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Go Beyond GO
「冒険者入門」前編
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さて、ここでこの異世界「アーセル」における魔法および魔力について話しておこう。
まずは、魔力についてだが、アーセル世界の全ての生物は、実は体全体を覆う透明な魔力膜を感じて生活をしている
この魔力膜は、別名オーラとも呼ばれその正体は、肉体よりあふれた生命力である。
生物の特性や個人によって、このオーラ量と質は大きく異なり……訓練や才覚によって、磨くことができる
さて具体的に魔法で何ができるか? それは3つの魔法に分類される、
①「強化魔法」:オーラを体内に留め、肉体の能力を強化する魔法、筋力や敏捷性を高め、怪力や高速移動など
が可能。
オーラのコントロールが重要で、過剰な強化は制御不能となる危険性があるが、
適切な訓練と何よりセンスがあれば、リチャード少年のように馬車のガレキを軽々と持ち上げる
こともできる
②「放出魔法」:オーラを物質や自然現象に変換し放出する魔法、火や水などだす一般的なイメージの魔法である。
イメージの明確さと精度が威力に影響するため、住んでいる地域や本人の素養とイメージの修練
に大きく差がでる。
また、物質の具現であれば、手から離れオーラが切り離されると同時に消失する特性がある。
③「回復魔法」:他者にオーラを供給し、治癒力を促進する魔法、傷の回復や毒の解毒、疲労回復などが可能
人体の構造や医学的知識が必要で習得には高度な学識が求められる為、分類の中では一番難易度
が高く職業としての回復師になるには唯一免許制である。
まとめると、アーセルの住人は、生まれ育った環境や職業によって、得意とする魔法が異なるということだ。
例えば、過酷な環境で育った者は生存のために強化魔法に特化し、火を扱う職人は放出魔法の火属性に精通する傾向がある。
しかし、回復魔法に関しては、専門的な教育と知識が必要なため、主に貴族や神殿の信徒などの所謂『知識層』がこの魔法を独占している。
これは、階級的な独占というよりも……正しい知識かつ免許制にすることにより、悪用を防ぐためでもあるのだ。
かつて「回復魔法の悪用」により、「拷問の延命手段としての利用」「生体実験の反復実施」「精神操作や洗脳」「不正な若返りや寿命延長」などの倫理的に危ぶまれる使い方をするものがいた……という背景があるためでもある
そういうこともあって、回復魔法の使用者なるには「人体の知識」以外にも「厳格規制」や「倫理的なガイドライン」の国家試験を乗り越えたものだけが「回復師」となれるのである。
さて、ここでヒロインたる「リング・イングリッド」の魔法は、とある理由により
この「回復魔法」へ門戸叩くことになるのだが……
_________________________________________________
「新たな目的」
あの馬車の事故から、数か月が経過した……リチャードと回復師のおかげで何とか一命を取り留めた父上は、屋敷での療養ですっかり傷はふさがっていた。 流石、かつての王の盾だ、年老いてもタフネスは健在のようだ。
しかし、回復の経過と具合を見るため王都に「回復院」と呼ばれる……まぁ所謂、「回復魔法専門の病院」へと通院することになり、私も同行することになった。
父上の経過も気になるが……今の私には以前のような消極的な気持ちではなく……心から王都へ行く目的があるからだ。
それは、王都にある「冒険者ギルド」について直接調べることだ、私と父上を助けてくれた「リチャード君」があこがれる「冒険者」とは何かをこの目で見ることは、と彼を知るうえで必要と思ったからだ。
イングリット家から、リチャード君に恩賞を授けることが決まり、近々また会えるのだ……そうこれは、推しへ会う前に解像度を上げておきたいという、いわばヲタク心なのだ。
それに蝶よ花よと、貴族の娘として育てられるのも……正直飽きていたし、ようやくこの世界にも興味を持つことができた。
かくて、父上の検査中……付き添いの使用人達の目を盗んで、城下町へと向かった。
