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Fem
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その瞬間、近くの窓が割れた。
「…っ!?」
割れた窓ガラスと共に祐奈達がいる廊下に降り立ったのは、
ベリーショートの女吸血鬼だった。
「ちっ…妊婦一人とガキ二人か…」
「…吸血鬼!」
「えっ!?」
「お、おかあさん!!どうしよう!」
涙を流しながら慌てる子供達を背後に隠す。
「おっ、イイ感じじゃん。殲滅隊もいないみたいだし~?
ガキの血はうめえからなあ~。
しかも腹ン中にいるガキ、もうすぐ産まれんじゃん。
無理矢理引っ張り出してやろっかな~?
殺したここの院長の代わりによお~」
「…っ!」
この頃、祐奈はまだ殲滅隊では無かった。
武器も何も無い。
反撃する術が無い。
…どうすれば!
彰さん…
「…っ!?」
割れた窓ガラスと共に祐奈達がいる廊下に降り立ったのは、
ベリーショートの女吸血鬼だった。
「ちっ…妊婦一人とガキ二人か…」
「…吸血鬼!」
「えっ!?」
「お、おかあさん!!どうしよう!」
涙を流しながら慌てる子供達を背後に隠す。
「おっ、イイ感じじゃん。殲滅隊もいないみたいだし~?
ガキの血はうめえからなあ~。
しかも腹ン中にいるガキ、もうすぐ産まれんじゃん。
無理矢理引っ張り出してやろっかな~?
殺したここの院長の代わりによお~」
「…っ!」
この頃、祐奈はまだ殲滅隊では無かった。
武器も何も無い。
反撃する術が無い。
…どうすれば!
彰さん…
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