1 / 56
第一幕 1場 出会い
第1話 古城前広場の出会い
しおりを挟む
ふと目を開けると俺は見知らぬ場所に立っていた。
目の前には石造りの立派な建物。
円筒形の塔のようなものが天高くそびえ立っている。
これは城だろうか?
城の背後にはゴツゴツした岩がむき出しになった山の斜面が見える。
城には王族を初め高貴な人達が住んでいるはずだけれど……
ここは俺が想像していたものとは大分違っていた。
何か不気味な雰囲気を感じた。
城の前にはまるで迷路のような花壇がある。
広場の中央には噴水池。
それらは手入れもされずに荒廃していた。
城前の広場の周囲は鬱蒼とした森で囲まれている。
その森の奥には石垣や木で出来た高い塀が見える。
おそらく敵の襲撃から城を守るための城壁だろう。
城の正面に当たるところには櫓のような物が見える。
そこが城門なのだろう。
さて、周囲の様子は分かった。
残る問題は――
俺はどうしてこんな所にいるのか……だ。
俺は母さんの誕生日に贈り物をしたいと思っていた。そしてそれを買うために交易都市マリームへ向かっていた。
そこから先が思い出せない。
俺はしばらくその場で過去の記憶から答えを導く努力をした。
しかし、それ以上はどうしても思い出すことはできなかった。
そしてある問題に気付く。
とにかく早く城の外へ出なければ。
こんな所に理由も分からずふらついているところを警備隊の人に捕まえられたら、最悪その場で処刑されることだって考えられる。
我々農民には王族の決定に逆らう権利はない。
それが王国の法律なのだから。
急ぎ足で城門へ向かって歩いていく。
実際に歩いてみると、思っていたよりも城の敷地は広く、門にはなかなかたどり着けない。おまけに鬱蒼とした森に見えた場所には大きな沼があり、それを迂回するためには更に時間がかかった。
沼の周囲には大人の背丈ほどの高さの植物が群生し、それを掻き分けながら進まなくてはならない。
パシャン――
何かが水に落ちる音がした。
水面に大きな波紋が広がってる。
その中心部では小動物がもがいていた。
「お前、泳げないのか?」
今は小動物の心配をしている場合ではない。
しかし……
このまま見捨てて行くこともできない。
高さ3メートルぐらいはある植物の茎を根元から折り曲げると、うまい具合にポキンと折ることができた。
「ほら、これにつかまれ!」
植物の茎の根元を持って、先端を小動物に向けて差し出す。
すると、小動物は小さな手で植物の先端にしがみいた。
「普通、野生動物は溺れたりしないものだけどな。お前、人間に飼われているペットなのか? それにしても……不思議な体をしているなぁ……」
鼻先は細く飛び出し、小さな黒い目に丸い耳、手足は短い。頭の天辺には小さな顔に似つかわしくない立派な角が生えている。背中全体がトゲに覆われ、その先端は黒く根元に行くほどに白くなっている。
興味深く眺めていると、体をぷるぷる震わせて水滴を振り落とした。
そして、小さな黒い目で俺を見上げた。
「助けてくれてありがとー」
「うわぁぁぁぁぁ――!」
俺は仰け反り腰を抜かしたように地べたに尻を付けた。
いま、喋った?
可愛らしい声で喋ったのか?
小動物が?
「助けてくれたお礼にボクなんでもするよー」
そう言って、俺の足首にちょこんとアゴを乗せてきた。
「キミに【鑑定】のスキルをあげるよー」
「か、鑑定のスキルって……言っていることがさっぱり……」
「調べたいものに鑑定と言ってみてー」
何を言っているのかさっぱり分からない。
しかしここは言われたとおりにやってみることにする。
小動物を救出するのに使った植物の茎を見ながら――
「【鑑定】!」
と言ってみた。
――――――
[名称]ガマガマの穂
[種族]魔植物
[状態]切断死
[特徴]無毒/種子は風に乗って良く飛ぶ/水質を浄化
――――――
俺の目の前に透明なスクリーンが現れたかのように、真っ白い文字が浮かび上がった。
「な、なんだこりゃぁあああ!?」
『べんりべんりー。いつでもどこでも【鑑定】できるのー』
「い、いや……ちょっと待て! この植物は魔植物だったのかよっ! 何でお城の庭に魔植物が……大体お前は何者だ?」
『鑑定してみるー』
「よ、よし。【鑑定】!」
――――――
[名称]ハリィ(ハリィネズミ)
[種族]魔獣
[状態]健康
[スキル]鑑定/???/???/???
[特徴]???/寄生した相手とスキルを共有化する
――――――
小動物はハリィネズミという種類の魔獣だった。
ハリィネズミのハリィか……
「ん? き、寄生してスキルを共有って!?」
「こうしてくっついているだけだよー」
ハリィは俺の足にアゴを乗っけたまま、可愛らしい声で言った。
「くっついているだけで寄生なのか……」
ちょっと安心した。
いや、よく考えれば安心する材料など何一つないのだが……
「ボクと契約してよー。いつもいっしょにいてあげるー」
ハリィは短い後ろ足と尻尾で体を直立させ、短い手を俺の方に向けて伸ばしてきた。まるで抱っこをせがむように……
「うーん、しかし――」
「はやくはやくー。10分後に危険がせまっているよー」
「そ、そんなことも分かるの?」
俺はハリィの手を指でそっと摘まんで持ち上げた。すると――
『はいっ、契約かんりょー』
信じられないことにハリィのずんぐりむっくりとした体が良く焼いた餅のように伸びていく。
むにゅうぅぅぅぅ――っという感じに。
そして餅のように伸びたハリィは俺の腕によじ登り、肩に両手をかけて更によじ登り、最後に俺の首に、まるで首飾りのように巻き付いてしまったのだ。
目の前には石造りの立派な建物。
円筒形の塔のようなものが天高くそびえ立っている。
これは城だろうか?
