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4/5(日) 高専を選んだ理由
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私は高専生である。
なぜ高専を選んだのか?と今日知り合いの教育ママに聞かれた。
高等専門学校(略して高専)とは後期中等教育段階を有する5年制の高等教育機関である。主に中学校卒業程度を入学資格とし、修業年限5年間の課程のもと、主に工学・技術・商船系の専門教育を施すことによって、実践的技術者[注釈 1]を養成することを目的にした教育機関である。(Wikipedia一部抜粋)
私が高専の存在を知ったのは中学3年生。それまで聞いたこともなく、両親も知らなかった。そんな私が何故、高専に入ることとなったのか。
私は中学1年のときはそうでもなかったのだが、3年になるにつれ成績はどんどん上がっていき学年で上位10人の中には常に入っていた。先生からの印象もよく、内申だけであれば県内ならどこの高校でもいける程に。
そんな私は、進路相談の時には特に行きたい所がないのであればレベルに合った学校はどうかと言われた。つまりは進学校に行けということだ。しかし私は進学校には行きたくなかった。別に、行きたい高校があった訳では無いが、なんというか、レベルの高い高校に入って勉強してヒィヒィ課題をこなしてレベルの高い大学に入って、それから?それからはどうする?という感じだった。短い高校生活をそんな勉強と課題をこなすだけの時間にしたくなかったのだ。
その進学校の特徴は常に競争意識をもたせることで皆のレベルが上へ上へと上っていく所。そんな所じゃ、「ある程度出来ればそれでいい」で生きている私では息が詰まると思った。もっとレベルが低くてもいいから、楽しく自分に合った校風の学校がよかった。
しかし、他に行きたい学校はない。
その進学校には仲良い友人も行く予定だったし、先生、家族や親戚からも期待されていた。
でも、どうしても、その進学校には行きたくない。
行きたくないと思いながら家族や先生には相談などできず、私の中はモヤモヤでパンパンになって、夏休み前の三者面談の時に破裂した。
「私、その進学校には行きたくありません。もう、何処の学校にも行きたくないんです。」
母や先生に何故と問い詰められても理由なんて分からないし、答えようとしたら鼻の奥が痛くなって涙が出てきそうになった。そうなるともう、私はただ黙っているしかなかった。
私の発言はあっという間に広がって家族・親戚どころか最終的には近所の人まで知っていた。その人々に私は何故?と聞かれた。私は何故?と問われる度に、その人から自分が普通じゃないと私の考えを否定されているようで泣きたくなった。
そんなときに父が会社の人から(恐らく私の事を相談して)「高等専門学校」というものがあると教えてもらい、私に選択肢のひとつとして紹介してくれた。
調べてみると、そこを卒業すると短大を卒業したのと同じ扱いになるため就職できるとわかった。大きな特徴は就職の求人倍率の高さと校風が「自由」という所。
それから、オープンキャンパスに行ったり体験入学に参加したりして、この感じだと自分に合うと思い入学を決意した。
なぜ高専を選んだのか?と今日知り合いの教育ママに聞かれた。
高等専門学校(略して高専)とは後期中等教育段階を有する5年制の高等教育機関である。主に中学校卒業程度を入学資格とし、修業年限5年間の課程のもと、主に工学・技術・商船系の専門教育を施すことによって、実践的技術者[注釈 1]を養成することを目的にした教育機関である。(Wikipedia一部抜粋)
私が高専の存在を知ったのは中学3年生。それまで聞いたこともなく、両親も知らなかった。そんな私が何故、高専に入ることとなったのか。
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そんな私は、進路相談の時には特に行きたい所がないのであればレベルに合った学校はどうかと言われた。つまりは進学校に行けということだ。しかし私は進学校には行きたくなかった。別に、行きたい高校があった訳では無いが、なんというか、レベルの高い高校に入って勉強してヒィヒィ課題をこなしてレベルの高い大学に入って、それから?それからはどうする?という感じだった。短い高校生活をそんな勉強と課題をこなすだけの時間にしたくなかったのだ。
その進学校の特徴は常に競争意識をもたせることで皆のレベルが上へ上へと上っていく所。そんな所じゃ、「ある程度出来ればそれでいい」で生きている私では息が詰まると思った。もっとレベルが低くてもいいから、楽しく自分に合った校風の学校がよかった。
しかし、他に行きたい学校はない。
その進学校には仲良い友人も行く予定だったし、先生、家族や親戚からも期待されていた。
でも、どうしても、その進学校には行きたくない。
行きたくないと思いながら家族や先生には相談などできず、私の中はモヤモヤでパンパンになって、夏休み前の三者面談の時に破裂した。
「私、その進学校には行きたくありません。もう、何処の学校にも行きたくないんです。」
母や先生に何故と問い詰められても理由なんて分からないし、答えようとしたら鼻の奥が痛くなって涙が出てきそうになった。そうなるともう、私はただ黙っているしかなかった。
私の発言はあっという間に広がって家族・親戚どころか最終的には近所の人まで知っていた。その人々に私は何故?と聞かれた。私は何故?と問われる度に、その人から自分が普通じゃないと私の考えを否定されているようで泣きたくなった。
そんなときに父が会社の人から(恐らく私の事を相談して)「高等専門学校」というものがあると教えてもらい、私に選択肢のひとつとして紹介してくれた。
調べてみると、そこを卒業すると短大を卒業したのと同じ扱いになるため就職できるとわかった。大きな特徴は就職の求人倍率の高さと校風が「自由」という所。
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