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目覚める戦士編
第9話 堕天の戦士
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堕天使の被害者は増え続けるばかり。
しかしZシリーズの撃破数は決して少なくない。
それほどまでにダークエンジェルは軍勢であることがよく分かる。
そんな中六問達は夜頃にZトレーラーで事件が起きた現場に向かっていると、バイクに乗った黒きジャケットを着ている男性が横に着いた。
「あれは、ゴアドさんのバイクですね」
「あいつも俺達と同じで平和を望んでる。仲間でホントに良かったよな」
六問と幕昰の安心しきった表情に、今でも疑いの目を向ける光炎と如鬼。
神に授かれし力、そんなことを言う者が堕天使の仲間である可能性は少なからず存在する。
「如鬼、もしゴアドとか言う奴が変な素振りを見せたら………」
「分かっています。その時は必ず」
彼らに聞こえないよう耳元で喋る光炎に、Z3を装着した如鬼は白バイに乗り込む。
「如鬼さん! 俺も乗せてよ!」
ヘルメットを被った六問が後ろに乗ろうとするので「仕方ないですね。でも変なところ触らないでくださいよ」と釘を刺す。
「なんだよそれ。まあいいや。運転は任せたから安全運転でお願いね」
苦笑いをしながら彼は後ろに乗り、身を彼女へ預ける。
ハッチが開き、出撃する2人はゴアドの後ろに着く。
するとさらに後ろからバイクが2台近づき、パッシングしてきた。
バックミラーを確認すると、そこにはイナゴ型の堕天使、しかも2体がそれぞれ1台運転している。
イナゴの顔をしたライダースーツを着ている怪人。
黄色のマフラーを首に巻き背中に黒き翼、両足にジャンプ飛距離とキックの破壊力を増強するバネの様な形状をした血管が浮き出でいる。
腰にはスクリューのような模様が入ったベルトの装飾がされている。
違いとすれば肌の色。
左側は金色、右側は銀色だ。
「お前達か。我々堕天使の邪魔をするチェンジソルジャーとやらは」
「このローカスト・ダークエンジェルである俺達が相手をしてやる。覚悟しろ!」
2人の堕天使はアクセルを全開にし、車体を後ろから突っ込んで来る。
それに対して六問は如鬼の腹部から手を離し、腕輪に手を添える。
全身が光り出す、次の瞬間現れたのは勇ましき戦士ザーガだ。
「変身!」
叫びと共に光へ包まれていき姿を黄金の戦士に変えると、さらにバイクに加護を与え形状を変化させた。
ドラゴンを彷彿とさせるハンドルパーツ。
最高速度と加速を上昇させ進化をし続けるエンジン。
そしてゴールドのフレームが薄らと輝いている。
『如鬼さん。とりあえずZトレーラーは安全な場所に停車します。すぐにZ2で出撃しますので持ち堪えてください』
「分かりました。できるだけ急いでください」
鈴静との連絡を終え、サイレンを流しながら突撃を躱す。
前に出た金色のローカスト・ダークエンジェルに六問はハンドガンを生成、タイヤに向かって射撃する。
命中したタイヤに穴が空きバランスを崩す堕天使の1人、左右に激しく揺れながらその場で転倒した。
轢かれることを恐れ高く跳び上がるとイナゴの軍勢へと姿を変え、バイクを取り込み強化した物を生成、発進する。
「さあ、第2ラウンドだ!」
アクセルを捻り再び走り出す堕天使、一気に速度を上げ如鬼達に突っ込んで行く。
「相手はバイクでの攻撃に執着している。如鬼さん」
「えぇ分かってます。とりあえずに横に止めますからそれまで後ろは任せましたよ」
相変わらず冷静な口調で喋る彼女に六問は首を縦に振る。
