男性向け官能小説の世界に転生して、隣家に住んでる年下男子が闇堕ち主人公なので更正させたら溺愛された

雫谷 美月

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【番外編】一泊二日温泉で濃密官能種付け交尾旅行※

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光生は特急列車の指定席に座って、車窓の流れていく山の風景を見ていた。光生の席の隣には、冬斗が座っていた。
今、二人は温泉に旅行のために列車で移動中だった。

冬斗が、二人で旅行に行きたいと光生に言ったのは一ヶ月前のことだった。

「光生くん、旅行とか……行きませんか?二人で」

光生はスマホゲームを自分の部屋でベッドに寝っ転がってしていると、光生にくっついて同じく寝転んでいた冬斗が聞いてきた。

「旅行?いいよ。どこか行きたい所あるの?」
「はい。あの、僕に任せてくれたら、予約とか手配を全部やっておきますので」
「えっ、悪いからお金とかは出すよ。で、どこに行きたいの?」
「いえ、僕が好きでやるので、光生くんは今度の三連休は空けておいてくださいね」

冬斗が全てやってくれたので、光生はお客様扱いで今、列車に乗っていた。有名な温泉地に行くという曖昧な情報のまま連れて行かれるので、冬斗から無茶振りされないか光生は少し心配であった。

****

列車が目的地の駅についた。駅からはホテルのバスが迎えに来て、二人はバスに乗り込んだ。他にも観光客がいて、家族連れやカップルが多かった。

「ここは景勝地で有名なんですよ。海につながってる湖もあって遊覧船にも乗れますよ。今日はもう遅いので遊覧船は明日にしましょう」
「へー、そうなんだ。温泉で有名なのは知ってたけど、詳しいね冬斗くん」

外国暮らしが長かった冬斗が、観光地に詳しかったので光生は感心する。

「そこそこ観光地で、二人でゆっくりできそうなところを探したんです」
「そ、そう」

大学生なのに冬斗は落ち着いた社会人が言いそうなことを言っていた。

(冬斗くんの日常の落ち着いた雰囲気は、やはり官能小説の主人公だからだろうか。官能小説を読む世代向けというか……夜のほうも少しは落ち着いて欲しい……)

光生はそう思いながら、車窓から見える風景を見ていた。冬斗はそんな光生の顔を見つめて微笑んでいた。

****

泊まるホテルに到着し、ホテルスタッフに案内され泊まる部屋を見た光生は困惑していた。

「とてもいい部屋だね……」
「落ち着いててとてもいいですね」

和室の部屋だが、あまり詳しくない光生が見ても高級で広い部屋で、窓からは山と海の景色が一望できた。

「……冬斗くん、ここ高かったでしょ……」
「いえ、そんなことないです。それより、部屋に着きましたし、浴衣に着替えましょう」

冬斗にはぐらかされてしまい浴衣に着替えるが、冬斗が光生をかいがいしく世話をしてくれて浴衣の帯まで結んでくれて羽織までかけてくれた。

(至れり尽くせりすぎる……)

光生は窓際に用意されている椅子に座り、テーブルに用意されていた和菓子を食べる

「こういう旅館の窓際に置いてあるテーブルと椅子のスペース、いいよね。なんか落ち着く」
「僕は、海外に住んでたのが長かったので、旅館のこういうのは初めてなので、新鮮ですね」

冬斗が置いてあるポットからお湯を急須に入れて、お茶をいれてくれる。冬斗は日常の仕草でも様になるなと光生は思う。

(今日は平和でいいな。旅館に来たら即セックスかと思ったのに……)

もぐもぐと和菓子を食べつつ外の景色を眺める光生を、冬斗は微笑みながら見ていたが目の奥の光はケダモノの目だったことに光生は気付かなかった

「ホテルのお土産物屋があったよね。見に行こうか」
「いいですね」

呑気に提案する光生に、冬斗は微笑んで応えた。

旅館の土産売り場は広く、光生は冬斗と並んでいる土産物を眺めていると、ふとゲーセンの音が光生の耳に聞こえた、音の方に目をやると、レトロな電飾でGAMEと書かれた看板と入口が目に入った。

(旅館のゲーセン!いや、ゲームコーナーか!?ホテルや旅館にあるゲームコーナーは、レトロゲームの穴場の可能性が高い!行きたい!)