王都、メラルダの城下町は、堅固な城壁に囲まれの都市で、城壁にはいくつもの門が設けられ、昼夜を問わず人々や馬車が行き交っている。
非常に活気のある市場には新鮮な野菜や果物、手工芸品、さらには遠方からの珍しい品々まで、多彩な商品が所狭しと並べられていた。
人々が生活している区域は、石畳の道が縦横に走り、その両側には木組みの家々が立ち並び……家々の窓辺には花が飾られ、住民たちの生活の息吹が感じられ、平和そのものだ。
しかし、ここには私の探している「冒険者ギルド」はどこにもなかった……うすうすわかっていたが美しい街並みの裏側、すなわち、昼間でも薄暗い……、町の中心からやや外れた細い路地の奥にそれらはあるようだ。
私は、これも推し活の為(?)と勇気を出し、路地の奥へ進んだ。
このあたりの建物は密集しており、路地には陽光がほとんど差し込まず、常に薄暗い雰囲気が漂っていた。
足元の石畳は湿気を帯び、滑りやすく、所々に溜まった水たまりが不気味な反射を見せ、路地の隅には古びた樽や木箱が積まれ、そこから漂う腐敗臭が鼻を突く。
あ、やっぱり……これ以上先へ行くは不味いかも!と引き返そうとしたとき、
「お、こんなところにきれいな服を着たお嬢さんがいるじゃねーか」
そんな、ガラの悪い声の先を振り返ってみると、顔に傷やでたらめに大きなタトゥーを入れたモヒカン頭の男たちが2、3人
私をニヤニヤと見ていた。 どうやら、運悪くここの住民達(質の悪そうな)と出くわしてしまったようだ。
モヒカン頭たちは、ジリジリ下品な笑みを浮かべながら、私に近づいてくる……どうする?
いま私の手持ちの武器と魔法は……
①武器:護身用のナイフ
父上に簡単な護身術と合わせて使い方を習ってはいるが、リーチが短いし、力のない私とモヒカン達に対抗するのには心もとなさすぎる
②使える魔法:「肉体強化」「風の飛翔魔法」
「肉体強化」は大人と同じ力に強化できるのは精々10秒程度
「風の飛翔魔法」は、5秒だけ真上に飛翔ができ屋根の上に逃げることができるが、使った後の疲労感でしばらく動けなくなる
我ながら、戦闘向きではないな
と絶体絶命の中……やけに冷静なのは、前世で1度死に今世で死にかけた経験と
父上に護身術の類を習っていたこともあるのかもしれない
それに幸いイングリッド家の人間は、そこそこフィジカルに恵まれている
ここまで、手持ちのカードを使って……危機を乗り越える、いや目的に為に超えて見せる!!
まずは、3人のモヒカンを観察しよう、先頭のモヒカンはゆらゆらとふざけた感じでこちらゆっくりと
歩み寄ってくる。
恐らく身分の高そうだが所詮は小娘、相手への「舐め」が手に取ってわかる
そういえば、ガラの悪いヤツに推し活マナーの悪いやつにも同じようなのがいた、当時は静かに距離をとって警察に駆け込めば何とかなったが……今は、場所が悪い。
繁華街へ出て助けを求める為には、退路を塞いでいる後ろのモヒカンをどうにかするしかない。
ならばできる事は……私はできるだけ低い声で悪漢にこう告げる
「覚悟しているのよね……あなた?」
「へっぁ!?何をいってるんだ嬢ちゃん」
一瞬だけ、モヒカンはたじろいだ……よし、これなら
私は、肉体強化でモヒカンの懐に飛び込む、手に持った護身用のナイフを突き出す
予想していない行動にモヒカンはびくりとのけ反った……
「こ、この女(アマ)。舐めやがて!」
とモヒカン男はテンプレートみたいな台詞を吐いているが、最初に舐めたのはあんた方だ。
それに元より、このナイフで刺すつもりはない、私はその位置に移動したかったのだ。
すぐさま足の裏にオーラを集中させ、大きな風の玉を作り出す。
モヒカンたちは、魔法に警戒し更に後ろに下がったがこれも狙い通り。
そして、靴ははじけ飛び、玉乗りみたいな状態でモヒカンたちの前に立った私は、スカートのすそ持ち上げ
一礼する
「それでは、ごきげんよう……」
その瞬間、風の玉ははじける! はじけた風は上昇気流を生みだし私の体はまっすぐと飛翔する。
ちょうど、建物から屋根と屋根の隙間を超えて!
それから、地面垂直に5mほど飛翔した私は、建物の屋根から1m上空の位置を数秒間だけ舞った。
ここで最後の締め……と私は声帯に肉体強化して、助けを求めるため叫ぶ!!
