3 / 3
魔皇城下町
黒い愛
しおりを挟む
ルーナが消えて、太陽は魔王となる事を決意し月の雫を身につけ魔皇城のある山の向こうを目指して歩き始めた。
~山の中~
太陽「にしてもこれ、月の雫ってったっけ?着けたはいいものの何も起きないな。特別な力が使えるわけでもないし。一体どういう事だ?」
太陽は分からないまま歩き続ける。
太陽「もう何時間歩いたかな…。流石に疲れたな。ここらで休むか。って言ってもテントとかがあるわけでもないしこの岩に寝そべるしかないな。」
その時奥の方で物音がした。
太陽「何だ!?敵か!?」
軽くパニックになり岩から滑り落ちる。そして誰かが出て来た。
????「…見つけた…。」
太陽「俺を殺すのか!??食べるなよ!食べても美味しくないぞ!ホントにホントだぞ!!何なら食べてみるか??!」
太陽、気が動転して自分が支離滅裂な事を言ってることに気づかない。
????「…やっぱマオ様…面白い方…。」
太陽「マオ??マオって誰だ?俺は太陽って名前だぞ?それにお前は誰なんだ???」
????「え…頭でも打ったの…?大丈夫?痛い痛いの飛んでけーってしたあげようか…?」
太陽「止めろよ恥ずかしい!本当に誰だよ!!」
シューム「…本当に覚えてないの?…私はシュームって名前だよ?忘れるなんて……ひどい。」
シューム、怒りのオーラが滲み出ている。
太陽「あ、あ、す、すまない。どうにも思い出せなくてな。でも、シュームが俺の大切な人だってことは覚えてるよ。(テキトーにこんな事言っとけば大丈夫かな…)」
シューム「………バカ。」
シューム、顔が真っ赤になり俯く。
太陽、一瞬だけ人が変わったような口調で。
太陽「城まで送って貰おうか。(あれ?何で俺今こいつに城まで送れなんて言ったんだ?初対面の相手に…口が勝手に動いたような…)」
シューム「…マオ様は私が居ないとダメな方……私…ずっと側に居るから………」
太陽「(変わった子だなぁ…でもま、城までの道のりが楽になるかも)」
シューム「…付いて来て。」
シューム、マッハ10の速度で消え去った。
太陽「……付いて行けるかーー!!」
太陽、トボトボと前進し始めた。
~山の中~
太陽「にしてもこれ、月の雫ってったっけ?着けたはいいものの何も起きないな。特別な力が使えるわけでもないし。一体どういう事だ?」
太陽は分からないまま歩き続ける。
太陽「もう何時間歩いたかな…。流石に疲れたな。ここらで休むか。って言ってもテントとかがあるわけでもないしこの岩に寝そべるしかないな。」
その時奥の方で物音がした。
太陽「何だ!?敵か!?」
軽くパニックになり岩から滑り落ちる。そして誰かが出て来た。
????「…見つけた…。」
太陽「俺を殺すのか!??食べるなよ!食べても美味しくないぞ!ホントにホントだぞ!!何なら食べてみるか??!」
太陽、気が動転して自分が支離滅裂な事を言ってることに気づかない。
????「…やっぱマオ様…面白い方…。」
太陽「マオ??マオって誰だ?俺は太陽って名前だぞ?それにお前は誰なんだ???」
????「え…頭でも打ったの…?大丈夫?痛い痛いの飛んでけーってしたあげようか…?」
太陽「止めろよ恥ずかしい!本当に誰だよ!!」
シューム「…本当に覚えてないの?…私はシュームって名前だよ?忘れるなんて……ひどい。」
シューム、怒りのオーラが滲み出ている。
太陽「あ、あ、す、すまない。どうにも思い出せなくてな。でも、シュームが俺の大切な人だってことは覚えてるよ。(テキトーにこんな事言っとけば大丈夫かな…)」
シューム「………バカ。」
シューム、顔が真っ赤になり俯く。
太陽、一瞬だけ人が変わったような口調で。
太陽「城まで送って貰おうか。(あれ?何で俺今こいつに城まで送れなんて言ったんだ?初対面の相手に…口が勝手に動いたような…)」
シューム「…マオ様は私が居ないとダメな方……私…ずっと側に居るから………」
太陽「(変わった子だなぁ…でもま、城までの道のりが楽になるかも)」
シューム「…付いて来て。」
シューム、マッハ10の速度で消え去った。
太陽「……付いて行けるかーー!!」
太陽、トボトボと前進し始めた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる