10 / 64
第一章 冒険の始まり
カツボウノケッカ
しおりを挟む
「うぅ……えっ?」
少し……少しだけ、チビってしまった感覚はあったが、今は……この際、無視しておきたい。それよりも驚くのは、部屋の変化だ。
便器の形を模した、元々床や壁だった石がずらりと並ぶ。いや、石というより、むしろ彫刻と言った方がいいのかもしれない。
便器型の彫刻……なんだか嫌な響きだ。
「えっ、トイレ? えっ? はっ?」
たしかにトイレに対する渇望はあった。切実たる想いもあった。もしかしたら、愛情すら……は、抱いてないな、さすがに。
しかし、まさかこんなにも多くの便器が形作られるなど、誰が予想しようものか。いや、誰も予想などできない。というより、未だに何が起こってこうなったのかが分からない。
「っ!」
ひとまずは、引き続き尿意は我慢だ。……もう、少しは弛んだだろうなんて反論は受けつけない。
現状の確認のために大切なこと。それはおそらく、冷静さと、この場においては、冒険の書だろう。
と、いうわけで、俺は何も起こらないことを祈りつつ、少し離れた場所の便器の中(とはいえ、水も何も入っていないから清潔ではあるが)にあった冒険の書へ、ソロソロと手を伸ばす。ゆっくりと開くページ。そこには、すでにお馴染みになりつつある『冒険の書 一日目』から始まる表記があり、新たな文章の更新が行われていた。
『命令確認
称号効果発動
数、場所の指定なし
壁、および床はトイレを作成』
……そういえば、俺、『トイレくらい作ってくれよ』とか言ったような気がする。
称号効果というからには、きっと、あの『壁とお友達』とか、『床とお友達』といったふざけた名前の称号の効果ということなのだろう。たしかに安全地帯で行使できるようなことも、命令できるといった内容も書かれてはいたが、まさかこんなことになるなんて思いもしない。というより、あまりに現実離れした現象に、頭が痛くなる。
……よし、きっと、俺が思ってた以上に科学は発展してたんだ!世の中は広い。大きく発表されていないだけで、そんなこともあるのだろう。
科学で説明できるのか怪しい現象を目の当たりにはしていたが、そうやって納得していないと、俺の精神が持ちそうになかった。
何か悟りを開けるような気がしてきたところで、俺は周囲をよくよく観察する。
便器、便器、便器の便器畑ではあるものの、その形は少しずつ異なる。やたらと装飾されたものだったり、ぽっとん便所(?)とか呼ばれるような形だったり、洋式に和式、蓋が開いていたり閉じていたり……とにかく様々な便器が、壁と床から生えている。しかも、壁には光を発する苔が生えていたため、苔を纏った便器が生成されていた。
「形、数、場所の指定ができる……のか?」
確証があるのは、数と場所のみ。そして、その確証も、冒険の書にそれらしいことが書いてあったからという根拠だ。
試すのは……かなり怖い。が、やってみないことには分からないこともある。
「俺が座っている便器以外、全て元の床と壁に戻れ」
俺が座っているのは、ごく普通の洋式の便器だ。そして、そう命令した途端、それまであった便器だらけの光景が、波打ちながら元の床と壁に戻る。
「…………俺の座る便器を囲うように壁を設置しろ」
どうやら使える。そう思った俺は、そんな命令を下し、すぐに慌てることとなる。
壁が、どんどん迫ってきたのだ。
「わっ、ちょっ、そこでストップ! ストップー!!」
なぜか凄まじい速さで俺に迫ってきていた壁は、少し狭い個室くらいの広さで止まる。
……次からは、範囲も命令しなきゃいけないか?
自然と次を考えながら、俺は、そろそろ我慢の限界にきている尿意をここで発散することにした。
後で考えると、まだ見られている可能性があったにも関わらず、用を足していたことになるが……もう、仕方なかったと諦めるしかない。
その後の顛末は、結構散々だったかもしれない。まず、紙がないことに気づいて、何か代わりになるものがないかと探し、結局冒険の書を破ろうとしたが、なぜか破れないことが判明した。
そして、紙は諦めたものの、次に水が流せないことに気づいたため、『臭いものには蓋を』ということわざに倣って、言葉通りに便器型の彫刻に蓋をするよう命じ、その場をしのいだりもした。
また、個室に扉がなかったため、扉をつけてみたが、重すぎて開かなかったという経験もして、一つ、学んだことがある。
絶対、家に帰って快適な生活を送るぞっ!
家の中での生活がいかに恵まれていたか。俺は、この不測の事態で思い知ったのだ。
そんなこんなで、現在、俺は懸命に何かこの場所に関する手がかりがないか探していた。ちなみに、外に出るつもりはない。あんなモンスターがいる場所に、わざわざ飛び込もうだなんて思えない。
ただ、状況の進展は、今のところ皆無だ。
「この場所のことも、変な現象のことも、何も分からないまま、か……」
一番よく分かっていることは、外が危険という事実のみ…他は、あの称号のことは少し分かってきているが、まだ不確定なことが多い。
ぐぅぅう。
「腹……減ったな……」
出すものを出して、安心したところで、俺には大きな問題があった。食糧。水。生命活動を行う上で大切なそれらが、ここにはない。
ふと、あのスケルトンを倒したときに出現した乾パンが思い浮かぶが、食糧のために危険を冒し、あの恐怖をまた体験する気には、どうしてもなれなかった。俺はとりあえず頭を一つ振ると、その思考を打ち止めにする。
ダメだ。考えがまとまらない……。
しかし、かといって、こんな得体の知れない場所で眠る気にもなれない。一応、安全地帯とはされているものの、ここにあのモンスターが入ってこないとも限らない。
結局、その日、俺が眠ることはなかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
我ながら、随分とカオスな光景を生み出したものです。
実際の光景を想像したら、笑えますけどね。
そして、眠れなくなった柿村君……ドンマイっ。
少し……少しだけ、チビってしまった感覚はあったが、今は……この際、無視しておきたい。それよりも驚くのは、部屋の変化だ。
便器の形を模した、元々床や壁だった石がずらりと並ぶ。いや、石というより、むしろ彫刻と言った方がいいのかもしれない。
便器型の彫刻……なんだか嫌な響きだ。
「えっ、トイレ? えっ? はっ?」
たしかにトイレに対する渇望はあった。切実たる想いもあった。もしかしたら、愛情すら……は、抱いてないな、さすがに。
しかし、まさかこんなにも多くの便器が形作られるなど、誰が予想しようものか。いや、誰も予想などできない。というより、未だに何が起こってこうなったのかが分からない。
「っ!」
ひとまずは、引き続き尿意は我慢だ。……もう、少しは弛んだだろうなんて反論は受けつけない。
現状の確認のために大切なこと。それはおそらく、冷静さと、この場においては、冒険の書だろう。
と、いうわけで、俺は何も起こらないことを祈りつつ、少し離れた場所の便器の中(とはいえ、水も何も入っていないから清潔ではあるが)にあった冒険の書へ、ソロソロと手を伸ばす。ゆっくりと開くページ。そこには、すでにお馴染みになりつつある『冒険の書 一日目』から始まる表記があり、新たな文章の更新が行われていた。
『命令確認
称号効果発動
数、場所の指定なし
壁、および床はトイレを作成』
……そういえば、俺、『トイレくらい作ってくれよ』とか言ったような気がする。
称号効果というからには、きっと、あの『壁とお友達』とか、『床とお友達』といったふざけた名前の称号の効果ということなのだろう。たしかに安全地帯で行使できるようなことも、命令できるといった内容も書かれてはいたが、まさかこんなことになるなんて思いもしない。というより、あまりに現実離れした現象に、頭が痛くなる。
……よし、きっと、俺が思ってた以上に科学は発展してたんだ!世の中は広い。大きく発表されていないだけで、そんなこともあるのだろう。
科学で説明できるのか怪しい現象を目の当たりにはしていたが、そうやって納得していないと、俺の精神が持ちそうになかった。
何か悟りを開けるような気がしてきたところで、俺は周囲をよくよく観察する。
便器、便器、便器の便器畑ではあるものの、その形は少しずつ異なる。やたらと装飾されたものだったり、ぽっとん便所(?)とか呼ばれるような形だったり、洋式に和式、蓋が開いていたり閉じていたり……とにかく様々な便器が、壁と床から生えている。しかも、壁には光を発する苔が生えていたため、苔を纏った便器が生成されていた。
「形、数、場所の指定ができる……のか?」
確証があるのは、数と場所のみ。そして、その確証も、冒険の書にそれらしいことが書いてあったからという根拠だ。
試すのは……かなり怖い。が、やってみないことには分からないこともある。
「俺が座っている便器以外、全て元の床と壁に戻れ」
俺が座っているのは、ごく普通の洋式の便器だ。そして、そう命令した途端、それまであった便器だらけの光景が、波打ちながら元の床と壁に戻る。
「…………俺の座る便器を囲うように壁を設置しろ」
どうやら使える。そう思った俺は、そんな命令を下し、すぐに慌てることとなる。
壁が、どんどん迫ってきたのだ。
「わっ、ちょっ、そこでストップ! ストップー!!」
なぜか凄まじい速さで俺に迫ってきていた壁は、少し狭い個室くらいの広さで止まる。
……次からは、範囲も命令しなきゃいけないか?
自然と次を考えながら、俺は、そろそろ我慢の限界にきている尿意をここで発散することにした。
後で考えると、まだ見られている可能性があったにも関わらず、用を足していたことになるが……もう、仕方なかったと諦めるしかない。
その後の顛末は、結構散々だったかもしれない。まず、紙がないことに気づいて、何か代わりになるものがないかと探し、結局冒険の書を破ろうとしたが、なぜか破れないことが判明した。
そして、紙は諦めたものの、次に水が流せないことに気づいたため、『臭いものには蓋を』ということわざに倣って、言葉通りに便器型の彫刻に蓋をするよう命じ、その場をしのいだりもした。
また、個室に扉がなかったため、扉をつけてみたが、重すぎて開かなかったという経験もして、一つ、学んだことがある。
絶対、家に帰って快適な生活を送るぞっ!
家の中での生活がいかに恵まれていたか。俺は、この不測の事態で思い知ったのだ。
そんなこんなで、現在、俺は懸命に何かこの場所に関する手がかりがないか探していた。ちなみに、外に出るつもりはない。あんなモンスターがいる場所に、わざわざ飛び込もうだなんて思えない。
ただ、状況の進展は、今のところ皆無だ。
「この場所のことも、変な現象のことも、何も分からないまま、か……」
一番よく分かっていることは、外が危険という事実のみ…他は、あの称号のことは少し分かってきているが、まだ不確定なことが多い。
ぐぅぅう。
「腹……減ったな……」
出すものを出して、安心したところで、俺には大きな問題があった。食糧。水。生命活動を行う上で大切なそれらが、ここにはない。
ふと、あのスケルトンを倒したときに出現した乾パンが思い浮かぶが、食糧のために危険を冒し、あの恐怖をまた体験する気には、どうしてもなれなかった。俺はとりあえず頭を一つ振ると、その思考を打ち止めにする。
ダメだ。考えがまとまらない……。
しかし、かといって、こんな得体の知れない場所で眠る気にもなれない。一応、安全地帯とはされているものの、ここにあのモンスターが入ってこないとも限らない。
結局、その日、俺が眠ることはなかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
我ながら、随分とカオスな光景を生み出したものです。
実際の光景を想像したら、笑えますけどね。
そして、眠れなくなった柿村君……ドンマイっ。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
女子切腹同好会
しんいち
ホラー
どこにでもいるような平凡な女の子である新瀬有香は、学校説明会で出会った超絶美人生徒会長に憧れて私立の女子高に入学した。そこで彼女を待っていたのは、オゾマシイ運命。彼女も決して正常とは言えない思考に染まってゆき、流されていってしまう…。
はたして、彼女の行き着く先は・・・。
この話は、切腹場面等、流血を含む残酷シーンがあります。御注意ください。
また・・・。登場人物は、だれもかれも皆、イカレテいます。イカレタ者どものイカレタ話です。決して、マネしてはいけません。
マネしてはいけないのですが……。案外、あなたの近くにも、似たような話があるのかも。
世の中には、知らなくて良いコト…知ってはいけないコト…が、存在するのですよ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる