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「いいですか、リリア。貴女の最大の欠点は、『反射的に謝ること』です」
チューナのよろず相談所、応接室。
黒板(ジョセフがどこかから調達してきた)の前で、私は指示棒をパンと叩いた。
生徒席には、真剣な眼差しでペンを握るリリア様がいる。
「殿下が『茶がぬるい』と文句を言った時、貴女はどう答えますか?」
「えっと……『申し訳ありません、すぐに淹れ直します!』って……」
「0点です」
私は即答した。
リリア様がビクッとする。
「ええっ!? でも、悪いのは私ですし……」
「いいえ。お茶がぬるくなったのは、殿下が書類も読まずに無駄話をしていた時間の経過による物理現象です。貴女の過失ではありません」
私は黒板に『事実と感情の分離』と大きく書いた。
「貴女が謝ることで、殿下は『自分が正しい』『リリアが悪い』と誤学習します。そして次からはもっと理不尽な要求をするようになる。これが『モンスタークレーマー育成のメカニズム』です」
「モンスター……クレーマー……?」
「『理不尽な要求をする困ったお客様』のことです。今日から殿下を婚約者だと思ってはいけません。『手のかかる取引先』だと認識なさい」
リリア様はポカンとしていたが、やがてゴクリと唾を飲み込んだ。
「取引先……」
「そうです。では、正解を教えます。次に文句を言われたら、こう返しなさい。『現在は適温から外れておりますね。淹れ直すには十分かかりますが、お待ちいただけますか? それともこのまま召し上がりますか?』……さあ、復唱!」
「げ、現在は適温から……えっと、お待ちいただけますか!?」
「声が小さい! もっと腹から声を出す! 謝罪の言葉は一切口にしない! 貴女は悪くないのだから堂々とする!」
「は、はいっ! お待ちいただけますかぁぁっ!!」
「よろしい。その調子です」
私は満足げに頷いた。
この数日、私はリリア様に徹底的な意識改革(洗脳とも言う)を行っていた。
彼女は元々、素直で吸収が早い。
私の教えをスポンジのように吸い込み、メキメキと「事務的思考」を身につけつつある。
「次に、書類の整理術です。殿下は長文を読みません。三行以上あると脳がシャットダウンします」
「はい、その通りです……。『文字が多すぎて目が滑る』って……」
「なので、貴女が要約するのです。全ての案件を『結論』『理由』『承認の可否』の三点だけに絞りなさい。そして判断を迫るのです。『イエスかノーか、今ここで決めてください』と」
「そ、そんな強く言ってもいいんでしょうか……?」
「いいんです。あの人は優柔不断なので、誰かに決断を迫られるのを待っています。強気に出た方が、かえって安心する生き物なのです」
私はニヤリと笑った。
「さあ、本日の講義はここまで。城に戻って実践です。今日の課題は『殿下を一度も謝らずに黙らせること』。出来ますか?」
リリア様は一瞬不安そうな顔をしたが、自分の頬をパンと叩いた。
「やります! 私、もう泣いてばかりの毎日は嫌ですから!」
◇
その日の午後。王宮の執務室。
アレクシス殿下は、山積みの書類を前にイライラと貧乏ゆすりをしていた。
「あー、もう! なんだこれは! 財務大臣の報告書はいつも回りくどいんだよ! 『善処する』とか『検討する』とか、結局どっちなんだ!」
殿下は書類を放り投げた。
バサバサと紙が散らばる。
以前のリリアなら、ここで「あわわ、殿下、落ち着いてください……」とオロオロしながら紙を拾い集め、八つ当たりされていた場面だ。
だが、今日のリリアは違った。
彼女は無言で床の書類を拾うと、綺麗に揃えて机に戻した。
そして、懐から一枚のメモを取り出し、殿下の目の前に突きつけた。
「リ、リリア?」
殿下が面食らった顔をする。
「殿下。財務大臣の報告書の要点は、そのメモにまとめておきました」
「え?」
殿下がメモを見る。そこには箇条書きでこう書かれていた。
『1.予算が足りません』
『2.無駄遣いを減らさないと破産します』
『3.この予算案にサインしないと、来月の夜会は中止です』
シンプルかつ、暴力的(チューナ監修)な要約だ。
「な、なんだこれは……極端すぎるだろう!」
「ですが事実です。殿下、サインをなさいますか? それとも夜会を中止にして、貴族たちからの批判を浴びますか? 二つに一つです」
リリアの声は震えていなかった。
背筋を伸ばし、真っ直ぐに殿下を見つめている。
「え、いや、それは……夜会中止は困るが……」
「では、サインをお願いします。ここです」
リリアはペンを差し出した。
迷う隙を与えない、流れるような動作。
殿下は気圧されたようにペンを受け取り、言われるがままにサインをした。
「あ、ああ……これでいいのか?」
「はい、結構です。ありがとうございます」
リリアは書類を回収すると、テキパキと分類箱に入れた。
「次は近衛騎士団からの備品購入申請です。こちらは緊急性が高いので、即決をお願いします」
「ちょ、ちょっと待てリリア。なんか今日のお前、変じゃないか?」
殿下がようやく違和感に気づき、訝しげな目を向けた。
「いつもなら『殿下のご機嫌はいかがですか?』とか『お疲れではないですか?』とか聞いてくるのに。なんだその、事務的な態度は」
「……」
リリアは一瞬、言葉に詰まった。
今までの彼女なら、「ごめんなさい、生意気でしたよね」と謝っていただろう。
だが、脳裏に師匠(チューナ)の言葉が蘇る。
『謝ったら負けです。質問には質問で返しなさい』
リリアは深呼吸をし、にっこりと微笑んだ。
「変とは、具体的にどの部分でしょうか? 業務を円滑に進めるためのサポートにご不満がおありですか?」
「い、いや、不満というか……可愛げがないというか……」
「可愛げで公務は回りません。殿下が求めているのは『愛玩人形』ですか? それとも『有能なパートナー』ですか?」
「うっ……」
殿下が言葉を失う。
「私は殿下をお支えしたいのです。そのためには、泣いている暇などありませんから」
リリアはキッパリと言い放った。
その瞳には、以前のような依存心はなく、ある種の覚悟が宿っていた。
殿下はポカンと口を開け、まじまじとリリアを見つめた。
そして、ボソリと呟いた。
「……なんか、チューナに似てきたな」
「光栄です!」
リリアは今日一番の笑顔で即答した。
「褒め言葉として受け取っておきます。さあ、次は陳情書の確認ですよ。休憩時間はその後です!」
「は、はい……」
殿下は完全に主導権を奪われていた。
リリアの変貌に戸惑いながらも、なぜか書類仕事がサクサク進むことに、彼自身も心地よさを感じ始めていたのだ。
(すごい……! 本当に、殿下が大人しくなったわ!)
リリアは心の中でガッツポーズをした。
師匠の教えは絶対だ。
謝らないだけで、感情を切り離すだけで、こんなに心が楽になるなんて。
(もっと学びたい。もっと強くなりたい!)
