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100話、弟。
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姉ちゃんと一緒にシャワーを浴びて、たどたどしいままのフェラをしてもらったあと、挿入はしなかった。姉ちゃんの性欲が食欲に負けて、お腹をぐるぐると鳴らしたからだ。
ソレはソーセージじゃないし、フランクフルトでもアメリカンドッグでもない。食べちゃダメだよと笑っていたら、萎えてしまうよね、普通。あ、アメリカンドッグは言いすぎたかもしれないけど。
だから、いつも通り、ソファで姉ちゃんの髪を乾かして、おかずを温め直して、ようやく夕食の時間を楽しむことができた。
「んー! 美味しい!」
「まぁ、頑張りましたからね。マドカのために」
美味しいなら、良かった。
出し巻きを食べるときの姉ちゃんの笑顔が大好きだ。作って良かった、と思う。
居酒屋でバイトをするときに、「出し巻きをちゃんと作っていること」を条件として探したことが、今さらのように懐かしい。
美味しいものを、姉ちゃんに食べてもらいたかったんだよなぁ。
俺の行動はいつもそうだ。結局、姉ちゃんが中心になって動いている。
「でも、マドカがピルを飲んでいるのは、本当に気づかなかった……大丈夫だった?」
「産婦人科? 大丈夫だよ。怖くなかったよ。ついでに子宮頸がんの検査もしてもらったから、また結果を聞きに行かなきゃ」
姉ちゃんの行動力の源は、何なのだろうなぁ。俺と同じように、俺が中心になって動いているなら、嬉しいのだけれど。
姉ちゃんはぱくぱく食べて、お腹がいっぱいになったようだ。
「そういえば、カナからの紹介で、バーでバイトをしてみないか、って」
「バー、かぁ。お酒は好きだけど、詳しくはないからなぁ」
「料理ができる人がいいんだって」
「じゃあ、考えておくよ」
バーにはさすがに出し巻きはメニューとして出していないだろうから、メニューに加えてもいいなら、検討しよう。
今回食器を洗うのは姉ちゃんの役目らしい。俺は作る係だったようで、キッチンから締め出されてしまう。
けれど、こっそり戻って、鼻歌を歌いながら食器を洗っている姉ちゃんに近づいて、背後から胸を揉む。
「こら、ショウってば!」
「やっぱり、ブラがないほうが揉みやすくていいなぁ」
タンクトップに短パン姿の姉ちゃんに、欲情するな、と言うほうが無理な話で。
姉ちゃんは呆れているのか抵抗せずに、食器洗いに専念している。そういうところも好き。
「マドカ」
「んー?」
乳首をタンクトップの上から摘むと、姉ちゃんの腰がびくりと震える。ちょっとの刺激だけでぷっくりと立つのだから、余程気持ちいいのだろう。
背後から、耳元で囁いてあげる。
「俺、今夜はマドカを寝かさないから。覚悟しといて」
前は「いや、寝ます」と宣言され、実際、姉ちゃんは眠ってしまったのだけれど。
今夜は、どう?
「ショウ」
くるりと首だけで振り向いた姉ちゃんは、心底楽しそうな笑みを浮かべていた。
「今夜だけでいいの? 明後日も休みだよ、私」
――あぁ。
俺は、ずっと、姉ちゃんには敵わないんだろうな。
そうして、たぶん、期待を裏切られながら――刺激的な毎日を過ごすのだろう。
ずっと。
「マドカこそ。俺は明日から夏休みで、やっと好きな人を手に入れることができた、ヤリたい盛りのハタチの男だってこと、覚えておいてね」
笑い合って、キスをして。
愛し合って、生きていこう。
これからも、ずっと。
ソレはソーセージじゃないし、フランクフルトでもアメリカンドッグでもない。食べちゃダメだよと笑っていたら、萎えてしまうよね、普通。あ、アメリカンドッグは言いすぎたかもしれないけど。
だから、いつも通り、ソファで姉ちゃんの髪を乾かして、おかずを温め直して、ようやく夕食の時間を楽しむことができた。
「んー! 美味しい!」
「まぁ、頑張りましたからね。マドカのために」
美味しいなら、良かった。
出し巻きを食べるときの姉ちゃんの笑顔が大好きだ。作って良かった、と思う。
居酒屋でバイトをするときに、「出し巻きをちゃんと作っていること」を条件として探したことが、今さらのように懐かしい。
美味しいものを、姉ちゃんに食べてもらいたかったんだよなぁ。
俺の行動はいつもそうだ。結局、姉ちゃんが中心になって動いている。
「でも、マドカがピルを飲んでいるのは、本当に気づかなかった……大丈夫だった?」
「産婦人科? 大丈夫だよ。怖くなかったよ。ついでに子宮頸がんの検査もしてもらったから、また結果を聞きに行かなきゃ」
姉ちゃんの行動力の源は、何なのだろうなぁ。俺と同じように、俺が中心になって動いているなら、嬉しいのだけれど。
姉ちゃんはぱくぱく食べて、お腹がいっぱいになったようだ。
「そういえば、カナからの紹介で、バーでバイトをしてみないか、って」
「バー、かぁ。お酒は好きだけど、詳しくはないからなぁ」
「料理ができる人がいいんだって」
「じゃあ、考えておくよ」
バーにはさすがに出し巻きはメニューとして出していないだろうから、メニューに加えてもいいなら、検討しよう。
今回食器を洗うのは姉ちゃんの役目らしい。俺は作る係だったようで、キッチンから締め出されてしまう。
けれど、こっそり戻って、鼻歌を歌いながら食器を洗っている姉ちゃんに近づいて、背後から胸を揉む。
「こら、ショウってば!」
「やっぱり、ブラがないほうが揉みやすくていいなぁ」
タンクトップに短パン姿の姉ちゃんに、欲情するな、と言うほうが無理な話で。
姉ちゃんは呆れているのか抵抗せずに、食器洗いに専念している。そういうところも好き。
「マドカ」
「んー?」
乳首をタンクトップの上から摘むと、姉ちゃんの腰がびくりと震える。ちょっとの刺激だけでぷっくりと立つのだから、余程気持ちいいのだろう。
背後から、耳元で囁いてあげる。
「俺、今夜はマドカを寝かさないから。覚悟しといて」
前は「いや、寝ます」と宣言され、実際、姉ちゃんは眠ってしまったのだけれど。
今夜は、どう?
「ショウ」
くるりと首だけで振り向いた姉ちゃんは、心底楽しそうな笑みを浮かべていた。
「今夜だけでいいの? 明後日も休みだよ、私」
――あぁ。
俺は、ずっと、姉ちゃんには敵わないんだろうな。
そうして、たぶん、期待を裏切られながら――刺激的な毎日を過ごすのだろう。
ずっと。
「マドカこそ。俺は明日から夏休みで、やっと好きな人を手に入れることができた、ヤリたい盛りのハタチの男だってこと、覚えておいてね」
笑い合って、キスをして。
愛し合って、生きていこう。
これからも、ずっと。
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