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六章.迷い、戸惑い
3.四朗、お前はロボットか?
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さて、週末の秘密特訓を経て、今日は相崎と四朗のリベンジ試合です。
会場にはどこで聞きつけたか、黒山の人盛りです。
コートを一面貸したテニス部は、迷惑そうに
「こっちのコートには入るな。踏むな」
と野次馬相手に声を張り上げている。
「テニス部に迷惑だから、たったと終わらせよう」
にこっと野次馬(女子)に愛想を振りまいて‥自信満々な相崎は、今回もやっぱり負ける気はしない様だ(つまり余裕子いてるってこと! )
「ああ」
うんざりとした顔の四朗は「じゃあなんで、もう一回させられるのだ」という顔だ。特訓はしたが、リベンジを申し込んだのは、別に四朗ではない。
あれだ。試験で間違えたところは当たり前にやり直す。だけど、再試験してくれって言わないのと一緒。
今度同じことがあった時、同じ失敗をしなければいいだけの話なのだ。
なのに、
「しんちゃん、再試合を受けてもいいよ。いや、受けてあげるよ」
相崎が勝手に決めたんだ。
‥どうでもいいことなのに。そもそも、学校でする必要なくない? レンタルしたらいいじゃないか。四朗がそう反論すると
「そんなの、何が面白いのさ」
って呆れ顔された。
観客=女子がいないでしょ、って話らしい。‥俺はほんとそんなのどうでもいいんですけど!?
四朗は、怒り半分呆れ半分でため息をついた。
‥モテたいからって、そこまでするかね‥。
「さすがにこんなに観客がいる中でまた負けるのはいい気がしないな」
ため息交じりに四朗が言うと、
「おやおやご謙遜を」
相崎がにやりと笑った。機嫌が頗る良さそうだ。
で、今のこの状態に至ったわけだ。
「先に‥。俺サーバーでいい? 」
四朗が相崎の返事を待たずに、サーブを打つためにライン際に行き、ボールを手に取る。
「おい‥。って、仕方ないな」
ツッコミを入れようとした相崎は、苦笑いして承諾した。
あくまで、ハンデだ。(俺は心が広いからね! )
相崎も、サービスコートで構える。
試合開始の合図共に、四朗の速いサービスが、サービスコートに入る。サービスエースだ。
「は‥? 」
相崎が息を飲む。
驚いた。‥完全に油断していた。
ボールが自分の横を通り過ぎるのをただ見送ってしまった。
「‥‥」
苦笑いして、髪をかき上げた相崎に、四朗がにっと笑い、
「‥見たか。全国大会出場・相生博史直伝の「地獄サービス」だ‥」
‥こころなしドヤ顔でそう言った。
だせぇネーミングだな、おい。
その表情と、台詞にドン引きだ‥。
相崎の顔が引きつる。
「何、ひろくんに特訓して貰ったの」
呆れ顔で言った相崎に、四朗が無言でにやりと笑った。
幼馴染だ、勿論相崎は四朗の弟である博史にも面識があって、「ひろくん」と呼んでいた(博史は不満そうなのだが。博史はちょっと「お堅い」ところがあって軟派な相崎のことが理解できないんだ)
しかし、いくら博史が全国大会出場の名プレーヤーといえど、この時間で四朗の特訓が終わるわけがない。この時間だったらせいぜい‥
「‥もしかして、サーブだけ? 」
‥サーブを特訓するくらいだ。
探りを入れて来る相崎に四朗は表情も変えない。
「ご想像にお任せします」
ふふっと笑って余裕な表情だ。
‥否定しないってことは、図星か。
「じゃあ、勝ったな! 」
にやりと笑って煽る相崎に、四朗はまたにやり。