光生は一気にテンションが上ってしまったが、今は冬斗と旅行に来ているので我慢をしようと思っていた所、冬斗が声をかけた。

「ゲームコーナーがありますね。光生くん、見に行きます?」
「うん、行く!」

冬斗が提案してくれたので、光生は即答した。はやる気持ちを抑えて、光生はゲームコーナーの入口を通ると中の照明は明るく、母子連れがジャンケンゲームで遊んでいた。

(あのジャンケンゲーム、どこにでもあるな。全体的に見ると、昭和っぽい、いや平成初期の雰囲気か?あっ、レトロテーブル筐体がある!)

テーブル筐体とは、名の通りテーブル方のゲーム筐体である。昭和の時代には喫茶店に置かれていたこともある。

(おー、コソマイの“中堅社員トロルくん”がある!初めて見るなこのゲーム。昭和のゲームだな多分。この基板はレアだろうなあ。隣には名作シューティングのギャラクシーがある。ワンコインいくらだろ?50円!?安い!)

令和のゲームセンターではもう見ることが稀なレトローゲーの宝庫に、光生は財布を取り出すがふと視線を感じてそちらを見ると、冬斗が見つめていた。

(あっ……レトロゲームに目がいって、冬斗くんをほっといてしまった…)

「あーごめん……珍しいゲームばっかりだったから」
「構いませんよ。夕食までまだ時間はありますし、沢山遊んでください」
「えっ、いいの?」

冬斗から許可が出たので、光生はお言葉に甘えて両替機で3000円分も両替し、ゲームをプレイし、スマホで写真と動画を撮影して楽しんでいた。遊ぶ光生のそばで冬斗がじっと佇んでいることに光生は気づいて謝った。

「ごめん!冬斗くんを放置してて……」
「大丈夫ですよ。見ているだけで楽しいので」
「そ、そう……?」

冬斗も遊べるゲームがないものかと見回すと、子供の頃に駄菓子屋で見かけた「お国盗り合戦」があったので、懐かしさに耐えきれず光生はそちらに歩いていった。「お国盗り合戦」は2つのルーレットを回して、出た数字だけ日本列島の地図のランプを付けていき、全部ついたら景品が貰えるというゲームだ。プレイ料金は1回10円で、出てくる景品は箱のキャラメルや飴なので、光生は子供の頃によく遊んでいた。

「懐かしい!俺、これ得意だったなー」
「僕、子供の頃に光生くんからキャラメルもらった覚えがあります」

どうやら子供の頃、冬斗と一緒に駄菓子屋に行った時に遊んでたようだ。光生は10円を入れまくり、当時の勘を思い出すまでに10円を何枚も溶かすが、なんとか景品のキャラメル箱をゲットできていた。

「キャラメルの値段よりも10円を何枚も溶かしてしまった……俺も腕が落ちたな」
「ふふ、遊んでいる時の光生くん、すっごい楽しそうでしたよ」

面白そうに微笑む冬斗に、1人で夢中で楽しんでいた光生は申し訳なくなった。

「あー、俺、1人で楽しんでごめんね。なにか二人でできるゲームはあるかな……あ、名作トントアールがある!これは二人で遊べるよ」
「じゃあ、ちょっとやりましょうか」

ゲームの筐体の前に椅子を並べ座り、二人は簡単操作のゲームを遊んだ。冬斗はゲームの画面よりも、光生の顔をチラチラとみていたが、光生はゲーム画面を穴が開くほど見つめてプレイしていた。

部屋に戻り、用意されていた豪勢な海の幸と山の幸の夕食を堪能する光生は、ふと自分のゲームコーナーでのことを思い出す。

(俺、1人で楽しみまくってしまった……冬斗くん、怒ってないといいけど……)

脳内で反省していると、冬斗に声で我に返る。

「光生くん、このお刺身、美味しいですね」
「うん、すごい美味しい。こっちの煮魚も美味しいね」

テーブルの向かいに座る冬斗はニコニコしていて、機嫌が悪いとかはなさそうだった。

(んー、なにか後から冬斗くんにフォローしないとなあ。でも今は旅館の中だしなあ……)

