どなのだが、僕はまだ、都会にいた頃のイメージが残っているから怖い。
「暑いねえ……ほら、逃げ水だ」
双太さんが指差す前方には、なるほど水たまりのように見える場所があった。
「逃げ水?」
「うん。暑い日には、あんな風に蜃気楼が映るんだ。アスファルトは熱を持つからね」
「へえー……あの綺麗なの、そんな風に言うんだ」
「昔の人は、良い名前を付けるよね」
「偉いよね」
双太さんと満雀ちゃんの会話は、仲睦まじい兄妹のそれのようで、微笑ましい。満雀ちゃんは僕らといるより、双太さんといる時間の方が長いんだろうしなあ。慕うのも当然のことだ。
満雀ちゃんはいつも、双太さんの手にしがみつくようにして歩く。そのために、双太さんはいつも、腕を満雀ちゃんの方へ差し出している。そんなことが出来る双太さんが、ちょっぴり羨ましかったりも、したりしなかったり。一先生として、満雀ちゃんを気にかけているからこその行為であることは、分かっているけども。
「この石にも、名前がついてるんだよね?」
「昔から住んでる人は、道標の碑って呼んでるみたいだよ」
道路の端に、ポツポツと立っている碑。僕も知らなかったが、満生台の人はそう呼んでいるのか。確かに、沢山あるもんな。一体全部で幾つあることやら。
「こんな道じゃなかったから、この碑が本当に道標だったんだろうね」
「良い名前を付けるよねえ……」
他愛もないお喋りをしながら、十分ほど歩くと、満生総合医療センターの前まで到着した。中々立派な駐車場もあるのだが、この街にはそもそも車を持っている人があまりいない上に、外部から診察に訪れる人も現状は皆無と言っていいので、無駄遣いじゃないかと思っている。今後の発展を見越しているのかな。それはどこまで現実になるのだろう。
「今日は空いてそうだね。昨日はちょっと多かったから、それでかな。すぐに診てあげられると思うよ」
「ええ、お願いします。とりあえずは、受付だけ済ませて待っときますね」
僕らは自動ドアを抜け、院内へ入る。双太さんが言った通り、診察を待つ患者さんは三人しかいなかった。僕はとりあえず、受付の女性に名前を告げて診察券を渡し、番号札をもらう。双太さんと満雀ちゃんは、『関係者以外立ち入り禁止』の奥へと引っ込んでいった。
十九番の番号札を握りしめ――今日一日でこのくらいの人数か――僕はぼんやりと、前方に置かれたテレビを見ながら待った。五分に一人のペースで名前が呼ばれ、僕の順番になったのは、丁度十五分後のことだった。
僕は徐に立ち上がり、受付の女性に軽く一礼して、診察室の扉をノックした。
その痛みで、飛びかけていた意識が戻って来た。
睡眠不足だから、頭痛なんてするのかもしれない。
夢現の中で、鬼の唸り声を聞いたような気すらする。
まさか……鼾じゃないよね。
朝も話に出たように、盈虧園の夏休みは少し遅い。今日までが通常の授業で、来週から期末テストだ。その為、授業はテストに出る内容の復習ばかりになっている。大事なのだけど、集中力が続かない。
好きな本ならいくらでも読めるのになあ……と独り言が出かけて、慌てて抑える。一応まだ、授業中だ。
隣を見れば、虎牙は僕と違って、僅かな躊躇いもない、堂々とした熟睡ぶりを見せつけている。その前の龍美は、既に内容が頭に入っているせいもあって、教科書だけを開いたまま、つまらなさそうに双太さんの方を見ている。一番真面目なのは、真剣に黒板を見ている満雀ちゃんで間違いないな。
……月曜日から、期末試験か。直前に迫って来ると、やっぱり不安になるな。
「ノート……自分でとるしかないしなあ」
寝惚けていて写せていないところだけ、後で龍美に聞いておくか。
チャイムが鳴る。これで一日の授業はようやく終わりだ。五時間目までしかない学校なので、他の学校よりかは早く帰れる、というのはいいところか。ただ、この時間割のせいで、午後に気が抜けて五時間目が眠くなるという弊害がある気もするのだが、どうだろう。
「皆、今日も一日おつかれさま。ほらほら、虎牙くん。もう終わりだから起きて」
「おーっす……オハヨウゴザイマス」
うん、虎牙は平常運転だ。
「それじゃあ、来週から期末テストだから、皆頑張ってね。試験の日程は、この前配ったプリントの通り。掲示板にも貼ってるから、失くした人はそれを見ればいいよ。というわけで、日直さん」
呼ばれた日直が、大きな声で、起立の号令をかける。それに合わせて、全員が立ち上がり、礼の号令で頭を下げて、解散していった。
「ふー、頭痛がすらぁ」
「あはは、寝てた人に言われても……」
「眠いんだから仕方ないだろ。……んじゃ、帰るわ」
気だるそうに言う虎牙の目は、そういえば隈が出来ているようにも見える。夜更かししてるせいじゃないのだろうか、それは。
「佐曽利 さんの手伝い?」
「まあな。今日はメシ作る以外にもやんねえと」
「大変だね。頑張って」
「そんなでもねーよ」
虎牙は鞄を引っ付かんで背に提げ、帰ろうとする。そこで僕は思い出して、
「あ、そうそう。覚えてるならいいんだけど。……明日、昼から集合だからね」
「忘れてねーよ。んじゃな」
「ん、じゃあね」
背を向けたまま手を振り、虎牙は教室を出ていった。