結果、あのサーブあのサーブでその試合をサービスキープする。
武生曰く胡散臭い笑いを浮かべる四朗
「今度もサーバーで‥」
「ぬかせ! 」
苦笑いする相崎。
「‥ハンデ」
じっと相崎みて、無理に要求を通そうとする強気な四朗
「絶対嫌だね! 」
目が全然笑ってない相崎。
「相生君って案外面白い奴だったんだな! 」
池谷がその二人のやり取りに爆笑する。
「なんか可愛い~」
と、女子の皆さん。
その意見全く同感です、って頷く田中。「そうそう。四朗君ってなんか可愛いとこあるよね」この頃、四朗に対する親近感半端ない。
「さっさと試合を終わらせろ~」
テニス部員の声は‥恨みがましく低い。
「で、やっぱり今回も俺の勝ち☆ しんちゃん、サーブ以外にも練習してこなきゃだよ」
勝ったことで、相崎の機嫌はすこぶるいい。
女子に囲まれて、機嫌は更にMAXだ。
四朗は女子から差し出されたタオルを笑顔で断りながらコートから出て行く。それをゆったりと追いかけながら
「相変わらずつれないなあ。しんちゃんは」
相崎は、呆れ顔を作って見せる。(勿論その間も女子に愛想を振りまくことは止めない)
「モテたいとか、ないの? 」
首を傾げる相崎。
「ない」
即答する四朗。
「四朗、お前はロボットか? 」
珍しく、「しんちゃん」では無く「四朗」と呼んで相崎がちょっと真剣な顔を作った。
「相生らしくないぞ」
またそれか。
四朗がうんざりした顔をすると‥
「四朗。まだ学校にいたのか? 遅れるぞ」
後方から聞こえた、低いけどよく通る声。
四朗は仏頂面したもう一人の幼馴染の声に、「天の助け! 」とばかり顔を輝かせて踵を返すと、相崎に軽く手を振って「またな」とだけ言って別れた。
「逃げたな」
苦笑いする相崎。
「四朗様、相馬君が来て嬉しそうだったわね」
「やっぱりあの噂」
きゃー! でも、四朗様なら全然あり~!
「あの噂」つまり、四朗と武生がボーイズラブ♡っていう「噂」。事実無根なただの噂。本人たちに真偽を確かめたわけではもちろんない‥どころか、本人たちにはバレないように裏でコッソリ流されてる噂なんだ。
ってか、誰もそれを信じてるわけでは無い。
噂って言うか‥、妄想だね。
そうだったら面白い。そういう「噂」なら「許せる」。でも、リアルに特定の女子の名前が出て来るのは、嫌。
楽しそうに無責任なことを言い合う女の子たち。
「止めてやって‥」
眉をきゅっと寄せて、四朗を庇う幼馴染想いな「優しい」相崎。
だけど勿論
あはは! 武生としんちゃんが! ‥有り得な過ぎてウケるんですけど~!
こころの中では大爆笑だ☆
‥言ってろ。
そんな会話を耳の端に聞きながら
「あ、武生。先行っててくれない? 汗だくになったから、服換えていく」
四朗は、目の前の武生に教室に戻ることを伝える。
そもそも、体操服で帰るとかない。教室に鞄も置いてあるし。
「ん」
武生が足も止めずに不愛想に頷く。
「何、これから道場? 」
ひょこりと女子の後ろから顔を出し、相崎が叫ぶように聞く。
「ああ」
それに腕をあげて答えると、四朗は一人で教室に向かった。
‥また負けたか。
負けず嫌いの四朗だ。悔しくないわけはなかった。
しかしそれよりも。
‥さっき、なんかの感覚がつかめそうだった。
その事の方が気になった。
何か‥相崎の息というかが伝わってきて‥あれか、西遠寺の鏡の秘術。あの息遣いごと、全部映して、そのまま‥相手に合わせる。合わせるっていうか‥鏡に映るみたいにそっくりそのまま「映す」。
呼吸‥動き‥シンクロさせる‥。
もう少しで分かりそうなんだけど‥
「ん。携帯‥」