リリアの中で、何かが完全に目覚めた瞬間だった。
その日の夕方。
『チューナのよろず相談所』に、大量の高級菓子折りを持ったリリアが現れた。
「師匠! やりました! 殿下が私の言うことを聞きました!」
「おや、成果が出たようですね」
「はい! もう快感です! 仕事を捌くのがこんなに楽しいなんて!」
目をキラキラさせて報告するリリアを見て、私は確信した。
彼女には才能がある。
「悪役令嬢」の素質が。
「よくやりました、リリア。ですが、これはまだ初歩の初歩。次は『殿下のスケジュール管理』と『不要な面会の断り方』を教えます」
「はいっ! お願いします!」
こうして、王宮の中に私の「分身」とも言える最強の秘書官が誕生した。
これにより、王宮の業務は劇的に改善される……はずだったのだが。
事態はそう単純には進まない。
リリアが有能になればなるほど、殿下の「チューナへの未練(というか、チューナの影をリリアに見ている)」が強まるという、厄介な副作用が発生しつつあったのだ。
そして、そんな私の元に、今度は予想外の「招待状」が届くことになる。
チューナのよろず相談所、応接室。
黒板(ジョセフがどこかから調達してきた)の前で、私は指示棒をパンと叩いた。
生徒席には、真剣な眼差しでペンを握るリリア様がいる。
「殿下が『茶がぬるい』と文句を言った時、貴女はどう答えますか?」
「えっと……『申し訳ありません、すぐに淹れ直します!』って……」
「0点です」
私は即答した。
リリア様がビクッとする。
「ええっ!? でも、悪いのは私ですし……」
「いいえ。お茶がぬるくなったのは、殿下が書類も読まずに無駄話をしていた時間の経過による物理現象です。貴女の過失ではありません」
私は黒板に『事実と感情の分離』と大きく書いた。
「貴女が謝ることで、殿下は『自分が正しい』『リリアが悪い』と誤学習します。そして次からはもっと理不尽な要求をするようになる。これが『モンスタークレーマー育成のメカニズム』です」
「モンスター……クレーマー……?」
「『理不尽な要求をする困ったお客様』のことです。今日から殿下を婚約者だと思ってはいけません。『手のかかる取引先』だと認識なさい」
リリア様はポカンとしていたが、やがてゴクリと唾を飲み込んだ。
「取引先……」
「そうです。では、正解を教えます。次に文句を言われたら、こう返しなさい。『現在は適温から外れておりますね。淹れ直すには十分かかりますが、お待ちいただけますか? それともこのまま召し上がりますか?』……さあ、復唱!」
「げ、現在は適温から……えっと、お待ちいただけますか!?」
「声が小さい! もっと腹から声を出す! 謝罪の言葉は一切口にしない! 貴女は悪くないのだから堂々とする!」
「は、はいっ! お待ちいただけますかぁぁっ!!」
「よろしい。その調子です」
私は満足げに頷いた。
この数日、私はリリア様に徹底的な意識改革(洗脳とも言う)を行っていた。
彼女は元々、素直で吸収が早い。
私の教えをスポンジのように吸い込み、メキメキと「事務的思考」を身につけつつある。
「次に、書類の整理術です。殿下は長文を読みません。三行以上あると脳がシャットダウンします」
「はい、その通りです……。『文字が多すぎて目が滑る』って……」
「なので、貴女が要約するのです。全ての案件を『結論』『理由』『承認の可否』の三点だけに絞りなさい。そして判断を迫るのです。『イエスかノーか、今ここで決めてください』と」
「そ、そんな強く言ってもいいんでしょうか……?」
「いいんです。あの人は優柔不断なので、誰かに決断を迫られるのを待っています。強気に出た方が、かえって安心する生き物なのです」
私はニヤリと笑った。
「さあ、本日の講義はここまで。城に戻って実践です。今日の課題は『殿下を一度も謝らずに黙らせること』。出来ますか?」
リリア様は一瞬不安そうな顔をしたが、自分の頬をパンと叩いた。
「やります! 私、もう泣いてばかりの毎日は嫌ですから!」
◇
その日の午後。王宮の執務室。
アレクシス殿下は、山積みの書類を前にイライラと貧乏ゆすりをしていた。
「あー、もう! なんだこれは! 財務大臣の報告書はいつも回りくどいんだよ! 『善処する』とか『検討する』とか、結局どっちなんだ!」
殿下は書類を放り投げた。
バサバサと紙が散らばる。
以前のリリアなら、ここで「あわわ、殿下、落ち着いてください……」とオロオロしながら紙を拾い集め、八つ当たりされていた場面だ。
