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しおりを挟むぐううう
森を暫く散策して、体を動くようになりドラゴン達との距離を縮める事が出来て、一人じゃないという安心感が緊張を緩和させ、お腹が空腹を訴えてくる。
「お腹が空いた…」
ロジャスは13歳の年だが体は縦も横も13歳の貴族の子供より平均を上回る。
今まで止められる事なく当たり前のように好きなだけ食べれた料理やお菓子が食べれないと余計に食べたい衝動に駆られ、お腹を押さえながら辺りを見渡すと黄色く拳ぐらい丸みのある実をつけた木を見つける。
「この実は食べれるのか?」
「キュ?」
「ギュ?」
本当に食べて大丈夫なのかと味見する人もいない中、どうしようか考えた末、本能の空腹に勝てず掴んだ黄色い実に齧り付く。
「うぇっ!す、酸っぱい!!」
噛り付いた実は果汁たっぷりの酸味が口の中に溢れ慣れない味に吐き出しながらこのまま食べれるものが見当たらなかったらと考えると実を手に離すことは出来なかった。
「キュッ」
「ギュッ」
ドラゴン達もロジャスの反応に面白がり、黄色い実がなっている木に向かい実を摑んで齧り付く。
「きゅ~~!!」
「ギュッ!?」
黒曜のドラゴンの方が酸味に対して弱く酸味の味を紛らわそうと首を左右に振る。
「今度はちゃんと食べれるものを見つけたいぞ…」
食べ物を探す事を集中していると、ふと視界に日影が出来なんだ?と顔を上げるとロジャスより2倍以上の大きさのイノシシの様な物体と目が合った。
瞬時に危機感が身体中に駆け巡り、ドラゴン達を掴み咄嗟に走り出す。
「あんなのに踏み潰されたら今度こそのたれ死ぬ!!」
「「!?」」
ロジャスの活発とした動きはイノシシの様な物体には餌の格好で、一歩踏みだすだけで地震がこの森の中に響き渡る。一歩一歩が大きく直ぐに追い付かれると背中間近まで判断して、来ている物体から避難させようと
「くっ、お前らだけでも逃げるんだ!」
追い付かれると直感からドラゴン達をイノシシの様な物体が走ってる方向とは別の方向に避難がしやすい様に投げ
、痛さに少しでも楽になれる様歯を食い縛る。
その時、光の一線がイノシシの様な物体の胴体に貫く。
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