教室に戻ると、鞄の中で携帯が微かに光っているのが見えた。
着信あり。
「誰だろ‥」
発信者をみて、思わず目を見張る
「え? 桜‥母さん? 」
会場にはどこで聞きつけたか、黒山の人盛りです。
コートを一面貸したテニス部は、迷惑そうに
「こっちのコートには入るな。踏むな」
と野次馬相手に声を張り上げている。
「テニス部に迷惑だから、たったと終わらせよう」
にこっと野次馬(女子)に愛想を振りまいて‥自信満々な相崎は、今回もやっぱり負ける気はしない様だ(つまり余裕子いてるってこと! )
「ああ」
うんざりとした顔の四朗は「じゃあなんで、もう一回させられるのだ」という顔だ。特訓はしたが、リベンジを申し込んだのは、別に四朗ではない。
あれだ。試験で間違えたところは当たり前にやり直す。だけど、再試験してくれって言わないのと一緒。
今度同じことがあった時、同じ失敗をしなければいいだけの話なのだ。
なのに、
「しんちゃん、再試合を受けてもいいよ。いや、受けてあげるよ」
相崎が勝手に決めたんだ。
‥どうでもいいことなのに。そもそも、学校でする必要なくない? レンタルしたらいいじゃないか。四朗がそう反論すると
「そんなの、何が面白いのさ」
って呆れ顔された。
観客=女子がいないでしょ、って話らしい。‥俺はほんとそんなのどうでもいいんですけど!?
四朗は、怒り半分呆れ半分でため息をついた。
‥モテたいからって、そこまでするかね‥。
「さすがにこんなに観客がいる中でまた負けるのはいい気がしないな」
ため息交じりに四朗が言うと、
「おやおやご謙遜を」
相崎がにやりと笑った。機嫌が頗る良さそうだ。
で、今のこの状態に至ったわけだ。
「先に‥。俺サーバーでいい? 」
四朗が相崎の返事を待たずに、サーブを打つためにライン際に行き、ボールを手に取る。
「おい‥。って、仕方ないな」
ツッコミを入れようとした相崎は、苦笑いして承諾した。
あくまで、ハンデだ。(俺は心が広いからね! )
相崎も、サービスコートで構える。
試合開始の合図共に、四朗の速いサービスが、サービスコートに入る。サービスエースだ。
「は‥? 」
相崎が息を飲む。
驚いた。‥完全に油断していた。
ボールが自分の横を通り過ぎるのをただ見送ってしまった。
「‥‥」
苦笑いして、髪をかき上げた相崎に、四朗がにっと笑い、
「‥見たか。全国大会出場・相生博史直伝の「地獄サービス」だ‥」
‥こころなしドヤ顔でそう言った。
だせぇネーミングだな、おい。
その表情と、台詞にドン引きだ‥。
相崎の顔が引きつる。
「何、ひろくんに特訓して貰ったの」
呆れ顔で言った相崎に、四朗が無言でにやりと笑った。
幼馴染だ、勿論相崎は四朗の弟である博史にも面識があって、「ひろくん」と呼んでいた(博史は不満そうなのだが。博史はちょっと「お堅い」ところがあって軟派な相崎のことが理解できないんだ)
しかし、いくら博史が全国大会出場の名プレーヤーといえど、この時間で四朗の特訓が終わるわけがない。この時間だったらせいぜい‥
「‥もしかして、サーブだけ? 」
‥サーブを特訓するくらいだ。
探りを入れて来る相崎に四朗は表情も変えない。
「ご想像にお任せします」
ふふっと笑って余裕な表情だ。
‥否定しないってことは、図星か。
「じゃあ、勝ったな! 」
にやりと笑って煽る相崎に、四朗はまたにやり。
結果、あのサーブあのサーブでその試合をサービスキープする。
武生曰く胡散臭い笑いを浮かべる四朗
「今度もサーバーで‥」
「ぬかせ! 」
苦笑いする相崎。
「‥ハンデ」
じっと相崎みて、無理に要求を通そうとする強気な四朗
