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「…おかあさん」
緑が静かに立ち上がった。
「あたし、おとうとがうまれるの、すごくたのしみなんだ。」
「…ぼくも。」
緑と正黄は、祐奈を守るようにして立っていた。
「おかーさんも、ね。ぼくのはじめてのおとうと、
まもってよ。」
「緑…!正黄…!ダメ!」
それを見た女吸血鬼は八重歯を見せつけるようににたりと笑うと
「家族愛か?泣かせるねえ~」
と嘲笑うように言った。
「…おかあさん、にげて。」
「そのこ、しなせたら、ぼくだってゆるさないか」
ズバッ
正黄が何かを言い終える前に、
正黄の首から、そんな鈍い音がした。
緑が静かに立ち上がった。
「あたし、おとうとがうまれるの、すごくたのしみなんだ。」
「…ぼくも。」
緑と正黄は、祐奈を守るようにして立っていた。
「おかーさんも、ね。ぼくのはじめてのおとうと、
まもってよ。」
「緑…!正黄…!ダメ!」
それを見た女吸血鬼は八重歯を見せつけるようににたりと笑うと
「家族愛か?泣かせるねえ~」
と嘲笑うように言った。
「…おかあさん、にげて。」
「そのこ、しなせたら、ぼくだってゆるさないか」
ズバッ
正黄が何かを言い終える前に、
正黄の首から、そんな鈍い音がした。
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