……さて。
「龍美は……もういないし。あの子が仕切るから、忘れちゃいない筈だけど」
まあいいかと諦めて、僕は隣の職員室へ向かった。双太さんの所に行かないといけない。
職員室の扉を開けようとして、ふと、その扉の向こうから声がするのが耳に入って来た。龍美のようだ。帰ったと思っていたけれど、こんなところにまだいたのか。
話はもう終わりかけのようで、双太さんが、気をつけて帰ってね、と声を掛けているようだった。
扉が開いて、出て来た龍美と目が合う。当然予想外のことで、龍美はきゃあ、と可愛らしい悲鳴を上げた。
「の、覗きだー!」
「いやいや……僕、双太さんと行かないといけない日だから」
「あ。……ああ、そう。ちょ、ちょっとびっくりしただけだからね。じゃ、私帰るわ」
「えと、龍美。明日の昼、集合ね」
「忘れてないわよ! じゃあね」
……ううん、去り際の台詞、虎牙にそっくりだ。いいコンビだよなあ、とまた思う。
とりあえず、伝えることは伝えたから安心だ。
開いたままの扉から、僕は職員室に入る。室内には、双太さんと満雀ちゃんが向かい合うように椅子に座っていた。
「すいません、お待たせしました」
「ああ、玄人くん。龍美ちゃんが来てたから、全然待ってないよ」
「龍美、なんか話でも?」
「龍美ちゃん、お化けっているのかなって言ってたよ。ほら、ここへ来てからオカルトチックなこと、興味持ち始めたって前に話してたけど。それでかな?」
「あー、そんなことは言ってたけど……それにしても、このタイミングで、お化けがいるかって……」
「怖い夢でも見たんじゃないかなあ」
「龍美が? ううん、想像出来ない」
「こらこら玄人くん、龍美ちゃんも普通の女の子だよ」
それはそうなんだけど。
「昔、何とか邸ってとこで起きた事件のこととかもニュースで見て気になったって言ってたし、何かそういうネタを見ちゃったから夢に出ちゃったんだよ、きっと」
「悪夢で怖がる龍美か……」
何だか、さっきの可愛らしい悲鳴を思い出してしまった。……まあ、有り得るのかも。
「よし。それじゃあそろそろ病院に行こうか。あんまり遅れると怒られちゃうんだよ、怖い怖い」
「あ、了解です。行きますか」
そう言うと僕らは席を立ち、職員室を抜ける。双太さんは扉に鍵を掛け――テストを盗む子がいないとも限らないからね、と笑いながら――、そして、三人揃って学校を出た。
舗道された、広い道路をゆっくりとしたペースで歩いていく。車はあまり通らないので、堂々と真ん中を歩く人が殆どなのだが、僕はまだ、都会にいた頃のイメージが残っているから怖い。
「暑いねえ……ほら、逃げ水だ」
双太さんが指差す前方には、なるほど水たまりのように見える場所があった。
「逃げ水?」
「うん。暑い日には、あんな風に蜃気楼が映るんだ。アスファルトは熱を持つからね」
「へえー……あの綺麗なの、そんな風に言うんだ」
「昔の人は、良い名前を付けるよね」
「偉いよね」
双太さんと満雀ちゃんの会話は、仲睦まじい兄妹のそれのようで、微笑ましい。満雀ちゃんは僕らといるより、双太さんといる時間の方が長いんだろうしなあ。慕うのも当然のことだ。
満雀ちゃんはいつも、双太さんの手にしがみつくようにして歩く。そのために、双太さんはいつも、腕を満雀ちゃんの方へ差し出している。そんなことが出来る双太さんが、ちょっぴり羨ましかったりも、したりしなかったり。一先生として、満雀ちゃんを気にかけているからこその行為であることは、分かっているけども。
「この石にも、名前がついてるんだよね?」
「昔から住んでる人は、道標の碑って呼んでるみたいだよ」
道路の端に、ポツポツと立っている碑。僕も知らなかったが、満生台の人はそう呼んでいるのか。確かに、沢山あるもんな。一体全部で幾つあることやら。
「こんな道じゃなかったから、この碑が本当に道標だったんだろうね」
「良い名前を付けるよねえ……」
他愛もないお喋りをしながら、十分ほど歩くと、満生総合医療センターの前まで到着した。中々立派な駐車場もあるのだが、この街にはそもそも車を持っている人があまりいない上に、外部から診察に訪れる人も現状は皆無と言っていいので、無駄遣いじゃないかと思っている。今後の発展を見越しているのかな。それはどこまで現実になるのだろう。
「今日は空いてそうだね。昨日はちょっと多かったから、それでかな。すぐに診てあげられると思うよ」
「ええ、お願いします。とりあえずは、受付だけ済ませて待っときますね」
僕らは自動ドアを抜け、院内へ入る。双太さんが言った通り、診察を待つ患者さんは三人しかいなかった。僕はとりあえず、受付の女性に名前を告げて診察券を渡し、番号札をもらう。双太さんと満雀ちゃんは、『関係者以外立ち入り禁止』の奥へと引っ込んでいった。
十九番の番号札を握りしめ――今日一日でこのくらいの人数か――僕はぼんやりと、前方に置かれたテレビを見ながら待った。五分に一人のペースで名前が呼ばれ、僕の順番になったのは、丁度十五分後のことだった。
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