「絶対嫌だね! 」
目が全然笑ってない相崎。
「相生君って案外面白い奴だったんだな! 」
池谷がその二人のやり取りに爆笑する。
「なんか可愛い~」
と、女子の皆さん。
その意見全く同感です、って頷く田中。「そうそう。四朗君ってなんか可愛いとこあるよね」この頃、四朗に対する親近感半端ない。
「さっさと試合を終わらせろ~」
テニス部員の声は‥恨みがましく低い。
「で、やっぱり今回も俺の勝ち☆ しんちゃん、サーブ以外にも練習してこなきゃだよ」
勝ったことで、相崎の機嫌はすこぶるいい。
女子に囲まれて、機嫌は更にMAXだ。
四朗は女子から差し出されたタオルを笑顔で断りながらコートから出て行く。それをゆったりと追いかけながら
「相変わらずつれないなあ。しんちゃんは」
相崎は、呆れ顔を作って見せる。(勿論その間も女子に愛想を振りまくことは止めない)
「モテたいとか、ないの? 」
首を傾げる相崎。
「ない」
即答する四朗。
「四朗、お前はロボットか? 」
珍しく、「しんちゃん」では無く「四朗」と呼んで相崎がちょっと真剣な顔を作った。
「相生らしくないぞ」
またそれか。
四朗がうんざりした顔をすると‥
「四朗。まだ学校にいたのか? 遅れるぞ」
後方から聞こえた、低いけどよく通る声。
四朗は仏頂面したもう一人の幼馴染の声に、「天の助け! 」とばかり顔を輝かせて踵を返すと、相崎に軽く手を振って「またな」とだけ言って別れた。
「逃げたな」
苦笑いする相崎。
「四朗様、相馬君が来て嬉しそうだったわね」
「やっぱりあの噂」
きゃー! でも、四朗様なら全然あり~!
「あの噂」つまり、四朗と武生がボーイズラブ♡っていう「噂」。事実無根なただの噂。本人たちに真偽を確かめたわけではもちろんない‥どころか、本人たちにはバレないように裏でコッソリ流されてる噂なんだ。
ってか、誰もそれを信じてるわけでは無い。
噂って言うか‥、妄想だね。
そうだったら面白い。そういう「噂」なら「許せる」。でも、リアルに特定の女子の名前が出て来るのは、嫌。
楽しそうに無責任なことを言い合う女の子たち。
「止めてやって‥」
眉をきゅっと寄せて、四朗を庇う幼馴染想いな「優しい」相崎。
だけど勿論
あはは! 武生としんちゃんが! ‥有り得な過ぎてウケるんですけど~!
こころの中では大爆笑だ☆
‥言ってろ。
そんな会話を耳の端に聞きながら
「あ、武生。先行っててくれない? 汗だくになったから、服換えていく」
四朗は、目の前の武生に教室に戻ることを伝える。
そもそも、体操服で帰るとかない。教室に鞄も置いてあるし。
「ん」
武生が足も止めずに不愛想に頷く。
「何、これから道場? 」
ひょこりと女子の後ろから顔を出し、相崎が叫ぶように聞く。
「ああ」
それに腕をあげて答えると、四朗は一人で教室に向かった。
‥また負けたか。
負けず嫌いの四朗だ。悔しくないわけはなかった。
しかしそれよりも。
‥さっき、なんかの感覚がつかめそうだった。
その事の方が気になった。
何か‥相崎の息というかが伝わってきて‥あれか、西遠寺の鏡の秘術。あの息遣いごと、全部映して、そのまま‥相手に合わせる。合わせるっていうか‥鏡に映るみたいにそっくりそのまま「映す」。
呼吸‥動き‥シンクロさせる‥。
もう少しで分かりそうなんだけど‥
「ん。携帯‥」
教室に戻ると、鞄の中で携帯が微かに光っているのが見えた。
着信あり。
「誰だろ‥」
発信者をみて、思わず目を見張る
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