だが、今日のリリアは違った。
彼女は無言で床の書類を拾うと、綺麗に揃えて机に戻した。
そして、懐から一枚のメモを取り出し、殿下の目の前に突きつけた。
「リ、リリア?」
殿下が面食らった顔をする。
「殿下。財務大臣の報告書の要点は、そのメモにまとめておきました」
「え?」
殿下がメモを見る。そこには箇条書きでこう書かれていた。
『1.予算が足りません』
『2.無駄遣いを減らさないと破産します』
『3.この予算案にサインしないと、来月の夜会は中止です』
シンプルかつ、暴力的(チューナ監修)な要約だ。
「な、なんだこれは……極端すぎるだろう!」
「ですが事実です。殿下、サインをなさいますか? それとも夜会を中止にして、貴族たちからの批判を浴びますか? 二つに一つです」
リリアの声は震えていなかった。
背筋を伸ばし、真っ直ぐに殿下を見つめている。
「え、いや、それは……夜会中止は困るが……」
「では、サインをお願いします。ここです」
リリアはペンを差し出した。
迷う隙を与えない、流れるような動作。
殿下は気圧されたようにペンを受け取り、言われるがままにサインをした。
「あ、ああ……これでいいのか?」
「はい、結構です。ありがとうございます」
リリアは書類を回収すると、テキパキと分類箱に入れた。
「次は近衛騎士団からの備品購入申請です。こちらは緊急性が高いので、即決をお願いします」
「ちょ、ちょっと待てリリア。なんか今日のお前、変じゃないか?」
殿下がようやく違和感に気づき、訝しげな目を向けた。
「いつもなら『殿下のご機嫌はいかがですか?』とか『お疲れではないですか?』とか聞いてくるのに。なんだその、事務的な態度は」
「……」
リリアは一瞬、言葉に詰まった。
今までの彼女なら、「ごめんなさい、生意気でしたよね」と謝っていただろう。
だが、脳裏に師匠(チューナ)の言葉が蘇る。
『謝ったら負けです。質問には質問で返しなさい』
リリアは深呼吸をし、にっこりと微笑んだ。
「変とは、具体的にどの部分でしょうか? 業務を円滑に進めるためのサポートにご不満がおありですか?」
「い、いや、不満というか……可愛げがないというか……」
「可愛げで公務は回りません。殿下が求めているのは『愛玩人形』ですか? それとも『有能なパートナー』ですか?」
「うっ……」
殿下が言葉を失う。
「私は殿下をお支えしたいのです。そのためには、泣いている暇などありませんから」
リリアはキッパリと言い放った。
その瞳には、以前のような依存心はなく、ある種の覚悟が宿っていた。
殿下はポカンと口を開け、まじまじとリリアを見つめた。
そして、ボソリと呟いた。
「……なんか、チューナに似てきたな」
「光栄です!」
リリアは今日一番の笑顔で即答した。
「褒め言葉として受け取っておきます。さあ、次は陳情書の確認ですよ。休憩時間はその後です!」
「は、はい……」
殿下は完全に主導権を奪われていた。
リリアの変貌に戸惑いながらも、なぜか書類仕事がサクサク進むことに、彼自身も心地よさを感じ始めていたのだ。
(すごい……! 本当に、殿下が大人しくなったわ!)
リリアは心の中でガッツポーズをした。
師匠の教えは絶対だ。
謝らないだけで、感情を切り離すだけで、こんなに心が楽になるなんて。
(もっと学びたい。もっと強くなりたい!)
リリアの中で、何かが完全に目覚めた瞬間だった。
その日の夕方。
『チューナのよろず相談所』に、大量の高級菓子折りを持ったリリアが現れた。
「師匠! やりました! 殿下が私の言うことを聞きました!」
「おや、成果が出たようですね」
「はい! もう快感です! 仕事を捌くのがこんなに楽しいなんて!」
目をキラキラさせて報告するリリアを見て、私は確信した。
彼女には才能がある。
「悪役令嬢」の素質が。
「よくやりました、リリア。ですが、これはまだ初歩の初歩。次は『殿下のスケジュール管理』と『不要な面会の断り方』を教えます」
「はいっ! お願いします!」
こうして、王宮の中に私の「分身」とも言える最強の秘書官が誕生した。
これにより、王宮の業務は劇的に改善される……はずだったのだが。
事態はそう単純には進まない。
リリアが有能になればなるほど、殿下の「チューナへの未練(というか、チューナの影をリリアに見ている)」が強まるという、厄介な副作用が発生しつつあったのだ。
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