光生は、食事を食べながら考えていたが冬斗が喜ぶこととは?と考えても、なかなかいい考えが思いつかなかった。

******

旅館のスタッフが別室に敷いてくれた二人の布団は、一人用の布団が二つ並んでいた。

「さすがいい旅館は布団も寝心地がいいね」

光生は布団の上でゴロゴロしてると、冬斗がもう片方の布団を光生が寝ころんでいる布団とくっつけた。

「布団くっけたほうが広く使えていいですよ」

冬斗が嬉しそうに言うと、寝ころんでいる光生の隣にピタリと身体をくっつけ光生の頬にキスをする。

「僕、今日、旅館で光生君と過ごすの楽しみだったんです。旅行もできて嬉しいです」
「俺も。あのさ、先にお風呂に入らない?」
「いいですよ。そういえば、言うのを忘れてましたがこの部屋は露天風呂がついてるんですよ」
「露天風呂!?すごい!じゃあ俺、冬斗君の背中を流すよ。冬斗君には今回の旅行、準備してもらったりしたし」

露天風呂があると聞いて、光生はテンションがあがってしまう。

「背中を流してもらうのも嬉しいんですが、光生くんにお願いがあります」
「え?何?いいよ」

****

宿泊している部屋についている露天風呂は、二人で入るには十分に広く外も見えていたが今は夜なので暗かった。

風呂の椅子に座っている冬斗の背中をボディソープで泡立てたタオルで光生が洗っていた。

「光生くん、早くしてください」
「えっ、あ……うん……」

冬斗からお願いされたのは、風呂でソーププレイがしたいという希望だった。ソーププレイというのが、光生は正直よくわからないが、おそらくアダルト動画で見たメンズエステみたいなプレイのことだと思った。今、光生は、動画のプレイを思い出していた。露天風呂なので、二人はすでに裸になっている。冬斗の陰茎はすでに勃ちあがっていた。光生は、冬斗の背中に自分の上半身をくっつけ、後ろから陰茎に手を伸ばし扱き始めた。手の動きと同じように、上半身を冬斗の背中にこすりつけた。ボディソープのおかげで、滑りがよくぬるぬると光生は上半身を動かす。

「フフフ、気持ちいいですね。光生くんの乳首が硬くなっているのが、背中でわかります」
「あっ、恥ずかしいから言わないで……」
「これからソーププレイで、僕をもっと労ってくれるのが楽しみです。次はフェラしてください」
「は、はい……じゃあ冬斗くん、タオルを床に敷くからそこに仰向けになってくれるかな」

露天風呂の床にタオルを敷き、そこに冬斗を仰向けに寝かせる。光生は、冬斗の身体に跨がり股間の勃起している陰茎に顔を近づける。

「フフフ、もう僕のペニスが欲しくなったんですね」
「あっ……恥ずかしいから、あまり見ないで……」

光生は見たエロ動画を思い出しながらやっているが、恥ずかしいが、冬斗が喜んでくれているのでそのまま続行する。ガチガチに硬くなっている冬斗の陰茎を手に取り、すでに流れ出している先走りの白濁を舐め、口の中に苦い味が広がる。陰茎の先端を口に含み、飴を舐めるように舌を使い奉仕する。

(んんぅ……先走り汁を舐めただけで頭の中がかき回されたような気分になっちゃう……冬斗君が官能小説の主人公だからかな……だめ……もうエッチなことしか考えられない……)

先端を充分にしゃぶって湿らせると、舌で窪みの部分をこするように舐めしゃぶった。舌から陰茎の熱が伝わり、光生はますます興奮してしまう。光生は根元まで陰茎を飲み込み、溢れる唾液を潤滑油にしながら、頭を上下に揺らして陰茎を刺激する。ヌチャヌチャといやらしい音が、露天風呂に響いた。

「フフフ、いやらしいフェラ顔が丸見えですよ。美味しそうに僕のペニスをしゃぶってますね」
「んんっ……冬斗くんのオチンポ、好き……もっと気持ちよくしてあげるね……」

光生の舌が今度は、陰茎の根元を刺激し始めた。同時に手で陰嚢を優しく揉み、光生の舌の奉仕により、冬斗の毛叢が唾液まみれになって塗れていた。

「光生くん、もうそろそろ射精そうなので、口で受け止めてくださいね」
「はい……」

光生は陰茎を再び咥えると、頭を動かし手を使わず口だけで奉仕する。唇を滑らせて根元まで飲み込み、抜けるぎりぎりまで戻るとまた根元までのみこむことを繰り返す。冬斗の陰茎に浮かぶ太い血管がビクビクと脈打ち、陰茎がブルブルッと震えると、光生の口内に白濁を大量に放った。光生は口内で射精を受け止めるが、白濁の勢いの余り陰茎を口から離してしまい顔に大量にかかってしまう。

「ああっ……冬斗君の精子が熱いッ……」

光生はむせかえる白濁の匂いで思わず絶頂し、自分の陰茎から射精してしまう。舌を出して身体を震わせて快楽に喘ぐ光生を、仰向けの冬斗は満足そうに眺めていた。

「まだペニスを挿入してないのに、もうイッてしまったんですか?光生くんはいやらしいですね……」
「あっ……ごめんなさい……」
「フフフ、顔にかかった精子も忘れずに飲んでくださいね」

光生は、顔にかかった白濁を指で取り舌で舐めとった。飲みこみながら光生の普通サイズの陰茎が、硬くなり興奮していた。顔の精子を取った後は、冬斗の陰茎に付いている精子をキレイに舐めとるお掃除フェラがいつもの定番の流れだった。光生は陰茎をしゃぶって付いている精子を嬉しそうに舐めとった。

「光生くんがいやらしすぎて、僕のペニスの勃起が治まらないです、フフフ」
「じゃあ次は入れ……」
「その前に、ローションが用意してあるので僕と光生くんの身体をローションまみれにしてください」

冬斗が事前に用意してあったローションのボトルと手に取り、キャップを開けて光生は手のひらにローションを出す。仰向けの冬斗の身体を両手で使い、胸や腹や脚をローションで塗っていく。終わったら、コンドームは光生は自分の身体をローションを垂らして塗っていく。ローションはヌルヌルしており、身体をいやらしくぬめ光らせた。

「すごい、ローションでテカテカの身体がいやらしすぎて、僕のペニスが更に勃起してます。光生くんの身体で責任とって抜いてください」
「あっ……はい、責任とって奉仕します……」

光生は両腕を頭の後ろで組み、冬斗の陰茎の上になるように跨がった。光生はローションでぬるぬるする陰茎を捕まえようと腰を動かす。その淫らな動きを、冬斗は淫猥な表情で嬉しそうに見つめていた。光生の窄まりに陰茎の先端が止まり、そのまま腰を下ろすと光生の体内にズブズブと陰茎が入っていった。

「あっ……ああっー!」
「根元まで一気に入っちゃいましたね」

陰茎が光生の身体を貫くように体内の肉壁を押し拓いていた。光生は陰茎の肉の熱さと圧迫を感じながら、腰をゆっくり前後に動かして段々とスピードを早くして淫らに動いた。

「はっあぁ……ああっ……あっあんっ……オチンポ凄いぃッ……あっ腰が止まらないッ」

光生のスイッチが入ったのか、腰を前後にガクガクと激しく振り、結合部からは淫らな水音をさせて肉の愉悦を味わっていた。

「フフフ、すごい腰の動きで僕のペニスが喰われてるみたい」
「あぁんンッ……んああっ……オチンポいいよっ……きもちいいっ……!」
「僕と光生君が繋がってるところを見せてくれますか?いやらしく繋がってる所を見せてください」

冬斗がそう言うと、光生は激しい動きを緩めて腰を浮かして結合部が見えるようにした。野太く凶悪な冬斗の陰茎を、光生の窄まりがくわえ込み離さないように締め付けていた。

「ああっ……恥ずかしいッ……」
「そこは、見てくださいですよね?言ってみて」
「んんっ……あっ……冬斗君のオチンポと繋がっているところ……見てください……」
「フフフ、よく見えます。いやらしい孔が、僕のペニスを咥え込んでいるのが。光生くんの未使用ペニスも発情して勃起してるのが見えますよ?」
「ああっ……動きたい……んんっ……」