「た す け て!!」
街はずれから、ビリビリと王都中を共振するほどの叫び声が……響いていく。
まずは、魔力についてだが、アーセル世界の全ての生物は、実は体全体を覆う透明な魔力膜を感じて生活をしている
この魔力膜は、別名オーラとも呼ばれその正体は、肉体よりあふれた生命力である。
生物の特性や個人によって、このオーラ量と質は大きく異なり……訓練や才覚によって、磨くことができる
さて具体的に魔法で何ができるか? それは3つの魔法に分類される、
①「強化魔法」:オーラを体内に留め、肉体の能力を強化する魔法、筋力や敏捷性を高め、怪力や高速移動など
が可能。
オーラのコントロールが重要で、過剰な強化は制御不能となる危険性があるが、
適切な訓練と何よりセンスがあれば、リチャード少年のように馬車のガレキを軽々と持ち上げる
こともできる
②「放出魔法」:オーラを物質や自然現象に変換し放出する魔法、火や水などだす一般的なイメージの魔法である。
イメージの明確さと精度が威力に影響するため、住んでいる地域や本人の素養とイメージの修練
に大きく差がでる。
また、物質の具現であれば、手から離れオーラが切り離されると同時に消失する特性がある。
③「回復魔法」:他者にオーラを供給し、治癒力を促進する魔法、傷の回復や毒の解毒、疲労回復などが可能
人体の構造や医学的知識が必要で習得には高度な学識が求められる為、分類の中では一番難易度
が高く職業としての回復師になるには唯一免許制である。
まとめると、アーセルの住人は、生まれ育った環境や職業によって、得意とする魔法が異なるということだ。
例えば、過酷な環境で育った者は生存のために強化魔法に特化し、火を扱う職人は放出魔法の火属性に精通する傾向がある。
しかし、回復魔法に関しては、専門的な教育と知識が必要なため、主に貴族や神殿の信徒などの所謂『知識層』がこの魔法を独占している。
これは、階級的な独占というよりも……正しい知識かつ免許制にすることにより、悪用を防ぐためでもあるのだ。
かつて「回復魔法の悪用」により、「拷問の延命手段としての利用」「生体実験の反復実施」「精神操作や洗脳」「不正な若返りや寿命延長」などの倫理的に危ぶまれる使い方をするものがいた……という背景があるためでもある
そういうこともあって、回復魔法の使用者なるには「人体の知識」以外にも「厳格規制」や「倫理的なガイドライン」の国家試験を乗り越えたものだけが「回復師」となれるのである。
さて、ここでヒロインたる「リング・イングリッド」の魔法は、とある理由により
この「回復魔法」へ門戸叩くことになるのだが……
_________________________________________________
「新たな目的」
あの馬車の事故から、数か月が経過した……リチャードと回復師のおかげで何とか一命を取り留めた父上は、屋敷での療養ですっかり傷はふさがっていた。 流石、かつての王の盾だ、年老いてもタフネスは健在のようだ。
しかし、回復の経過と具合を見るため王都に「回復院」と呼ばれる……まぁ所謂、「回復魔法専門の病院」へと通院することになり、私も同行することになった。
父上の経過も気になるが……今の私には以前のような消極的な気持ちではなく……心から王都へ行く目的があるからだ。
それは、王都にある「冒険者ギルド」について直接調べることだ、私と父上を助けてくれた「リチャード君」があこがれる「冒険者」とは何かをこの目で見ることは、と彼を知るうえで必要と思ったからだ。
イングリット家から、リチャード君に恩賞を授けることが決まり、近々また会えるのだ……そうこれは、推しへ会う前に解像度を上げておきたいという、いわばヲタク心なのだ。
それに蝶よ花よと、貴族の娘として育てられるのも……正直飽きていたし、ようやくこの世界にも興味を持つことができた。
かくて、父上の検査中……付き添いの使用人達の目を盗んで、城下町へと向かった。
王都、メラルダの城下町は、堅固な城壁に囲まれの都市で、城壁にはいくつもの門が設けられ、昼夜を問わず人々や馬車が行き交っている。
