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Fourth Chapter...7/22
鬼封じの池
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家を出るときにはまだ、雨は降っていなかった。僕は折り畳み傘を片手に、行ってきますと声を掛けて出発した。
平日でも休日でも、この街の昼間人口というか、出歩いている人の数はさほど変化がない。外出するのは大体、畑仕事か買い物か、あるいは病院か。そのどれかだろう。
道路脇に、バラバラの間隔で、無骨な石碑が立っている。道標の碑だ。いつだったか、この石碑がどこに、幾つあるのかを調べようとして、手書きの地図に丸を付けていったこともあったっけ。途方もない作業だったけれど、少しワクワクしたのも確かだ。結局この石は、幾つあるのだろうな。
道標の碑を辿るように歩いていく。そして、僕は森の入り口あたりまでやって来た。そこには当然のごとく、龍美が仁王立ちで待っていた。
「やほ、ちゃんと来たわね」
「ん、どうも。今来たとこ?」
「ええ。虎牙はいつになるかしらねー……」
まあ、あいつもそこまで薄情な奴ではないし、遅れても十分以内だろう。
夏真っ只中ではあるものの、今日は悪天候のせいか、少し涼しめだ。ひょっとすると、森の中は肌寒いくらいかもしれない。何となく、肝試しのような感じもする。
「お前ら早えーな。こちとら時間通りだぞ?」
声が聞こえたので、振り返ると、虎牙がこちらへ歩いてきていた。龍美はゆっくりと歩いてくる彼に、
「タイムイズマネーなのよ、時間通りに生きてちゃ大事なものを逃がしちゃうわよ」
「はあ?」
虎牙は首を傾げる。その反応はまあ、ご尤もだ。
「よし、三人揃ったし、まずは探索の準備でもしましょうか。秘密基地に大抵のものは置いてあるから、取りに行きましょ」
「分かった。じゃ、行こう」
三人で頷き合うと、僕らは秘密基地までの慣れた道を歩いていく。
晴れているときでも薄暗い森は、今日のような曇り空の下では一層暗く、足元に気をつけて歩かなくては躓いてしまうこともある。何度も通っている道ではあれど、心なしか僕らの足取りはゆっくりとしていた。
秘密基地に着くと、中に張ったテントに潜り込んで、懐中電灯と虫除けスプレー、それから軍手も引っ張り出した。道具は僕が持っておくことにして、軍手は二人にも渡しておく。
「むー、手袋とかって付け辛いし、付けてるとイライラするわ。軍手なんてなくても良いのよ!」
渡すなり、龍美は軍手を服のポケットにしまいこむ。彼女、そういや手先だけは不器用というか、面倒臭がりなんだよね。ムーンスパローでも、キーボードのタイピングは僕に任せるし。短気な性格も影響してるんだろうな。
探索中に何があるか分からないし、手が傷つかないか心配にはなるのだが。まあ、そこは龍美の自己責任というしかない。
秘密基地と街のちょうど中頃あたりに、分かり辛いが三叉路がある。その道を、奥へと歩いていけば鬼封じの池があるのだ。ただ、位置的にもかなり上の方にあったはずなので、長いこと歩く必要がある。
そう言えば、僕がたまに街を眺めたくなったときに来る崖も、この道から行けるんだよな。山中の地形は、結構歪なものになっているみたいだ。昔から満生台周辺は、地震が多かったらしいし、そのせいかもしれない。
「ふー、結構足に来るわね。玄人は大丈夫?」
「うん、何とか」
龍美が心配して、声をかけてくれる。今のところは問題ないが、葉っぱの積もる緩やかなこの道は、もし雨が降ったりしたら、結構危なそうだ。帰る頃、雨になってしまったら、気をつけないといけないな。
「しっかし、暗いな。足元も見えんぞ」
「あんたは目が悪すぎるのよ。しょうがないわ」
「コノヤロウ」
「あはは……」