腰を浮かしたまま光生は、汗にまみれた上半身を淫らにくねらせ腰を揺らした。光生の勃起した陰茎も、腰の動きによってふるふると震え先端から白濁を垂れ流していた。

「いい眺めです。いつもより淫乱になってますね。そんなに僕のペニスがいいんですか?」
「うんっ……冬斗君のオチンポがすごくいいっ……気持ちよすぎて俺、淫乱になってるッ……」

口から涎を垂らして、光生は喘ぎながら答える。官能に兆しきった身体は、胸の乳首がいやらしく乳頭をピンと上向きに勃たせて、乳輪は膨らんで発情していた。耐えきれずに光生は再び腰を前後に激しく揺すり、肉の愉悦を味わっていた。

「ああっ……冬斗君のオチンポが中で大きくなってるっ……だめぇっ……中が広がっちゃうよぉっ……」

冬斗の陰茎は、体内で更に質量を増し光生を責め立てる。身悶える光生を、冬斗が見上げながら自身の腰を上に突き上げる。


「ッ……?ぁああァッ……!!」

下から突き上げられた光生は、上半身を仰け反らせて口から唾液を吹きこぼしてしまう。


「フフフ、もっと光生くんを気持ちよくしてあげますね」
「ああっ……冬斗くんといっしょに気持ちよくなりたい……ああんッ……ああッ……」

下から陰茎を激しく突き上げられ、光生は身悶えながら腰を揺らした。激しい陰茎の突き上げに、光生の脳内は焼き切れるような官能の波を受けていた。

「あぁんんっ……すごいっ……中がめくれちゃううぅっ……腰が止まらないっ……」

光生は陰茎の突き上げに合わせ、膝を使い腰を動かす。陰茎を体内の肉壁で扱くように上半身をくねらせ腰を動かし、浅ましく肉の愉悦を貪っていた。

「んっアアッ……いっいきそうッ……いっいくぅッ!!!」

体内を肉の凶器で責め立てられた光生は、陰茎を淫らな肉壁で締め付けながら絶頂した。上半身を弓なりにし顎を反らして涎を垂らしながら腰をビクビクとさせ絶頂し、快楽に蕩けた顔と肢体を晒していた。

「あっ……ああっ……中出しがまだなのにイッちゃった……ごめん……」
「ひどいなあ……一人で先に気持ちよくなってイッたんですか?」
「だって……冬斗君のオチンポが気持ちよすぎて……」
「フフフ、嬉しい言葉を言ってくれますね。先にイッた罰として、このまま騎乗位しながら僕の身体を舌で奉仕してください。俗にいうスパイダー騎乗ってヤツです」

冬斗の希望により、光生は両手を床につき繋がったまま冬斗の体の上で四つん這いになる。その状態で腰をゆっくり動かしながら、冬斗の胸板に顔を埋め舌で舐め始めた。腰を動かし陰茎を締め付けながら、舌で冬斗の胸を舌で奉仕し唾液まみれにする光生の姿は浅ましい発情した淫獣であった。

「僕の為にはしたないことをしてくれて、嬉しいです。ますますペニスが硬くなりましたよフフフ」
「すごいぃっ……オチンポがますます太く硬くなってる……あぁあんっ……」

冬斗の陰茎が、光生の体内を圧迫し肉壁を押し広げて自己主張していた。光生はたまらずさらに激しく腰を動かして、陰茎によって肉壁を抉るかのような抽送に夢中になっていた。スパイダー騎乗で喘ぐ光生を、冬斗は背中に手を回して抱きしめて自分の身体と密着をさせる。そして冬斗は、光生の上半身を滑らせてるように動かした。身体に塗ったローションと汗と光生の唾液によりヌルヌルとしており、光生の快楽に兆しきった両乳首はその刺激だけでビリビリとした刺激が伝わり光生は思わず身体を仰け反らせた。

「ああああっ!!だめぇっ……動かさないでっ……感じすぎてだめぇッ……」
「フフフ、乳首が勃起しているのが、胸の感触から伝わってきてますよ。もっとよくしてあげますね」