非常に活気のある市場には新鮮な野菜や果物、手工芸品、さらには遠方からの珍しい品々まで、多彩な商品が所狭しと並べられていた。
人々が生活している区域は、石畳の道が縦横に走り、その両側には木組みの家々が立ち並び……家々の窓辺には花が飾られ、住民たちの生活の息吹が感じられ、平和そのものだ。
しかし、ここには私の探している「冒険者ギルド」はどこにもなかった……うすうすわかっていたが美しい街並みの裏側、すなわち、昼間でも薄暗い……、町の中心からやや外れた細い路地の奥にそれらはあるようだ。
私は、これも推し活の為(?)と勇気を出し、路地の奥へ進んだ。
このあたりの建物は密集しており、路地には陽光がほとんど差し込まず、常に薄暗い雰囲気が漂っていた。
足元の石畳は湿気を帯び、滑りやすく、所々に溜まった水たまりが不気味な反射を見せ、路地の隅には古びた樽や木箱が積まれ、そこから漂う腐敗臭が鼻を突く。
あ、やっぱり……これ以上先へ行くは不味いかも!と引き返そうとしたとき、
「お、こんなところにきれいな服を着たお嬢さんがいるじゃねーか」
そんな、ガラの悪い声の先を振り返ってみると、顔に傷やでたらめに大きなタトゥーを入れたモヒカン頭の男たちが2、3人
私をニヤニヤと見ていた。 どうやら、運悪くここの住民達(質の悪そうな)と出くわしてしまったようだ。
モヒカン頭たちは、ジリジリ下品な笑みを浮かべながら、私に近づいてくる……どうする?
いま私の手持ちの武器と魔法は……
①武器:護身用のナイフ
父上に簡単な護身術と合わせて使い方を習ってはいるが、リーチが短いし、力のない私とモヒカン達に対抗するのには心もとなさすぎる
②使える魔法:「肉体強化」「風の飛翔魔法」
「肉体強化」は大人と同じ力に強化できるのは精々10秒程度
「風の飛翔魔法」は、5秒だけ真上に飛翔ができ屋根の上に逃げることができるが、使った後の疲労感でしばらく動けなくなる
我ながら、戦闘向きではないな
と絶体絶命の中……やけに冷静なのは、前世で1度死に今世で死にかけた経験と
父上に護身術の類を習っていたこともあるのかもしれない
それに幸いイングリッド家の人間は、そこそこフィジカルに恵まれている
ここまで、手持ちのカードを使って……危機を乗り越える、いや目的に為に超えて見せる!!
まずは、3人のモヒカンを観察しよう、先頭のモヒカンはゆらゆらとふざけた感じでこちらゆっくりと
歩み寄ってくる。
恐らく身分の高そうだが所詮は小娘、相手への「舐め」が手に取ってわかる
そういえば、ガラの悪いヤツに推し活マナーの悪いやつにも同じようなのがいた、当時は静かに距離をとって警察に駆け込めば何とかなったが……今は、場所が悪い。
繁華街へ出て助けを求める為には、退路を塞いでいる後ろのモヒカンをどうにかするしかない。
ならばできる事は……私はできるだけ低い声で悪漢にこう告げる
「覚悟しているのよね……あなた?」
「へっぁ!?何をいってるんだ嬢ちゃん」
一瞬だけ、モヒカンはたじろいだ……よし、これなら
私は、肉体強化でモヒカンの懐に飛び込む、手に持った護身用のナイフを突き出す
予想していない行動にモヒカンはびくりとのけ反った……
「こ、この女(アマ)。舐めやがて!」
とモヒカン男はテンプレートみたいな台詞を吐いているが、最初に舐めたのはあんた方だ。
それに元より、このナイフで刺すつもりはない、私はその位置に移動したかったのだ。
すぐさま足の裏にオーラを集中させ、大きな風の玉を作り出す。
モヒカンたちは、魔法に警戒し更に後ろに下がったがこれも狙い通り。
そして、靴ははじけ飛び、玉乗りみたいな状態でモヒカンたちの前に立った私は、スカートのすそ持ち上げ
一礼する
「それでは、ごきげんよう……」
その瞬間、風の玉ははじける! はじけた風は上昇気流を生みだし私の体はまっすぐと飛翔する。
ちょうど、建物から屋根と屋根の隙間を超えて!
それから、地面垂直に5mほど飛翔した私は、建物の屋根から1m上空の位置を数秒間だけ舞った。
ここで最後の締め……と私は声帯に肉体強化して、助けを求めるため叫ぶ!!
「た す け て!!」
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