龍美さん、虎牙のことも心配してあげてください。
「それより、道標の碑って、こんなところにもあるのね」
「ああ、やっぱりこれもそうっぽいよね。ただの石なのかと思ったけど」
道の端に転がる苔の生えた石。なるほど龍美の言う通り、これも街にあるものと同じ、道標の碑なのだろう。昔の人は、池までの道にもこれを置いた、というわけか。山道にこれを置いていくなんて、相当な労力だっただろうな。
同じ景色が続く道、次第に話すこともなくなり、僕らは無言で進んでいく。そして、もうどれくらい歩いただろうかというとき、ようやく視界が開けてきた。到着のようだ。
「……おー……」
その光景を見た龍美が、思わずそんな声を漏らす。続いて僕と虎牙も、最後の坂道を登り切って、先にあるそれを目にした。
「これが、鬼封じの池かあ……」
「思ったより、でけえな……」
鬼封じの池。そこは、森の中に広がる異空間のようにも思えた。密集した木々は、この池の形に沿うような形で開けており、何本か、倒れ朽ちた木も見える。その倒木は苔むしていて、草や茸が生えているものもあった。
周囲には、薄っすらと霧が立ち込めている。それは、この大きな池の水が、水蒸気になって、木々の檻に囚われて留まっているからだろう。しばらく立ち尽くしていれば、肌や服に水滴がつきそうなほどだ。
池の全長は、目視で推測してみても、五十メートル以上はありそうだった。日光が届かないため、この場所全体が暗いし、池の水も淀んで見える。いや、本当にこの水は黒く濁っている可能性だってあるのだが。
ここは、まるで原始時代に迷い込んだかのような。そんな錯覚すら覚える場所だった。
「こんな場所なら、鬼が封じられていても不思議じゃあないわよねえ……」
「本当にね……。何か、道標の碑が、鬼を封じている結界みたいにも見えちゃうよ」
「そうねー……実際、結界石ってあるものね。まあ、本来の結界石の意味としては、宗教上の神聖な場所とかそういう意味合いなんでしょうけど」
この池の周りに立つ道標の碑に対しては、まさに鬼を封じる結界、という意味になるだろうな。
「どうするよ? ここに来ちまったせいで、そこの池から鬼が這い出て来ちまったらよ」
「ちょっと虎牙、あんまり怖いこと言わないでよ!」
「へっ、探検しようって言いだした奴が怖がってんじゃねえぜ」
「怖くなんかないわよーだ」
龍美はそう言って頬を膨らませると、少しだけぎこちない足取りで、池の方へと歩いていった。怖がってるよなあ、絶対。
僕らも、龍美の後に続いて、池のそばまで近づいてみる。どれだけ深いのか、想像もつかないが、転落防止用の柵があるわけでもなし、足元には気をつけないといけない。
「……この池、もっと上流から流れて来た水が溜まってるんだね」
「みたいね。霧で見えにくいけど、奥の方に岩壁があって、その辺りに細い渓流みたいなものがあるわ。確か、山の上の方には釣りを楽しめる場所もあるみたいだし。そういうスポットの下に、こんな不思議な空間が広がっているなんて、面白いわね……」
山菜や川魚を取りに、山へ入る人たちは案外多い。そんな人たちでも、ここにはきっと立ち入らないだろうな。この場所は、他のどこよりも異様な空間だ。それに、見る限りこの池には魚の気配もないし、食べられそうな山菜なども見当たらない。あっても奇妙な色をした花とか茸とか、そんなものだ。
「この中に、鬼がいると思う?」
龍美が、水面を見つめながら聞いてくる。
「いそうな雰囲気だけはあるけどね」
「ここからぬーっと出てくるのかしら……」
それを聞いて、僕は何故か『金の斧』の童話を思い出したが、それは言わないことにした。
流石に鬼とは全然違うよな。
僕らは一先ず、この大きな池の外周を、ぐるりと一周してみることに決めて、左側から歩き始めた。湿気のせいか、地面も少し湿っているので、歩くたびに変な感触がした。
「寒いな。まさか夏に寒いって感じるとか思わなかったぜ……」
「同感。下にもう一枚来てくれば良かったなー」
僕も、龍美と同じことを考えた。あんまりここに長居したくはないものだ。何もなければ、早めに探検は終了して、雨にならない内に帰りたい。
平日でも休日でも、この街の昼間人口というか、出歩いている人の数はさほど変化がない。外出するのは大体、畑仕事か買い物か、あるいは病院か。そのどれかだろう。
道路脇に、バラバラの間隔で、無骨な石碑が立っている。道標の碑だ。いつだったか、この石碑がどこに、幾つあるのかを調べようとして、手書きの地図に丸を付けていったこともあったっけ。途方もない作業だったけれど、少しワクワクしたのも確かだ。結局この石は、幾つあるのだろうな。
道標の碑を辿るように歩いていく。そして、僕は森の入り口あたりまでやって来た。そこには当然のごとく、龍美が仁王立ちで待っていた。
「やほ、ちゃんと来たわね」
「ん、どうも。今来たとこ?」
「ええ。虎牙はいつになるかしらねー……」
まあ、あいつもそこまで薄情な奴ではないし、遅れても十分以内だろう。
夏真っ只中ではあるものの、今日は悪天候のせいか、少し涼しめだ。ひょっとすると、森の中は肌寒いくらいかもしれない。何となく、肝試しのような感じもする。
「お前ら早えーな。こちとら時間通りだぞ?」
声が聞こえたので、振り返ると、虎牙がこちらへ歩いてきていた。龍美はゆっくりと歩いてくる彼に、
「タイムイズマネーなのよ、時間通りに生きてちゃ大事なものを逃がしちゃうわよ」
「はあ?」
虎牙は首を傾げる。その反応はまあ、ご尤もだ。
「よし、三人揃ったし、まずは探索の準備でもしましょうか。秘密基地に大抵のものは置いてあるから、取りに行きましょ」
「分かった。じゃ、行こう」
三人で頷き合うと、僕らは秘密基地までの慣れた道を歩いていく。
晴れているときでも薄暗い森は、今日のような曇り空の下では一層暗く、足元に気をつけて歩かなくては躓いてしまうこともある。何度も通っている道ではあれど、心なしか僕らの足取りはゆっくりとしていた。
秘密基地に着くと、中に張ったテントに潜り込んで、懐中電灯と虫除けスプレー、それから軍手も引っ張り出した。道具は僕が持っておくことにして、軍手は二人にも渡しておく。
「むー、手袋とかって付け辛いし、付けてるとイライラするわ。軍手なんてなくても良いのよ!」
渡すなり、龍美は軍手を服のポケットにしまいこむ。彼女、そういや手先だけは不器用というか、面倒臭がりなんだよね。ムーンスパローでも、キーボードのタイピングは僕に任せるし。短気な性格も影響してるんだろうな。
探索中に何があるか分からないし、手が傷つかないか心配にはなるのだが。まあ、そこは龍美の自己責任というしかない。
秘密基地と街のちょうど中頃あたりに、分かり辛いが三叉路がある。その道を、奥へと歩いていけば鬼封じの池があるのだ。ただ、位置的にもかなり上の方にあったはずなので、長いこと歩く必要がある。
そう言えば、僕がたまに街を眺めたくなったときに来る崖も、この道から行けるんだよな。山中の地形は、結構歪なものになっているみたいだ。昔から満生台周辺は、地震が多かったらしいし、そのせいかもしれない。
「ふー、結構足に来るわね。玄人は大丈夫?」
「うん、何とか」
龍美が心配して、声をかけてくれる。今のところは問題ないが、葉っぱの積もる緩やかなこの道は、もし雨が降ったりしたら、結構危なそうだ。帰る頃、雨になってしまったら、気をつけないといけないな。
「しっかし、暗いな。足元も見えんぞ」
「あんたは目が悪すぎるのよ。しょうがないわ」
「コノヤロウ」
「あはは……」
龍美さん、虎牙のことも心配してあげてください。
「それより、道標の碑って、こんなところにもあるのね」
「ああ、やっぱりこれもそうっぽいよね。ただの石なのかと思ったけど」
道の端に転がる苔の生えた石。なるほど龍美の言う通り、これも街にあるものと同じ、道標の碑なのだろう。昔の人は、池までの道にもこれを置いた、というわけか。山道にこれを置いていくなんて、相当な労力だっただろうな。
同じ景色が続く道、次第に話すこともなくなり、僕らは無言で進んでいく。そして、もうどれくらい歩いただろうかというとき、ようやく視界が開けてきた。到着のようだ。
「……おー……」
その光景を見た龍美が、思わずそんな声を漏らす。続いて僕と虎牙も、最後の坂道を登り切って、先にあるそれを目にした。
「これが、鬼封じの池かあ……」
「思ったより、でけえな……」
鬼封じの池。そこは、森の中に広がる異空間のようにも思えた。密集した木々は、この池の形に沿うような形で開けており、何本か、倒れ朽ちた木も見える。その倒木は苔むしていて、草や茸が生えているものもあった。
周囲には、薄っすらと霧が立ち込めている。それは、この大きな池の水が、水蒸気になって、木々の檻に囚われて留まっているからだろう。しばらく立ち尽くしていれば、肌や服に水滴がつきそうなほどだ。
池の全長は、目視で推測してみても、五十メートル以上はありそうだった。日光が届かないため、この場所全体が暗いし、池の水も淀んで見える。いや、本当にこの水は黒く濁っている可能性だってあるのだが。
ここは、まるで原始時代に迷い込んだかのような。そんな錯覚すら覚える場所だった。
「こんな場所なら、鬼が封じられていても不思議じゃあないわよねえ……」
「本当にね……。何か、道標の碑が、鬼を封じている結界みたいにも見えちゃうよ」
「そうねー……実際、結界石ってあるものね。まあ、本来の結界石の意味としては、宗教上の神聖な場所とかそういう意味合いなんでしょうけど」
この池の周りに立つ道標の碑に対しては、まさに鬼を封じる結界、という意味になるだろうな。
「どうするよ? ここに来ちまったせいで、そこの池から鬼が這い出て来ちまったらよ」
「ちょっと虎牙、あんまり怖いこと言わないでよ!」
「へっ、探検しようって言いだした奴が怖がってんじゃねえぜ」
「怖くなんかないわよーだ」
龍美はそう言って頬を膨らませると、少しだけぎこちない足取りで、池の方へと歩いていった。怖がってるよなあ、絶対。
僕らも、龍美の後に続いて、池のそばまで近づいてみる。どれだけ深いのか、想像もつかないが、転落防止用の柵があるわけでもなし、足元には気をつけないといけない。
「……この池、もっと上流から流れて来た水が溜まってるんだね」
「みたいね。霧で見えにくいけど、奥の方に岩壁があって、その辺りに細い渓流みたいなものがあるわ。確か、山の上の方には釣りを楽しめる場所もあるみたいだし。そういうスポットの下に、こんな不思議な空間が広がっているなんて、面白いわね……」
山菜や川魚を取りに、山へ入る人たちは案外多い。そんな人たちでも、ここにはきっと立ち入らないだろうな。この場所は、他のどこよりも異様な空間だ。それに、見る限りこの池には魚の気配もないし、食べられそうな山菜なども見当たらない。あっても奇妙な色をした花とか茸とか、そんなものだ。
「この中に、鬼がいると思う?」
龍美が、水面を見つめながら聞いてくる。
「いそうな雰囲気だけはあるけどね」
「ここからぬーっと出てくるのかしら……」
それを聞いて、僕は何故か『金の斧』の童話を思い出したが、それは言わないことにした。
流石に鬼とは全然違うよな。
僕らは一先ず、この大きな池の外周を、ぐるりと一周してみることに決めて、左側から歩き始めた。湿気のせいか、地面も少し湿っているので、歩くたびに変な感触がした。
「寒いな。まさか夏に寒いって感じるとか思わなかったぜ……」
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