冬斗は両方の指で、光生の勃起乳首をつまみ親指と人差し指で擦るように刺激する。光生は嬉しそうに身体を揺すり、甘い声をあげる。

「んんっ……気持ちいい……オチンポをハメながら、乳首コリコリされるの好き……」

乳輪が膨らみメスのような勃起乳首を冬斗に弄らせ、光生は腰を回すように動かしていた。嬉しそうに嬌声をあげスパイダー騎乗で淫らに腰を動かし、陰茎を受け入れる光生のあられもない姿を淫猥な笑みを浮かべて冬斗は見ていた。

「僕、そろそろ射精そうです」
「あっ……早く冬斗君の精子、たくさん中出しして……」

冬斗の両腕が光生の背中をぎゅっと抱くと、二人の身体は密着する。冬斗は光生の唇のあわいから舌を差し入れ、光生の舌を絡めて唾液の交換をする。冬斗は下から腰を突き上げて、光生の体内に更に激しく抽送をする。

「んんっ……うっ………むっううぅっ……」

陰茎の激しい突き上げをくらって、光生は唇を塞がれたまま漏れでる喘ぎ声を出していた。冬斗の陰茎が一際強く突き上げると、光生の身体はビクンッと反応し、体内の肉壁が強く陰茎を締めつける。冬斗の陰茎は、体内でビクビクッと痙攣し大量に熱い精子を射精した。

「んんんっ……!んーっ!!」

冬斗と深い口づけをしたまま、光生は絶頂してしまう。体内の陰茎は熱い精子を放精し、光生はその熱さによりさらに絶頂の波を味わっていた。

「んんっ……あああ……」
「僕キスしながらイクの好きなんです、フフフ」
「……俺も好き……」
「身体が汗塗れになってしまいましたね。流
してお風呂に入りましょう」

身体に湯をかけて流し、二人は露天風呂に入った。熱すぎないいい湯加減で、光生はほっとしてお湯に浸かっていた。隣の冬斗に視線をやると、目があってニコリとしていた。

「光生君、ひょっとして僕を誘ってませんか?」
「え?誘ってないよ……あっ、冬斗君、まだ勃ってる……」

冬斗の陰茎は硬く反り返っていた。光生は思わずゴクリと唾を飲み込む。

「やっぱり光生君、無意識にいやらしい視線と身体でまた僕を誘ってますよね」
「誘ってないよ……ああっ」

光生は冬斗に無理矢理立たされて、背中の後ろ側から両腰を掴まれて陰茎を挿入されてしまう。

「だっだめぇっ……さっきイったばかりなのにッ……あぁっ……激しいッ……!!」
「光生君がいけないんです!こんなにいやらしい身体をして……そのせいで今日はずっとペニスが痛くて、我慢するのが大変だったんです。責任とってくださいッ」

激しい抽送と皮膚と皮膚がぶつかる音が露天風呂に響いた。動く度に結合部から、淫らな水音が響いた。

「ああっ……責任取るからたくさん種付けしてぇっ……」

光生は円を描くように腰を回して冬斗に淫らなお願いをすると、冬斗の陰茎の抽送が更に激しくなる。

「自ら種付けを強請るなんて……光生君は本当にいやらしいですね。今日は限界まで中に出してあげますから」
「ああっ……嬉しい……いっぱい気持ちよくして……んんっ……」

露天風呂で淫らな行為に耽った二人は、風呂を出て部屋でも布団の上で続きをして、光生が疲れて寝てしまうまで続いた。

冬斗は疲れて寝てしまった光生を浴衣を着せ布団を掛けると、自分も浴衣を着て寝ている光生の布団に入り込んだ。

「フフフ、無理させすぎたかな?おやすみなさい光生君」

冬斗はそう言って、目を閉じた。隣に光生の寝息と体温を感じ、幸せな気分で冬斗も眠りに入っていった。

次の朝、早く起きた光生がこっそりと部屋を出てゲームコーナーに行こうとする所を冬斗が見つけ、罰として光生は朝から露天風呂でまた喘がされてしまうのであった。
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