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第2話 美味しくなる魔法
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メイドさんはお尻をフリフリさせて厨房に去って行った。
そしてお尻には尻尾が生えていたんだ。
「なにあの尻尾。触りたい」
----------------------------------------------------
年上で可愛いメイドさんが、厨房に去って行った後。
しばらくすると
次は、年若い店員が来た。年若いと言うかもはや幼女だ。
そんな子が従女服に身を包んで現れた。
「お義兄様、お冷をお持ちいたしました♪」
そんな事を言いながら目の前の幼女が配膳してくれる。
「あぁ。ありがとう・・・・その、お義兄様ってのは?」
「男の人はみんなお兄様なの! そういう・・・セッテイなの!」
セッテイ? がなんなのか分からないが、そういう事らしい。。。
まぁいいや、可愛いし。小さいからよくわかってないんだろう。
そして、幼女はカウンター席の方へ戻り幼児用の椅子に座った。
「ほんと何なんだ。この店は」
俺は目の前のコップと水差しに入った水を見た。
そして。口をつけると
水は、レモンかなにかの柑橘系が入ってるようだ。
すっきりした味わいがする。
ただ、それよりも気になる事がある
「このコップを売るだけで、幼馴染が助けられるんじゃないか?」
透明なコップには複雑な模様が描かれており。
中に入った液体を色々な角度で楽しませてくれる作りになっている。
これは貴族様の所でもなかなか、お目にかかれない代物かもしれない。
だが、この手の美術品になれそうな物は買取に時間がかかる気がする
そうなってしまうと二束三文で売る事になる。
それじゃ俺達がもらえるはずのダンジョンの発見報酬と同じだ。意味がない。
それに、ここの物を盗んで行ったとしてあのメイドお姉さんが、俺に報復をしてこないとも限らない。取っ組み合いになったらおそらく俺は殺られてしまう。
それほどの魔力差を感じる。
改めて、店内を眺めるが、調度品全てが高価な物に見える。
なぜこの店は、こんなに高価な品物ばかり置いてるんだ・・・
そういえば天井のあの明かり、炎ではない気がする。まったく光が揺らいでいない。
魔力かなにかで作られた明かりなのか? だとしたらとんでもない魔力量だ。
「一体どうなってんだ・・・・」
ふと幼女ちゃんの方をみやると
幼女ちゃんがうつらうつらしてる。お眠なのかな?
倒れちゃうよ大丈夫? と思ってると、
目を覚ましたのかキョロキョロしている。
それをみていると幼馴染が小さかった時を思い出してしまった。
----------------------------------------------------
そして水を飲みつつ
しばらく待っていると、メイドお姉さんがまたやってきた。
離れていても分かるくらいの良い匂いがする。
「お待たせしました御主人様♡ 消化に良いものとお肉とのことでしたので、オムハンバーグを用意いたしました♡」
そういって、亜麻色のメイドお姉さんが食べ物を運んで来てくれた。
どんな食べ物なのか、さっぱりわからない。俺が戸惑っていると続けて説明してくれた。
「こちらの黄色い物が卵で、中に穀物を炊いた物とお肉が入っています。癖がなく消化にいいですよ♡」
卵だって!?!? 卵は高級品だ。日持ちがしないし。
鳥を飼うにはそれなりの広さの土地がいる。
盗難される危険もあるから監視も必要だ。
俺の家では、とてもじゃないがまともに飼えない。
それに中に肉もあるだと??? 贅沢すぎるだろ!
それにこの周りについている黒い汁はなんなんだ?
ただの汁ではなさそうだが。
「この汁はなんなんだ? 焦げてる訳ではなさそうだけど」
「そちらは、小麦粉と乳を固めたものを一緒に炒めて一度冷ましたものを、肉や野菜を煮込んでつくった汁を半量程度になるまで煮詰めた後、ワインで風味をつけたものになります」
なんなんだ、その呪文みたいな汁は・・・・
一体どれだけの手間をかけてるんだ・・・・・・。
「えぇ。私も覚えるのに大変苦労いたしました♪」
そう言って目の前の女性は、まるで子供の様にはしゃいで居る。
ちゃんと説明出来て嬉しいようだ。それはそうだろう。
だってさっきのを俺はもう忘れてしまった。ただすごいとか思えなかった。
唖然としていると、メイドお姉さんはこう言った
「最後に、魔法をかけて仕上げとなります。よろしければご一緒にどうぞ♪」
は? 魔法だって?? 俺は魔法を使えないぞ???
「それではよろしいでしょうか?♡」
戸惑って居ると、メイドお姉さんは、魔力を高めて魔法をかけ始めた。
『美味しくなーれ♡ 美味しくなーれ♡ 萌え萌えキュン♡』
そう言って、赤い液体をオムハンバーグと言う物にかけて言った・・・
そしてそれは♡の形をしていた。
え? 終わり?? これが魔法?
「はい。これで美味しくなりました♡ では、お召し上がりくださいませ。ご主人様♪」
「い・・・いただきます? だが本当にお金はないぞ?」
「でしたら一つお願いがあります」
!!!!! やはり何かの罠だったかっ !!!!!
そう思って、俺は殺気だったがメイドさんは慌ててこう言った
「あ! お願いと言うのは今日泊まって言ってくれませんか? と言う事ですよご主人様♡」
泊まってく、、、だとっ!?