座席で立ち上がり、銀色のローカスト・ダークエンジェルに方へ飛び掛かった。
「なに!?」
思わぬ行動に堕天使はハンドルを左に回し避けようとするが、生成された左手の鉤爪を車体に引っ掛けられさらに背後から右拳で頭を思いっきり殴られた。
揺れる車体からお互い倒れ込み、先に立ち上がったのはザーガだ。
鉤爪を体に取り込みつつ立ち上がろうとする敵を蹴り飛ばそうとするが、イナゴの軍勢に姿を変え六問に喰らい付く。
全身に酸を浴びながら噛み傷つけ、傷口から血が流れ出す。
「ぐっ………」
「フハハ! 死ね!! 死んでしまえ!!」
このままではすべて食いつくされ本当に殺されてしまう。
そう感じた彼は過去に抽出したガソリンとティラノサウルス・ダークエンジェルから手に入れた炎を纏い、姿を変える。
「なっ? なんだ? ぐわぁぁぁぁぁぁ!?」
放出した火炎に燃え上がるイナゴの軍勢は堕天使の姿に戻り、複眼に映るのはザーガのもう1つの姿。
黒の装甲に赤い皮膚、青く輝く複眼、手の甲と背中には火炎の放出口が搭載されている。
これが爆熱の戦士、〈ザーガ・バーニングボンバー〉だ。
「はぁぁぁぁぁぁぁ! ふん!」
勢いよく息を吐き、全速力でローカスト・ダークエンジェルに連続で拳を唸らせる。
あまりの破壊力に体が爆裂し始めるも、高笑いを上げながら右腕を横に、左腕を縦にして決めポーズを決める。
すると腰の装飾にあるスクリューの模様がダメージを吸引し、なんと無傷の状態になった。
「この痛みは………そうだ。人間の言う言葉を借りるならば。そっくりそのままお返ししてやる!」
ダメージをスクリューの模様が破壊エネルギーに変換、足の裏に伝達し「イィー!」と叫び高く飛び上がる。
「しまった!?」
「痛み返しキィィィィク!!」
必殺のドロップキックを食らい大きく吹き飛ばされ、倒れ込むザーガは破壊エネルギーに蝕まれつつ激痛に耐えながらゆっくりと立ち上がるのだった。
しかしZシリーズの撃破数は決して少なくない。
それほどまでにダークエンジェルは軍勢であることがよく分かる。
そんな中六問達は夜頃にZトレーラーで事件が起きた現場に向かっていると、バイクに乗った黒きジャケットを着ている男性が横に着いた。
「あれは、ゴアドさんのバイクですね」
「あいつも俺達と同じで平和を望んでる。仲間でホントに良かったよな」
六問と幕昰の安心しきった表情に、今でも疑いの目を向ける光炎と如鬼。
神に授かれし力、そんなことを言う者が堕天使の仲間である可能性は少なからず存在する。
「如鬼、もしゴアドとか言う奴が変な素振りを見せたら………」
「分かっています。その時は必ず」
彼らに聞こえないよう耳元で喋る光炎に、Z3を装着した如鬼は白バイに乗り込む。
「如鬼さん! 俺も乗せてよ!」
ヘルメットを被った六問が後ろに乗ろうとするので「仕方ないですね。でも変なところ触らないでくださいよ」と釘を刺す。
「なんだよそれ。まあいいや。運転は任せたから安全運転でお願いね」
苦笑いをしながら彼は後ろに乗り、身を彼女へ預ける。
ハッチが開き、出撃する2人はゴアドの後ろに着く。
するとさらに後ろからバイクが2台近づき、パッシングしてきた。
バックミラーを確認すると、そこにはイナゴ型の堕天使、しかも2体がそれぞれ1台運転している。
イナゴの顔をしたライダースーツを着ている怪人。
黄色のマフラーを首に巻き背中に黒き翼、両足にジャンプ飛距離とキックの破壊力を増強するバネの様な形状をした血管が浮き出でいる。
腰にはスクリューのような模様が入ったベルトの装飾がされている。
違いとすれば肌の色。
左側は金色、右側は銀色だ。