城の背後にはゴツゴツした岩がむき出しになった山の斜面が見える。
城には王族を初め高貴な人達が住んでいるはずだけれど……
ここは俺が想像していたものとは大分違っていた。
何か不気味な雰囲気を感じた。
城の前にはまるで迷路のような花壇がある。
広場の中央には噴水池。
それらは手入れもされずに荒廃していた。
城前の広場の周囲は鬱蒼とした森で囲まれている。
その森の奥には石垣や木で出来た高い塀が見える。
おそらく敵の襲撃から城を守るための城壁だろう。
城の正面に当たるところには櫓のような物が見える。
そこが城門なのだろう。
さて、周囲の様子は分かった。
残る問題は――
俺はどうしてこんな所にいるのか……だ。
俺は母さんの誕生日に贈り物をしたいと思っていた。そしてそれを買うために交易都市マリームへ向かっていた。
そこから先が思い出せない。
俺はしばらくその場で過去の記憶から答えを導く努力をした。
しかし、それ以上はどうしても思い出すことはできなかった。
そしてある問題に気付く。
とにかく早く城の外へ出なければ。
こんな所に理由も分からずふらついているところを警備隊の人に捕まえられたら、最悪その場で処刑されることだって考えられる。
我々農民には王族の決定に逆らう権利はない。
それが王国の法律なのだから。
急ぎ足で城門へ向かって歩いていく。
実際に歩いてみると、思っていたよりも城の敷地は広く、門にはなかなかたどり着けない。おまけに鬱蒼とした森に見えた場所には大きな沼があり、それを迂回するためには更に時間がかかった。
沼の周囲には大人の背丈ほどの高さの植物が群生し、それを掻き分けながら進まなくてはならない。
パシャン――
何かが水に落ちる音がした。
水面に大きな波紋が広がってる。
その中心部では小動物がもがいていた。
「お前、泳げないのか?」
今は小動物の心配をしている場合ではない。
しかし……
このまま見捨てて行くこともできない。
高さ3メートルぐらいはある植物の茎を根元から折り曲げると、うまい具合にポキンと折ることができた。
「ほら、これにつかまれ!」
植物の茎の根元を持って、先端を小動物に向けて差し出す。
すると、小動物は小さな手で植物の先端にしがみいた。
「普通、野生動物は溺れたりしないものだけどな。お前、人間に飼われているペットなのか? それにしても……不思議な体をしているなぁ……」
鼻先は細く飛び出し、小さな黒い目に丸い耳、手足は短い。頭の天辺には小さな顔に似つかわしくない立派な角が生えている。背中全体がトゲに覆われ、その先端は黒く根元に行くほどに白くなっている。
興味深く眺めていると、体をぷるぷる震わせて水滴を振り落とした。
そして、小さな黒い目で俺を見上げた。
「助けてくれてありがとー」
「うわぁぁぁぁぁ――!」
俺は仰け反り腰を抜かしたように地べたに尻を付けた。
いま、喋った?
可愛らしい声で喋ったのか?
小動物が?
「助けてくれたお礼にボクなんでもするよー」
そう言って、俺の足首にちょこんとアゴを乗せてきた。
「キミに【鑑定】のスキルをあげるよー」
「か、鑑定のスキルって……言っていることがさっぱり……」
「調べたいものに鑑定と言ってみてー」
何を言っているのかさっぱり分からない。
しかしここは言われたとおりにやってみることにする。
小動物を救出するのに使った植物の茎を見ながら――
「【鑑定】!」
と言ってみた。
――――――
[名称]ガマガマの穂
[種族]魔植物
[状態]切断死
[特徴]無毒/種子は風に乗って良く飛ぶ/水質を浄化
――――――
俺の目の前に透明なスクリーンが現れたかのように、真っ白い文字が浮かび上がった。
「な、なんだこりゃぁあああ!?」
『べんりべんりー。いつでもどこでも【鑑定】できるのー』
「い、いや……ちょっと待て! この植物は魔植物だったのかよっ! 何でお城の庭に魔植物が……大体お前は何者だ?」
『鑑定してみるー』
「よ、よし。【鑑定】!」
――――――
[名称]ハリィ(ハリィネズミ)
[種族]魔獣
[状態]健康
[スキル]鑑定/???/???/???
[特徴]???/寄生した相手とスキルを共有化する
――――――
小動物はハリィネズミという種類の魔獣だった。
ハリィネズミのハリィか……
「ん? き、寄生してスキルを共有って!?」
「こうしてくっついているだけだよー」
ハリィは俺の足にアゴを乗っけたまま、可愛らしい声で言った。
「くっついているだけで寄生なのか……」
ちょっと安心した。
いや、よく考えれば安心する材料など何一つないのだが……
「ボクと契約してよー。いつもいっしょにいてあげるー」
ハリィは短い後ろ足と尻尾で体を直立させ、短い手を俺の方に向けて伸ばしてきた。まるで抱っこをせがむように……
「うーん、しかし――」
「はやくはやくー。10分後に危険がせまっているよー」
「そ、そんなことも分かるの?」
俺はハリィの手を指でそっと摘まんで持ち上げた。すると――
『はいっ、契約かんりょー』
信じられないことにハリィのずんぐりむっくりとした体が良く焼いた餅のように伸びていく。
むにゅうぅぅぅぅ――っという感じに。
そして餅のように伸びたハリィは俺の腕によじ登り、肩に両手をかけて更によじ登り、最後に俺の首に、まるで首飾りのように巻き付いてしまったのだ。
0
あなたにおすすめの小説
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる