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事件簿003 『五貫裁き』その1
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☆ 本編 登場人物 ☆<
2035年
木村タクヤ 34歳 宮崎地方裁判所 判事
真行寺サエ 25歳 宮崎地方裁判所 書記官
龍孔明 73歳 宮崎のぢぢぃ
A夫 45歳 農園2代目・B三の長男
B三 故人 農園主
C作 70歳 自然食レストラン社長
1735年
大岡越前守忠相 58歳 江戸町奉行(南町)
八五郎 30歳 無職
大家 65歳 八五郎の家の大家
徳力屋 55歳 質屋
---------------------------------------------------
「ふぁ~~~~~っ・・・
ぐっ!!ごぼっ!がほっ!うぇぇぇっ!!」
大あくびした口に突然飛び込んできた大量の苦い液体。
顔を真っ赤にしてむせながら怒鳴った。
「サエ!!てめぇなにしやがるっ!!」
「朝からすごーく臭いから、臭いの元にコレかけたのよ」
書記官サエが手にしている物を見たボクは、慌ててトイレに走った。
「おぇぇぇぇぇっっ!ぐぉぇぇぇぇぇぇぇっっ!!」
涙と鼻水とヨダレだらけの顔をしかめ、スプレー缶の『ゴキブリ一発昇天(超強力)』の文字と
サエの無表情な顔を思い出して、また便器に頭を突っ込んだ。
「あ・・あのやろー・・・ボクはゴキブリってかぁ!おぇぇぇっっ!」
なんとか一発昇天を免れたらしいボクは部屋に戻ってサエに詰め寄った。
「おまえ、これって立派な殺人未遂だぞ!訴えてやる!!」
「あら?」いかにも驚いた顔でサエが続けた。
「冤罪でご自分の仕事を増やされるおつもりかしら?」
「え、えんざい??」
ボクは咄嗟に意味がわからないまま、サエの手にあるスプレー缶を奪い取り、「ここに立派な証拠品が・・・・」と言いかけた時、ボクは朝からサエに弄ばれたことと、『えんざい』が冤罪のことだったことを理解した。
その缶には『口内細菌一発昇天』の文字。サエの手には『ごきぶり』のシール。
やられた・・・。
「仕事場にお酒の臭いをまき散らさないでよねー」
「・・・」
今度サエを一発昇天させてやる・・・。
まぁ今日は民事で、苦手な刑事じゃないし、大きな心で許してやるか。
「ゴキブリより臭いんだからー!」
・・・今日中に昇天させてやる!
2035年
木村タクヤ 34歳 宮崎地方裁判所 判事
真行寺サエ 25歳 宮崎地方裁判所 書記官
龍孔明 73歳 宮崎のぢぢぃ
A夫 45歳 農園2代目・B三の長男
B三 故人 農園主
C作 70歳 自然食レストラン社長
1735年
大岡越前守忠相 58歳 江戸町奉行(南町)
八五郎 30歳 無職
大家 65歳 八五郎の家の大家
徳力屋 55歳 質屋
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「ふぁ~~~~~っ・・・
ぐっ!!ごぼっ!がほっ!うぇぇぇっ!!」
大あくびした口に突然飛び込んできた大量の苦い液体。
顔を真っ赤にしてむせながら怒鳴った。
「サエ!!てめぇなにしやがるっ!!」
「朝からすごーく臭いから、臭いの元にコレかけたのよ」
書記官サエが手にしている物を見たボクは、慌ててトイレに走った。
「おぇぇぇぇぇっっ!ぐぉぇぇぇぇぇぇぇっっ!!」
涙と鼻水とヨダレだらけの顔をしかめ、スプレー缶の『ゴキブリ一発昇天(超強力)』の文字と
サエの無表情な顔を思い出して、また便器に頭を突っ込んだ。
「あ・・あのやろー・・・ボクはゴキブリってかぁ!おぇぇぇっっ!」
なんとか一発昇天を免れたらしいボクは部屋に戻ってサエに詰め寄った。
「おまえ、これって立派な殺人未遂だぞ!訴えてやる!!」
「あら?」いかにも驚いた顔でサエが続けた。
「冤罪でご自分の仕事を増やされるおつもりかしら?」
「え、えんざい??」
ボクは咄嗟に意味がわからないまま、サエの手にあるスプレー缶を奪い取り、「ここに立派な証拠品が・・・・」と言いかけた時、ボクは朝からサエに弄ばれたことと、『えんざい』が冤罪のことだったことを理解した。
その缶には『口内細菌一発昇天』の文字。サエの手には『ごきぶり』のシール。
やられた・・・。
「仕事場にお酒の臭いをまき散らさないでよねー」
「・・・」
今度サエを一発昇天させてやる・・・。
まぁ今日は民事で、苦手な刑事じゃないし、大きな心で許してやるか。
「ゴキブリより臭いんだからー!」
・・・今日中に昇天させてやる!
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