つづく
そしてお尻には尻尾が生えていたんだ。
「なにあの尻尾。触りたい」
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年上で可愛いメイドさんが、厨房に去って行った後。
しばらくすると
次は、年若い店員が来た。年若いと言うかもはや幼女だ。
そんな子が従女服に身を包んで現れた。
「お義兄様、お冷をお持ちいたしました♪」
そんな事を言いながら目の前の幼女が配膳してくれる。
「あぁ。ありがとう・・・・その、お義兄様ってのは?」
「男の人はみんなお兄様なの! そういう・・・セッテイなの!」
セッテイ? がなんなのか分からないが、そういう事らしい。。。
まぁいいや、可愛いし。小さいからよくわかってないんだろう。
そして、幼女はカウンター席の方へ戻り幼児用の椅子に座った。
「ほんと何なんだ。この店は」
俺は目の前のコップと水差しに入った水を見た。
そして。口をつけると
水は、レモンかなにかの柑橘系が入ってるようだ。
すっきりした味わいがする。
ただ、それよりも気になる事がある
「このコップを売るだけで、幼馴染が助けられるんじゃないか?」
透明なコップには複雑な模様が描かれており。
中に入った液体を色々な角度で楽しませてくれる作りになっている。
これは貴族様の所でもなかなか、お目にかかれない代物かもしれない。
だが、この手の美術品になれそうな物は買取に時間がかかる気がする
そうなってしまうと二束三文で売る事になる。
それじゃ俺達がもらえるはずのダンジョンの発見報酬と同じだ。意味がない。
それに、ここの物を盗んで行ったとしてあのメイドお姉さんが、俺に報復をしてこないとも限らない。取っ組み合いになったらおそらく俺は殺られてしまう。
それほどの魔力差を感じる。
改めて、店内を眺めるが、調度品全てが高価な物に見える。
なぜこの店は、こんなに高価な品物ばかり置いてるんだ・・・
そういえば天井のあの明かり、炎ではない気がする。まったく光が揺らいでいない。
魔力かなにかで作られた明かりなのか? だとしたらとんでもない魔力量だ。
「一体どうなってんだ・・・・」
ふと幼女ちゃんの方をみやると
幼女ちゃんがうつらうつらしてる。お眠なのかな?
倒れちゃうよ大丈夫? と思ってると、
目を覚ましたのかキョロキョロしている。
それをみていると幼馴染が小さかった時を思い出してしまった。
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そして水を飲みつつ
しばらく待っていると、メイドお姉さんがまたやってきた。
離れていても分かるくらいの良い匂いがする。
「お待たせしました御主人様♡ 消化に良いものとお肉とのことでしたので、オムハンバーグを用意いたしました♡」
そういって、亜麻色のメイドお姉さんが食べ物を運んで来てくれた。
どんな食べ物なのか、さっぱりわからない。俺が戸惑っていると続けて説明してくれた。
「こちらの黄色い物が卵で、中に穀物を炊いた物とお肉が入っています。癖がなく消化にいいですよ♡」
卵だって!?!? 卵は高級品だ。日持ちがしないし。
鳥を飼うにはそれなりの広さの土地がいる。
盗難される危険もあるから監視も必要だ。
俺の家では、とてもじゃないがまともに飼えない。
それに中に肉もあるだと??? 贅沢すぎるだろ!
それにこの周りについている黒い汁はなんなんだ?
ただの汁ではなさそうだが。
「この汁はなんなんだ? 焦げてる訳ではなさそうだけど」
「そちらは、小麦粉と乳を固めたものを一緒に炒めて一度冷ましたものを、肉や野菜を煮込んでつくった汁を半量程度になるまで煮詰めた後、ワインで風味をつけたものになります」
なんなんだ、その呪文みたいな汁は・・・・
一体どれだけの手間をかけてるんだ・・・・・・。
「えぇ。私も覚えるのに大変苦労いたしました♪」
そう言って目の前の女性は、まるで子供の様にはしゃいで居る。
ちゃんと説明出来て嬉しいようだ。それはそうだろう。
だってさっきのを俺はもう忘れてしまった。ただすごいとか思えなかった。
唖然としていると、メイドお姉さんはこう言った
「最後に、魔法をかけて仕上げとなります。よろしければご一緒にどうぞ♪」
は? 魔法だって?? 俺は魔法を使えないぞ???
「それではよろしいでしょうか?♡」
戸惑って居ると、メイドお姉さんは、魔力を高めて魔法をかけ始めた。
『美味しくなーれ♡ 美味しくなーれ♡ 萌え萌えキュン♡』
そう言って、赤い液体をオムハンバーグと言う物にかけて言った・・・
そしてそれは♡の形をしていた。
え? 終わり?? これが魔法?
「はい。これで美味しくなりました♡ では、お召し上がりくださいませ。ご主人様♪」
「い・・・いただきます? だが本当にお金はないぞ?」
「でしたら一つお願いがあります」
!!!!! やはり何かの罠だったかっ !!!!!
そう思って、俺は殺気だったがメイドさんは慌ててこう言った
「あ! お願いと言うのは今日泊まって言ってくれませんか? と言う事ですよご主人様♡」
泊まってく、、、だとっ!?
つづく
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