「お前達か。我々堕天使の邪魔をするチェンジソルジャーとやらは」
「このローカスト・ダークエンジェルである俺達が相手をしてやる。覚悟しろ!」
2人の堕天使はアクセルを全開にし、車体を後ろから突っ込んで来る。
それに対して六問は如鬼の腹部から手を離し、腕輪に手を添える。
全身が光り出す、次の瞬間現れたのは勇ましき戦士ザーガだ。
「変身!」
叫びと共に光へ包まれていき姿を黄金の戦士に変えると、さらにバイクに加護を与え形状を変化させた。
ドラゴンを彷彿とさせるハンドルパーツ。
最高速度と加速を上昇させ進化をし続けるエンジン。
そしてゴールドのフレームが薄らと輝いている。
『如鬼さん。とりあえずZトレーラーは安全な場所に停車します。すぐにZ2で出撃しますので持ち堪えてください』
「分かりました。できるだけ急いでください」
鈴静との連絡を終え、サイレンを流しながら突撃を躱す。
前に出た金色のローカスト・ダークエンジェルに六問はハンドガンを生成、タイヤに向かって射撃する。
命中したタイヤに穴が空きバランスを崩す堕天使の1人、左右に激しく揺れながらその場で転倒した。
轢かれることを恐れ高く跳び上がるとイナゴの軍勢へと姿を変え、バイクを取り込み強化した物を生成、発進する。
「さあ、第2ラウンドだ!」
アクセルを捻り再び走り出す堕天使、一気に速度を上げ如鬼達に突っ込んで行く。
「相手はバイクでの攻撃に執着している。如鬼さん」
「えぇ分かってます。とりあえずに横に止めますからそれまで後ろは任せましたよ」
相変わらず冷静な口調で喋る彼女に六問は首を縦に振る。
座席で立ち上がり、銀色のローカスト・ダークエンジェルに方へ飛び掛かった。
「なに!?」
思わぬ行動に堕天使はハンドルを左に回し避けようとするが、生成された左手の鉤爪を車体に引っ掛けられさらに背後から右拳で頭を思いっきり殴られた。
揺れる車体からお互い倒れ込み、先に立ち上がったのはザーガだ。
鉤爪を体に取り込みつつ立ち上がろうとする敵を蹴り飛ばそうとするが、イナゴの軍勢に姿を変え六問に喰らい付く。
全身に酸を浴びながら噛み傷つけ、傷口から血が流れ出す。
「ぐっ………」
「フハハ! 死ね!! 死んでしまえ!!」
このままではすべて食いつくされ本当に殺されてしまう。
そう感じた彼は過去に抽出したガソリンとティラノサウルス・ダークエンジェルから手に入れた炎を纏い、姿を変える。
「なっ? なんだ? ぐわぁぁぁぁぁぁ!?」
放出した火炎に燃え上がるイナゴの軍勢は堕天使の姿に戻り、複眼に映るのはザーガのもう1つの姿。
黒の装甲に赤い皮膚、青く輝く複眼、手の甲と背中には火炎の放出口が搭載されている。
これが爆熱の戦士、〈ザーガ・バーニングボンバー〉だ。
「はぁぁぁぁぁぁぁ! ふん!」
勢いよく息を吐き、全速力でローカスト・ダークエンジェルに連続で拳を唸らせる。
あまりの破壊力に体が爆裂し始めるも、高笑いを上げながら右腕を横に、左腕を縦にして決めポーズを決める。
すると腰の装飾にあるスクリューの模様がダメージを吸引し、なんと無傷の状態になった。
「この痛みは………そうだ。人間の言う言葉を借りるならば。そっくりそのままお返ししてやる!」
ダメージをスクリューの模様が破壊エネルギーに変換、足の裏に伝達し「イィー!」と叫び高く飛び上がる。
「しまった!?」
「痛み返しキィィィィク!!」
必殺のドロップキックを食らい大きく吹き飛ばされ、倒れ込むザーガは破壊エネルギーに蝕まれつつ激痛に耐えながらゆっくりと立ち上がるのだった。
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